風来坊

趣味を中心に、日常の小さな発見や思いを気ままに書いている。 東洋蘭愛好家には気になるBlog.

カラスビシャク(烏柄杓)

カラスビシャク
サトイモ科・ハンゲ属
学名:Pinellia ternata(Thunb) Breit
原産地:日本全土、中国、朝鮮
性状:多年草
花期:5〜8月
花:仏炎包は緑色。ときに帯紫色。
葉:3葉からなる。
撮影:4/30
・3小葉の合点にそれぞれ1個の球芽(むかご)を付ける。
・畑地に多い強害草。
・中国から古くに帰化した史前帰化植物。
・北アメリカの一部では侵略的外来種として問題視されているという。
・球茎を干したものを半夏(はんげ)と呼び、漢方で咳止めなどにするという。
 アラバン:鎮咳作用←半夏湯、半夏瀉心湯。
 サポニン:痰切り、コレステロールの吸収と抑制作用。
・生はシュウ酸カルシュウムを含んでいるので食用不可。 
▲以前からキンカンの木の根元に自生していたのは知っていたが6年前に初めて投稿した。キュウリとミニトマトの中のあちこちに繁殖している。よく見ると面白い形をしている。カラスがこれを柄杓がわりにして水を飲んでいる姿を想像すると面白い。知る限りでは同じ仲間では一番小さい。この仲間は葉の大きさのわりには花が小さいと思う。花の色が緑色なので、見逃すことが多い。写真の背景は斑入りのドクダミとキンカンの木である。全体的に緑色をしているのではっきりしない。残念!
*アマリリス:白は満開、絞りは開花を始めた、赤はもうすぐ開花。赤が濃い。
*月下美人の花が咲いていると言うので見に行ったら、真紅のクジャクサボテンだった。残念!

ヤマブキ(山吹)

ヤマブキ
バラ科・ヤマブキ属
学名:Kerria japonica
原産地:日本
英名:Kerria
別名:オモカゲグサ
性状:落葉低木
花色:山吹色
花:一重、八重
花期:4〜5月
撮影:4/20
・一重のヤマブキは結実する。八重咲きは実をつけない。
《栽培》
・適地:木漏れ日が射すような所。
 午前中日が当たって午後から日陰になるところ。
・剪定:11〜12月
▲この花を見るといつも「道灌の山吹」を思い出す。「七重八重 花は咲けども〜」の歌の山吹は「実」をつけない「八重咲き」だったのだろう。「みの」は「蓑」と「実の」との「懸け詞」である。蓑を貸してくれと言われて、蓑が無いことを一輪の山吹の花に託した乙女の心情はいかばかりだっただろうか。一方高名な武将だった太田道灌は怒りと同時に、そのことの意味を理解できずにさぞや戸惑ったことだろう。この「道灌の山吹」の後、道灌は己の不明を恥じて歌道に精進するようになったと言われている。後に江戸城を築いたことは有名である。写真はウォーキングの途中の道ばたの無人の家の庭に咲いていたもの。荒れ果てた廃屋に義理堅く、実直に毎年咲く山吹には別種の美しさを感じる。写真のヤマブキは八重だから結実しない。
*将棋:藤井聡太6段は15歳で7段に昇段した。加藤一二三名人の記録を更新した。凄い!!

マリーゴールド

マリーゴールド (2)
キク科・タゲテス属
学名:Tagetes erecta(アフリカン)
   Tagetes patula(フレンチ)
原産地:メキシコ
別名:サンショウギク(山椒菊)・センジュギク(千寿菊)・マンジュギク(万寿菊)・クジャクソウ(孔雀草)・コウオウソウ(紅黄草)
花期:春〜秋
性状:1年草
花色:黄〜橙、白色
撮影:4/20
・小型種=フレンチマリーゴールド(花色が多い)⇔万寿菊
     メキシコ⇒スペイン⇒フランス(改良)
・大型種=アフリカンマリーゴールド(暑さに強い)⇔千寿菊
     メキシコ⇒アフリカ⇒野生化⇒ヨーロッパ
・倭性品種もある。
・別名が沢山あることはそれだけ人に愛されていることを物語ると思う。
・別名のサンショウギクは葉姿が山椒に似ているから。
・無農薬栽培をする人にはコンパニオン・プランツとして有名。
(土壌中のセンチュウ《ネマトーダ》を殺す作用があるので。)
▲今回の写真のモデルは我が家の植木鉢に咲いていたもの。だいたい、園芸種ではなく、野生種を育てるのが基本方針だったが、家族のたっての希望で仕方なく購入し、育てたものである。育ててみれば案外可愛いもので、日当たりや水やりには気をつけている。花期が長く、次から次へと開花するので、園芸初心者には持ってこいの植物だと思う。今朝は涼しい風が吹いている。ラジオ体操の前に投稿する。 

ハルジオン(春紫苑)

ハルジオン (2)
キク科・ムカシヨモギ属
学名:Erigeron philadelphicus(フィラデルフィアの)
原産地:北アメリカ
分布:全国
別名:ハルジョオン(春女苑)、ハルシオン(春紫苑)、貧乏草(一部地域)
生態:多年草
草丈:30〜80
花期:春。
花色:白、淡紅色(舌状花)
花序:蕾の時は茎とともに全体がうなだれる。
根生葉(地面近くの葉):幅狭く、花時まである。
茎上の葉:基部は茎を抱く。
茎:中空
撮影:4/20
渡来:大正期
命名:牧野富太郎「春に咲く紫苑という意味」→「日本植物学の父」と呼ばれる。(高知県出身)
小学校中退でありながら理学博士の学位も得て、生まれた日(1月18日)は「植物学の日」に制定されている。若き日の写真を見たら、歌手の氷川きよしに似ていると思った。
・ハルジオンは日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
▲花弁をピンと張って、パッチリ咲くこの花は好きである。何とも言えず可愛い。ウォーキングの途中、今まで通ったことのない小川の縁を歩いた。草藪を通り抜け、竹藪になり、本通りは見えているが渡る橋もなかった。引き返すにはあまりにも遠く来すぎていた。勇気を振るい起こしてジャンプ一番。向こう岸に着地できた。冷や汗三斗。冒険をやる歳ではなかったと反省しながら足元を見たら、陽だまりの中にこの花が咲いていた。それが5年も前の事だった。今年、同じ所に咲いているのを撮影した。
*5/18:眼科の定期健診。ヤマダ電機。自動車整備工場。(午前中)
 

