2019年8月26日撮影

全面開園した熊本市動植物園にようやく行ってきた話の続きです。

UP済みのメスのエゾヒグマのヒメはこちら
  雨の熊本、雨のヒメ


オスのウマグマ 「コジロウ」
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カドリー・ドミニオン生まれ

コジロウくんもカッコイイ看板に変わっていましたが・・・
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1997年5月21日来園・・・以前の看板では3月21日だったよ?
ま、それはいいんですが

お隣りのエゾヒグマのヒメちゃんは誕生日も分かっていて
だから年齢もハッキリしているんですけど
コジロウくんは生年月日が分かりません。
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来園したとき既に成獣だったと伺っていましたが
今回、飼育さんが仰いますには、推定35歳?!
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目ヤニの凄いお顔を見ると
換毛のボサボサも手伝って、35という数字も
あながち見当外れでもなかろうという気になってきますが
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でも、待って。
35歳って相当なことでしょ。
ちゃんと歩ける脚腰からみて、30歳ぐらいが妥当じゃないかぃ???


確かにね、震災前と比べると凄まじく老いていたとは思うさ。
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でも、わからないですよ。
東武動物公園のイナオくんだって
目ヤニと夏の毛並みでは絶望的にお爺に見えるけど
冬毛モフモフになれば夏より何歳も若く見えるんですから。
コジロウくんだって今回はタイミングが良くなかったのかもしれない。
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いや、いや、いや、いや・・・これ絶対に目ヤニのせいでしょ。
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拭いてあげられないし、プールで自分で洗い流すこともなさそうだけど・・・。

同じような写真ばかりでゴメンあそばせ。文句は目の細かい檻に言っとくれ。
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こっちの目のほうが、ちょっとだけ良いかも。(目ヤニが。)
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震災のことはともかくとしても
高齢個体で、しかも日本には飼育頭数の少ないウマグマの彼に逢うのが
全面開園から9ヶ月も遅れたことを、少し後悔しました。
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一日でも早く逢いに行くべきだったし
1回でも多く逢いに行くべきなんだと。
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住み慣れたこの旧来型の檻は、今のコジロウくんにとって
新しく引っ越したりするのは酷だと思う。
たとえそれが、どんなに優れた放飼場だとしても。
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だから、震災で崩壊せず
修繕のために引っ越さなくて済んだのは、幸いでした。

此処で生きてきたのだから。
此処が一番寛げる場所だろうと思う。
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生まれたカドリーだってコンクリートだしね。

お昼寝は行き倒れスタイル (笑)
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檻にしかピント合っていませんが私にはこれが限界。

お顔の見えない角度でマジ寝しちゃって、あ~ぁ・・・って感じでしたけど
ヒグマの寝姿は、見るの好きです。
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今となっては質問するのもどうかと思い、カドリーにも聞きていませんが
カドリーの「うー」「故まー」「故 涼」との血縁はあるんだろうか。
(うーさんは存命だと思うんですが、引退していて詳細分かりません。)
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いま日本にいるウマグマの血統は3通りで (他にも居るのか分からない)
・カドリー系
・王子系
・東北サファリ系
コジロウくんって、うーさん・まーさんのどちらかの
お父さんだったりするんだろうか。
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すっかり老いたコジロウくんを見て、恋を経験していたらいいなと
飼育下でも繁殖行為の機会があったならいいなと、そんなことを考えました。

震災前に逢った時のような行水らしい行水も、常同行動も見られず
座っているか、寝ているか、夕方になったら少し前のほうへ出てきていましたが
なにがしかの行動を記録するというのは困難でした。

そういえば、撮れも録れもしていませんが
朝はニンジンを数本貰っていました。
普通に、普通に、美味しそうに食べていました。

「どうせまた常同が激しいんだろな」 と思って行ったので
少ない活動量に多少の衝撃を受けたことは否定できないけれど
高齢でも歩けて、病気でもなく出勤している姿を見られたのだから
逢った証拠の檻越しの写真を撮れただけで充分ですよね。

・・・とか、とか、考えていたところへ
ヒメの記事でも紹介した夕方の鯵のおやつがあって。
だから、夕方になって少し前のほうへ出てきていたんだと分かりました。
つまり、普段から夕方にはおやつを貰っているんだと。
(この日は平日だったから、土日祝だけじゃなく毎日だと思う。)

目ヤニ云々ではなく、基礎的な視力はもうずいぶん悪いんだそうです。
「推定35歳、目も見えてません」と説明しながら
鼻先に鯵をポンポン!と当てて与えていたから
「もう見えてないってことですか?」 と質問したんです。
そうしたら 「大丈夫、まだ光はある。鯵も見えている」 って笑われました。

ヨダレ垂らして喰いっぷりはいいですね。食欲旺盛なようで心配無さそう。

ヒメの記事にも貼ったのと同一の全篇通したものも貼っておきます。
繋がっている1本の動画を切っただけなので
後半のコジロウの部分は 一つ前の ↑ 動画と全く同じです。
前半のヒメの部分は ヒメの記事に載せたものと全く同じです。



切ないと見るか、安堵と見るか、それは見ている私の心の鏡かもしれません。
震災と震災被害を乗り越えて、歳相応に老けていくことが叶っている姿を
切ないなんて思うのはコジロウに失礼ですよね。

易々と再訪はできないのがつらいところですが
冬毛の季節に逢いに行かなくちゃだめですね。
ウマグマですもの、夏より冬のほうが元気に決まっているし!
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このまま残暑を凌いで、本当に、絶対に、元気に冬を迎えてください。

以前のコジロウの記事は、こちら
   コジロウくん
   本当に?

熊本市動植物園は、ツキノワグマの桔平・ひなた も、UPする予定です。