孤独と孤高の狭間 其処に羆

2018年05月

2018年5月25日撮影

久し振りに のんほいパーク に行ってきました。

豊橋総合動植物公園のんほいパークのメスのニホンツキノワグマ 「アイル」 2歳
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1年少しぶりに逢ったアイルちゃんは、きちんと2歳の体格になっていました。
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成長しすぎないことも重要だよな・・・飼育下の熊・・・と思う昨今 ^_^;

今回このタイミングでのんほいパークに行ったのは
アイルちゃんが木登りしているのをSNSで見たからなんです。
ツキノワグマが木登りするのを自分の目で直接見たかった。

JRで行くと一番近いのは東門なのですが
東門から入るとツキノワグマにもヒグマにもとても遠い!
開門を待って入る意味がありません。
なので、正面門まで歩いて開園ダッシュでアイルちゃんのお庭へ。

意気込んだものの、開園直後すぎてまだ出ていませんでした(笑)
おかげで飼育さんの おやつ撒きも、アイルちゃんの出勤も見られたん♪
お庭を歩き回るのも見たのですが、それは後半にUPしまーす。

いつ見てもこの運動場は広いなー!と見渡して考えます。
高い木は一つしかないから、あれに登るんだよな・・・
その木の近くへ行く度、カメラを構えて待ちますが
なかなか登ろうとしないアイルちゃん (;^_^A
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エゾヒグマのアマナちゃんのところにも早く行きたいんだけどなー・・・
まだ登らないのかなー・・・もしかして夕方になるのかなー・・・
アマナちゃんの午前中の活動は、また来ればいい!と覚悟を決めて待ちます!

地元の常連さん(中高年女性グループ)さんが、「いつも登ってるよ」 と言います。
『何時ごろ見ました?』 と尋ねてても 「いつもよ」 というご返答 (^_^;)
今日は登らない日なのかも・・・私ハズレ引く天才だから・・・

でも、こういうことって唐突に始まるのですよ (*^^)v
アイルちゃん分かってるね!
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あれ?! と思う間も無く木の根元の保護装置に登っているじゃぁ、あ~りませんか。

やったー! 登ってくれたー!!
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今後の参考に書いておきましょう、11時ちょうどぐらいでした!

ドンドン登って写真が追い付きませんっ!
(ガラスの写り込みとか倍率とかピントに手間取るわけで。)
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普通に考えて凄くないですか?(語尾あがりで。)
写真のド真ん中の黒いのがアイルちゃん。
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高いよねぇ、アイルちゃんの身体のサイズから高さを察してください。
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ホントに登ってるんだねぇ。目の前の出来事が現実のことと思えません (笑)
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この木に登るようになって、園は木が枯れないようにと
アイルちゃんが登らないように枝を落としたのだそうです。
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なんですって?!
せっかく動物が本来の姿を見せてくれているのに?!
登らないように枝を落とすとは、どういう発想なんだ?! 
と、驚く私。
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だけど、熊のほうが上手でしたね (笑)
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天辺に到達!

むしろ登り易くなっちゃったんじゃないでしょうかね? (笑)
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来園者にとっても、見通しが利いて有り難いですよね (笑)
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どうやら、樹皮や若芽をたべているもよう (*'▽')
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葉が茂ったところで熊棚を作れるような感じはありませんが・・・
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何の木でしょうか、樫のたぐい?
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もちろん動画も録りました。
写り込みと日差しと、ガラス越しなせいで若干見づらいかもしれません。


最初の部分は動画として少し退屈かもしれないんですが
真面目に見るとなかなか興味深い場面だったりします。
折れている大きな枝を落とそうとして格闘しているみたいなんです。
中ほど~後半のほうが動画としては面白いと思います。

ど、ど、どうです?! 枝が揺れてもへっちゃらなのね。
でも、途中で足を踏み外してクルン!と背中が地面に向いたこともあります。
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決定的瞬間は咄嗟のことで撮り損ないました。

落ちそうになったというのに慌てた様子もなく、冷静によじ登るアイルちゃん。
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凄い! さすが熊だ!!
(ちなみに、熊はこの高さなら落ちても全く平気だと思います。土の地面ですし。)

