赤ちゃんは見ることで体の機能は成長していきます。
見て学習し、それによって手を使って物をつかんだり足を使ってハイハイや歩けるような運動機能も発達するので、もしも見る機能に異常があるとそれらの体の機能も成長しません
見ることの発達は赤ちゃんの成長には不可欠なのです

生まれてからのこれらの密接な関係が月齢、年齢を重ねるについてどのように成長していくのか、ご自身のお子さんの見る機能が正常に発達しているのか、それに伴う行動が正常かの判断にお役立てください。

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出生直後

(目の成長)突然の変化に対し、頭や目をその方向に向けます。
脳が発達しておりこのような反応が起こりますが、視覚は未熟なため両目の動きは一致していません
(体の成長)同様に大きな物音を聞くと驚いたように手を開いて肘を伸ばして両手を上げます(モロー反射)


生後4日

(目の成長)お母さんの顔を認識できますが、明るいか暗いしかわかっていません。
見ることの成長の開始です



生後1〜2か月

(目の成長)物の輪郭を認識できるようになり、動いているものに対して目で追うようになります。ただし輪郭しか見えていないため、お母さんの顔はわかっていても目や鼻などの内側にあるものは認識できていません。行動の成長の開始です
(体の成長)同時に、あ〜、う〜 などの声が出るようになります



生後3か月

(目の成長)やっと見ているものを全体として認識できるようになってきました。距離が離れたり位置や照明で色が変化しても、同じものであると認識しています。
(体の成長)ガラガラを持たせると握って振り回したり口に持っていったりします。見る機能の成長とともに興味を持つことの開始です



生後4か月

(目の成長)ものが立体的であり奥行きのあるものとして認識ができてきました
(体の成長)近くにあるおもちゃなどがあると手を伸ばして取ろうとします。見る機能の成長とともに積極的な行動になってきました。



生後5か月

(目の成長)物を手で触って目で確かめることで、見て理解できるようになってきました
(体の成長)取ったおもちゃを振り回したりなめたりして、おもちゃで遊ぼうとします



生後6か月

(目の成長)平面であった二次元的なものの認識が、三次元的な空間にあるものとわかってきました
(体の成長)寝返りをうったりお座りができるようになります。視力の成長とともにより積極的になってきます。



生後7か月

(目の成長)興味のあるものを見ようとします
(体の成長)ハイハイが始まります



1歳

(目の成長)大人が指をさしたものに興味を示して見ようとします
(体の成長)つかまり立ちができて、やがて一人で歩けるようになります



1歳半

(目の成長)遠く離れたものを見ようとします
(体の成長)ボールを蹴ったり投げたりします 



2歳

(目の成長)走りながら歌を歌ったり、お話ししながらおもちゃで遊んだり、見ながら2つのことを同時にできます
(体の成長)くつをはいたりぬいだり簡単な作業ができるようになります



3歳

(目の成長)ピント合わせや色の認識力、視野などが大人と同じレベルになり、2/3の児童が視力1.0となります
(体の成長)つかまらずに階段の上り下りができます



6歳

(目の成長)遠近感や立体視などの両眼視機能が完成(6歳の完成時期までに斜視などの両眼視機能を損なう異常を6歳までに治しておく必要があります)
(体の成長)折り紙を折ったり、補助付き自転車によることができます



8歳

(目の成長)視力は完成(この時までに強い遠視、乱視などの屈折性弱視、視力の左右差などの不同視弱視などを8歳までに治しておく必要があります)(詳細はこちら



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