高齢者の3人に一人が年に1度以上の転倒を経験していると言われています。


不慮の事故のうち24%が転倒により死亡しており、その数、平成25年度の転倒による死亡者7.766人は、交通事故による死亡者6.060人よりも多くなっており、窒息に次いで第2位です。


目を閉じて安全に歩くことは困難であるように、視力障害者ほど転倒の危険性が増え、失明原因の1位である緑内障の患者さんについては、正常者と比べてみると3倍転倒のリスクが高くなると言われています。


それは、緑内障になると視野が欠けてくるためで、下方の視野が狭いほど転倒のリスクがあります。


転倒する人とその要因を調べたデータでは、視力が悪い人ほど転倒する可能性が高く、下方視野障害が強い人ほど、女性ほど転倒した後に重症化しやすいという傾向がありました。
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転倒しなくても、もう一つ問題となってくるのが転倒恐怖症という精神的な問題です。

転倒するのではないかという恐怖心から、うつになったり、歩行時間が減少して体力の低下を引き起こしたり、正常な歩行姿勢ができなくなり健康を害してしまう状態です。

そうなることで、そのことで転倒や死亡の原因となり、こちらも大きな問題となっています。


 緑内障患者は3倍、転倒恐怖症による行動制限を持つ傾向があると言われています。


緑内障は死ぬ病気ではありませんが、転倒や転倒恐怖症により命を落とす危険性があり、緑内障が進行すればするほど、家族の支えが必要になります。


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