今の体重どのくらいでしょうね。
細い枝の上を歩き回るので折れやしないかと見ていて不安になりますが
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樹木って丈夫なんだなと改めて感心してしまう。
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木のほうじゃなく、動物のほうに重心の乗せ方にコツがあるのかも?
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え? 重心がどうでも体重は同じ? ですよねぇ・・・。

そっ、そこに座るの~?!
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ごっ機嫌 (*^▽^*)
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あまり長い時間は落ち着いていませんよ。
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目線いただきました! 一応ね (^^ゞ
アイルちゃんから私はどんなふうに見えているのやら。
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なんかね、やっぱり、柔らかい樹皮や新芽を狙っているのは明白です。
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彼女的には座って食べてる、お行儀よく(?)ね (^^ゞ
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またまた高いほうへ行こうとしてます。
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毎日同じ木にしか登っていないわけだから飽きるんじゃないか?と思うんですが
理屈じゃないですもんね。登りたいから登るのさ~ ヽ(^o^)丿
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運動場は1面が木立生い茂り、2面は壁、1面がガラス面。
広いと言っても所詮は四方を囲まれた塀の中だけど
登ったら、空は四角くなくなります。
ガラス面の外側に居る私たちヒトを壁の上を越して障害物無く見ているはず。
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プールには水が張られていなかったけれど、土の地面、茂る緑、
動物園のツキノワグマ舎としては5本の指に入るぐらい良い環境じゃないでしょうか。
(プールは、まず掃除から始めないとダメそうに見えました。)

途中でスタッフさん(飼育さんではないと思う)が通りかかり
(私から質問はしていないのですが)
登ってしまうから枝を落とした話など説明してくださいました。
お友だち(つまりメス)をもう一頭入れたいけどままならないとか
毎年の保護個体の数が膨大なことを嘆く話題とか
アイルちゃんが保護された理由の右手の怪我のこととか。
木曾町役場(?)から連絡を貰って引き取りに行った話まで。

何度も手術するのに毎回麻酔するのがつらかったと仰っていました。
幸いなことに、女性の飼育さんにとてもよく懐いてくれて
アイルちゃん自ら檻の隙間から手を出して手術創の消毒をさせてくれたそうです。
素直に消毒させてくれたから治ったんだと。
その話を伺って、アイルちゃん自身の
「治りたい、元気になりたい」という思いが強かったのだろうと思いました。

欠損のある個体を展示することに躊躇いもあったそうです。
でも、こんな木登りができるくらいになって
「これで良かったんだ」 という趣旨のお話でした。
(繰り返しますが、私は何も質問していませんよ~。)

それで、ちょっと下品かもしれないんですが
右手が見える部分を動画からキャプチャして拡大してみました。
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分かるでしょうか、親指と小指を切断しています。
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地面がコンクリートの園だったら、もしかしたら目に付くかもしれません。

さて、降りてくる時は頭から
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えっ!?!?
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途中で姿勢を直したのに? 頭から降りるのかー!
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・・・そんなワケはないです (笑)
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このとき、降りないでまだ遊ぶのか、そうか、と一瞬思いましたが
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やはり降りてくるところで、ちゃんと後脚から降りてきてホッ。
爪を引っ掛けて登り下り、掛ける爪が足りないのに達者なものです。
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カメラを取りに行っていた先ほどのスタッフさんが戻ってきた、その
ドン!ピシャ! なタイミングで着地 (笑)
スタッフさんは 「もう一回登れ~!!」 と呼び掛けていましたが (笑)

降りてきた時刻が11時29分。
見届けてから私は他の動物へ移動、
エゾヒグマのアマナちゃんが遊んでいた時間は全て見逃してしまったけれど
アイルちゃんをたっぷり、見応え充分でした。
ありがとうね、アイルちゃん。


さて、時系列を遡りまして。
朝一番は、飼育さんが小さくカットしたニンジンやリンゴを運動場に撒きます。
それを探して食べ歩くのですが、写真はお顔が下を向いていてイマイチです。
撒かれたおやつを食べ尽くしたあと
自生の草や、地面を少しほじくって何かを食べている時間が長かった。
手前の草の背が低いところに来てくれたときの動画です。


