風来坊

趣味を中心に、日常の小さな発見や思いを気ままに書いている。 東洋蘭愛好家には気になるBlog.

寒蘭16(大楠柄)

大楠柄
大楠柄
(仮)
青・三角咲き・葉芸(覆輪)
産地:長崎・東彼
花径:10cm
唇弁:並
花数:4輪
花間:良
花軸:33cm、鳶
葉姿:中垂
撮影:11/20
鉢:4号
入手:S58
・長崎産の葉芸品は珍しい。その上雪白の覆輪縞はなお珍しい。
・上品な葉姿と葉芸がマッチしている。
・花も上の部類。
・株分け品が他会の展示大会で葉芸の部で過去に優勝している。
・最初は白覆輪だったが、縞が加わり出世しつつある。
▲入手した時は葉が1cmほど、袴を合わせて2cm、根は2本、同じく2cmほどの長さの未熟児の赤ちゃんだった。大切に育て上げたので愛着は一際である。最近は大人になって、目を楽しませてくれる。初花は8cm、4年前は9cm、一昨年は6号に植え替えて10僂梁腓さに出世して咲いていた。昨年は5号二鉢に分けたら途端に小さく咲いた。4号鉢に植え替えた写真の花数は昨年より1輪多かった。まだまだ成木ではないので本咲きとは言えない。花は上品な青。花弁の緑が比較的濃い。十人並みの器量。同じ坪の青は大輪である。

寒蘭15(扇華)

扇華
扇華

産地:長崎・西彼
花色:更紗
花径:8
咲き方:三角
花数:6輪
花軸:35僉∪
鉢:4号
撮影:11/20
▲我が家では初めての開花。随分昔、一芽を入手。その時は「紅が何とも言えず美しい」という触れ込みだったから、楽しみながら育てたが、結果はやや残念だった。でも、蘭友の言を信じて、あと2年、本咲きするまで育てようと思っている。「鉢が小さく、作が良くないので、本当の力は出せなかったのだろう」と思うことにした。蘭友には内緒、内緒…。昨日は一日中、寒かった。北海道ではマイナス20℃を超える所があったとテレビで放送されていた。東北、北海道ではかなりの積雪が見られた。孫や子の家も雪景色の中だという電話あり。風邪ひくな!

寒蘭14(西岳)

西岳
西岳
(仮)
更紗・三角咲き
産地:長崎・西彼
花径:9cm
唇弁:並
花数:4
花間:上
花軸:41cm、青
葉姿:中垂
鉢:4.5号
入手:S63
撮影:11/20
・初花の時は紅更紗の一文字咲きだった。
▲写真の花は気候のせいか、一昨年は紅更紗だったが今年は更紗である。花の色も形も本来の姿にはなっていない。日射量もかなり影響していると思う。東彼の大賀須の蘭も紅更紗からベタ赤に変化したことがあった。紅の色素が昨年は今年より少なかったのだろうか。一昨年は株分けしたので作落ちしたが今年は樹勢は良くなり、花軸も伸びた。今年は4.5号の鉢を撮影した。花間は良い。木が充実すればまあまあの花となるだろうと期待している。作によって花型も変化するようだ。一個体でさえもかように変化するのに、「寒蘭は全て同じに見える」とおっしゃる御仁がいた。差異をたびたび説明するがなかなか理解してもらえなかった。昨日、代表的な色の花を持参し、納得してもらった、と思う。(白花・紅・更紗・青・黄など)

寒蘭13(神曲)

神曲
神曲
白金鵄・三角咲き
産地:高知・宿毛
登録:昭和40年
花色:白黄・大輪
入手:H1/11/26
花径:11cm
花数:4輪
花茎:56cm、桃褐
葉:中垂
鉢:4.5号
撮影:11/30
・蕾のときは濃黄色だが、開花すると白く冴える。
・土佐産の幽玄を表現する代表花。
・楊貴妃とは同じ系統。
・よく普及している。
▲4年前、5号鉢で開花したものを、3年前4.5号鉢に植え替えた。鉢が小さい方が花が咲きやすい。花数が3輪から4輪に多くなった。花も昨年と同じ11cmの大輪だった。成木になり、本咲きすればほぼ一文字に咲くだろう。写真は開花して3週間目だったので内弁の抱えが良くない。花の色は白く冴えている。作が昨年より良くなった。それにしても入手以来29年にもなる。少しも増えない。ここ数年、蘭に対する執着心が薄らぎ、「目肥やし」が不足気味だったような気がする。今年は少し手入れもできたので来年は良い花が咲くだろう。毎年、そう思う。最近は里山をウォーキングする心と体に余裕がない。山は日々変貌を遂げていることだろう。圃場は長い休眠に入って、春を待つ態勢に入ったようだ。自然は温暖化を喧伝している。しかし、昨日から寒くなっている。正月用に皮を剥き、陽に当て、手入れした干し柿が完成した。正月の準備、万端整ってきた。天気の良い日には蘭の植え替えをしたい。年賀状にもぼちぼち取り掛かろうか。

寒蘭12(松翠)

