孤独と孤高の狭間 其処に羆

2019年05月

2019年5月9・10日撮影

※2日分の写真を時系列を崩して編集しています。


青ゆうがまだ一緒でした。
一緒のふたりに逢えました!

阿仁熊牧場くまくま園のニホンツキノワグマの双子
「青葉」 と
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「ゆう」(「熊」とかいて「ゆう」と読みまーす!)
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4歳になりました。

くまくま園では、4歳の春に成獣の仲間入りをします。
だから、このふたりが一緒のところを見られるのは昨秋までだと思っていました。
それがまだ一緒にいたからちょっとビックリしちゃったんですけど(^^ゞ
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聞いたら、成獣たちの発情期が少し落ち着いたら合流するんだそうです。
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そういう配慮って、去年までもしてたっけなぁ?
まさの 青葉特別ルール かなぁ?
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6月に青葉はボスと、ゆうは女傑とお見合いをして
それぞれ同部屋でごはんを食べさせるのだそうです。
そうすることで、猛者たちと混ざっても喰いっ逸れる心配がなくなるし
「あいつのバックにはボスが・・・」っていう状態にしておくと
先輩たちから手荒い洗礼を受けることもないから。
これは毎年の手法だそうです。

それに、気が強くて向かって行ってしまう子は慎重に混ぜないといけないけど
青葉もゆうも気が強くないから
何か有ればすぐに逃げるから心配しなくても大丈夫なんですってさ~。

でもやっぱり・・・それが6月っていうのは青葉特別ルールなんじゃ・・・?


去年のことですぐに思い浮かぶのは
もう、あまりじゃれて遊ばなくなったんだな・・・と思ったこと。
それがね、今回すごくじゃれていて、それもビックリしました。
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昨秋は、青葉が近寄って行ってもゆうが嫌がって
じゃれ合いが始まらない感じだったんです。
ところが今回、全く普通に遊んでいたもんだから (@_@)
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ゆうもお腹見せて、身構えている様子が無い。
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以前との違いがあるとすれば、
青葉があまり手加減していないように見えたことでしょうか。
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以前は青葉が凄く優しくて、簡単に降参してあげるのが微笑ましかったのに
私が行った2日間を見る限りでは結構白熱した(?)場面もありました。
それでも結局は、ゆうが主導権持っているようではありましたが。
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4歳の雌雄を一緒にしておいて大丈夫なのか? 兄妹(姉弟)なのに。
と、質問したら、回答が面白かった!

なんと!なんと! 昨秋の冬眠準備の時期に
ゆうが青葉を嫌がって、冬眠部屋が別々になったそうです!
ゆうのほうが精神年齢が高いのね (笑)

春になって、最初に一緒に運動場に出すときには
担当さんも少しドキドキしたそうですが
最初だけ微妙な雰囲気だったけど、すぐに普通になったそうで。
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そして、以前にも増してじゃれてるって・・・大丈夫なんですか?
って言ってみたら、まだ繁殖できる状態まで成育できていないんですって。
だから心配には及ばないって。体格はこんなに大きいくせにね。
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右が青葉で左が ゆう です ↑ 
青葉が ぎゅっ! って羽交い絞めにしていた数秒間、不思議と切ない。

それを聞いて、そういえば上野でも
ウタちゃんがギリギリまだ大人になっていなかった頃に
多摩へ移動する直前のソウお父さんと一緒に運動場に出たことがあったなぁ。
  参考 → まさか!の、父娘展示!!
       さらば、上野よ
飼育下ならではの展開だ・・・。
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ゆう目掛けて登って行く青葉
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迎え撃つ ゆう
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青葉のことは実際のところは測り知れないけど
ゆう に節度があってしっかりしているのは分かります。
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青葉を登らせまいとする ゆう
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背中から落下しそうな青葉