殆どの場所は草が伸びていて
見ようという気持ちで探さないと気が付かないヒトも多いのが残念です。
動いているから、探していればちゃんと現れるのに。
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私は、緑の隙間から、まだ2歳の小さな体格が姿を現すのが楽しかったです。
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歩いているので、写真はブレちゃうんですけどね。
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途中で、理由分かりませんが、こちら向きに座り込んで何かを見ていました。
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焦って慌てて寄りで撮ったら、こんな表情。
私が見ているガラス面を、私の後のほうを見ていたので誰かいたのでしょう。
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でも、ガラス面に走ってきたりはしなかったので担当さんではないですね。

この段階ではまだ木登りしていないので、遊ばないのかな?と見ていると
代わりに、切り株で休憩して、しかも見える状態になってくれました。
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見える・・・ってことで良いですよね? (;^_^A
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そういえば、地面以外を、風をクンクンしている様子があまり無かったかも。
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目が可愛いですよね。
個性的な目というか、お顔で識別できる特徴になっていると思います。
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多分、夕方には常同行動もするのでしょうが
常同という単語を思い出させないくらいの寛いだ表情は、見るヒトを安心させます。
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短い動画をひとつ。口元に何か付いてます。
「お弁当付けてどこ行くの?」


木登りが見たくて行ったので目的は叶ったとはいうものの
玩具で遊んでいるのを見られなかったことだけが心残りかな。

しかーし! 
実はもう一つあるんだもんね~♪
プールに水がないと書きましたが、飼育さんが遊んでくれていました!
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察するに、毎日やっていることなんじゃないかと。
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お掃除の途中?
それでも20分間ぐらいはやっていたので、決して “ついで” ではなさそうです。

脚の裏に直噴射! 肌を冷やすと涼しいよね。
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雨みたいなシャワー。嬉しそうでした (*^^*)
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動画は、私にしては長い7分20秒。
途中で写り込みがあります。

隙間から盛んに手を突っ込んで、飼育さんに触れたいんだろうなぁ・・・
まだ2歳の仔グマとはいえ猛獣だから仕方がないけど
直接遊びたいのだろうアイルちゃんは、きっと寂しいですよね・・・。

だけど、それでもとても楽しそうでしょ。
途中でこちらを振り返るお顔は
最初に逢いに行った頃の、見ていてくれるか確かめていたかのような
不安そうだったお顔とはまったく違いますもん。
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ちなみに、水遊びの写真は全部、動画からのキャプチャです m(__)m
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撮るのと録るのを同時に出来ないもので~ (^^;)


エゾヒグマの居る動物園で、エゾヒグマが大好きな私なのに
ツキノワグマのほうに長く時間を使いました。
この緑豊かな運動場を見ていたら時間なんて忘れてしまう。
山とは比較にならないのはもちろんですが、この広さは良いですね。

保護個体は毎年多いですが、恵まれた飼育環境に引き取られる個体は限られます。
アイルちゃんの生い立ちと、ヒトの罪と責任と義務と、
今のアイルちゃんが心身ともに健やかなことと。

「愛」され「る」ようにと付けられた「アイル」という名前の小さな熊に
幸せにしてもらっているのはヒトの方なんだと思うのでした。
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エゾヒグマのアマナちゃんの更新も、内容薄いですが、予定していまーす。
出来るだけ早く再訪問して、今度は西門からエゾヒグマに開園ダッシュせねば!


アイルちゃんの過去の更新は、こちらです。
アイルちゃんを幸せに
「ここ全部アイルのお庭だよ」
「だってアイルは熊だもんっ」


2018年5月9・10・11日撮影

阿仁熊牧場くまくま園のツキノワグマたち。
成獣たちと去年生まれ・一昨年生まれの面々です。

ツキノワグマで更新済みのものは
 今年生まれの赤ちゃんは、こちら
   世界はキラキラ輝いている(仔グマふれあい)~2018春くまくま園~
 3歳の青葉・ゆうは、こちら
   優しいまま生きていこう 青葉とゆう ~2018春くまくま園~


