コンタクトレンズユーザーが充血を気にして来院されることがあります。

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Optician誌 2009年10月号の記事では、



片眼に酸素の透過性の悪い従来のワンデーコンタクト、片眼に酸素透過性の良いシリコーンハイドロゲル性のワンデートゥルーアイ(酸素透過率118)をつけて8時間後に両眼の充血の程度を比較しました。




装用開始8時間後の充血の程度は明らかに酸素透過性の悪いコンタクトは眼球の周囲に充血が生じたものの、酸素透過性の良いコンタクトはほとんど充血が生じなかったとのことです。


充血にはいろいろな原因がありますが、角膜の酸素欠乏も原因の一つです。

その酸素欠乏による充血のメカニズムは



  ●角膜酸素欠乏⇒ ●酸素を供給するため眼球周囲の結膜の血管が拡張⇒ ●充血  


充血の原因となっている酸素欠乏を解消するため、充血が気になる方は酸素透過性の良いシリコーン系のコンタクトに変えられることをお勧めいたします。
シリコーンハイドロゲルの酸素透過性


逆に、酸素透過性の悪いカラコンなどの色つきレンズは逆に充血しやすいレンズということです。
カラコンの酸素透過性




またコンタクトレンズ用の人工涙液の目薬を頻繁に入れることでも酸素欠乏は解消できます。
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しかし、同じ目薬でも市販されている充血取りの目薬には血管収斂剤が混入されいるものが多く、続けると目薬を辞めた時に充血がさらに強くなることがあり要注意です。
血管収斂剤入りの目薬の注意事項)。


また充血は慢性化すると治らなくなってしまうので、充血の生じたときにすぐに対策を取らなければなりません。慢性の結膜充血


またさらに酸素欠乏が進行すると血管が角膜に入ってくるので、大変なことになります。

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