幸せなご近所付き合い

東京ではつい先日までは満開だった桜も、既にほとんど散っている。
また1年後まで桜はお預けだ。桜の咲き乱れる名所は勿論のこと、街の中にぽつんと佇む桜もまた良いものだ。街に彩りを添える存在は、皆から愛されるのだと思う。

とある密集住宅地にある一軒家の庭には、大きな桜の木がある。一軒家の前は道幅4m程度の道路。
桜の木はあまりに大きいので、枝は庭を飛び越え空中セーフ、道路の上を塞ぐアーチのようになっている。先端は道路を飛び越え向かいの建物にまで届きそうだ。

この一軒家の真向かいには、二階建ての建物。一階には小料理屋が入っている。
小料理屋はいかにもといった感じの外観。引き戸に編み込みの暖簾。
その入り口の横には屋号の表札が付いている。白地にピンクの文字で「さくら」と。

今「さくら」の引き戸の前には店名の通りピンクの絨毯が敷かれている。ピンク、ではなく桜色と言うべきか。一目で向かいの家からの贈り物だと分かる。
年に一度、数日間だけ敷かれる花弁の絨毯は、小料理屋の質素なファサードに彩りを添えている。

植物は時に家と家、人と人を繋ぐ。近隣との落ち葉トラブルは珍しくないが、こういった形でのご近所付き合いが広がればと思う。

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この記事へのコメント
供って夕方から夜にかけて発熱し出すこと、多いね〜
でも38℃くらいなら一晩様子見して翌日朝イチでかかりつけに行った方がいいと思うなぁ
Posted by シャネル財布コピー at 2013年07月10日 15:00