ヒグマ舎の見晴らしデッキから熊牧場全体が見えます。
ふと見ると、男の子たちが毎度おなじみの取っ組み合いをしていました。
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結構な距離をコンデジで撮っているのでモヤっていますが (^_^;)
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上から見下ろす角度で見ることができるので気に入っています。
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当分続きそう、近くへ行って見ます。
114番くんと、もうひとりは誰だろう? 113番くんかなぁ?
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熊たちの春は恋の季節でもありますが
全頭がペアリングしてもらえるわけではないので
たぎる血潮をオス同士のお相撲で発散させているのかな・・・?
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そう思ったりしますし、実際そういう子たちもいるわけですが
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このふたりは単に仲が良くて遊んでいるだけなのかもしれない・・・
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いつも、いつも、誰だろう?と思うと114番くんが関わってる気がしないでもない。
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ちなみに、114番くんのお顔、こちらです。
9-180509gentleman 114番くん

バランスよく押しつ押されつ、決してヒートアップしない様子は
春ということすらあまり関係なく遊んでいるようにも見えなくはありません。
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終わったな、と思っても暫くしてまた見ると、またやっている・・・
ヒグマ舎に戻って、また何となく見遣ると団子状態 (笑)
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じゃれているのでしょうが、発情期のイライラを持て余しているのも実際でしょう、
これも毎度のことですが、あれ?と思うと3頭になっていて
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3頭になるとヒートアップしていっちゃうんですよね・・・
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吠えていないので喧嘩になっていないのは確かですが
3頭目が仲裁ではなく参戦してしまっているのは宜しくない。
けれど、ツキノワ社会の不思議で面白いのがこういうときです。
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格上の個体が止めにやって来て、3頭は解れて行くのでした。

ボスも巡回していました。
お勤めご苦労様です。ボスの存在感がすべてです。
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上の広いほうだけでなく、下の狭い通路でも小競り合いは起こり易いですからね、
ボスが歩いて通るだけで抑制になりますからね。
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ただし、ボスが下に居る一番の理由は、下に居ればメスが見えるからだそうで。
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できる男は仕事に、恋に忙しいらしい。
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プールに入るボス。
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ツキノワグマは赤ちゃんやメスを含めて49頭(かな?)いるので
オスの成獣たちも大勢姿は見えるんです。
だけど、活動的に堂々としていて管理番号タグの見える個体はいつも同じです。
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プールには先客がいましたが、ボスが来ても逃げるわけでもなく
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ボスも追い払うようなこともなく。
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プールに居るのをよく目にするのはこの彼と
23-180511gentleman いつもプールにあご乗せてるくん

この彼もプール好きだと思います。プールに居るのをよく見かけます。
24-180509gentleman 最初くん

あまり若くはなさそう。
25-180509gentleman 多分最初くん

お耳に特徴があるので見つけ易いんです。
26-180509gentleman お耳垂れてるくん

さっきのボスと一緒に入っていたのは、ボスが出てから見たら184番くんでした。
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はい、184番くんのお顔です。なかなかの巨体です。
28-180509gentleman 184番くん

プールから上がったボス。
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ボスのこういう遊んで楽しそうな笑顔も良いでしょ? (´▽`*)

前回は放水を浴びて身体が濡れていましたが
ボスの毎日はなかなかどうして楽しそうなんですよね~。
ブルブル~♪ ボスドリル♪
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巡回して、恋して、水遊びして・・・お腹が空いたら餌やりしたいお客さんを接待。
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すごーーーーぉく上手です、お口で Direct Catch するのが。
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首のところ、取っ組み合いか、はたまた自分で擦ったか?

オスたちに餌やりするときのメインの場所があるのですが
そこにボスが来ると、他のオスたちは少し下がって場所を譲ります。
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濡れた毛並みはいつ見ても惚れ惚れしますな~。

餌が絡むと喧嘩って勃発します。
みんな分かっているから、強いボスが来るとおとなしく下がるみたいです。
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というよりも。強いからボスなんですものね。

今回の訪問で遂にボスの年齢も判明。
12歳ですって。
訊いたら簡単に分かりました(^^ゞ 熊盛りですね。
多摩のタロコや、大宮のヨリーと同い年。

オスたちは10歳過ぎの世代の上が少し開いていて中間がいなくて
ボスたちの上は壮年・老年なのだそうです。
だからなのか? 若い時にボスになった計算になります。

以前ボスだったという話もあるお鼻の崩れてしまっているこの彼も
ボスと同世代ということになりますが(訊けば済むのだけど (^^ゞ)
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ボスを退いたのだとすればボスより年上、
やんちゃだったというけれど、年々大人しくなっている感じがするし
熊盛りを過ぎて落ち着いてきたということなのかもしれませんね。
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2泊3日の訪問期間中、3日目の午後にやっと逢えて。
それまで姿が見えなかったので、冬の間にどうかしたのかと心配しちゃいました。
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ヒグマ舎のオスたちと違って、ツキノワのオスたちの関係性には安定感があります。
擬木の上が定位置の順位の低い彼は
お掃除の放水から逃れようと慌てて降りて行こうとしています。
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平和です (^^)