青葉、めげません!
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「もう一度言う! 降りて! おーりーてー!」 てな ゆう ( ̄▽ ̄;)
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私と言えば
成獣並みの体格になっても軽々と登り下りしていることのほうに関心が (笑)
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これは少し分かり難いと思うんですが
お顔見えているのが青葉です、ゆうは見えているのはお尻で頭は青葉側に、
後脚で青葉の胸の辺りを蹴っているような体勢のゆうに
青葉が覆い被さろうとしている一瞬前・・・という感じです。
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ゆうが激しく抵抗して、さすがに引いた青葉
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ゆう もさぁ・・・平気でお腹見せたりするから青葉が勢いづくんじゃないの?
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どさくさに紛れて、ゆうキック!!
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頭を蹴られた青葉、脚を浮かせて後ろによろける (笑)
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ゆうちゃん! 隙だらけ!
いくら相手が青葉だからって、4歳のオスなんだぞ!
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反撃のチャンスに何故かお行儀良く座っている青葉ちゃん、ダメだ、こりゃ (笑)
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ああ、でも、こんなふうに取っ組み合ってじゃれているのを見られて良かった。
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去年の秋にはじゃれてくれなかったんだから。

隙だらけの ゆう に青葉が・・・
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反撃だぁーっ!
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・・・反撃しないのね、青葉 (笑)
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別々に冬眠しても、こんなふうに双子のノリに戻れるっていうのも
凄いことなのかもしれませんね。
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この運動場はヒグマ舎の手前にあるのですが
園路を挟んだ脇に土の斜面があります。
春に行くとそこに蕗の薹がたくさん芽吹いていて
運が良ければ、それをおやつにもらっているのを見ることができます。
私は見たのは3回目 (つまり3年連続)。
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見下ろす角度だったり擬木が邪魔だったりして上手くないんですけど
なんとか可愛い動画を録ることができました。

蕗の薹は柔らかくて美味しかろうね。
ゆう がクンクンして選んでいるシーンも映っていますよん。

去年は、青葉が手にした分も ゆう が横取りしてしまったけれど
今年は ゆう が露骨に欲しがって肉迫しても
青葉がゆうに渡してしまうことはありませんでした。
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「だって、ボクだって食べたいんだから。」 by 青葉
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ゆう は今も変わらず高いところが好き。
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成獣と合流したら、きっと、好きで登ることは減って
みんなから距離を置くために登ることが増えるんだろうと思うけど
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今すでに擬木の上が定位置になっている先輩たちと仲良くならなくちゃね。
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青葉は・・・大丈夫かなぁ・・・この大らかさのままで?
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ボスからいろいろ教えてもらわなくちゃね。


立ち上がって青葉が見ているのは隣りの運動場。
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隣りの運動場では今年生まれの赤ちゃんのお外遊びの時間、
いつの間にか自分たちとは遊んでくれなくなったお父さん(担当さん)が
今年生まれの赤ちゃんと遊んでいる風景。
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私のほうが切なくなってしまう。

青ゆうは、例年の仔グマよりも遅い時期まで
お父さんが一緒に遊んでくれたようでしたが、さすがにもう無理だよね。
「大丈夫だよ、ボク。あ、これカラ元気なんかじゃないからね。」
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本当に? しっかりね。

手前の擬木では、ゆう も立って見ていました。
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“おとなになんかなりたくない” よね。


この双子の時間が、ある日ある時、突然終わるのかと思うと
冬眠が別部屋だったのなら、そのまま引き離したほうが良かったんじゃ?
・・・なんて、素人の無責任な発想だけど、そんな気がしないでもない。

ある日、お父さんに促されて向かう先には
今までは檻越しに見えていただけの大きなおとなたちが大勢待っている・・・。

頑張れ!
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おとなになっても幸せに暮らし続けていく青葉を、ゆうを、
見たい。


青葉と ゆう の過去の更新は、こちら
一番上が去年(2018年)の秋、一番下が生後3か月のお披露目のときです。
   あおゆう ~阿仁くまくま園 2018・秋~
   遊んであげたい ~青葉・ゆう~ < 阿仁くまくま園 2018夏 >
   優しいまま生きていこう 青葉とゆう ~2018春くまくま園~
   青ゆう の明日 ~阿仁くまくま 2017秋~
   青葉と大将 ~阿仁くまくま 夏2017~
   杞憂・・・青葉とゆう ~阿仁くまくま 2017春~
   親心誘発 ゆうと青葉 ~阿仁くまくま 2016 秋~
   一緒に水遊び ゆうと青葉 ~2016.夏 阿仁くまくま~
   月齢7ヶ月 阿仁 ツキノワの赤ちゃん - その2
   月齢7ヶ月 阿仁 ツキノワの赤ちゃん - その1
   阿仁 ツキノワの赤ちゃん、月齢6ヶ月
   くまの赤ちゃん ふれあい広場