松翠
松翠
原産地:長崎・五島
青々・一文字咲き
花径:10
花茎:60僉∪
花数:9輪
葉:立葉
鉢:6号
入手:H.20
撮影:11/20
▲この花に関しては、自分の根性を褒めてやりたい。と言うのも、葉なし、根なしのバック・バルブをミズゴケ植えにして「袴」を出したばかりの2冂の小苗を9年前に頂き、大事に育てた。その結果、順調に瞬く間に育ち、開花を見たのである。我が家での初花は5年前である。今年は成木になっている。バルブから育てて、花を咲かせたのは、初めてである。知識、技術よりも継続する根性が大切だと思った。親もとの花を髣髴とさせる一文字咲きの堂々たる花型である。親は五島産の優勝花・登録花に間違いない。木を充実させれば、見事な花になる。鉢を6号に植え替えて育てたら、花径も大きくなった。作が上がれば花型が良く、花軸も真っ直ぐに高く上がるので、楽しみな一鉢である。この鉢は撮影する時にはまだ花軸も伸長途中で、花間も不十分だった。花数が多いのが、唯一の難点のようだ。その結果、上部が少しつまり気味になっている。花の姿は一文字咲きだ。花の姿は目肥しを十分にやった効果を如実に物語っている。昨日、盛りを過ぎた鉢や新芽のない株の鉢は、来年に備えて花軸を切り始めた。花軸は花瓶に生けて、香りを楽しもう。数えたら、まだ55鉢もの開花株が残っている。蘭舎にて今年中は香りを楽しむことができる。
*12/6:眼科(→眼鏡屋)、整形外科、歯科、床屋、と多忙な1日だった。植え替える暇がなかった。

寒蘭11(小林紅)

小林紅
小林紅(仮)
紅・三角咲き
産地:日向・小林
花径:10cm
唇弁:並
花数:6輪
花間:上
花軸:45僉∪
葉姿:中垂
撮影:11/20
鉢:5号
入手:S56
・入賞歴あり。
・葉、花、軸のバランスが良い。
・ゆったりした癒し系の花。
・花付きがとても良い。
▲今となっては紅花としては平凡になった。紅花という触れ込みで手に入れたが、今一つ紅色が冴えないので紅更紗と思っていた。しかし、一昨年から本来の紅花に咲いた。我が家では古株で牢名主のような存在。早咲きの傾向がある。「目肥やし」が不足しても毎年、律儀に花を咲かせてくれる。2年に1回しか咲かない個体のことを思えば、良しとすべきであろう。今年は去年より作が良くなった。昨年は4輪だったが、今年は6輪咲いた。花軸は7儿發上がった。花の大きさも大きくなった。写真の鉢は開花後、10日以上経っていたが、まだ全開ではない。この花は開花後、一回り大きくなる。とにかく、姿優しく、香り豊かな蘭である。
*寒蘭:花後の手入れを始めた。まだ50鉢以上残っている。植え替えをできないでいるのは、花軸を切らずに薫浴している。盛りを過ぎたものは切って、花瓶へ挿して、香りを楽しんでいる。

寒蘭10(室戸錦)

室戸錦
室戸錦
紅・一文字
産地:高知・宿毛市大物川(橋上ともいわれる)で発見。
登録:昭和26年
花:紫みのある濃紅色
花径:9cm 大輪
花数:6輪
花茎:43cm、共軸
葉:中垂。光沢が良い。
鉢:5号
入手:H11/11/8
撮影:11/30
・唇弁は黄色地に前面無点、時に細点が見られる。
・切れの良い外弁と抱えの良い内弁で、土佐赤花の代表である。
・花色に優れ、濃紅色で最後まで褪色しない。
・本来一文字咲きだが、肩を下げて咲くときもある。
・同じ高知産の「緋燕」によく似ている。
▲弁先まで力が漲り、凛とした中に気品のある寒蘭らしい姿の花。欠点のない花であり、好きな花の一つ。全国で愛培されている。良く咲けば展示会等でも入賞できる。登録されて以後60年以上もの長い歴史を経ても未だに人気が落ちない。永い年月の篩にかけられてもなお、名花として残っているのは本物の証拠だと思う。銘花は誰が作っても殆んど花に狂いはなく、一見してそれと判るものだと思う。今年は花軸も高く上がり、花数も増えた。他の鉢にも花が咲き花軸は高く上がった。寒蘭は特に、思わしくない鉢を発見し、手入れをするために、時々、すべての鉢を手に取って診断をする必要があると反省した。写真の花は光の関係で花弁の色が見えにくく、黒っぽく写っているが、実際は濃い紅である。
*病院:眼科。整形外科。定期健診と診察。 

寒蘭9(寺脇)