メスたちはもっと平和。
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(背景の地面がテカってますが気づかない振りしてスルーしてください!)

8番ちゃんと170番ちゃん。仲良しなのかしら。
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メスたちは、じゃれ合って遊ぶよう姿をほとんど見かけませんから
こういう場面に遭遇すると何となく嬉しくなります。
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メスも目立つ子はいつも同じです。
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3枚前の背景の地面がテカってる写真で背後にお顔が写り込んでいる164番ちゃん。
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お顔のインパクトと、月の輪が個性的なので、目立ちます。

メス社会を牛耳る女傑その1
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コンビを組んで取り仕切っている女傑その2
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女傑 ’s がいつも下に居て見上げているのは
高齢で上がってくるのが億劫なのかな?
メスたちの平和のために、もうしばらく頑張ってもらわなくてはなりません。

このメスたちは、本当に派手に遊んでいることがありませんけれど
擬木の上に登るのも、みんなから逃れている感じには見えません。
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それどころか、競って登ろうとしていることもあるくらいで
もしかしたら仔グマの頃の無邪気さの延長線なのかも。

忘れちゃいけないノリちゃんは、この春、絵本のモデルになりました。
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今回は動画で追ってみました!
お!と思ったのは、滑り台を跨ぐとき丁度いいのね (^^;

表情も分かって、動画にしてよかったと思っています。

さっきの170番ちゃん。
私が餌やりしそうにない(あとでやりました)のを見透かして
すぐ近くに居るのに気を抜いています。
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メスたちは春も夏も秋も、結構寝ている子がいる印象です。
平和の証明。


1歳児チーム、2歳児チームは思うように撮れずじまいでした。
1歳の3頭は、ヒグマ舎脇のガラス面のお部屋にいます。
ビビちゃんは1歳メスとしては少し身体が大きいように感じました。
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ゲンキくん
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ユウキくんが・・・これ、ユウキくんだと思うんですが・・・(;^_^A
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1枚前の上から見下ろしているゲンキくんと
タイムスタンプが同じなのに下に居るのでゲンキくんではない、
ということになるので、ユウキくんのはず。

月の輪の見える写真を1枚も撮れなくて説得力ありませんが
これ、ユウキくんです。多分。
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この部屋は他の放飼場と比べて狭いのですが
構造上、上下に広く使えるので
仔グマには寧ろ、ただ広いだけの場所よりいいかもしれません。
何かをしている姿を追うことは出来なかったのですが
初めての冬眠も無事に乗り越えて良かった、良かった (*^^*)


2歳児の6頭。誰が誰やら (苦笑)
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決して手を抜いているわけではないんですよー!
午前中、外に出ている彼らを見たい思いはありながら
やはり午前中にだけ出るヒグマのオスに時間を取られ・・・言い訳ごめん。
動画を短く編集しまして、登場順に、
 エプロン → さくら → 再度さくら → まち → ナツ(背中)→ リボン
なのですが、なーんと! リオだけ捉えていなかった大失態(嘆)
動画の前に、動画ではよく見えないお顔の まち。
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動画では後ろ姿だけのナツ(1頭だけのオス) のお顔は動画からのキャプチャです。
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というわけで、動画です。

この子たちも担当さんに溺愛されて育ったというのに
青葉・ゆうと違って社交性が豊かなように感じます。
6頭もいるからなのか、分かりませんが、本当なら長時間見ていたいくらいです。
この子たちも無事に冬眠から覚めて、元気一杯。

冬眠中、飼育さんが育てた5頭は折り重なって寝ていたそうです。
母熊が育てた まち は5頭と比べて熊らしさが濃いそうで
ひとりのほうが落ち着くみたいだったと伺いました。


