孤独と孤高の狭間 其処に羆

2015年09月

2015年9月19日撮影

上野動物園のメスのニホンツキノワグマ
「ウタ」 4歳 と 
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「クー」 推定10歳
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先日(9月23日)多摩に行ってタロコ (推定9歳) とソウ (推定10歳) に逢いました。
日にちは前後しますが、健やかに成長し続ける娘のウタの近況も
やはり記録しておかなくては。


夏毛・冬毛の変化があるので、逢うタイミングで若干雰囲気は違うのですが
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だんだん大人っぽいお顔になってきた気が、この日はしました。
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同じ個体の同じ顔ですから並べて比較しても明確な違いがあるわけではないけれど。
ツキノワグマの4歳といえばボチボチ大人の仲間入り。
上野に新たなオスがやってくるとか、
ウタちゃんがどこかへお嫁に行くとか
そういう話は全然聞こえてきませんから、そういう計画はないのかも???

行動は何ら変化無くお転婆。
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立ち上がって食べているのは、ドングリです。
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上野には通年ドングリの備蓄があるに違いない・・・。そうに違いあるまい・・・。

擬木の熊棚の上に登ると、上の通路はこういう角度で見えるのね。
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上ったら、空が広くていいね~。
この角度では、これまであまり撮っていなかったかも知れません。

常同行動もそれなりに激しいけれど、度々お庭をグルッと歩き回るし
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( ↑ そこから降りるの?!?!)

常同行動に組み込まれた一部なのか? というくらい頻繁にプールに入ってくれるので
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ずーっと見続けていても退屈しません。
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『いいところ見逃した!』 と思っても、また動いてくれるから
すぐに新たな 『いいところ』 を見ることができたりするのです。
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プールからお顔を出しているといつも可愛いので
(クリック、タップして拡大画像で見ると可愛さ倍増です (^^)v)
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狙って、構えて待って、
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バッチリ ヽ(^o^)丿
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そのまま此処から上がってくる場面は、動きにシャッター押す私が追いつきませんでした。
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相変わらずシャープな体型でしたけど、少しふっくらしたかな?
まだ冬眠準備で太るにはあまりにも早いですよね。

そもそも、2頭しか居ないなかで今度の冬にどちらか冬眠するんでしょうか。
お母さんのタロコが冬眠中にウタちゃんを産んだのと同じ歳の冬です。

目の前で立ち上がってくれたのに、慌ててしまってこんなのしか撮れず (>_<)
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そして 少しふっくら で済まないのが クーちゃん。
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敢えて言おう! ぽちゃカワ!!
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ごめん (^^ゞ

以前からしっかりした体格だという印象はありましたが
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実際はそうでもないのかもしれませんが・・・
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月の輪が太くて胸元のドッシリ感が強いですし
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( ↑ 失敗写真ですが、気に入っているので使う!)

ウタちゃんみたいにお顔が細長くないから・・・
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( ↑ 同 上 ↓ )

「・・・だから?」
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あ、はい。だから可愛いです ^_^;

クーちゃんも常同しっぱなしということはなくて
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まだ陽射しが暑いせいもあってか、プールにもよく入っていたし
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何もなくても (おやつが残っていなくても) 木登りが好き。
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上野のクマたちの丘は狭いようで、実はとてもよく考えられているのだと、最近思います。
今までは、
エゾヒグマのお庭が、どの場所で空を仰いでも塀に阻まれた狭い空しか見えないことを
残念に思うばかりでした。
ですが、ポン・ポロが広い空を仰げないことが気の毒なのは変わりませんが
マレーもツキノワもヒグマも、限られた面積でこれほどの環境をよく作ったものだな~と
この頃つくづく思います。

ちょっとだけ、見る側にとっては見づらかったりもするんですけど (笑)



話を ぽちゃカワに戻しますが。じゃなくて、クーちゃんに戻しますが。
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9月でこの体型というのは、ただ太っているだけなのでしょうね。
冬に向けて太らせるには早すぎますものね。
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リンゴ見つけて凄く嬉しそうです (笑) ↑

ソウくんが多摩へ行く前に実は同居していた、なんてことはないのでしょうか。
次の冬眠中に赤ちゃん生まれるなんてことは・・・・・・ない、ない。
先の冬眠明けから引越しまで、ソウくんはウタちゃんと一緒だったのですから。

考えても仕方がない。
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秋から冬のクーちゃんの体格・体型の変化は楽しみにしたいと思います。
だんだん大人っぽくなるウタちゃんも。

お引越しした2頭が環境の変化に苦労しているのに比べて
この2頭は変わりなく元気で喜ばしいかぎり。

何度も言うようですが、元気が一番、健やかが一番です。




参考

ソウとウタの父娘展示 → まさか!の、父娘展示!!   /  さらば、上野よ 
多摩にお引越し後のソウ → ソウくんが頼り  / ゆっくりでいいから
多摩にお引越し後のタロコ → タロコ、元気炸裂? それとも・・・?