寺脇
寺脇
(仮)
青・三角咲き
産地:五島
花径:8
花数:7輪
花茎:50僉∪勅
葉:半立ち
撮影:11/20
鉢:5号
入手:S.60
▲この花の花弁は緑色が強い。花弁が厚いので花のもちが良い。船底舌が特長。花間も良いのでこれからが楽しみ。将来有望な青。4年前には5号鉢を6号鉢に替えたところ、花軸が高く伸びた。今回は花径は8僂半さくなった。花軸は上品ながらも強く、真っ直ぐに上へと上がる。手のかからない寒蘭。銘品にばかり目が行って、この花は陽の目を見るのが遅くなっていた。写真は開花後2週間の花。
▲遅咲き会でのY氏の話。寒蘭の話よりも興味深く聴いた。(とても優しそうな人だったが…。)
*Y氏は今年、イノシシ、イノブタを合わせて23頭捕獲したとのこと。(12/2現在)
*「イノシシとイノブタの違い」について。
・イノシシは全てに荒い行動をする。(用心が肝要)イノブタはイノシシより大人しい。
・イノシシの牙はイノブタの牙より長い。
・イノシシの鼻は尖っていて長い。イノブタの鼻はイノシシより短い。
・後ろから見るとイノシシの尻は、三角形(△)。イノブタの尻は丸い(〇)。
・イノシシの毛は荒々しい。硬く、バリバリしている。
・イノブタは沢山子供を産む。
・山にはイノブタの方が、イノシシよりも多い。
*アナグマは美味しい。アライグマは臭くて食べられない(雑食だから?)とか。
 (記憶が定かでないが…。初めて耳にした事だから、真偽は不明だが、記載しておく。)

寒蘭8(薩摩青)

薩摩
薩摩青
(仮)
青・三角咲き
産地:薩摩
花径:8cm
花数:6輪
花茎:38cm、青
葉:中垂
入手:H16
鉢:5号
撮影:11/20
▲薩摩の剛毅朴訥な気風を思わせる花。一度決めたら猛進する強さと逞しさを感じる。花弁が広いので、花を大きく見せる。大楠の葉芸品と交換したもの。花弁が厚く、緑濃く花間も良く、花もちが良い。将来性に富む素質の良い木。今年が開花10年目。4年前は花数が8輪だったが、昨年は6輪だった。この程度の花数が良い。花径は同じ。5号鉢で育てたら、花数は減るし、花軸も高く上がらなかった。写真は咲きだしてまだ間がなかったので正開咲きになっていない。開花10日くらいが見ごろ。パッチリ開いたら見ごたえがある。
*12/2:寒蘭遅咲き会。本会に負けず劣らず、名花が沢山出ていた。自分は「豊雪」を出品。栽培に熱心。

寒蘭7(桃麗)

桃麗

桃麗
桃・三角咲き
産地:高知
登録:桃<土佐45>宿毛市西谷山産
花径:9cm
花数:5輪
花間:良
花軸:50cm、桃紅
葉姿:半立ち
撮影:11/30
鉢:4号
入手:H19
・土佐寒蘭の桃花を代表する花の一つ。
・花は鮮桃紅色、抱えた三角咲き、舌は白黄地に紅点がはいる。
・花軸は淡紅色で共軸。よく伸びる。適度に保たれる花間。
・葉は淡緑色でやや狭い。
・桃里と同じ系統。
・強健で育て易く、普及している。
▲11/20の写真は6号鉢で一輪めが開花して2日程度経過していた。一輪では寂しかったので11/30に4号鉢の蘭を追加で撮影した。10日前と比べると約1儔峽造大きくなった。今は満開である。花軸は昨年と全く同じ高さに伸びた。土佐の桃花は、一般に、ゆったりとした優しい姿で咲く。花軸は高く上がる。土佐の桃花は他に「日光」を育てている。花の姿は日光の方が好みであり、愛好家には評価が高い。しかし、こちらの方が育てやすく、すくすく良く育つ。この鉢は交換会で不本意に手に入れ、育てることになった。当初、自分の軽薄さに嫌気がさしたが、今ではこちらの方が愛着がある。寒蘭は「縁」のものと思っている。満開になれば、見ごたえがある。蘭舎での薫浴を楽しんでいる。

寒蘭6(更嶺)

更嶺
更嶺
紅更紗、三角咲き、大輪
産地:諫早
花径:9
花の特徴:広弁広舌、花間良い、唇弁は小点
花数:6輪
花軸:58僉∪勅
葉:中垂れ
鉢:5号
撮影:11/20
受賞:昭和41年天賞
▲端正で内弁の抱えも良く、花軸も真っ直ぐに、高く上がる。更紗では諫早を代表する花の一つ。この花も開花後、一回り大きく(1僂曚媛嵎曚)伸びる。写真は開花間もない頃のもの。手の要らない優等生の蘭だと思う。我が家では隔年に咲いている。花弁は厚い。花は乱れにくい。
*「お前より 蘭が可愛いと つい漏らし」 (蘭キチ時代を思い出した)
*「戯れに 漏らしたことが 仇になり」   (今なお、影響は続いているようだ…⤵)

寒蘭5(五黄光)

カンラン(寒蘭)
ラン科・シンビジュウム属
学名:Cymbidium Kanran Makino
分布:本州、四国、九州
花期:11月〜12月
花色:赤花系(桃・濃赤・とび)・黄花系・白花系・青(緑)系・更紗系ほか。
花型:一文字咲・三角咲・飛肩・折鶴咲・ふんばり咲・抱え咲・反転咲・福禄寿咲
▲産地については今なお昔の地名で呼ぶ。
肥前寒蘭・肥後寒蘭・薩摩寒蘭・日向寒蘭・土佐寒蘭・紀州寒蘭・球磨寒蘭・天草寒蘭など。
 以後、科名、学名などは省略する。
   ※写真の花について
五黄光

寒蘭5(五黄光)=(黄海の誉)

