●高齢者では初めての眼科の疫学調査です

70歳以上の健康状態を疫学調査するために、約2900名が参加した調査の結果です

男女


●視力が悪いと認知症リスクが高くなります

視力が低下すると、読書やテレビを見なくなる、さらには外出も控えがちになって行動も減ってくる

高齢者がこのような状態になると、認知機能が低下して、視力が悪いと認知症になる危険性が2.9倍高くなります



●白内障手術をすると認知症を予防できます

高齢者の最も多い視力低下の原因は白内障ですが、白内障手術を行うと認知症の初期段階である軽度認知機能障害を2割程度防げることができます



●白内障手術をしないと睡眠の質も悪くなって、動脈硬化のリスクも上がります

我々は朝に目が覚めて、夜に眠たくなります。

その明暗を目が感じ取って、深い眠りを作っています。


しかし、白内障で視力が低下してくると、良い睡眠ができないだけではなく、通常は下がる夜間血圧が上がります。


そうすると心血管障害が発生しやすくなり、白内障を持っている方の頸動脈の動脈硬化度は1.6倍高くなります。

(以上、緒方奈保子:白内障と認知機能・全身への影響. 日本の眼科91:1649-1650.2020を参考にしました)






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白内障の手術適応の患者様に手術を勧めても、手術をしたくはないと答える患者様が時々いらっしゃるワンコ。白内障手術には視力だけではなく、認知症、睡眠、動脈硬化など様々な改善効果があるワン。