2019年8月27日撮影

カドリー・ドミニオンのヒマラヤグマはメスだけが公開されていて
最近は2部屋に分かれて暮らしています。

かつて大勢が暮らしていた広い部屋に、今は何頭いるのやら。
確認できたのは3頭でした。
1-190827mao-room
何頭いるのか、聞けば済むことなんですが
いろいろ聞いてしまった後で、また新たに聞くと
まるで取材に来ているみたいで感じ悪いかな・・・と思ったりして (^^ゞ

律儀な雨が勤勉に降り続き、高齢の彼女たちは午前中はこんな感じ。
2-190827mao-room

午後になって雨が小降りになってから漸くお顔を拝むことができたけど
部屋の紹介プレートに名前のある 「まお」 という子がどの子なのか
3-190827mao-room
それも聞けば済むことだったんですが、まぁいいかな・・・と。

ヒマラヤグマの識別は毎回そんな感じで曖昧なままです。
3頭のうちに まお がいるのだとすれば
多分この子じゃないかな? と思うのですが
4-190827mao-room
全く違うかもしれません。
お顔上げてるのを見ることもできていないし。

もう1頭はこの子で
5-190827mao-room

3頭目は、多分、行くと必ず目を惹かれて捉えている子だと思います。
6-190827mao-room
いつも気を留めているのと同じ子だとしたら
やはり徐々に年齢が増している感があります。

雨にもへこたれずお客さんにアピール。
7-190827mao-room
とにかくインパクトの強烈さが売りのヒマラヤグマですから
気が付いた人はみんな餌をあげているようでした。
熊牧場だから、アピールした者勝ちですからね。


もう一部屋は、エゾヒグマのコーダのお隣りの小部屋です。
8-190827tiki-nozomi

何度か覗いたんですが、ずっと寝ていて。
ちょっとお顔を見せてくれた、これが 「チキ」 ちゃん
9-190827tiki

この小部屋は2頭暮らしで
10-190827tiki-nozomi

このとき爆睡していた、これが 「のぞみ」 ちゃん
11-190827nozomi

こちらも午後になって雨が収まってきた頃に行ってみたら
コーダと反対側のお隣りのツキノワグマに餌やりしてたお客さんに反応して
のぞみちゃんが前に出てきていました。
12-190827nozomi
上手く撮れなくて若干無理な補正をしたのでテカっているのですが (;^_^A

先ほどの大部屋の毎回目を惹く姐さんはソウルフルでしたけど
のぞみちゃんはソバージュが似合うお姉さんって感じで (^-^)
13-190827nozomi

ヒマラヤグマの首周りの毛並みの豊かさは
何度見ても、どの個体を見ても圧倒されてしまうほど感動的。
14-190827nozomi

こっちがのぞみちゃんだ、という確信はあごの白斑の違いです。
15-190827nozomi

チキちゃんのあごはこんな白斑。明確に違うので見分けに有効です。
16-190827tiki

けれど、あごが見えない場合も多いから
実際には白内障の目で分かるというのが皮肉なところで
お顔では迷う場合は目で判断してしまいます。
17-190827tiki
紹介では片目が白内障と書いてあるけれど、両目とも白濁しているみたい。

老熊でも脚が悪くなければ動き回る個体が多いんですけど
チキちゃんが活動的ではないのは、あまり見えていないのかもしれません。
18-190827tiki

ヒマラヤグマ同士の喧嘩はかなりエグいと聞いています。
蒸し返す必要もない話ではありますが
カドリーでは闘争で亡くなったメスもいましたよね。
いろんな理由で、チキちゃんは安心して一緒に過ごせる のぞみちゃんと
ふたりでの小部屋暮らしになったのかな、と推測しています。
熊牧場で生きてきたから、見えない目で単独では不安がるのかな?
気の合う関係 且つ 干渉しすぎない距離感なんでしょうね。
19-190827nozomi-tiki
(一応ツーショットです ↑ ギリギリというか、無理矢理ですが。)

のぞみちゃんも、相当なのんびり屋さんなんだろうなぁ。
20-190827nozomi
この月の輪の形は、以前大部屋で見た記憶があります。
うすぼんやりな記憶を手繰ると、大部屋では目立っていたような気もするけど。


雨が小止みになったころ大部屋を覗くと
先ほどの姐さんが、餌やりしたいお客さんを無視して寛いでいます。
21-190827mao-room

食欲最優先じゃないのね。
22-190827mao-room

眠かったのか、お腹一杯でいらなかったのか。
23-190827mao-room
高齢だと思って見るから、こういう姿は何となく
物寂しくも見え、逆にマイペースが喜ばしくも思え・・・。

雨が上がったころ、また通りかかって覗いてみると
数日続いた雨の止み間に安堵しているかのような姐さんが。
24-190827mao-room

賑やかだったころの大部屋を知っているせいか
はたまた、高齢だと知っているせいなのか
勝手に 「ああ、今日も一日を過ごすことができた」 と空を仰ぐ、
そういう妄想に走ってしまいがちだけど
25-190827mao-room
ま、そんなことはないのでしょう。
ただのんびりしているだけなのでしょう、多分。
そこまでの高齢でもなさそうですしね (笑)


バックヤードにはオスが2頭いて (年齢は知らない)
逢えただけでも7頭いることになるから今はそれなりです。が、
メスたちは全頭高齢、繁殖は無いようなことを伺っています。
ヒマラヤグマと、アメリカクロクマは
今いるみんなが天寿を全うしたら後続はなさそうな気がします。

かつてはマレーグマも居たそうですが、私の初訪問時にはもう居ませんでした。
コディアックとホッキョクグマは既に最後の1頭も亡くなり
グリズリーとウマグマは1頭だけというところまで来ています。
ナマケグマが居たのかどうかは存じませんが・・・
世界の熊が揃っていたカドリー・ドミニオンも
ニホンツキノワグマとエゾヒグマだけになる日は遠くないのかもしれません。
(今の園長が熊に力を入れているようには見えませんし。)

元気でね。
毎日を大切に、健やかに過ごしてね。
26-190827mao-room


~余談~
記事のカテゴリーはヒマラヤグマですが
記事としてUPする予定の無いアメリカクロクマを。
お母さん熊の 「ウラン」
27-190827uran

息子の力也と、娘のメアリーは識別できていません。
多分 「メアリー」 で
28-190827tabun-mary

多分 「力也」
29-190827tabun-rikiya

3頭とも年齢は知りません。
徐々に頭数が減って
お父さん熊の 「アトム」 が亡くなった今は3頭暮らしです。


更新済みのエゾヒグマは、こちら
   コウメの周り ~カドリー 2019夏~
   若くなくてもヒグマはヒグマ ~カドリー 2019夏~