産地:長崎・五島
・昭和46年に発見
花:黄花・三角咲き
花径:8cm(小型)
舌:並
花数:6
花間:並
花軸:38cm、黄
葉:中垂れ、黄〜淡黄
撮影:11/20
鉢:5号
入手:昭和58年
・葉と花と花軸の色が同じ系統(共軸)の所が珍しい。
・新芽は黄色だが次の年には淡黄緑色に変わる。
・花としての登録は本当は「黄海の誉」。しかしこの名を知る人は殆んどいない。
・「五黄光」は葉としての登録。名前を二つ持つ有名な花。
▲長崎県産の黄花で黄葉(黄金葉)として昔より有名。希少であるし、貴重でもある。5年前に植え替えて5号鉢の2鉢にした。そのうちの1鉢は熱心に所望され手放した。それで今は一鉢あるのみ。作は良くない。今年は花型も良くなかった。写真は開花後2週間以上を経過していたので盛りは過ぎていた。
*11/29の6:30:中天に半月。やや東方に金星。空は快晴。太陽が昇るにつれ、月と金星は力を失っていった。

寒蘭4(岩谷)

岩谷
岩谷(仮)
青・一文字咲き
産地:長崎・東彼
花径:9cm
唇弁:並
花数:7
花間:良
花軸:43cm、青
葉姿:並
撮影:11/20
鉢:5号
入手:S57
・育て易い花。
▲昔、この蘭は「山の神様からの頂き物だ」と勝手に思い込んで育てていた。36年ほど前に山歩きをしていると、あちらこちらに春蘭を引き抜いて、そのまま放ったらかしにしている現場を目にした。マナーの悪い人がいるものだと義憤に燃えて、目につくものは全て、穴を掘って、その数、何十本も丁寧に植えて回っていた。ある時、少し大きな蘭が例の如く横になって白い根をからからにして瀕死の状態だった。何時ものように植え直そうとしたら、根元から寒蘭の新芽が本体とは直角に芽を出していた。山に植えるわけにもいかず、自分で育ててみようと思った。10年ほど育てた。初花はごく普通の青花だったが株が成熟するにつれて、花も大きくなっていた。ある時、地植えにしたら、そこでも元気に育った。山の神様に対して、不義理をしたという思いが芽生え、鉢揚げした。今回の花は3年前に比べて1兮腓く咲いた。しかしH11には10僂硫峽造世辰拭それと比べると今回は小さく咲いたことになる。「岩谷」は山の中の谷の名前。がっちりとして、野性味溢れる花である。青軸と花間の良さが長所といえる。
*庭のツワブキの花軸を全て刈り取った。2か月間有難う!ミニ畑の整地。

寒蘭3(翁峰)

翁峰
翁峰
青無点・三角咲き(元は一文字咲き)
産地:長崎・五島
登録:<長崎50>
花径:8cm
唇弁:無点、上
花数:3輪
花間:良
花軸:33cm、鳶色
葉姿:並
鉢:5号
入手:S61
撮影:11/20
・長崎産の青無点として、貴重である。
・優しい、柔らかい雰囲気を持つ花。
・成木になれば大輪の一文字咲きになる。
・写真写りの良い花。
・大事にしたい花。
・普通作では中輪なので展示会向きではない。
▲花は咲いているが、株がまだ本当の成木に生りきっていないので、残念ながら、我が家では本咲きにさせたことはない。鹿島の展示会で驚くほど作の良い翁峰を見たことがある。それを目標にしているが努力がたりないようだ。今年は鉢を5号に締めた。最低2年は植え替えをするまいと思っていたが我慢が足りなかった。従って花も小さく咲いた。ここ、2週間は60鉢以上の寒蘭の花の香りの中、蘭舎で薫浴を楽しんだ。盛りを過ぎたのが数鉢ある。それらは花軸を切って、花瓶に入れて楽しもう。1年間培養した分の報酬だと思っている。振り返ってみると、37年間育てて、自分で納得のいく栽培はしたことが無いように思う。寒蘭の栽培は永遠なり。

寒蘭2(円應寺)

円應寺
本野円應寺
(仮)
青・一文字咲き(本来は)
産地:長崎・諫早
花径:10
唇弁:上
花数:7輪
花間:良
花軸:46cm、青
葉姿:中立葉
撮影:11/20
鉢:5号
入手:H13
・男性的な花。
・本咲きの時は入賞が期待される花。
・本来は一文字咲きの大輪(10cmを越える)。
・凛とした弁先まで力の漲る花。
・立葉だが花軸は葉上高く上がる。
▲この花の一番の特徴であった力強い一文字咲きの大輪は今年は三角咲きになって、ゆったりとした感じの花になった。しかし、花径は一回り大きくなった。株分けや植え替えの影響がまだ続いているようだ。花に力が入ってきた。昨年と同じ高さに花軸は上がった。寒蘭は1回機嫌を損ねるとなかなか機嫌を直してくれない。取り戻すのに何年もかかる。鉢数が多いので目が行き届かない。どうしても通路に近い所に置いている鉢が目につくもの。この鉢も普通には目肥やしをやった心算だったが、足りなかったようだと反省。子供と同じで、手のかかるら蘭と掛からない蘭がいる。この花は過去に優勝したことがある。改めて見ると、なかなか美しい花である。

恵蘭12(黎明)