シャガ(射干)

シャガ
アヤメ科・アヤメ属
学名:Iris japonica
原産地:中国
別名:コチョウカ(胡蝶花)
分布:本州〜九州
性状:多年草
花期:4〜5月
花径:5cm
花色:白、薄青
草丈:30〜70cm
環境:森林周辺のやや湿った所に自生。
撮影:4/20
・古い昔に中国より帰化。
・属名の「Iris」はギリシャ語で「虹」にちなみ種名の「Japonica」は「日本の」を意味している。
・シャガの名前はヒオウギの漢名「射干」を日本語読みしたものといわれる。葉がヒオウギに似ているので間違って名づけられたという説がある。
▲薄暗い山陰に咲くシャガの白さはとても魅力的である。近寄って見ると、色こそ地味だが形は確かに艶やかなアヤメの仲間だと納得させられる。また胡蝶花という別名も納得できる。春の山野草の代表選手の一人である。この花の名前を20年ほど前に覚えようとしても、覚えられなかった悔しい思い出がある。漢字で覚えたら覚えられた。カタカナで覚えられなくても漢字だと覚えられることもある。齢を重ねると表音文字ではおぼえられなくても、表意文字だと覚えられることもある。今でもカタカナの花の名前を覚えるのは苦手である。この花を見ると、旧友に会ったような気持がする。なかなか覚えることが出来なかった事は、きっと死ぬまで覚えていることであろう。最近では民家でも育てている人が多くなった。写真は里山の入口の湿った薄暗い所に咲いていたもの。
*5/17やっぱり、歯医者さんは苦手だ!

キランソウ(金瘡小草)

キランソウ
シソ科・キランソウ属
学名:Ajuga decumbens
原産地:日本〜中国
別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)、イシャコロシ(医者殺し)、ゲカタオシ(外科倒し)
性状:多年草
花期:3〜5月
花色:紫
生息地:草原
葉:根生、披針形、鋸歯、対生
用途:小、中鉢。花壇
性質:強健
繁殖:株分け
近似種:ジュウニヒトエ/セイヨウジュニヒトエ/ヒメキランソウ/カイジンドウ/ヒイラギソウ/ニシキゴロモ/オウギカズラ/ツルカコソウ
撮影:4/20
・西洋十二単に似た花の形をしている。
・民間薬として重宝された。
薬効:鎮咳、去痰、解熱、健胃、下痢止め。虫射され。
生薬名:筋骨草(キンコウソウ)
採取と調整:
ヽ花期の4月頃、全草を採取し、水洗いした後、日干しにしてよく乾燥させる。
1日量、10〜15gに水0.5ℓを加え、煎じながら約3分の1まで煮詰めて、漉したものを1日3回に分けて服用する。
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▲写真はウォーキングする山道で撮ったもの。昔はどこにでも生えていたが最近は目にする機会が減った。しかし注意して探すと稀に見られる。子供の頃から薬草だと教えられて、知ってはいたが、使ったことはない。別名の通り、古来、薬草として利用されてきたことは確実のようである。「地獄の釜の蓋」や「医者殺し」の別名はユニーク。ゲンノショウコと並び、民間薬として有名である。

キツネノボタン(狐の牡丹)

キツネノボタン (2)
キンポウゲ科
学名:Ranunculus quelpaertensis(済州島の)
分布:日本全土
生態:多年草
花期:4〜7月
花色:黄色(光沢あり)
花径:1.5
花弁:5枚
茎:20〜80
葉:3小葉に分かれ、さらに各小葉は3裂。
果実:球形の塊。1個は3.5〜4弌
命名:葉の形がボタンに似ることによる。
撮影:4/20
・湿地に普通な花。
・属名はラテン語のRana(カエル)から生まれたもの。カエルの居そうな所に生える種類が多いためでもある。(「野草図鑑」による)
・同じキンポウゲ科にラナンキュラスという花がある。「ラナンキュラス属は約400種あるが園芸上ラナンキュラスといっているのは、東地中海沿岸から中近東原産のアジアティクス種のことをいいます。」(「花の作り方」による)
・よく似ている花に「ケキツネノボタン(R.cantoniensis)」がある。「葉の裂片はやや幅が狭くて先がとがり、鋸歯もやや鋭い。」という特徴が見られる。他に、シマキツネノボタン、トゲミノキツネノボタンがある。
▲この花の名前は童話?に出てくる名前なので昔から知っていた。花も昔から見ていた。けれど、この名前の花がこの花だということは数年前まで知らなかった。こういうことがよくある。子供の頃に畦道を通りながら苗運びをした時の足元に咲いていた。その時は名前を知らなかった。図鑑による花期よりいつも1か月ほど早い開花を見る。図鑑では東京あたりが基準になっているようだ。九州は南だから1か月ほど早いのではなかろうか。写真は里山の登り口の湿気の多い荒地に咲いていたものを撮った。ウォーキング途中に撮影。
*鳥や動物の名前と花の名前を併せ持つ草花はなぜか愛着を感じる。また、覚えやすいと思う。

