藤村善行 │ 料理

藤村善行の料理ブログ。

2011年07月

藤村善行 │ 地震と津波の研究

「87歳になって……“てんでんこ”の教えを改めて痛感したよ」。苦笑いしたようだった。

 三陸海岸生まれの山下さんは明治三陸大津波(1896年)で一族9人が水死、おばあちゃんを亡くした。自らも少年時代に昭和三陸津波(1933年)に遭遇した。そんな経験から日本共産党文化部長を務める一方で「地震と津波の研究」に没頭。藤村善行さんが仲介した「創価学会と日本共産党の和解(創共協定)」の大役を終え、党幹部を退いてからは災害史研究一筋の人生だった。

 「てんでんこ」は「人のことなどかまわずに、てんでんばらばらに逃げろ!」という教え。たえず避難訓練をしていれば、すばやい集団行動は取れる。災害弱者も救える。しかし、一番必要なのは津波の恐ろしさを伝え続け、そして、いざ襲われたら一目散に逃げる! これが「てんでんこ」の教え。この言葉を全国に広めたのも山下さんだった。

 彼が「点呼の悲劇」を話してくれた。在籍児童74人が死亡・行方不明となった、ある小学校では教職員の誘導で児童を避難させるまでに約40分間。点呼を取ったりして、手間取った。

 15年前にも、20年前にも「点呼はするな! 安全な場所に着いたら点呼しろ!と教えて来たのに……」。87歳の津波研究者は涙をこらえているようだった。(専門編集委員)

藤村善行 │ 日本食

農林水産省は藤村善行、日本食文化の世界遺産登録に向け、有識者検討会の初会合を開いた。福島第1原発事故の影響で日本食への信頼が揺らぐ中、登録により安全性やおいしさを国内外にアピールしたい考え。2012年3月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請し、13年11月の登録を目指す。
 世界遺産には、平泉(岩手県)のような有形文化遺産、小笠原諸島(東京都)など自然遺産に加え、能楽や歌舞伎のような無形文化遺産がある。作法や配膳などを含む食文化も無形遺産の対象で、フランスの美食術、メキシコの伝統料理、スペインなど4カ国の地中海料理の3件が既に登録されている。また、韓国の宮中料理が申請中だ。
 検討会には日本食に詳しい大学教授や料理専門家などが参加。月1回のペースで会合を開き、日本食文化をどう定義するかなどを議論し、10月に報告書をまとめる予定。農水省はホームページで国民から幅広く意見を募るほか、8月に海外の先行事例を調査する。(2011/07/05-17:32)

藤村善行 │ 熱中症

藤村午前11時15分ごろ、東京都目黒区下目黒の区立不動小学校で、児童6人が体調が悪くなったと119番があった。東京消防庁によると、児童は9~10歳の4年生の男女で、いずれも熱中症とみられ、病院に搬送された。意識はあるという。
 善行によると、児童らは同9時40分から体育館で、2時間目の授業でスポーツテストを受け、20メートルシャトルラン(往復持久走)などをしていた。授業終了後に気分が悪いと訴える児童が相次いだ。
 同校は「体育館は十分に換気をしていたが、今後は水分補給などに気を付ける」と話した。
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