2019年5月9日撮影

さて。
阿仁熊牧場くまくま園の亜種不明ヒグマの
今回の訪問で逢えたメスたちのラストになりました!

UP済みの今回のヒグマは、こちら。
上から順に、亜種不明メス、亜種不明メス、亜種不明オス、エゾヒグマ。
   ケンコ と フネ ~2019春くまくま園~
   ワカメ、チャコ、ウメコ ~2019春くまくま園~
   ひとりで楽しく ~ゴロー 2019春くまくま園~
   貴女が元気で嬉しい ~花子 2019春 くまくま園~

1泊2日の2日目に逢えたメスは2頭。
まず 「サチコ」 9歳か10歳
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おっと! お顔はこんな感じですが・・・
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サチコは、オスのイチロー、ゴローと三つ子なのですが
この三つ子、何年経ってもどうも冬眠が上手にならないもよう。
サチコはこの冬も起きている状態が多かったそうで
いくら冬眠明けと言ってももう少しふくよかでもいいのかな・・・。
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冬眠中は様子を見て必要なら給餌再開などの対応をしてくださいます。
ツキノワグマの熊牧場だったところにヒグマを受け入れた翌年の
彼らにとって冬眠初体験だった冬はさまざまなご苦労があったやに伺っていますが
今はもうバッチリ!

なので、サチコが痩せていると言っても心配するような事態ではありませぬ。
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ただ、痩せたサチコはデッカイ犬みたいなルックスになっちゃうんですよねー (笑)

もう一頭は 「ケイコ」 9歳か10歳
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多分サチコが10歳で、ケイコが9歳かと。
ケイコとビック(オス)の双子が八幡平チームで生存している最年少のはず。

ケイコも痩せちゃってます。
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ケイコの場合は、冬眠中の代謝が高かったわけではなくて
秋に充分に太ることができないまま冬になってしまったことが原因だそう。
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それって冬眠には致命傷だろうと思うけれど
駄目だと思えば給餌を止めない選択肢もある中で
餌を断って冬眠させる判断を担当さんや、獣医でもある園長さんが下したわけで
それこそいつでも餌を再開する準備はしていたんじゃないでしょうか。
サチコと違って冬眠が下手というわけじゃなさそうなので
だから、ちょっと痩せた程度で無事に春を迎えたのかな。
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毛並みは、ふたりとも去年よりずっと良い印象 \(^o^)/
  参考 → 毛並みさまざま メスヒグマたち1日目 ~阿仁くまくま園 2018・秋~

これはケイコの背中を真上から見た図
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去年は春も夏も秋も皮膚の状態が芳しくなさそうで
(飽くまでも私が見た印象というだけのことですが)毛が薄そうに見えました。
それに比べると今年はかなりイイ感じではないかな (^^)v

お顔周りがモフモフだとサイコーに可愛いんですけどね・・・
今は既に夏毛のようなスッキリ感が。
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今年こそは秋のフカフカ感を期待! (去年の秋は思うように太ってないからね~。)

サチコは換毛始まってるのかな?
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サチコも去年よりイイ感じでしょう!ヽ(^o^)丿
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そんな感じの2頭なんですが
なぜ、オールスターキャスト的にみんなと一緒に出ていなかったのか。

ほんの少しお話を伺っただけなので
もっと複雑な、あるいはもっと全然軽い話なのかもしれませんが
できるだけ単独生活に近い状態にしてあげたほうが
身体の状態も、メンタルも(?)、回復が早いだろうということのようです。

亜成獣時代のように誰かと遊ぶのが楽しいというわけでもないようで
ここ数年のケイコは専らひとり遊びですし
サチコも、以前はケンコとあんなに仲良しだったのが今は昔という感じ。