ガザニア

ガザニア
キク科・ガザニア属
学名:Gazania rigens
原産地:熱帯アフリカ
別名:クンショウギク(勲章菊)
生態:半耐寒性。1年草、宿根草
花期:4月〜7月
草丈:30〜40cm
花色:赤、桃、橙、黄、白
咲き方:一重。八重
撮影:4/20
・日当たりの良い場所を好む。
・晴れた日の日中のみに開花し、それ以外は花は閉じるという。
・終わった花を摘みとれば、新しい花茎が出てきて次々と咲き続ける。
▲以前から、この花には日本自生の花とは違う雰囲気を持っている花だと感じていた。私には、いかにも外国から渡来した花という感じがしていた。花が幾何学的な形、直線的な構図がそう思わせるのだろうか。別名の「クンショウギク」というのが日本人の主たる感じ方だったのだろう。写真の花は近所の民家の庭先に咲いていたものを撮影した。葉の裏が白いのがこの花の特徴だと思う。
*5/14:台所のサッシの格子戸に葦簀をロッドタイと銅線で固定した。電気屋さんのエアコン取付の工事を思い出してその部品と作業法をヒントにした。台風に負けない設置が出来た。

ウマノアシガタ(馬の足型)

ウマノアシガタ
キンポウゲ科キンポウゲ属
学名:Ranunculus japonicus
原産地:東アジア
分布:日本全土、朝鮮半島、中国
英名:buttercup
別名:キンポウゲ(金鳳花)・コマノアシガタ(駒の脚形)・オコリオトシ(瘧落し)
生態:多年草
草丈:30〜60
花期:4〜5月
花径:約1.5cm
撮影:4/20
自生環境:平地の草地
近縁種:オオウマノアシガタ、グンナイキンポウゲ、ミヤマキンポウゲ。
・変種にイブキキンポウゲがある。
・花弁がピカピカ光っている。
・本来のキンポウゲは花が八重のものを指し、一重のものはウマノアシガタの名が当てられるとか。一般にはキンポウゲの名で親しまれている。
・トリカブト・フクジュソウ・キツネノボタン等のキンポウゲ科の花は有毒であることが多い。ウマノアシガタも有毒植物でアルカロイド等の物質を含み、誤って口にすると下痢、腹痛、嘔吐を催すことがある。
▲この花を見るたびに、馬事公苑の馬場の馬の足跡を思い出す。花弁の隙間が埋まれば、ほんとうに、こんな風にまるまるとしていたような記憶がある。写真は花弁の隙間が開いて、私好みの花弁の形をしたものを選んで撮影した。毎年同じ場所で義理堅く咲いている。とても強い花だと思う。毒をもつようには見えないけれど、毒があるというので、口にしたことはない。現在、気を付ければ草地で黄色い花の群生を見ることができる。これから花の盛りを迎える。花弁に昆虫の姿がある。花弁が欠損している。食べられたのだろう。これはウマオイムシの子供(♂)だろうか?分からない。

ヒメイズイ(姫委蕤)

ヒメイズイ (1)
ユリ科・アマドコロ属
学名:Polygonatum humile Fisch
原産地:日本全土、朝鮮半島、中国
別名:ヒメアマドコロ
分類:多年草
草丈:15〜30
花期:5〜6月
花:花筒の長さ1.5〜2僉M寔から1〜2個、下垂する。
茎:アマドコロのように角ばっている。
葉:長さ4〜7僉I1.5〜3僉2写未話故仗А
果実:黒紫色に熟す。球形、直径8〜9弌
撮影:4/30
・この属の中で、最も小型のもの。
・花が付きにくい。
▲長い間育てていたが花を付けたのは初めてである。もともとマイズルソウという名前で購入したが、全く違った花が咲いた。業者から手に入れたのになんてこった!と思った。花形や葉の形を見ればアマドコロに似ている。密植して育てたので、花が付きにくかったのではないかとも想像する。もう一つの鉢にもわずか1個だけ花が付いた。株分けして育てれば草丈も高く、花数も多くなるのではないかとも思う。余裕があれば実行してみようと思う。昨日はウクレrサロンに参加した。自分の下手さ加減がよくわかった。努力に勝る天才なし!と言ってみる。
*ミニ畑:キュウリ、トマトのために、網を張った。まだ、苗は小さいが花を付けている。

オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)

オランダアヤメ (2)
アヤメ科・アヤメ属
学名:Iris hollandica
原産地:地中海沿岸地方
別名:ダッチ・アイリス、キュウコンアイリス
分類:耐寒性球根多年草
花期:春(4〜5月)
花色:白、黄、青紫色
栽培場所:日向
殖やし方:分球
用途:鉢植え、花壇、切り花
撮影:4/20
・球根アイリスで、オランダで育種された園芸種。
・オランダ・アヤメは球根だがジャーマン・アイリスは根茎である。
・オランダ・アヤメは花も葉も繊細である。
・ジャーマン・アイリスは葉も花も大きく、花色も豊富。
 ▲写真の花は同じ団地内の民家の花壇に咲いていたもの。花が好きな人で色々な花を植えて育てている。以前はただ「アイリスが咲いている」と思っていただけだったが、注意深く見ると、他のアイリスとは印象が大きく違った。繊細で品の良さを感じた。改めて調べてみると出身地が異なっていた。「アイリス」の世界も広いものだと改めて認識した。
*曽孫の写真と動画が続々と送ってくる。ブランコに乗る動画。掃除をする動画、滑り台を一人で滑る動画など、枚挙に暇がない。それらを選んで保存するとパソコンの容量が少なくなっているように思う。動画の受信スピードが遅いのが気がかり。パソコンが古いのか、ADSLが対応不足なのか。以前は「光」がない地域だった。今はどうなのだろうか。調べるのさえ、億劫な自分になっている。
*『風来坊』:現在240ページ。ウクレレはコード移行、ストローク等むずかしい。目が覚めたので投稿。4:48 

オドリコソウ(踊子草)

