●コンタクトレンズを使っていてどんどん近視が進行して不安になっていませんか?


実は日本人の失明者のうち37.3%が近視関連の失明です


スライド31


いつまででも近視が進行し、ついに将来強度近視になってしまうと大変なことになってしまいます。


スマホが原因と分かっていてもスマホはやめられないし、ではいったいどうしたらいいのでしょうか?



(子供がスマホを持つときに注意するべき点はこちらから:講演のビデオです)



実は近視の進行が抑制されるコンタクトレンズがあります。



●近視の進行しにくいコンタクトレンズとは


慶応大学の鳥居秀成先生の報告によると、

  • メニコンプレミオ、
  • 1Dayコンタクト‐Magic
  • アルコンフォーカスデイリーズ

は、他のコンタクトレンズ(ワンデーアキュビュー、アキュビューアドバンス、アキュビューオアシス、ワンデーアキュビュ−ディファイン)と比べると、眼軸長にして26%もの近視の進行の抑制効果があったとのことです

(眼鏡装用と比べて33%近視進行抑制効果のあった遠近両用コンタクトについてはこちら)


●なぜ、これらのコンタクトレンズが近視の進行抑制効果を持つのか

レンズのバイオレットライトの透過性が高い特性を持ちます



●バイオレットライトとは

波長360~400nmの紫外線に波長が近い可視光線で、その光が目の中に入ると近視進行遺伝子が抑制されて近視が進行しにくくなると言われています



●バイオレットライトが近視の進行を抑制するという根拠は

我が国のデータでは、日照時間の長い都道府県ほど子供の目の悪い子供の割合が少ないといわれており、また海外のデータでも読書時間の長いにもかかわらず、外にいる時間の長いシドニーの子供のほうが、外にいる時間が短いシンガポールの子供よりも近視率が少ないことが言われています。

スライド61


スライド62

また、ひよこによる動物実験によってもバイオレットライトが近視の進行抑制効果を持つことが証明されています。



●最近のバイオレットライトの傾向は

部屋にいるとたとえ窓を開けていても全くバイオレットライトは目の中には入りませんので、できるだけ外にいてバイオレットライトを入れる必要があります。

1日2時間以上外にいると近視の発症率を下げられるといわれていますが、1955年の日本の子供が外にいる時間は男子3.2時間/日、女子2.3時間/日のところ、40年後の1995年には37分/日 に減少しています。

このデータからも近年、我が国の成人の近視率が60%にまで達しているのと関係がありそうです。
(以上、鳥居秀成:バイオレットライトと近視抑制、あたらしい眼科34(10):1371-1378、2017を参考に書きました)

近視の進行を抑制してくれるバイオレットライト透過眼鏡についてはこちら


ブログのトップページはこちら

松本眼科のホームページはこちら