孤独と孤高の狭間 其処に羆

2019年10月

2019年10月15、16日撮影

のぼりべつクマ牧場の成獣 3回目
長文になりすぎないように分けてUPしています。
UP済み分は、こちら 
   ボスと裏番長 ~2019のぼりべつ 秋~
   漆黒のコタロウ ~2019のぼりべつ 秋~

今回のメインはカンタ(13歳)
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肖像画ふう
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オスのメンバーをおさらい。
いま、オスは5頭で出ていて、双子2組と、双子の片割れ1頭です。
ダイキチ・ナッツの双子、コタロウ・マンタロウの双子、
そしてカンタ・テツロウの双子のカンタのほう。
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ちなみに、テツロウは弱いのにダイキチに挑んで怪我する繰り返しで
新天地ベア・マンテンにお引越ししました。

“カンタと言えば” 何だろうか?
カンタと言えば、長い舌を出す癖
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カンタと言えば、胸の見事な白斑
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カンタと言えば、体調・体高は決して大きくないのにドッシリ太った体格
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そのすべてがカンタの魅力でありつつ
一番は、闘争を好まない穏やかな性格なんだろうと思います。
引退したかつてのボス熊、サチオを慕い可愛がってもらっていたから
温厚で争いを好まない在り方を受け継いでいるのかもしれません。
ま、ボスになるには最低限の争いに勝たないといけないから
全く以てボスの座からは縁遠いんですけどね。

やはり、面白く見応えのあるような行動は撮れも録れもしていません。
けれど、お顔見ているだけでも満たされるのもカンタではあるまいか~?
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だって、(主観ですが) 5頭の中で最もイケメン~♪
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うふふ~ぅ♪
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ドッシリしているのは、いつも一番手前でおやつ貰っているからではないかと。
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ちょっと不細工 (*´▽`*)
座り方も乱れてます (笑)

一番食べているのはダイキチなんだろうけど
冷静に見ているとカンタも結構多く貰っている気がします。
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(頭の上に見えている脚の裏はマンタロウ)

アピールするのにこんな体勢になっちゃうのは
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こういう座り方をしているから。
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手前の低い処にいて、お口でダイレクトキャッチするのに上を向くから
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首の毛並み、毛色もよく見えて複雑な配色が興味深い。
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白斑や胴の焦げ茶に繋がっていく色彩が美しい。
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ダイキチ・ナッツとはお顔周りの毛量や生え方も違うんですよね。


午後になると、銘々それぞれのタイミングでマッタリタイム。
カンタも御多分に漏れず
こんなどの方向からも餌やりの範囲外のところです (笑)
よほどのんびり休憩したかったのかな?
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休憩なら右奥の急斜面に行くっていう手もあるけど、そっちではなく。
(人の檻の右にいるのはコタロウ)

最初は休憩中かな?って。
でも、舌をベロベロしていて構ってほしそうな感じに見えなくもない。
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この日は偶然、知り合いの熊好きさんも来ていて
眠そうじゃないし呼んだら来るんじゃないか? という話になりました。
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と、いうのも、異動した双子のテツロウは呼ぶと櫓に登ってくる子だったから。

反応が弱かったら止そうと決めて
櫓側の高いデッキから呼んでみたら気が付いてくれて
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近くまで何とか投げ転がすことのできたニンジンもちゃんと食べてくれて
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肩の弱い自分たちが悔しかったー!


櫓のほうへ転がったのを食べてくれたとき隙間から激写
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明後日の方向へ転がったおやつも食べてくれたけれど
近くまで上ってきてくれる気にはならなかったみたい。
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呼べと空かせど、その場で笑顔 (^▽^;)
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ちょっーと遠かった (;^_^A
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おやつ貰う気満々の笑顔でも、コントロール良く遠投するのは無理でした。
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上ってきてくれると思っていた我々と
近くまで投げてくれると思っていたカンタの 「なんで?」 の共有 (笑)


夕方はまた元に戻って、前にカンタ、後ろにマンタロウ
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位置関係は、サチオやゴン、テツロウが一緒だった数年前から同じ。
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テツロウとカンタは元々干渉しない仲で
サチオが引退して、さらには5頭になってから? このふたりは仲良し。
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舌を出していないお顔を狙い撮り
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嬉しそうにアピールするのがコツだと心得ているのかな。
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せっかくなので、後頭部と
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背中も、せっかくなので。
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カンタと言えば・・・
争いを好まない、穏やかで、嬉しそうな、舌出しイケメン。
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そして油絵の肖像画のような。
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もう一回だけオスの成獣をUPして、メスに続きます。


2019年10月15、16日撮影

のぼりべつクマ牧場の成獣を何回かに分けてUPする2回目です。
UP済み分は、こちら → ボスと裏番長 ~2019のぼりべつ 秋~


コタロウ! (13歳)
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人の檻が彼の主なテリトリーで
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投げ餌する観覧エリアからだと、以前から
姿はあれどお顔を満足に拝めないこともあるコタロウ
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こんなふうに振り向いてくれない日もあります。

