ブルーベリーやルテインなど従来から言われている目によい食べ物がありますが、すべての食べ物を毎日取ることは不可能です。


そこで目の症状で困っている方はその人に合ったサプリメントをとりますが、緑内障については、カシスの成分が入ったサプリメントが良いといわれています。


ブルーベリー



その効果についてです。


井上眼科病院の井上賢治先生たちのグループは、眼圧が正常にもかかわらず緑内障になっている正常眼圧緑内障28名にカシスのサプリメント(カシス-i、明治)を1日1回3粒服用してもらい、2年間視野の進行具合を追跡調査しました。



その結果、視野検査の時に視野の欠損具合を評価するのによく用いられているMD値(全体の平均視野欠損)が


他の一般的なカシスを服用していない緑内障の視野が1年間に-0.34~-0.41dB低下するのに対し、


今回調査したカシスを服用している方の緑内障の視野は1年間に+0.80dB改善しているという結果でした。


一方、眼圧についてはカシス服用前と服用後では変化はしませんでしたが、視神経乳頭の血流が上がっていたことがわかりました。



以前から、たとえば睡眠時無呼吸症候群の方が緑内障になりやすい最低血圧が低い方が緑内障になりやすい、と言われているように、


眼球の視神経への血流が悪い人が緑内障になりやすいといわれています。



カシスはこの血流を上げる効果に優れ、緑内障の進行を抑制するようです。


さらに、この検査に参加された方へのアンケートで、目が疲れる、涙が出るという症状も改善されました。


これも血流を上げる効果によるものと思われます。


(井上賢治ほか:視野障害進行中の正常眼圧緑内障患者に対するカシスアントシアニンの視野障害進行抑制効果.あたらしい眼科33:1656-1661.2016 を参考に書きました)


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