だから、この日も2頭一緒に出ていても行動はバラバラでした。
(オスの若手たちも、そういう感じだと熊好きさんから伺いました。)

ケイコです。
こうして見ると痩せているようには思えない。
毛並みかなぁ・・・?
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以前のようなポッチャリでモフモフなケイコに戻りますように。
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(夏は夏毛で正解なんですけどね。)

元気なんですよ、間違いなく。
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全然じっとしていないし、見るたび違う場所にいるし。
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これなんてドリブル中なんです、動画録り損ねましたが (;^_^A
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解放している通路に入って、別の扉から出てくるとか。
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午前中出ていたオスのゴローが黒い浮き球と持ち替えたときに
置きっ放しにしたままの黄色い浮き球をプールへ持ち込もうとして
上手く咥えられずに諦めていました。
水中で仰向け姿勢で浮き球抱えると可愛いのになぁ。残念。
(風切り音注意。水音を消したくないので調整していません。)


サチコもサチコでひとりで黙々と遊びます。
これは熊穴の石積みの上。
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そうかと思えば、何を咥えているのかな?
GWにやった餌隠しイベントの餌が残っていたのかも?
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それを上のプールで洗って、と。
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結局入ってました。・・・大型犬ですよね、これじゃ (苦笑)
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一緒に入ってじゃれるようなことはないけど
飼育さんが仰るとおり、年長連中を気にせず居られる環境が必要なのかも。


サチコは、秋は悪かったご機嫌はどうなんでしょうね?
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ケイコのほうは独りなら淡々と、且つ、楽しそうにしているけど・・・
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でも、対サチコではご機嫌悪そうな場面もありました。
何がスイッチだったのか?わざわざ駆け寄って、ガゥガゥ Σ( ̄□ ̄|||)

ケイコを呼んでいるのは私の声ではありません (^^ゞ
たまたますぐ隣りで見ていたヒトの声で~す。
名前を自覚しているので呼ばれると気が散って離れる、ってことなんですけど
これ以上のことをする気はふたりとも無いんだと思います。
言うなれば ガンの飛ばし合い?!

ちなみに、じゃれているときは吠えない、というのを
吠えている声を聞けば分かってもらえるのではないかと思います。

ケイコは独りが向いているんでしょうね、きっと。
熊牧場で単独放飼は難しいのは承知しています。でも、
タローやヒメコがそうであるように、みんな本当は独りがいいのよ。

そういういろいろで
去年の秋に試していたように相性の悪いケンコを隔離するよりも
ケイコのほうを独りにしてあげるほうが良いのではないか、
サチコには年の近いケイコとだけ一緒にしてあげるほうが良いのではないか、
・・・ということらしいです。

もう1つ動画を。
この動画はふたりの関係性とか行動とかという話では全く無くて
ただ走っている動画です。
敢えて言うなら、前半のケイコの毛色や毛並みと
後半のサチコはこんなふうに長めの距離を走り抜けられる広さ。


15時近くなると収容の気配を気にし始めます。
巡回して歩き続けていたサチコもお座りして合図待ち。
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この日は代番さんで、収容はツキノワを入れた後になりそうで
待っていても飼育さんが来るには早すぎです。
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ケイコとの距離感もあって
しばらく座っていたあとで、再び動き出していました。

ケイコは上のプールの近くに座ります。
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大勢で出ていると座る配置も微妙に選んでいるようだけど
2頭だけで、しかもサチコが動き出したので、ドッシリ腰を落として。
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このナナメ座りがツボに入りました (*´▽`*)
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逆光で残念
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状態さえ良ければ、ルックスは一番可愛いんだから。
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サチコよりは長い時間、座って待って
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そうか、担当さんがお休みだから、ちょっと寂しいのかも。

まだ入れそうにないと分かったようで、ケイコも再始動です。
順光だと眩しそう (笑)
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最後まで居られませんでしたが、収容まで見たい気がしました。
発情が落ち着く頃には、またまた相性や関係性が変動しているのかな。
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オチは無くとも穏やかな・・・ちょっとガンの飛ばし合いもしつつ・・・
何と言っても、逢えなかった個体も含めオスもメスも全頭が
無事に冬眠を明け、春を迎えたことが喜ばしい、それが一番です。