ですが、この季節は来園者にとっては良い時期のようで
投げ餌のエリアにも頻度多く来てくれて
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見ごたえのある行動を何か記録できたわけでもありませんけれど
お陰様で普通にお顔を見て逢うことができました。
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そして、そして、漆黒の毛艶がとっても格好良かったんですー!
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陽が陰っていると本当に真っ黒黒助・・・介?・・・輔?
・・・まさか丞? (どうでもいい (笑))
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横から見ても
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上から見ても
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雨の中でも。
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陽が当たると多少緋色っぽいかもしれないけれど
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季節、というより換毛の状況で、真っ黒い時期と割と茶色い時期があって
それは以前から知っていたことでしたが、今は黒々ですなー。
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人の檻の前で常同行動もするんですが
珍しく雑草を食べようとしている様子も見られました。
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常同行動している処は実感よりもずっと距離があって
カメラの倍率を上げないといけないことで遠さにいつも気づきます。
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その常同を遊具や木立の隙間から盗撮のように見るのが
実は好きだったりする・・・。
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それなりの速度で歩くのでコンデジ任せの私にはブレまくりですが
良いんです、そんなことは (^^ゞ

不意に投げ餌のエリアに歩いてくること数回。
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あんまりダイキチたちの近くに寄りたがらないので
端の方に落ち着いてしまうこともあるのが、ちょっと残念かな。
ダイキチ・ナッツを超えて反対側の端に居る、
マンタロウの奥に落ち着くこともあったり、なかったり。17-191015kotaroh
基本的にカッコイイ系の個体だと思うんですが
こんな可愛らしい座り方もするんだなぁ・・・。

陽射しと、被写体の黒さ、木洩れ日で素人の私には結構難しい (笑)
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こんなんですみません。

闘争も何もない穏やかな季節のオスたちは
餌やり=餌もらいがメインの展示で、熊同士の関係性の展開もなく
ブログにUPするには少し退屈かもしれません。
おやつの喰い付きがよくて、現場で見ている分には楽しいんですけどね。
だから、プール (池?) に入ってくれたりするとテンション上がります。
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コタロウが水に入っているのを見る機会に恵まれるとは
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やはり今回の訪問はコタロウを見るにはかなりラッキーだったみたい。
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毛並みが濡れてシナッとすると・・・
ベア・マウンテンに居る元々瓜二つの父熊アタロウに
益々似ているように見えて 「うっわぁ・・・」 としか言葉がでません (^^)
濡れると緋色が出てくるのかな?

この似っぷりは、たとえ生き別れても探し出せるレベルに似ていると思う。
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参考 → 雨の羆山で8頭に逢う その1 (全3回)~ベア・マウンテン~
     雨の羆山で8頭に逢う その3 (全3回)~ベア・マウンテン~
     病み上がり ~ベア・マウンテン~

この縫いぐるみ座りのときも実は遠くです。
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奥からコタロウ、マンタロウ、カンタ
コタロウ・マンタロウの双子は脇の高いエリアのほうから貰っていました。

引きで撮ると・・・コタロウは背中向けてしまったんですが、5頭勢揃い。
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左奥から、コタロウ、マンタロウ、カンタ、横たわっているナッツ、右がダイキチ。
画面中央は カー坊 (あるいは キョエちゃん)


コタロウと双子のマンタロウは毎度、毎度、愛想がよく
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呼べば反応してくれる可愛い奴よ (*^^*)
個体と個人でコミュニケーション取れるのが楽しい子です (*^^)v
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マンタロウのほうがお顔周りが緋色です。
換毛の状況で真っ黒いときもあるから識別には厄介ですが
お耳の形も違うので、何回か逢えば容易に分かるんじゃないでしょうか。

こちらもなかなかに格好良い毛並み状態でした。
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マンタロウの場合は、格好良い姿を撮ってあげたくても
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どうしても可愛いほうが先に立ってしまう。
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せめて、できるだけ四つ脚で凛と立っている姿をUPしてあげたい。
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見つめればおやつを投げてもらえると信じている。
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実際、この視線でたくさんおやつを手に入れています。
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お尻で座って背筋を伸ばし片手を上げるのがマンタロウのスタイルで
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熊好きというわけではない一般の観光客にはこういうのウケますよね。
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こんなに癖毛だったっけ?と思っています。
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コタロウが長毛気味に波打っているのとは違って、クリクリ巻いてているような。
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横顔も、ホレ!
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それと、今まで意識したことがなかったんですが
ベア・マウンテンのアタロウの胸の白斑に気付いたことで
マンタロウにも白斑があったことに気付きました。
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上腕から胸に向かって左右とも白っぽいのが分かるでしょうか。
いままで、白斑の無い単色の毛色だと思っていました。

コタロウには無い、
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( ↑ さっきの写真と連写の別の写真です ↑ )

若しくは、コタロウのは極端に目立たない。
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コタロウはつくづく黒い。
真っ黒であって欲しいという願望が私の目に白斑を見せないだけなのか・・・?
トータルで見て、コタロウのほうが黒く
マンタロウは茶色交じり白斑も見える=毛色が薄いということか。

