コンタクトレンズの使用で目の乾燥を訴えた患者さまには、薬局で人工涙液を買って使用することをお勧めしています。

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しかし、いくら人工涙液を使用しても少しも乾燥感が改善しないと訴える方もいらっしゃいます。

茨城西南医療センターの大上智弘先生たちは、1dayと2weekの使い捨てソフトコンタクトレンズの使用中で、ドライアイと診断された患者さんを対象に、片眼に人工涙液、片眼にジクアス点眼をしてもらって、ドライアイの所見と自覚症状、コントラスト感度の改善具合を比較してみました。

その結果、ジクアス点眼を使った方の目は、ドライアイの所見、自覚症状、コントラスト感度、すべてにおいて人工涙液を使った目よりも改善したと報告されています。


さらには、ジクアス点眼を使用したコンタクトレンズや眼球には、人工涙液を使用したものと比較しても変化を認めず、ジクアス点眼のコンタクトレンズ上での使用も安全であることも示されました。

(以上、第60回日本コンタクトレンズ学会総会:2017年大阪、抄録集を参考にしました)

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ジクアス点眼には涙液の分泌と涙液の安定度を増すムチンを出す作用があります(ジクアス点眼についての詳しい説明はこちら

片眼に人工涙液を、片眼にジクアス点眼をという比較試験で、改めてジクアス点眼の優位性が証明されましたので、ドライアイで薬局で人工涙液を購入して使用しているにもかかわらず症状が改善されない方は、眼科で相談してみてはいかがでしょうか?




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