ときどき、視力が低下しているのにメガネをかけず、

毎年のように学校検診の視力検査で異常を指摘され来院される方がいらっしゃいます。


さらに多くの場合、それらの子供さんは年々近視は進行しており、


ますます学校は困ってきているはずです。


「もうそろそろメガネが必要と思いますよ」

と言っても、


「僕は学校では黒板の文字は見えているもん」


と言って拒否されます。


嫌がる子供にメガネをかけさせる方法はこちら



保護者の方も、不自由のないのだったらと子供のことを信用してメガネを作る気にならないようです。



なかなかメガネを作ってくれない理由には、


自分がメガネをかけ始めてから急に近視が進行したから、


『メガネをかけ始めると近視が進行する』


と信じているからだと思います。


「自分と同じことを子供にさせたくない」

という気持ちがあるのでしょう。



しかし、実はこれは迷信で,


最近の研究から、近視があれば早いうちにメガネをかけて近視を矯正してあげた方が近視は進行しにくいとことが実証されているのです。



さらに、メガネを処方するときに


「弱い目でお願いします」


と言われることがありますが、


完全に近視を矯正したメガネに比べ、弱い目に合わせたメガネのほうが0.15D近視が進行したことが報告されています(メガネの1段階は0.25D)。



0.1や0.2で黒板の字が見えていると言っているのは、ずっと見えていない生活に慣れてしまって不自由がなくなってしまったからで、

メガネをかけ始めてから目が悪くなったと思っているのは、

遺伝的な要因では、近視の遺伝子が目覚めるとしばらくその親の近視まで進行し続けるために、

まるでメガネをかけたことが近視の進行した原因と勘違いしているものと思います。

(近視の遺伝についてはこちら)


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