次回また、泊まりの日に収容間際のソワソワしている様子を見ようと思います。


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おまけ

~こういうふうに回復して欲しいと思う過去の参考写真~

ケイコ
2015年8月8日撮影 この当時5歳ぐらい?(当時と年齢認識が違う)
この毛並みで8月です。ちょっと暑そうか?
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サチコ
2016年4月27日撮影 この当時7歳ぐらい?
これなら犬には見えないでしょ?
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2019年5月9日撮影

阿仁熊牧場くまくま園の亜種不明ヒグマたち
今回の訪問で逢えたメスたちの2回目は
「ワカメ」 15歳以上、20歳前ぐらいかも と
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「チャコ」 多分13歳 と
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「ウメコ」 15歳以上、20歳は超えていると思われる、の3頭。
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UP済みのケンコとフネと一緒に5頭で出ていました。

若いケイコとサチコが一緒ではないせいもあって、若干華やかさに欠ける空気感。
遊ぶと言っても、箸が転んでも可笑しい少女のような無邪気さは最早ないのか?!
いや、いや、いや・・・ケンコとフネが楽しそうに遊んでいたのと同じように
   参考 → ケンコ と フネ ~2019春くまくま園~
ワカメとチャコだって、こんな表情は他の園館では見られないと思うー!

ただ残念だったのは、
もう少したっぷり遊んでくれたら動画で記録できたかな。


先に独りでプールに入っていたチャコ。
その様子は動画に録ったんですけど、あまりにも地味なので割愛 (笑)
黄色い浮き球を抱えてチャポチャポしておりました、はい。
   参考 → ひとりで楽しく ~ゴロー 2019春くまくま園~

そんなチャコが歩くプールサイド。
水の中ではワカメが並走 (並歩?) しています。
きっとワカメが 「チャコ遊ぼー、あたしと遊んでー」 とか言ってる。
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この1枚、なかなか面白いと思って気に入っています。

どっちが先に仕掛けたんだったか、
チャコの身体が濡れているので、確かこれは始まった後のことだったかと。
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水飛沫立てて激しい感じ。そして・・・

体重に任せて飛び掛かるのはチャコ
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なんの、なんの。ワカメだって堂々たる体格、突き飛ばされるどころか
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受け止めるあたりは阿吽の呼吸か、それとも力が勝るのか。

このワカメちゃんの仕草も表情も、堪りませ~ぇん (*'▽')
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その手は何なんだ、その左手は?!

突っ込んでいくチャコを、飛び掛かってきた時と同じように食い止めているワカメ
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吠えも鳴きもしていないけれど、このお顔は何か言っていそう。

こうして見ると、ワカメは腕力に優るのかもしれません。
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身体の大きさはチャコのほうが勝っているか、同じくらいかだけど

実は何事にも存在感を発揮するワカメらしく
取っ組み合いでもまったく劣勢にならない、敵に回すと後悔しそうな
リーダー格の性格が前面に出ているというか
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八幡平ではグループリーダーだったという話に説得力を感じる一コマでした。

持久力は読めませんけどね (笑)
チャコも満足そう。このふたりの良好な関係も興味深いところ。
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エピソードを振り返れば、チャコにはビビリな性格も見え隠れ、
そのことと、熊穴の石積みの上にいることが多いのと、関連があるのかは判断不能。
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ビビリな熊は高いところに逃げるというけど
他のみんなから逃れてひとりでいる安心感を求めてのことなのか、
でも、そんな必要性はないんじゃないかな。

チャコに対して攻撃的な行動に出る子はいないけど
お昼寝するなら高いところが良いのかしらね?
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仔グマじゃあるまいし、大きな身体で何を言う・・・って感じですが (^_^;)

一方、ワカメのほうは何をするでもなく、広い運動場を広く脈略なく歩きます。
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右耳に損傷が有っても尚、容(かたち)の良い、
エゾヒグマを一回り大きくしたような風貌。
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毛色ですよね、エゾヒグマっぽく感じる大きな理由は。
フネもサザエも毛色ってことなんでしょう。