黎明
黎明
台湾報歳蘭
紺帽子白黄中透
変化系統:恵蘭→広葉系→台湾報歳→玉松⇒黎明
登録:昭和40年、貞包広尚氏(佐世保)
学名:Symbidium sinanse
原産地:台湾
撮影:11/13
・新芽から成木になるまで、全ての時期で照り葉が美しい。
・栽培がやや難しい部類に入るので、鉢数は少ない。
・「玉松」からの変化なので葉は厚く、葉幅は広く、丈夫である。
・新芽は三枚葉のヤッコが望ましいが、写真は上作ではない。
▲数年前、成木の黎明はお嫁に行ったので子供の黎明を育てている。人に例えれば小学3年生というところか。小さい株でも魅力がある。ここ数年は公私ともに多忙で「眼肥やし」が効かなかった。一昨年から少し目をかけたら、その分、作が良くなったが、今年はまた夏の天候不順で派手柄になり、失敗である。玉松の雪白に対して黎明の白は黄みを帯びて、独特な色をしている。だからと言って、養老の白とも異なる。写真では区別がつきにくいデリケートな色をしている。
*11/25:自治会の大掃除。(8:30〜10:30)。川の泥上げで、みっちり絞られた。汗で下着も濡れて、絞るほどだった。今日は元から痛かった腰が、とても痛い。でも、病院には行きたくない。

瀝11(鳳)

鳳

芸:紺覆輪に黄中透け
葉:垂れ葉
変化系統:恵蘭→細葉系→素心蘭→玉ちん蘭→玉ちん中高→鳳
*柄に狂いのない品種
*芸が地味な方。
撮影:11/13
▲恵蘭の中では花形も良く、香りが特に良いという評判である。自分で咲かせてみた。葉姿と花とのバランスは良いし、香りも良いと思った。でも香りや花型は寒蘭の方が上品で勝っていると思う。贔屓目かもしれないが…。作は平均点の部類。10条くらい芽数を増やせば見ごたえがある。今年も根性を入れて育ててみようと思っている。明日までで恵蘭の投稿は終了する。
*11/24はネットの文化祭(2日目)。気にしていた人に、久しぶりに会えて、嬉しかった。文化祭の準備は手伝えなかったが、片付けは手伝えた。

恵蘭10(鶴の華)

鶴の華1鶴の華

鶴之華
白黄深覆輪(鶴芸)
変化系統:瀝⇒廣葉系⇒大明蘭⇒金華山(黄爪)⇒金鳳(黄爪雲井)⇒金鳳錦(黄覆輪ケ込雲井)⇒鶴之華
登録:昭和13年、小柳伝三郎氏(長崎)もとの名は「真心」
学名:Cymbidium sinense (Andr.)Wild
原産地:中国南部
和名:大明蘭
撮影:11/13
・大明蘭の中で一番優れた品種といわれ瀝界を代表する美術品種ともいわれている。
・大明蘭は、葉幅が広く、葉がよじれて半回転するという特徴がある。
・白黄色の大深覆輪で、葉の色が紺緑色に変わり、他の大明蘭にない地合となる。
・出芽は鮮明な桃色。淡い緑色の新葉は覆輪状に白色の中透で伸び、成長するにしたがい緑色が上がってくる。
・淡緑色の覆輪状は白黄色の大覆輪に転覆する。
▲今回は「馬子にも衣裳」じゃなくて、「蘭にも飾り鉢」というわけで、栽培用の鉢をそのまま飾り鉢に入れて撮影した。普段着の上から一張羅を着せたような姿である。しかし、雰囲気だけはわかる。展示会に出品する時には晴れ着を着せるものである。性質は強健。徒長しやすい。本来の性質をコントロールして、徒長を抑制するのは難しい。鉢を小さく、水やりを控えると葉先を傷め作落ちする。納得のいく作品を作るのはかなり難しい。
 「鶴乃華」の命名は長崎の昔の港の名称、「の港」に由来するということを聞いた覚えがある。(登録者は長崎の人)また、このような芸を他品種でも「鶴芸」と呼ぶ。写真は中木。まあまあの作。3月に開花。香りは良いが、葉と花のバランスが悪く、花弁が踊るので花は好きではない。恵蘭界の人が花を咲かせない理由の一つがここにあるのかもしれない。葉芸と葉姿で「鶴の華」とすぐ分かる特長を持っている。
*11/23はシニアネット長崎の文化祭の1日目。今日まで。午後から参加する予定。

恵蘭9(大勲)

大勲
大勲
白爪白縞
変化系統:恵蘭→広葉系→台湾報歳蘭⇒大勲
登録:昭和17年、岩屋作五郎氏(大分)
学名:Cymbidium sinense
原産地:中国南部、台湾
撮影:11/13
・やや細葉の中立葉。
・白深爪に鮮やかな白縞が入る。
・細いもの、太めの棒縞と一定しないが、すっきりした美しさがある。
・男性的な姿をしている。
・栽培しやすい。たまに新芽が幽霊で出ることがある。
・葉が厚く、堅いので雑に扱うと割れることがある。
▲写真の蘭の作は自分としては稍不満。この株は数年前に流行した緑の葉の色が稍薄い、黄色っぽい葉の系統。本来の大勲は濃紺に白い縞が入るのが魅力だとされていた。一昔前は大勲斑縞が人気だったが最近は白と緑がすっきりした本来の大勲がもて囃されている。歴史は繰り返す。不易流行。昨年の厳冬に無加温の蘭舎で台湾生まれの瀝がマイナス4℃以下だったのに、どうにか越冬してくれたようだった。今年も寒くなりそう。東洋蘭のダメージは1〜2か月後に現れるので油断できない。最近は日に2回は蘭舎に通うことにしている。