オドリコソウ (1)
シソ科・オドリコソウ属
学名:Lamium album var.barbatum
分布:アジア・欧州・アフリカ
別名:虚無僧花・三階草
生態:多年草
草丈:30〜100cm
花径:0.8〜3.5cm
花期:(自生)4〜6月
花色:白・淡紅紫色
自生環境:山、平地の草原
撮影:3/21
命名:「笠をかぶった踊り子に見立てたもの」といわれる。
・一回憶えたら忘れられない花。
▲今回は里山の陽だまりで開花していたのを撮影した。5月になると、山の至る所で沢山見られることだろう。今回も淡紅紫色の今どきの山では珍しい色をしていたので目にとまり、撮影した。数年前、里山の麓で撮影していたら女性に花の名前を尋ねられたことがあった。「踊子草ですよ。宝塚のラインダンスみたいでしょう。」と自慢げに応えたことを懐かしく思い出した。「馬鹿の一丁覚え。」みたいで、内心では恥ずかしく思い、反省したことだった。まだまだ、オドリコソウの自生地は豊かである。どんな野草でも群生地を見ると、「ほっ」として、心が和む。
*歯の治療が長引きそうだ。やや、憂鬱。歯を見るたびに、よくも馬齢を重ねてきたものだと思う。

イチハツ(一八/鳶尾)

イチハツ猫の額
アヤメ科・アヤメ属
学名:Iris tectorum Maxim
原産地:中国
渡来:江戸時代
花期:4〜5月
花色:紫、白、淡紫色
花径:10僂曚
花:内花被片は外花被片とほぼ同じ。外花被片の内側にトサカのような白いひだが突き出し、
  そのへりが細かく裂けている。
葉:幅3册盂亜⊃淡い、中央の脈はっきりしない。
・ジャーマンアイリスとよく間違われる。
・アヤメに似ているが、白いひだが突き出し、そのヘリが細かく裂けている。
撮影:4/20
▲額は花見の時、花吹雪の中、横たわっていた猫の写真を周りに配置してワードで作った。良し悪しは別にして、この世で一つというのが嬉しい。最初のイメージ通りではないが、まあ、まあであろう。
*『風来坊第12集』:現在237ページ。

オダマキ(苧環)

オダマキ (2)
キンポウゲ科・オダマキ属
学名:Aquilegia flabellata
原産地:ヨーロッパ、アジア
別名:アキレギア、イトクリソウ(糸繰草)
花期:4〜6月
草丈:20〜70
花径:4〜5
花色:白、赤、紫(萼の色)
*取り扱い注意
「オダマキに含まれる成分、「プロトアネモニン」には毒があり、茎の切り口から出る液で皮膚炎を起こしたり、食べると胃腸炎や心臓麻痺を起こしたりすることがある。」という記述がありました。
▲昨年は全く手入れしなかったので花は咲かなかったが、今年は手入れの甲斐あって、草丈も大きくなり、花もしっかり咲いてくれた。現在、結実している。成熟するまで待って、種を取り、種から育ててみたいと思っている。昨日は一日中雨であった。お陰で本を1冊読了することができた。

シラン(紫蘭)

シラン (5)シラン (2)

科/属:ラン科・シラン属
学名 :Bletilla striata
分布 :本州(中南部)、四国、九州、中国
生態:球根植物
自生環境:日向で湿り気のある場所
草丈:30〜70cm
花色:紫、白、淡青
花径:3〜5cm
花期:4〜5月
変種:コウトウアマナラン
撮影:4/30
△斑入り種や花色の変異種もある。
▲この花の名前はある話をきっかけに、一度で覚えた記憶がある。名前を覚えると、急に親しみが湧くようになる。写真の花は我が家の庭の東、西、北に、35年程前から植えていたもの。強く逞しい。傍に植えているユキヤナギをも圧倒している。栽培は大変易しい。他に淡いブルーを育てていた。淡いブルーの花は地植えにしたら白花になってしまった。これは交配種で、どうも先祖がえりをしたようだ。今はもう盛りを過ぎている。殆んどは莢がない花軸。受精した(種子のできた)花軸はとても抜けにくい。子孫を残すためのシランの知恵なのだろう。種子は粉状で無数の種子の集合体である。

セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)

富士の夕映え額せせイヨウジュウニヒトエ
シソ科・キランソウ属
学名:Ajuga reptans
原産地:ヨーロッパ
別名:ツルジュウニヒトエ/アジュガ/セイヨウキランソウ/ヨウシュジュウニヒトエ
性状:常緑多年草
花期:4〜5月
撮影:4/20
・野生種に白または薄い紫の似たような花を付けるジュウニヒトエがある。
・ジュウニヒトエはAjuga nipponensis
・西洋十二単は園芸種である。
・キランソウと良く似た雰囲気の花だが、花も大きく花茎も高い。
・キランソウ属は世界中の熱帯〜温帯地域に約50種が分布する。
△キランソウ属
キランソウ/ジュウニヒトエ/セイヨウジュウニヒトエ/ヒメキランソウ/
カイジンドウ/ヒイラギソウ/ニシキゴロモ/オウギカズラ/ツルカコウ
・ジュウニキランソウ(ジュウニヒトエ×キランソウ・自然交雑種)
▲写真は鉢植えで育てていたのをずいぶん以前に庭に移植したものの子孫たち。たちまち増殖して至る所で花を咲かせている。中でも露に濡れ、朝陽を浴びたジュウニヒトエはとりわけ情趣があると思う。一鉢からこんなに増えるとは当初予想もしなかった。一般の野草に負けない強さがあると思う。最近、我が家の庭で、一番輝いていたのはこの花だったが今は斑入りドクダミがその座を奪っている。アマリリスは3鉢ともに花軸を伸ばしているが、蕾はまだ固い。犬走とブロックの間など庭の中で一番恵まれない場所を選んだようにして2種のヒメヒオウギアヤメが咲いている。変化を見るのが毎朝の楽しみの一つになっている。
*額縁はシュンラン(「富士の夕映」)の写真を円形にトリミングしたのをワードの額縁に並べ、Jtrimで縁を追加した。円が小さいのでこれは何?という感じになっている。よく見ると、春蘭の花なのです。おふざけも度が過ぎたかな?でも、「世界の何処にもない物」を作るのは楽しい。

イタドり(虎杖)斑入り

イタドリイタドリ (2)