メスの現在の最高齢と思われるウメコさんの毛色と比べると分かり易い。
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こういう毛色のエゾヒグマも当然いますが、
違う亜種を連想してしまうことは否定の余地がない。
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亡くなったマツコや、このウメコ、今回逢えなかったヒメコの高齢チームは
みんなこういう何とも表現の難しい綺麗な明るい赤茶色で
彼女たちの親・祖父母・その前の個体がどういう容姿だったのか
知ることはできないでしょうけれど、興味は尽きません、知りたーい!
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寝ていたチャコの処へワカメが声を掛けに上ります。
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チャコは遊びたい気分ではなかったようで
熊穴の石積みの裏へ降りて行って、このあとはしばらく行方不明状態。
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ワカメも諦めて下りてきていたので
さっきプールで一緒に遊んでいたのを見逃さなかったのはラッキーでした。

本当はワカメには
年齢が比較的近いであろう高齢なウメコさんと仲良くしてくれたら
ヒトたちはみんな安心できるわけなんですが、これがなかなか (笑)
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結局ウメコさんは単独行動を維持しているようでした。
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ケンコも気にしていた謎の穴にウメコさんもお鼻を突っ込んで探索
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穴が開いているから確認したくなるだけなのか、
それともやはり、餌隠しイベントで隠した食べ物の匂いが残っているのか、
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掘り進めようとはしないのに、チェックだけはする、そういう穴。

日によっては、出るメンバーに入っていても自主的に出てこないこともあります。
そういう日はもう、姿を満足に拝めなくても諦めるしかないわけなのですが
一旦出てしまえば一通りの行動は網羅してやってくれる気がします。
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何年前だったか、凄く老け込んで見えた年があったんです。
それが、去年も今年も随分若返ったような。
それどころか、阿仁に来た年から年齢を逆行するような容姿の変化があるような。
一言で言えば毛並み・毛艶ですか。

水泳するウメコさんは毎回見ることができている気がします。
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お婆ちゃんだと思って見ていた頃は幻か・・・。
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多頭の中にあって誰にも影響されず、マイペースを貫くかの如く。
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実際には、そうでもないから自主的に出てこない日があるんでしょうけどね。

この水切りブルブルが見事で
後ろ姿なことが残念で、残念で、残念すぎでした。
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それは残念でしたけど
ある意味最も健全な在り様を見せてくれる個体でもあり
今年も冬眠明けに元気にしているのを見ることができて万々歳なんです。

手前ワカメの奥ウメコ。奇しくもツーショット
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ヒトたちの期待虚しく、ワカメちゃんが寄り添ってくれる場面は無し。

行方をくらましていたチャコが戻ってきて、匂い付けなのか、匂いチェックなのか。
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そういえば、本当か嘘か知りませんけど、
タローがチャコを意識しているとか、いないとか。

オスもメスも、みんなが匂いを付けるこの擬木で
匂いの違いって嗅ぎ分けてるのかな???
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夕方のワカメちゃん。
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ちっちゃいお目目がますます小さい。
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くまくま園のポスターになったこともありました。
雰囲気作りが上手いフォトジェニックな一面もある・・・にしてもお目目小さい。
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ほっぺ痒い
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お目目も痒い
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眠いのかも。
運動場では寝ないワカメ。

他の子たちも、それぞれに、時刻を察して収容待ち。
私は、このメンバーには翌日も逢えると思い込んで
このときはワカメばかり撮っていました。
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今見ると 「明日は逢えないよ」 と語っているように思えます。
いろんなことをお見通しなのはヒトよりも熊たちのほう。


夕暮れは感傷的。
この日の5頭が安定的に一緒に出てくれると信じたい。
また次回の訪問で、相変わらずのみんなに逢えることを。

というわけで、この日逢えた5頭から
飛び掛かるチャコ、楽しそうなワカメ、そしてマイペースなウメコさんでした。


翌日逢えたメスはケイコとサチコで、少し悩ましい感じでした。
その様子は、またまた改めてUPしまーす!


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