瀝8(瑞晃)

瑞晃
瑞晃
 
紺帽子白中透
変化系統:恵蘭→広葉系→台湾報歳蘭→瑞玉→瑞晃
登録:昭和31年上永氏(八代)作出
学名:Cymbidium sinense
日本名:ホウサイラン(報歳蘭)
原産地:中国、台湾、日本南部(屋久島)
別名:報春蘭、報歳蘭、豊歳蘭、墨蘭
英名:Chines cymbidium
撮影:11/13
・花、葉ともに変異が多い。日本、中国、台湾で多く栽培されている。
・最近は韓国でも栽培者が増えている。
・正月(旧暦)頃に咲くので、「歳を報せる」めでたい蘭として、中国では報歳蘭の名がある。
・正月の床飾りにも使え、芳香があり、古来中国上流階級の必需品であったとされる。
▲テレビで、中国高官へのインタビューのとき、高官の後ろの飾り棚にホウサイランが飾ってあるのをよく見かける。今もその伝統は残っているようだ。
・儒教の祖である孔子の故事に由来するものだと思う。
・一般に暖房設備が必要であるが、加温しない私の蘭舎では旧暦の正月頃、2月〜3月にかけて開花する。
・ケイラン(柄物)愛培者としては、花を咲かせるのは邪道とされる。 試しに1回はすべて咲かせてみた。すると、良い香りを放つ。しかし、幅が広い葉姿に比べると、花が小さい。恵蘭はやはり柄を鑑賞すべきものだと思う。写真の鉢は並みの作だと思う。 3枚葉を二芽(奴吹き)が理想であるが…。思い通りにはならない。
*11/22:シニアネット長崎の文化祭(11/23〜24)の準備。午後1:00から。

恵蘭7(祥玉)

祥玉
祥玉
雪白中斑紺帽子芸
瀝⇒広葉⇒台湾報歳蘭⇒祥玉
登録:不明
学名:Cymbidium sinense
原産地:台湾台北県新店平廣山区
撮影:11/13
・光沢のある緑色の中垂葉の葉姿に、雪白の中斑芸を表わす。
・紺帽子で白と緑がはっきり分かれる。
・「鮮艶迷人葉姿」(台湾の『瀝全集』より)
▲写真は数年前に交換会で小苗を求めた物。白の色に特に魅力がある。緑と白の色合いが一種独特ですぐ他と分別できる。色合いはやや瑞祥に似ているがより白い。また瑞祥は立葉であるが、これはそうではない。育てるのがとても難しく、なかなか作上がりさせることが出来ない。数年前から一歩前進ニ歩後退の状態である。これを見るたびに祥玉から『お前は、下手くそ!』と言われているようで、内心辛いものがある。蘭は「辛抱草」とも言われるので、辛抱して育てている。今朝は寒い!
*地震:4:00頃、宮崎で震度3 震源は種子島の近く。地震と台風は嫌いだ!.

瀝6(薩摩錦)

薩摩錦
薩摩錦
白黄爪斑縞青苔斑
変化系統:瀝⇒細葉⇒赤芽素心蘭⇒薩摩錦
登録:昭和25年
学名:Cymbidium ensifolium
原産地:中国南部(福建省、浙江省)など。
撮影:11/13
・新芽は赤芽で出る。
・比較的地味な芸である。
・細葉で立葉。
・強健。複数で新芽が出るので繁殖も良い。
・油断すると徒長しやすい。
▲株分けする時は、細葉の場合は5本立ち程度を目安にしている。
▲「中国におけるランの歴史は古く、春秋戦国時代の大聖人、孔子がランを深く愛し『幽谷君子』と称賛したのは有名な話ですが、そのランは当時の書画等から考察すると、ソシンランの仲間であったと思われます。」の記述もある。自分はかつて、「大屯素心」ではなかったかと記述したことがある。今も変わらない。韓国や中国のドラマにはその背景に蘭鉢を見ることが多い。今年の写真撮影は斜め上方の角度で撮った。真横から撮るよりも葉芸が分かりやすいと思った。
*認知機能検査:総合点は84点。「記憶力・判断力に心配ありません。」の評価。安心した。
 *第3分類「次回の高齢者講習の時間は2時間」1/8午前10:30集合、11:00から講習。

恵蘭5(金玉宝龍)

金玉宝龍
金玉寳龍
台湾報歳蘭
今ハゼ白黄中透
変化系統:恵蘭→広葉系→台湾報歳→金玉満堂→金玉寶龍
登録:昭和58年友松悟氏(中津)
学名:Cymbidium sinense
日本名:ホウサイラン
原産地:台湾
別名:報春蘭、豊歳蘭、墨蘭
英名:Chines cymbidium
撮影:11/13
・派手柄性である。
・繁殖は普通。
・上作の時は見事である。
▲この夏は暑さのため「目肥やし」が足りなかったと思う。暑い蘭舎に入らなかったこともあった。年令のせいか、集中して蘭の世話をする機会が少なくなった。それでも1日に朝夕の2回はご機嫌を伺いに訪問することにしていた。鉢を手にとることが少なかった。作に少なからず影響しているようだ。昨年よりは蘭の機嫌は良いと思っているが作は良くない。昨日、鉢数を数えたら、寒蘭、瀝、素心、コラン、春蘭等全部合わせて300鉢近くもあった。手が回らない筈だと苦笑した。少しは整理しているつもりだが、もっと整理を急がなければ…と思う。写真は派手柄が進んで、作が良くなくなった一鉢。
*11/19:今日は自動車免許証の更新のために認知症検査の日。自動車学校へ行く。記憶力が落ちているのでやや、心配。頑張って来よう!

