ある日のこと、目の充血が治らないと受診されました。

lash

この写真のように、たしかに充血しています。



よく聞いてみると

「まつげ美容液」を使っているとのこと。



一般的によく使われているまつげ美容液(商品名:ラティース、ルミガン、リバイタラッシュ)には、ビマトプロストという緑内障治療に使われている成分が使用されているのです。



この緑内障治療薬では、まつげの毛の抜ける時期を遅らせる作用もあることがわかり、まつげが長く伸びてしまうことが問題となっています。



まつげ美容液は、この副作用を逆手にとって販売されているのです。



しかし、このお薬を使っているとそれ以外の副作用が生じてきます。


それが、充血とまぶたの色素沈着なのです。



上の写真でもたしかに異様にまつげが伸びていますが、充血と色素沈着も生じてます。



この患者様にまつげ美容液をやめてもらい、炎症を抑える点眼をお出ししました。




2週間後の写真です。


lash2

治療前の写真と比べると、充血も瞼の色素沈着も少し改善しているように思われます。




さらにもっと影響が出てくるとこの写真のようにまぶたがへこんできたり、まぶたに毛が生えてくることもあり要注意です。

p3gキサラタン



さらに目に入ると角膜障害が生じることも報告されており、まつげの根本に塗るような美容液でもおかしいと思った時には眼科を受診されることをお勧めいたします。



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