本当に、本当に、コタロウは格好良いと思うのに
格好良い好きな私がマンタロウちゃんを好きなのは
楽しそうな表情をしてくれるからかな。
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客足が落ち着いてのんびりしているときも
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コタロウは人の檻のほうへ行ってひっそり休憩するけれど
マンタロウはお客さんが見え、お客さんからも見える処でイイお顔です。
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一般的に言って動きのない面白みのない時間なのかもしれないけれど

餌もらいしている姿より自然体で過ごしている様子のほうが好きなので
(土台、熊牧場でそれを求めるのには無理があるのは承知している。)
こういう写真はたくさん撮ってしまいます。
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寝顔も、見せてくれたのは5頭中でマンタロウだけでした。
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ダイキチやカンタも突っ伏したタイミングはあったけれど
多分、本当にウトウトしていたのはマンタロウだけだと思います。
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場所はいつもの人の檻の屋根の上。
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暑い夏も、積雪の冬も。


ふたりとも動画も撮りましたが、イマイチなものばかり細切れです。
静止画じゃなく動いているとこんなふうという参考になれば幸い。

コタロウ。
冒頭は2つある池の水嵩が無いほうに降りて水飲みだと思います。


マンタロウ。
餌もらいのひと場面。本当にイマイチ動画ですけど (;^_^A



私はマンタロウ贔屓と言えるのかもしれない。
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けれど、「公式キャッチフレーズ “漆黒の戦士” 」 の凛々しさを
つくづく格好良いと思わせてくれたコタロウでした。
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というわけで、さらに他の成獣につづきます。

オマケ:マンタロウの変顔
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2019年10月15、16日撮影

のぼりべつクマ牧場の成獣を、1回1回が長文になりすぎないように
何回かに分けてUPしようと思います。



いつも仲良し 「ダイキチ」(右)  と  「ナッツ」(左)
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13歳のオスの双子で
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バラバラに行動していることもあるけれど、圧倒的に一緒に居ることが多い。
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ダイキチは今年もボス続投
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よって、ナッツの裏番長 「俺に話通せ」 も続行
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きっと、ふたり一緒にいるから強気なんじゃないかな、
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と、最近とみに思います。

ヒグマの強面はカッコイイので好きですが
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こういうときは、おやつが欲しいだけの真剣な表情にすぎなくて
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見る角度やタイミングで、むしろ間抜けなお顔に見えることもあったりして。
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のぼりべつクマ牧場の餌やりは、100円で「熊用ペレット」、「熊用クッキー」、
そして 「ニンジン」 とか 「リンゴ」など季節によって大量に手に入る野菜果物系、
300円で 「鮭とば」 があって、どれも 1袋にお買い得な量が入っています。
真冬や、初夏の発情期は食欲がない傾向で
特にオスは餌やりしても反応が悪かったり、そもそも欲しがらなかったりしますが
今回訪問した10月は、とにかくよく食べる絶好調シーズン!
熊たちとコミュニケーションを取りたいならこの季節が一番いいかもしれません。

仲良し双子のフォーメーション、その1 縦に並ぶ
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フォーメーション、その2 横に並ぶ
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このくらいの感じで傍に一緒に居ることが多いのですが・・・・・・

そもそも。
いくら熊牧場だからって
成獣のオスの双子がいつまでも仲が良いというのは、どうなのよ?
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何なのよ? スキンシップなくらい真隣りにいるって、どうなのよ?

ま、このふたりがいつも一緒にいることなんて
今さら取り上げる話題でもないだろう って、それはそうなんだけれど
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こんなに近くにいると、受け流せないじゃありませんか。
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しかも、裏番長ナッツの甘えるようなマジ顔 (右の手を挙げているのがナッツ)

あー・・・もしかしたら、踊って歌う2人組なのかもしれない (笑)
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それとも、メスたちの個性的なアピール手法を取り入れようとしている、とか?! (笑)

お客さんが 「いくよ~!」 って。
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1欠片のニンジンは、ひとりのお口にしか入らないから
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ナッツのお口に飛び込んで、恨めしそうに見つめるダイキチ
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「いくよー!」
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頬寄せるように1欠片のニンジン
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今度はダイキチのお口に飛び込んで、切なそうね、ナッツ (*^^*)
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そんな表情するくらいなら、1欠片を譲り合わなければいいのに。

「いくよ~、いっち、にーの・・・」
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あれ? 別々のお客さんを見ているみたいだけど・・・
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ナッツが見ていたヒトは、多分マンタロウ か カンタに投げたみたいです。
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ふたりが近すぎるから、微妙に逸れると真ん中に落っこちてしまうのだけど
真ん中に落ちても絶対に喧嘩にならない、吠えることさえしない、
何とも不可思議な双子でもあり、ボスと裏番長でもあり・・・。
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ホントに、さ、何度逢っても面白い。
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発情期には発情期の、冬には冬の。
きっと次回も面白いんだろなぁ。



他の成獣たちへ、つづく。


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