カドリー・ドミニオンや奥飛騨熊牧場では
ツキノワグマを個体を追って細かく観察するのは私にはかなり困難なことで、
その点、くまくま園のツキノワは個体を追い易いと思っています。
それでも自分の身体が一つしかないが故にヒグマに時間を割いてしまうばかりです。
現状、個体として追えているのはボス熊ぐらいですが
ヒグマ16頭と同様にツキノワグマを全部分かったら、楽しいでしょうね・・・。

道は遠い・・・。

オチのあるような出来事には遭遇しなかったツキノワたちも
何事もなく、そして退屈もなく、穏やかな暮らしが何より大切と、思います。

そんなこんなで、今回のくまくま園の更新はこれで完了。
先に更新してある分は、こちらです。
  花子さん、去年よりイイ感じ! ~2018春 くまくま園~
  世界はキラキラ輝いている(仔グマふれあい)~2018春くまくま園~
  縫いぐるみケンコ ~2018春 くまくま園~
  雪小山の攻防 ~2018春くまくま園~
  ヒグマ・メスたちの日常 ~2018春くまくま園~
  優しいまま生きていこう 青葉とゆう ~2018春くまくま園~
  男の子たちの “ちゃんと春” (ヒグマ) ~2018春くまくま園~


くまくま園とヒグマたちの過去の更新は
カテゴリ 「阿仁熊牧場くまくま園」
あるいは 「亜種不明ヒグマ」 からご覧いただけます。
件数が多くなってきて遡るのも面倒かもしれませんが、宜しかったら。
一番古い更新は2014年9月です。


2018年5月9・10・11日撮影

阿仁熊牧場くまくま園。
ヒグマのオスには、7頭のうち5頭に逢えました。
2泊3日の初日にもう1時間早く到着出来ていたら7頭全員に逢えたのですが
誰が出るかは当日のにならないとハッキリしないので、結果論にすぎません。

2日目は タケオ (15歳超)と
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タロー (15歳超)
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3日目は ビック (9歳か10歳)と
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チョウスケ (12歳)& コウジ (12歳)
(チョウスケ)
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(コウジ)
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に逢えました。単頭で3頭 + 2頭ひと組。

逢えなかったのは、イチロー・ゴロー兄弟(10歳か9歳)。


発情期でしょぉ。
オスたちは多頭一緒に出すのは、やはり無理みたいです。

タケオとタローは発情期か否かに関わらず、もう単独でしか出さないようです。
避けられる喧嘩は避けてあげるのが飼育管理というものですもん。
喧嘩しちゃうんだもの、仕方がない。
ここが熊牧場という観光施設だなんてことはヒトの勝手な都合です。
単独行動する動物である熊のオスとして、彼らは至って正しいんです。

しかし、まぁ・・・八幡平でどういうグループ分けが成立していたのか、謎です。
聞くところによると(私は行ったことがない)
タローは常時ヒメコと2頭で、他のオスと交流がなかったんだとか。
タケオはどうだったんでしょうね。

阿仁熊牧場は元々がツキノワグマの施設なわけで
ヒグマを引き取るにあたって、こんなに多頭同居が難しいなんて
だれも考えていなかったんじゃないでしょうか。
寧ろ素人のヒグマ好きのほうが
ツキノワとヒグマは違うのに・・・と分かっていたのでは?とさえ思う。

オスとメスだけ分ければドサッと一緒に出せると思っていたんじゃないか
(管理している「市」は今でもそう思っている節がある。)
ツキノワのノウハウでヒグマもやって行かれると思っていたんじゃないのか。
亜成獣を成獣と一緒にするタイミング(年齢)一つとっても早過ぎたと思います。
八幡平が頼りにならなかったというのが一番の原因だと思いますが・・・。
ヒグマ舎落成から現在に至る飼育さんの試行錯誤のご苦労を思うと、頭が下がります。