2015年9月23日撮影

9月23日、多摩動物公園の動物慰霊祭に参加しました。
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去年の9月から、今年の8月までに亡くなった多くの動物たちの慰霊です。
この1年で亡くなった主な動物たち
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亡くなったどの動物にも、きっとファンが居て
「主な」 という分別の仕方には違和感もあるのですが
自分にとっての慰霊祭の主役、エゾヒグマのミチ は 
「主な」 に含まれているので、憤りに発展することもなく・・・身勝手なものです、私は。


何歳の頃の写真だろう?
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毛の様子から推測するに、季節は秋ぐらいでしょうか。

同日に逢ったツキノワグマのタロコの更新でも同じことを書きましたが
亡くなった主な動物たちの紹介を聞きながら、
1歳で多摩に来た赤ちゃんのミチはどんなにか可愛かっただろう
なんて想像したら泣けてきました。
最後に逢ったとき、つらそうに苦労して四つ脚で立って、
まるで写真用のポーズを取ろうとするかのような、
自分を見に来ているお客さんに応えようとしているかの如き、
年老いた、意地らしいミチも思い出しました。
慰霊祭とはいえ、泣いていたのは私だけ。
こらえようとは1ミリも考えませんでしたけれど、
さすがにちょっと恥ずかしかったですね (笑)

「またね」 と言って帰ったのに、それきり逢えないまま逝ってしまった。
私の一方的な 「またね」 の約束は果たせなかった。

慰霊祭に参加して、ようやく、もう思い出なんだと呑み込めた気がします。
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さて。
慰霊碑のある広場のすぐ近くにいるのは、モウコノウマ と タイリクオオカミ。

蒙古の馬 ではありませんよ(笑) 蒙古野馬。
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野生では既に絶滅。
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動物園で生きている個体で、世界各国が協力して頭数を増やしているのだそうです。
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あまり詳しくないので、下手な説明はやめておきます。
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奥の金網で仕切られた向こうに、今年生まれた仔馬と母馬がいます。
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こちら側との出入りは自由だそうです。
狙って撮らなかったのでよく分からないですね (苦笑)


タイリクオオカミには、マニアさんが多いんだと思います。
私はこの子たちの個体識別が出来ないのですが、格好良いので何となく好きです。
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タイムリーに遠吠えの動画が録れました。


おそらく、遠吠えなど毎日決まった時間に見られるのでしょうから
珍しくもなんともないのかもしれませんが、
個人的にはとてもラッキーだったと喜んでいたりします (^^)

遠吠えの4頭をそれぞれ撮りたかったのですが、
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多分同じ個体ばかりを何枚も撮った結果になったような気がします。
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識別できないので、それさえ確信がありません。
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ごめんなさい。
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疎い動物ですし、格好良い姿を撮れたので、ま、いっか (^^ゞ
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う~ん、今見ても6枚中5枚は同じ個体のような気がしますね (^_^;)
動画録れたし、ま、いっか (^^ゞ
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多摩に行っても、入り口から近い熊舎に張り付いてしまう私は
必ずしもオオカミやモウコノウマの方まで行くわけではありません。

今回はミチのおかげで、せっかく奥まで行ったので。



2015年9月19日撮影

上野動物園のオスのエゾヒグマ、「ポロ」 推定9歳
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お芋がたくさん。ニンジンが無かったかも。
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お芋咥えたまま歩く、ポロの得意技。
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前回は、急に思い立って行った私の到着時間が遅くて
早番だったポロに逢えたのは30分間ぐらいでした。
この日は、早番のポンはご機嫌でした。 (参考 : ポンご機嫌、私上機嫌  )
遅番のポロもご機嫌麗しいと良いなぁ・・・と期待していましたが・・・。


この表情をどう読むか?!
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ごはんに夢中で真剣なお顔しているだけ?
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険しく感じるのは、私が顔色窺いすぎているからだろうか?


遅番なので、お昼ごはんの一部始終を見ることができます。
この擬岩のテーブルを、ポロがどの方向から攻めるか予測して
どこで構えて待つか、私にとって重大な選択です。
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ハズレてしまいました。
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横から斜めに身体を伸ばすか、擬岩の上に乗ってしまうか
いずれにせよ、私が待っていた場所からお顔が見えると踏んでいたのに
向かい側の窓から見ないとお顔が見えない食べ方でした。

見る場所を誤ったのは、もちろん、偶然なんですけどね。

ポロのことだから、来ているヒトをざっとチェックして面白がって背中向けたかもしれない
などという妄想をさせてくれる、お茶目で遊び好きなポロらしいと思わせてくれる、
そういう相変わらずな行動パターンに、元気なのねと、先ずは一安心するのでした (笑)

お約束の、切り株を引っくり返す場面。
今回は連写をスライドショーにしました。以前もやったことありますが (^^ゞ
2つの場面を繋げています。
切り替わるところで静止3秒入ります。


引っくり返すとごはんが出てくる証明。
スライドショーで使った連写からの抜粋です。
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赤い丸の部分、お芋が転がり出てきました。
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元はリンゴもお芋もペレットも何もない地面
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もう一度引っくり返して、何か見つけて食べているもよう。
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この切り株を引っくり返すポン・ポロを毎度見ていて
事も無気で、然して力んでいる様子もないことが、格好良くてたまらない。
野生の熊に出会ってはならない、と強烈に感じるところです。

一通りごはんが終わって座り込むポロ
前脚を置き
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中腰
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ハイ、落ち着きました (^^)
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やっぱりわざと背中向けたでしょ! と妄想会話したくなる 「ベェ」

月一程度しか行かない私をポロが覚えているかどうかはともかく
その日に来ているヒトの顔は絶対にチェックしているような気がします。
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「あー、あのヒト来てるし・・・。」
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瞬きの瞬間に無理矢理台詞を充ててみる (笑)

機嫌が良かったのか悪かったのか、
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読み切れませんでしたが
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表情がコロコロ変わったのは、この日も面白かったです。
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此処に座っていた短い時間だけで、
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こんなにいろいろです。
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このお顔は ↓ ポンと違うポロらしさが分かり易いと私は思います。
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あご面白い (^^)
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「んがっ」
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ポロ! 遊んでくれてありがとう (*^_^*)
本当はビシッとキリッしている横顔で〆ておくからね~。
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動物園に行くのに周到な準備と覚悟が必要だった夏が終わり、
だんだん冬毛になっていくのがワクワクする季節になりました。




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