タデ科・タデ属
学名:Polygonum cuspidatum
分布:日本全土、朝鮮半島、中国、台湾
生態:多年草
草丈:30〜150
茎:中空
花期:6〜10月
花径:1.5〜3
花色:白、淡紅色(まれに)
変種:ケイタドリ、オノエイタドリ、ハチジョウイタドリ
撮影:4/5、4/30
名前の由来:表皮から糸状のものを取るので、「いとどり(糸取り)」と呼ばれ、しだいに「いたどり」と呼ばれるようになったという説がある。
・雌雄異株
・花が紅色のものはメイゲツソウという。
・川の土手などに生える。
・斑入り種が栽培される。(山野草として)
*薬草:薬効=便秘、咳止め、リュウマチ、胃弱ほか。(利用部分:根、葉)
*食用になる。(イタドリの竹の子=幼茎:紅紫色の虎斑がある。=虎杖)
▲今回は永年鉢植えで育てている斑入りのイタドリを撮影した。変化が分かるように二回にわたって撮影した。新芽で赤い所が白に変化している。被写体は全く同じものである。小さな鉢で適当に水遣りをするだけで何年も生きながらえている。強いと思う。斑入りのイタドリは葉緑素が少なく芸が派手なので増殖はやや困難。今まで増やしてみようと考えたことはなかった。真面目に育てなかった自分に対しての言い訳かも……。食用になるとは以前から知っていたが食べたことはない。もうすぐ野生のイタドリに白い花が咲く。写真の紅紫色の部分は現在、白色になっている。白色の方が好きである。
*昨日はシニアネット長崎の相談会だった。ヨウラクツツアナナスを5ポット持参した。喜んで養子にしてもらった。めでたし!めでたし!

ヨウラクツツアナナス(瓔珞筒アナナス)

ヨウラクツツアナナス (1)ヨウラクツツアナナス (3)

パイナップル科・ビルベルギア属
学名:Billbergia nutans
原産地:南米(ブラジル、ウルガイ、アルゼンチン)
別名:ヌータンス、ビルベルギア・ヌータンス、ビルバージア・ヌータンス
英名:Queen`s tears
分類:多年草
花期:4〜5月
撮影:4/20
渡来:昭和初期
和名:下垂する花の姿から。
*瓔珞=(仏)宝玉を連ねて仏像の頭、首、胸などを飾るもの。また、寺内の天蓋などの装飾にも用いる。
*a`na`nas(アナナス)=PineApple
・葉はパイナップルの葉に似ている。
▲写真の花はシニアネットのMさんから一株頂いて、6年経って鉢一杯に繁殖したもの。それを株分けして、鉢植えで持参し、養子にやった。その後植え替えなしだった。今年も鉢一杯になったので植え替えをした。その株分けは旬菜の会でシニアネットの皆さんに5鉢お分けし、養子に出すつもり。私にとって、珍しい植物だったので食指がつい動き育てていた。どちらかというと「花よりも花茎の鮮やかな桃色」が印象的。わざわざ「筒」という名を入れた事も理解できる。緑に黄緑の縞の花弁も珍しい。総じて「和」の物ではないと直感する花。真面目に水遣りをしたら機嫌が悪くなり、水遣りを控えたら途端に元気になった記憶がある。南方の乾燥地帯の産だと納得した。ウォーキングの際、近くの整骨院の窓辺にも同じ花が咲いていた。今まで気付かないだけだったらしい。つくづく「名を知ることが愛の始まりである。」という言葉を思い出す。名前を知らなければきっと、永久に気にも留めなかっただろうと思う。冬季に外気に当てても、へこたれない。多肉系なので寒さには弱そうに見えるが、案に相違して強い植物だった。今年の寒さにも負けずに花軸を上げた。とても育てやすい植物。以前に持参した苗は元気に花を咲かせたのだろうか。音信不通である。写真の枠は花と茎の色に合わせて作った。

スパラキシス

小紋額スパラキシス2
アヤメ科・スパラクシス属
学名:Sparaxis tricolor
原産:南アフリカ
別名:スパラクシス
和名:スイセンアヤメ(水仙文目)、ヤリズイセン(槍水仙)
分類:球根植物、半耐寒性
草丈:25〜40
花期:4〜5月
花径:4
花色:橙、白、赤、桃など
殖やし方:分球、種まき
用途:花壇、鉢植え、切り花
場所:日当たりを好む。
撮影:4/20
・強健。繁殖良い。
・「朱・黒・黄」の花は「トリカラー」と呼ばれる。トリカラーは3色を意味する。
・「白・黄」の花は「グランディフロラ」と呼ばれる。
▲5年前、初めてこの花の存在を知った。最初、カタカナの名前だったので「どうせ、覚えられないだろう」と半分諦めていたら、Mさんが覚え方を教えてくれた。「スバラシイスッ!」と。「素晴らしい花」と覚えればいいんだと。写真は4年前にシニアネットの会員さんから球根を戴いて、それを畑に植えて、育てたら花が咲き、球根が増えた。それを3年前、畑に植えたら、20輪以上の沢山の花が咲いた。喜んで撮影した。昨年は畑の球根を掘り出して、プランターに植えた。あまりにも沢山発芽したので、12株を取り出してネットの皆さんに育ててもらうことにした。今年もプランターに植えたままであったが、合計100輪以上花を咲かせた。今は花が終わり、花茎を切り、球根を太らせるため、そのままにしている。派手な色のトリカラーの方は一度見たら忘れられないほど強烈な個性を持っていると感じた。また、同時に日本のものではないと思わせる色合いである。言い換えればトロピカルな色彩だとも思う。しかし、写真の「グランディフロラ」の方は逆に、優しい色合いで暖かい気持ちにさせてくれる癒しの花色だと思う。心情的にはこちらの方が好きである。この花は日が沈むと花を閉じ、朝日を浴びると開くという習性がある。日中は満開である。写真はその時のものである。額縁の模様は「小紋」を昨年作成していたので利用した。最近は10年前と同じくらいスピーディに額縁を作成できるようになった。いろいろ思い出した。

ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)

ベニバナトキワマンサク雀額
マンサク科・トキワマンサク属
学名:Loropetalum chinense
原産地:中国
分類:常緑小高木
花期:3〜5月
花色:ピンク
花弁:細長い線形。4枚。
葉:互生
樹高:3〜6m
栽培適地:関東以西〜沖縄
撮影:4/20
▲2013年5月9日のこと。この花を初めて見た。最初は「采配」に似ていたのでその方向で名前を探していたが、なかなか見つからなかった。ある時花の形が春一番に咲く「マンサク」に似ていることに気がついた。いろんな資料を探すうちに、この名に到達した。色と形の双方から迫るべきだったと反省した。咽喉に棘が刺さった状態で2週間ほど過ぎてしまっていた。判ってみれば「なーんだ!黄色のマンサクの色違いか!」という感じになる。知っている人には何ということもないことが、知らない人にはとても難しいことになるとつくづく実感する。今までは「野草」を中心に投稿していたのでやはり「花木」は苦手である。苦労して探し宛てた時は宝を探し当てたように嬉しい。苦労したものは忘れないもの。今はこの花を見た瞬間、「あっ、ベニバナトキワマンサクだ!」と思う。写真はウォーキング中にある集落の細道を通った時に一軒の庭から道路側にせり出していたのを撮影した。ここにも咲いていたのだと思った。雀の額縁を作って、遊んでみた。どうせ作るなら、も少し完成度のたかいものにすれば良かったと反省。

エビネ(黄梅閣)

黄梅閣
黄梅閣
タカネ(自然交雑種)
黄褐弁・淡紅舌
入賞歴:優勝(年は不詳)
学名:C. discolor×C. sieboldii
・花の形は梅弁で安定しており、誰が作っても同じ姿に咲く。
・玄人好みの花である。
・長く見ていても飽きがきにくい。
・花色が地味なので、ややもすると、看過されやすい。
・花色よりも花型の良さに魅力がある。
・葉が光に弱く、葉焼けを起こしやすい。
・強健で繁殖も良い反面、花軸がやや伸びにくいところがある。
撮影:4/20
▲今回も地植えの花を撮影。この花は花持ちが良く、長い間楽しめる。エビネは一般に、葉を大事にすると、花数が少なくなる。花数を多くつけようとすると、葉を傷めやすい。入賞を目指した場合の栽培は難しい花の一つである。エビネは個体ごとに性質が異なるので全部の鉢を十分に育てるのは難しい。

「春咲きエビネ」(その4)の魅力

 エビネの魅力は、やはり花の美しさと変異の多さにあると思う。
 花弁だけでも赤、黄、臙脂、白、紫、褐色、桃、葉と同色の緑まで無限にある。ある人は『黒と青以外はすべてある』と言うほどである。
 舌(唇弁)の色も白、紅紫色の濃淡、黄色など豊富にある。また、花弁や舌や距のそれぞれの形や、開花の型も変化に富んでいる。
 したがって、花色や花型の変化の組み合わせは無限で、派手な花、渋い花、可愛らしい花、素朴な花、逞しい花、優しい花と、自分の好きな花を集めることができる。エビネほど花の変異が多い花は多分ないだろう。
 しかし、それでも物足りない人は理想の花を求めて、人工交配をしている。だから、ますます変異は多くなるのである。
 私は以上の魅力のほかに、『香り』を付け加えたい。ニオイエビネの血を引くものは勿論、キエビネの血を引くものにも良い香りがある。そして、その香りにも株ごとに違った香りがある。世に『薫浴』の言葉があるのである。玄関に良い香りのあるエビネが一鉢あれば一日の疲れが吹っ飛んでしまう。これを世の花好きに知って欲しいと思っている。ただし、花は美しいが、香りを全く感じられないものもある。
 一株ごとに、花のどこかが異なっているので、集めだしたらきりが無い。だから、他人の言葉に惑わされることなく、『自分の好きな花』のみを集めるほうが賢明だと思う。蘭キチを卒業するに当たって申し添えておく。

エビネ(紅麗)