恵蘭4(錦旗)

錦旗
錦旗
ラン科・シュンラン属
学名:Cymbidium ensifolium
品種名:錦旗(玉花蘭)
芸:白深帽子覆輪紺地転覆芸
登録:昭和12年神谷政吉氏(静岡)
変化系統:瀝⇒細葉⇒玉花蘭⇒北中(爪無し玉花)⇒爪玉花(白)⇒錦旗
撮影:11/13
・中立葉性
・性質、強健。繁殖、良好。
・とても美しい。
・芸は派手な方。
・遠くからでも錦旗と判る。
・先祖の玉花蘭から変化して、葉幅は約半分という細葉である。
・他の瀝と比べると、陽を好むし、強い。
・徒長させないように注意すること。
▲蘭舎にて、夏の香りの犯人は錦旗であることが多い。花の形はイマイチだが、香りは良い。マニアは開花させないのが常識だが、花の香りも捨てたものではない。昨年は作上がりしていたので、今年、株分けをした。それで、写真にしたら寂しいものになった。でも、作上がりの株を見るのは楽しい。また、この鉢の名前を見ると、「♬宮さん宮さん♫」を思い出す。
 
今日は朝は快晴だったが、今は雲が空を覆っている。天気は下り坂のようだ。近いうちに寒蘭の花の撮影もしなければならない。開花が目白押しである。今年は寒蘭展には出品しなかった。遅咲き会には出品するかもしれない。

恵蘭3(玉松)

玉松
玉松
濃紺深帽子に雪白中透け
変化系統:恵蘭→広葉系→台湾報歳蘭⇒玉松
登録:昭和19年西 氏
学名:Cymbidium sinense
原産地:台湾
葉:半立ち
撮影:11/13
・白の中透芸が雪白なので評価は高い。
・地が濃い緑(紺地)なので雪白がより鮮明で美しい。
・根が伸びにくいので栽培が難しいという評判の種類である。
・同じ玉松でも、根が伸びにくいものと、それほどでもないものの二種類があるといわれる。
▲我が家でも他の蘭に比べると根は伸びにくい方だが、栽培に工夫をしているせいか、繁殖も普通である。たぶん性質が良い方なのだろう。蘭を始めた頃に「ぎょくしょう」と読んだら、怪訝な顔をされて、「たままつ」と読むと納得顔をされた思い出がある。地名、人名、登録名は読むのが難しい。写真の鉢は本来の模様を表しているが作は良くない。錦鉢に植えると見栄えがする蘭。これから寒さが増す。加温装置のない我が家の蘭舎の東洋蘭たちは少し心配である。
*11/16:車検、完了。タイヤ、ファンベルト、ホイルキャップなど、交換した。

恵蘭2(旭晃錦)

旭晃錦
旭晃錦
台湾報歳蘭
白爪白斑縞
旭晃⇒旭晃錦
学名:Symbidium sinense
産地:台湾
登録:昭和52年(銘鑑編成会議にて)
撮影:11/13
・旭晃(黄爪、黄斑縞)からの変化。
・白または白黄の斑縞を表わす。雪白に近い芸を現すものもある。
・究極の芸だともてはやされ、人気の高い時もあった。
・柄が一見、地味なので素人うけしない。
▲葉の裏まで芸が進んだものは、やはり素晴らしいものだと思う。地味だがしみじみとした趣がある。しかも芸が安定して狂いがない。しかし世間の評価は移り変わる。20年前は手が出ないほど高価だったが今は品物が増えすぎたせいか評価が落ちてしまった。蘭の価格は中国、台湾、韓国、日本の景気に強く影響を受けるとの業者の話もある。裏返して考えると、瀝を始めるなら今がチャンスとも言える。安くて良いものが簡単に手に入るから。我が家の蘭舎は無加温だから寒波はやや心配。南国生まれの瀝には過酷だから。しかし、ここ数十年、曲がりなりにも乗り切ってきたようだ。温室育ちの恵蘭は我が家では数年間、作落ちする。逆に、我が家の蘭は作落ちしたという話は聴かない。
*ユリ:11/15オウゴンオニユリとカノコユリを植え替えた(計9号菊鉢3個)。6号鉢でも球根は大きく育っていた。

恵蘭1(旭晃)