さて。 去年もそうでしたが
この時期のオスどもは背擦りとマーキングに必死です。

タケオ
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お顔は獰猛。だけど、仕草は案外可愛いんですよ。


私は年々、タケオのことが好きになってきました。
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プールで遊んでいるタケオ。
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折れた右下の牙が口元に癒着して取れないと思っていたんですが、
牙は左右揃って残っているみたいで、じゃぁ下唇にくっ付いているものは何?!
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今ごろになって考えてみれば、かつての喧嘩の勲章かもしれませんね。
怪我をして自然治癒したときに残ってしまった何かなのかも。
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熊らしく猛々しい風貌のタケオは
「ヒグマは怖いからこそ格好良い」理論からするとかなり高得点ですが
お顔の怖さは拭えなくても表情は結構可愛らしいと言えるんじゃないでしょうか。

曇天でコンデジでは写真がままならず、動画に逃げました (^^ゞ
3本を繋いだ動画で、2本目の画質が極端に悪いです。悪しからず。
できれば通しで見ていただけるとタケオの良さを感じられると思います。
それと、3本目の最初のあたりで完全にロックオンされています、私(;^_^A

一時はオスたち6頭一緒が叶っていた時期もありました。
その頃まだ成獣になり切っていなかった若手が もはや子どもではなくなって
敏感に反応しているタケオには、独りのほうが幸せに違いありません。多分。
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タローは相変わらずです。
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こんな可愛らしい縫いぐるみのようなお顔だけど強くて怖いオスらしいオス。
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いままで10歳超と表記していたのを
年数が経ったので15歳超にしましたが、案外若いのかもしれませんね。
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分かってはいるけれど、デカイ。
この東屋だった柱で背擦りするのに頭が上に出るのはタローだけ。

地面にマーキングって、ヒトから見ると不毛な感じがしません? (笑)
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もうさ・・・見てくださいよ、この泥んこなお顔!
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このあとプールに入って小綺麗にはなるんですけどね。
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一気に濁った水が溢れるのを録り損ないました。
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タローのプール遊び。2本繋げていて後半は雨ふり。


みんな大好き黄色い浮き球
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ガラスに映るコイツは誰だ?! それとも・・・
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それとも
  「鏡よ鏡、世界で一番強くてイケてるヒグマは誰?」
かな? (^^)v

プールに入れば綺麗になるけど、また土掘ってお顔突っ込んでます。
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このヒグマ舎の運動場は、以前はヒトのための公園だったところで
東屋も当時のものをそのまま撤去していないだけらしいんです。
公園として盛土するのに生活廃棄物的なものを利用していたんじゃないでしょうか。

タローが咥えた枝のようなものもゴミに見えるし
メスのケンコが遊んでいたよく分からないものもゴミなんじゃない?!
 参考 → 縫いぐるみケンコ ~2018春 くまくま園~
こんなに土が流れたり、ましてや熊がここを掘るなんて想定外だったのか、
あるいは、こっちのほうが可能性高そうですが
まさ何か埋まっているとは考えなかったか・・・というところかな。

(点検して欲しいけど市は予算無いとか言いそうな気がしないでもないです。)

それでも、この東屋のおかげで熊たちは背擦りしたり、遊んだりして
此処に東屋とかベンチがあって良かったことには違いありませんね。
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タローちゃんの円らな瞳も此処で立ってくれるからよく見えるってなもんで (^^)
雨で不鮮明ですが。
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雪解けと雨で湿った土でドロドロのタロー、
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プールにも何度も入って、限られた自分の出番時間を有意義に使っていましたよ。
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ビックはとても身体が大きくなりました。
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熊穴から出てくる時の背中の高さでもよく分かります。
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身体の大きさといい、お顔といい、父熊タローにドンドン似てくるみたい。
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ただ、お顔の可愛さとのギャップはあまりないようで
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ビックが独りで出ているのは、去年に続いてこの春も
早々にコウジに負けてしまったからだそう (笑)

発情期が終われば、また他の誰かと一緒にじゃれて遊ぶだろうと思うんですが
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弱い個体を、いきり立ったいる個体と一緒にはしない、
みんなイライラしている季節だから、ビックも独りでいてもらう。
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ビックも大好き、黄色い浮き球。
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なんでしょう? この角度で下のプール見ているとロックオンされる?!
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オスの若手3頭の中で一番幼さの残っているビックの
呼ばれてキョトン?!と、収容を促されている自覚なく寄り道して帰っていく姿は
このまま幼いままでいて欲しいと思うくらい子どもっぽい (*´▽`*)