紅麗 (3)
タカネ(自然交雑種)
紅麗
濃紫弁・紅舌
受賞歴:S.59,63総合優勝
学名:C.discolor×C.sieboldii
撮影:4/20
・一見して、紅麗と判る特徴を備えている。
・繁殖良好
・花色は抜群。
・花の形がタカネ本来の姿なので最近は人気がない。
・自然種の中でも強健の部類。
・光量が不足すると極端に花付きが悪くなる。
▲最初に見たときにはその色の濃さ、艶やかさに感動したことを思い出す。総合優勝した人に、無理を言って分けてもらった。それが早くも、30年以上になる。その頃活躍したエビネは殆んど地植えになってしまった。花盛りには地植えの花を見るのも楽しみである。5年前、近くの花好き奥様三人にこの花を分けてやったら、とても喜んでくれた。嬉しかった。今年も鉢植えにはしていなかったので地植えの紅麗を撮影した。
▲エビネ界では人工交配種が自然交配種を圧倒しているが、その反面、「香りのない」エビネが増えている。エビネの魅力の一つはその「香り」にある。ボチボチ色と形のみから脱却して、「香り」にも注目してほしいものだ。
 「春咲きエビネ」(その5)栽培と感想(その1)
.┘咼佑歪名錙3枚葉が出ると次の年には花が咲く。 4枚葉が出ると、木が大きくなり、葉も大きく、花数も多くなる。
東洋蘭、一般に言えること。幼木の時はまだ木に力がないので、次の年に新子を上げる時は小さな親木はその古い順に葉が枯れる。
勢いがつくと、奴吹き(双子を産む)をする。すると、以後、鼠算で増える。
っ録△┐離┘咼佑呂茲ナメクジの食害に遭う。観察すると、不思議なことに親葉をまず食べる。葉脈だけになると、次に花を食べる。最後に新子を食べる。1度食べられた親葉からはナメクジの好きなアルコール系の誘引物質が出るという。(捕殺したり、ナメキール、ナメトールなどの薬剤で食害を防ぐことはできる。)
 ※(感想)◆↓い録兄劼鮠紊押育て、守り命を繋ぐために親が全精力を振り絞っているのである。自然の摂理とはいえ、ごく当然のこととして、子供の命を守るために、自分の身をナメクジに捧げるのである。蛇に狙われた雛を守るために親鳥がまるで自分が傷ついているかのように擬態をするのに似ている。その健気さに、感動さえ覚えるのである。
 これがランに学んだことの一つである。己を振り返るとき、果たして、子供を守り育てるために全精力を振り絞ったのか?否である。ランにさえ及ばない自分を恥ずかしく思う。
ゥ┘咼佑半日陰に育つ。直射日光に弱い。特に夏の強い真昼の太陽に当てると、一発で葉焼けを起こす。しかし、暗い日陰だと、葉は緑でも花芽が付かない。匙加減が必要である。
Ε┘咼佑肥料には比較的強い。ただし、これも「過ぎたるは及ばざるが如し。」である。有機肥料はさほど問題ではないが、化学肥料は要注意である。
水遣りも手加減である。天候の状態、置き場、培養土・鉢の種類等、その総合的な環境によって適期が決まる。そこで「水遣り三年」の言葉が生まれる。水遣りは「水切れ」を起こすよりも、「多い」ほうが良い。ただ、水遣りをするときは鉢底から水が流れ出るまでたっぷり遣ることはいずれの場合も共通している。
┘┘咼佑麓精すると、たちまち花はしぼみ、花軸がエビネの本体にしっかりと連結する。まるで胎児が子宮に着床するように必死に。その時は無理して花軸を抜かないで花だけをシゴイた方が良い。無理するとエビネの本体を潰すことになる。
エビネは病気に弱い。ウイルスに罹病した株は、鉢、土と共に思い切って処分する。その他の病気の株は早めに薬剤で治療する。伝染しないように健康な鉢の傍には置かず、隔離する。

エビネ(大河原緑)

大河原緑2額
ラン科・エビネ属
学名:Calanthe discolor
原産地:日本
緑白
ジエビネ(自然種)
花色:緑弁白舌
花形:梅弁豊舌
撮影:4/20
・緑白はジエビネの花色としては希少である。
・この株は数年前から地植えにしている。
・地味な色合いだが、清潔感があって上品なので愛培している。
・ジエビネの緑白は展示会で出品が少なくなった。
▲今回も地植えを撮影。この花とは30年以上のお付き合い。姿も形も良い。目肥やしが足りなかったばっかりに多数の人の視線を浴びて称賛されることはなかった。展示会への出品は満開の少し前が望ましい。一番美しいところを披露できるからである。展示会での楽しみは蘭友との会話である。みんな一生懸命に研究し、実践し、愛培している。いつも感心する。毎年のことだが刺激を受けて、「来年こそは」と決意を新たにする。一方、「来年こそは」という人に限って、「来年こそは」はない、というのが蘭界の常識でもある。深く自戒すべし。今年は鉢植えも止めてしまったので出品できなかった。
*4/29:シニアネット長崎の総会後、4人の女性による「サキソホン四重奏」を聴いた。しばらく、別世界に浸った。ソプラノ、アルト、テノール、バリトンの4種の楽器があることを知った。まして、金管楽器と思っていたのに、木管楽器とのことだった。

エビネ(小林コオズ)

小林コオズ
小林コオズ
ラン科・エビネ属
学名:Calanthe discolor×Calanthe izu-insularis
コオズ(自然交雑種)
紫弁・淡紫舌
入賞歴:平成14年、16年、19年優勝、22年優秀、23年優秀
名前の由来:和名は自生地の一つであった神津島(伊豆諸島)に由来する。
花色:赤、橙、黄、緑、紫、茶、桃、他(コオズの)
花径:3.5cm
葉 :厚く、照り葉で強く、葉もちが良い。
撮影:4/20
・香りがとても良い。
・ニオイエビネとジエビネの自然交雑種。
・栽培は容易。自然種なので強健。繁殖も良い。
・作が良ければ、花形も良くなる。
・上手く作れば、入賞できる花。
▲香りと色の両方を楽しめる良花。ニオイエビネとジエビネの長所を併せ持っている。「小林コオズ」の名は、手に入れた時に既に命名されていた名前。どうも栽培者が「小林」で手に入れたコオズらしい。この花は自然種なので強健。手入れ不足でも、地植えでも開花し、魅力的な香りを放つ。今年も多忙さのために「目肥やし」不足で作が悪かった。香りは抜群だったが、花型がイマイチ良くなかった。やはり花は地植えでは本領発揮はおぼつかない。鉢作りが一番だと思う。毎年思う事だが、「花の素質に負けないように咲かせてあげたい……」と。「来年こそは…と言えば鬼が笑う」という言葉がある。ここ数年は、鬼に笑われっぱなしで情けない。エビネに申し訳がないとも思う毎日である。今、夜の2時25分。目が覚めたので投稿。
*4/29:シニアネット長崎の総会の日

エビネ(「祝の宴」)

祝の宴額
祝の宴
サツマ(人工交配種)
薄緑弁・桃舌
梅弁咲き
入手月日:H21/4/25(熊本2.5)
学名:C.discolor×C.aristulifera×C.sieboldii
・薄緑色の外弁と桃色の唇弁との色のバランスが良い。
・上品である。
・梅弁咲きで花持ちが良い。
・唇弁も豊かである。
・外弁・内弁ともに濁りがない。
・花軸もよく伸びる。
・撮影:4/20
▲平成21年のエビネ会ツアーで求めたものの内で一番のお気に入りの花であった。買おうか買うまいかと行ったり来たりしたが、どうしても気になってエイヤーという気合で求めた。花型、花色、花間ともに魅力的であった。兎に角、欠点のない花。滅多に出会えない一鉢だと思った。その時は初花だったので2年後が楽しみだった。しかし、数年同じように咲いていたが目肥やし不足で、なかなか期待通りには出世しなかった。3年前、我慢できずにカイズカイブキの根元に地植えにしていた。反抗心を燃やして、今年も咲いた。もう1年地植えのままで置いておこうと思う。地植えの中では白眉であるが…。蘭舎の中が満タンなので鉢を増やせない。整理が必要と思ったが、そのままである。腐葉土を2袋買って来て、地植えのエビネに施した。目が覚めたので夜中に投稿。
*ミニ畑:4/27キュウリ3本、ミニトマト3本、ピーマン2本、苗を買って来て、棚を作り、植えた。

