●高校生の視力が急激に悪くなっている原因



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文部科学省が発表した平成25年の高校生の裸眼視力が1.0未満の割合は、65.8%と統計を取り始めてからの過去最悪の結果となり、下のグラフの通り、ここ数年、高校生の視力がものすごいスピードで低下していることを表しています。

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(文部科学省平成25年度学校保健統計調査より)




一方、 中学生(52.8%)、小学生(30.5%)と悪化傾向にあるものの過去最悪の結果ではありませんでした。



このように高校生だけが急激に視力の悪化しているは、我々眼科医の間ではスマートフォンが最大の原因ではないかと言われています。

(文科省の統計でも 高校生の視力が増加し始めた平成23年にiphone4sが販売され、スマホの普及率が急増したと言われています)




平成24年の内閣府の調査によると、


中学生の25%


高校生の60%



が 従来のガラケーではなく、スマホを使用し、この数年で急激にスマホを利用している学生が増加しているのです。







 ●なぜスマホは目に悪いのか?

その最大の理由はパソコンやタブレット端末と比べ画面が小さく、かなり近い距離での作業になりやすいことです。

近い距離で作業をするとその分、ピント合わせの筋肉に負担が出ています。


さらにそれだけではないのです。


ある調査では、スマホをしているユーザーの目を調べてみると、距離が近すぎて近くを見るときに眼球を内側に寄せる輻輳反応、瞳孔を小さくして見る瞳孔反応がすべて消失しているというのです。



できるだけ負担を軽減しようとするこれらの目の反応が、スマホの場合、距離が近すぎるために対応できなくなっているのです。


昔、寝ながら本を読むと目が悪くなりますよ

と言われていたのは、寝ながら本を読むと対象物までの距離が取れないからです。


スマホユーザーは同様の理由で、目に悪いことをしかも長時間にわたって行っているのです。


楽しくなるゲームやSNSなどはついつい時間を忘れてしまいがちになります。


長時間のスマホは目に悪いという認識を持って、休憩を入れるように注意してください。
 


それでは目の負担の少ないiPhoneはどのタイプ? 画面サイズから画面を見るのに必要な調節力を計算しました

子供のスマートフォン(スマホ)使用の問題点と危険性。視力や見え方への悪影響