旭晃
旭晃
台湾報歳蘭
白爪黄縞
変化系統:恵蘭→広葉系→台湾報歳⇒旭晃
登録:昭和22年、前川城佑氏
学名:Symbidium sinanse
原産地:台湾
撮影:11/13
※旭晃からは沢山の品種が生まれた。
・旭晃⇒旭晃の雲井
・旭晃⇒旭晃覆輪⇒旭晃鶴
・旭晃⇒三色旭晃⇒綾錦
・白縞旭晃⇒桂冠⇒旭鵬
・旭晃→旭晃斑縞⇒旭晃鶴
・旭晃⇒旭寶・旭晃錦(高尾性・中西性・菱川性・鶴崎性・世尾性)
・旭晃→爪無し旭晃⇒旭晃中透
・栽培の難易度は普通。
▲瀝の中で、最も多数の変異による品種を作り上げた元木が旭晃だといわれる。葉の柄はそれぞれ異なるが、葉姿はよく似ていると思う。写真は地味柄の旭晃。今年は派手柄の新芽が出た。このまま来年も続けば理想的。作は良い。元気な姿が一番嬉しい。野山に花の姿が見られなくなった。しばらく我が家の瀝を続けて投稿する。今夜は車検を依頼していた車が戻って来る予定。
*6:30:朝空に星が一つ輝いていた。あれは金星か?明けの明星?

ナンテン(南天)

南天
メギ科・ナンテン属
学名:Nandiana domestica
原産地:日本、中国、アジア
性状:常緑低木
花期:初夏
花色:白
花:総状花序、8cm
実期:秋〜冬
撮影:11/9
・ナンテンは不浄を清めるということでお手洗いの外に植えたりする。
・「難を転じる」ということで縁起物になっている。
・料理の飾りにナンテンの葉を使う。
・ナンテンの箸というのも食あたりを防ぎ長寿を祈願するということで好まれる。
・雪ウサギを作る時、目に実を、耳に葉を使う。
《薬効》
南天実:「0−メチルドメスチシン」という薬効成分が含まれており、「咳、咽喉の炎症、痛み」に効果がある。(常盤薬品KKホームページより)
南天葉:生薬で健胃、解熱,鎮咳の作用があるとされる。
▲幼い時から馴染みの深い植物である。昔は一戸建ての家には必ず家の鬼門に植えてあった。勿論、「難を転じる」という民間信仰から来ていると思う。人は誰しも未来については、大なり小なり不安を抱えている。少しでも不安が排除できれば、その事を行うものである。それが時代を経て、常識となっていると思う。写真は我が家の「鬼門」に植えているナンテンである。久しく山歩きをしない。山の風景が変わり、植物も冬への衣替えで、その姿を変え、小鳥たちも啼いていることだろう。近いうちに山へ行きたいものだ。昨日、サザンカが咲いていた。

ランタナ

ランタナ
クマツヅラ科・ランタナ属
学名:Lantana camara
別名:シチヘンゲ(七変化)、コウオウカ(紅黄花)
原産地:熱帯アメリカ
花期:5〜11月
性状:常緑低木(非耐寒性)
花色:赤、黄、紫、桃、橙、白
樹高:20〜100cm
撮影:11/9
・花は咲いてから、時間が経つと色が変わる。
・色の変わらない品種もある。
・性質は強健で作りやすい。
・倭性の品種がたくさんある。
・近縁種に匍匐性のコバノランタナがある。
《栽培》
置き場所・温度:日当りの良い場所。越冬5℃以上。
水:鉢土の表面が乾いたらやる。過湿は嫌う。
肥料:多肥は花つきを悪くする。液肥1000倍液を月1回程度与える。
植替え:根づまりしている株は古土を三分の一ほどほぐし一回り大きな鉢に植え替える。作業の適期は4〜6月。
▲写真は近所の民家の庭の端に咲いている所を撮影。花壇の端で見ることが多い。最近では至る所で見られる。土手の藪の中で咲いていることもあった。野生化し縄張りを拡張しているらしい。適応力の強い植物だと思う。ランタナは色彩の変化に富む植物だが、この写真は単色である。上品で愛らしく、若々しい色彩の花も咲く。すっかり顔馴染みになった花の一つ。
*撮影:恵蘭の撮影。次が寒蘭という順番。今日は天気が良い。

ピラカンサ

ピラカンサ (1)
バラ科・トキワサンザシ属(=ピラカンサ属)
学名:Pyracantha angustifolia
原産地:東欧〜アジア南西部、ヒマラヤ、中国、台湾
別名:トキワサンザシ(常盤山査子)、タチバナモドキ(橘擬き)、カザンデマリ、ヒマラヤピラカンサ、インドトキワサンザシ
分類:常緑広葉中低木
草丈:30〜500
花期:4月〜6月
実期:10月〜2月
花色:白
実色:赤、橙、黄
撮影:11/9
【品種】
トキワサンザシ(赤色の実)=南ヨーロッパ、アジア西部
タチバナモドキ(橙色の実)=中国西南部
カザンデマリ(平たい球状の赤い実)=中国西部、ヒマラヤ地方
【用途】生垣、庭木、小〜中鉢
▲写真は近くの民家の家から道路に枝を伸ばして実を付けていたのを撮影したもの。「ピラカンサ」と一言で呼んでいたが、調べると沢山ある。自分の知識の浅さを思い知らされる。おまけに忘れることが多くなったように思う。「人間は忘れる動物である。忘れる以上に覚えることである。」(昔の旺文社の社長の言葉)栞に書いてあった。今でも時々思い出す。今日は雨降りで肌寒い。本格的な寒さに備えてストーブに火を灯してみた。
*車検:11/14
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