「もう帰るの? ボク、まだいいです」 って声が聞こえてくるようで。


ところで、オスたちみんな歩き方がヘンテコリンです。
歩きながら脚の裏でマーキングするのはいいけれど、草臥れそう。

これはコウジです。
排水溝はもう何年も機能しておらず、溜まっているのもただの土です。
(機能していたところで排水するのは別に汚物ではないのですが。)

動画ではお尻向けていますが、こちら向いているVersionもアリ。
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コウジの体格も充分大きいのですが、みんなの中では小粒。
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しかも年齢の割には遅咲きに
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去年あたりからオスらしさが開花し
以前は負かされたイチローを蹴散らしたり、
同い年だけど相撲の師匠だったチョウスケに向かって行っ(て あっさり負け)たり、
今年もビックと ガゥガゥ やって勝ったというから
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( ↑ GIFです。アニメにならない場合はタップ・クリックしてください。)
もう可愛くじゃれていた時代は終わったみたいですね。

去年は 「チョウスケとも一緒に出せないのは困る」 と飼育さんも嘆いていました。
でも、発情が収まったら全く大丈夫だったわけで
この春はチョウスケと一緒に出ているのに逢えて私もラッキーでした。
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仮に本気で喧嘩したら、まだまだチョウスケの圧勝でしょう。
それでも、背擦りしているチョウスケの目の前まで
脚の裏でマーキングしながら接近するなど、コウジなりの主張をしていました。
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チョウスケの凄いのは性格がおとななところ。
歯牙にもかけていない振りをするので、コウジも引き下がる好循環。
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オスの中ではチョウスケのお顔が好きなんですけど
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どこか素っ頓狂でしょ? (*^▽^*)
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チョウスケとコウジは、2頭で出ているからなのでしょうが
背擦りの回数が半端なく多い、引っ切り無しです。
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(チョウスケです。 ↑ GIFです。 )

特にチョウスケは、知らん顔してはいるけれど
その実、コウジに見せつけているようなところもあるのかも。
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(チョウスケです。 ↑ GIFです。 )
今は、ちょっと見ていればチョウスケのほうが優位なのが分かるくらいだから
コウジも無茶はしそうにない感じがありました。

コウジの水遊びを上手く動画に録れませんでした。
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やっぱり浮き球で遊びます、みんな大好きな黄色い浮き球。
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上のプールの動画も失敗してしまい・・・(~_~;)
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楽しそうな動画を残せなくてごめん、コウジ。
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チョウスケが下のプールに入っていたとき、近くの擬木で背擦りしていたコウジ。
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ガンバレー!コウジー!!

チョウスケのプールは、逆に写真を失敗気味で・・・(~_~;)
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何となく暑そうに見える、余裕も見えるチョウスケの水遊び。


チョウスケが温厚だから、初夏を過ぎれば男子は数頭一緒に出られるはず。
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逢えなかったイチロー・ゴロー兄弟(三つ子のオス2頭)は元気なのだろうか? 
担当さんに伺いましたら、元気なことは問題なく元気だそうです。
ただゴローが気が立っていて、取り敢えず2頭だけで出しているとのこと。
イチローとコウジも春先は相性が悪くなるのがパターン化しているし・・・。
ただ、以前は台頭めざましかったイチローは失速してしまったみたい?

そんなわけで逢いそびれましたが、元気ならいいんです。
もとより1度の訪問でオス全頭に逢えるほうが珍しいんです (^^)


今年の冬(2017年→2018年の冬)は冬眠見学会もツキノワグマだけでしたから
ヒグマたちには静かな環境が保たれたはずです。
オスもメスも全頭無事に春を迎えて、元気で、また逢えることが嬉しい、
その嬉しさを感じるために春に行くと言って過言ではありませぬ。

また夏、秋にも行かれたらいいな~と思います。


今回の訪問のメスたちは、こちら
縫いぐるみケンコ ~2018春 くまくま園~
雪小山の攻防 ~2018春くまくま園~
ヒグマ・メスたちの日常 ~2018春くまくま園~

くまくま園とヒグマの過去の更新は
カテゴリ 「阿仁熊牧場くまくま園」
あるいは 「亜種不明ヒグマ」 からご覧いただけます。
件数が多くなってきて遡るのも面倒かもしれませんが、宜しかったら。
一番古い更新は2014年9月です。


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