ナルコユリ(鳴子百合)斑入り

ナルコユリ (2)
ユリ科・アマドコロ属
学名:Polygonatum falcatum A.Gray
分布:日本全土
性状:多年草
花期:5〜6月
花:2〜5個ずつ付き、やくは長さ3弌
茎:殆んど稜がなく、切り口はほぼ円形。
葉:やや細長く、幅1〜2.5僉
  上面の緑が濃く、時に中央に白っぽい帯が出る。
撮影:4/10
命名:花を「鳴子」と見た。
*花筒の基部と花柄の境に、花筒が狭まった短い緑色の部分のあるところがアマドコロに見られぬ性質。
▲写真は家の北側に6年前に1本植えていたナルコユリに花が付いたので撮影した。花弁の先端が薄緑に染まっているところが優しい感じがして良い。写真は園芸種の斑入りである。環境はあまり恵まれないが、今年はずいぶん増えた。放置しても毎年花を咲かせる。強いと思う。
*家人のCT検査の結果、順調であるとの事だったので一安心。4年目を無事乗り越えた。

マツバウンラン(松葉海蘭)

マツバウンラン (3)
ゴマノハグサ科
学名:Linaria canadensis(カナダの)
原産地:北アメリカ
性状:1〜2年草
花径:3
花色:青紫色
花期:5〜6月
草丈:20〜60
葉:茎についた葉は互生。幅1〜2
果実:球形、径3
撮影:4/5
・1941年、日本への侵入に気付かれ、近畿以西から九州に広がりつつある。
・海岸地帯に多い。
・和名:海辺に生えた蘭に似た花を咲かせるウンラン(海蘭)の仲間で、草全体が細長いところを松葉に例えたものと言われる。
▲花が小さく、花茎が細く、長いので、わずかの風でもよく揺れる。とても繊細な花だと思う。したがって、風のある日の撮影は困難を極める。被写体はウォーキングのコースに咲いていたもの。今年は風と風の隙間を狙って花だけを撮影した。スーパー・マクロ撮影なので背景はすっかりボケている。このデジカメでは、これが精一杯?自分にしては花の特徴が良く撮れた方だと思う。今年は今までに見る事の出来なかった近くの川の土手に姿を見せた。弱そうに見えるが、じわじわと勢力地図を広げているようだ。

ハマダイコン(浜大根)

ハマダイコン (4)
アブラナ科・ダイコン属
学名:Raphanus sativus
原産地:地中海周辺
生態:二年草
花期:3〜5月(春)
花色:淡紫色、白色
花弁:4弁花
花径:2
果実:種子ごとにくびれ、先は細い円錐形になり尖る。
撮影:4/5
・「白い菜の花」といえば、この花。
・ダイコンが野生化したものとも言われる。
・葉や茎にまばらに毛がはえる。(棘のように見えた。)
・根は太くならず、せいぜい2僉(「肥料をやって栽培すると再びダイコンになる」という記述がある。)
*ダイコン:世界一重く、大きいダイコンは桜島大根。世界一長いダイコンは守口大根。
*ダイコンの皮の色:白、赤、緑、紫、黄、黒まであるという。
▲写真はウォーキングの途中の圃場の雑草の中に咲いていたものを撮影。昨年は白色の花を探して撮影したが、今回は淡紫色の花を捜して撮影し、投稿する。気のせいか分布が広くなっているように思う。アブラナ科独特の4弁花を見ると、なぜかほっとし、童心に帰る。
*昨日は一日中、雨だった。大雨注意報が出ていた。
*歯科治療2回目終了。次回で完了予定。

レンゲソウ(蓮華草)

レンゲソウ (2)
マメ科
学名:Astragalus sinicus L.
原産地:中国
別名:ゲンゲ(標準和名)、レンゲ(蓮華)、
    紫雲英(漢名)
分類:2年草
花期:4〜6月
花色:紅紫色、白(突然変異?)
小葉:7〜11個
草丈:10〜25
果実:黒(熟すと)
撮影:4/5
命名:紅紫色の花が車輪状に並んでいる姿が、ハス(蓮華)に似ていることに由来する。
・室町時代に中国から輸入。ゲンゲは中国での呼び名が訛ったもの。
△水田にレンゲの種を蒔くのは、マメ科植物の特徴であるところの「空中窒素を固定する」根粒菌の働きとレンゲをそのまま鋤き込んで込んで緑肥にするためである。天然の肥料として田に植えられるが、野生化もしている。
▲昨年は、数万のレンゲソウの花の中に白花のレンゲソウを一株見つけた。そして、「白眉」という熟語を連想した。「名馬の眉が白かった」ことによるとか。そんな記憶がある。蓮華を鋤き込んで作った米を「蓮華米」という。その「蓮華米」を数年に亘って購入していた。袋の形は一般のものより縦長であった。味の違いはよくわからない。ただ、生産者の顔とその田圃を直接見ることができたので信用していた。今年も広い平野のあちこちで蓮華の風景は見られた。写真はウォーキング中のレンゲ田の無数の花の中の一つをマクロで撮影した。
 釣りでは「鮒に始まり、鮒に終わる。」という言葉がある。花も「スミレ、タンポポ、レンゲソウに始まり、スミレ、タンポポ、レンゲソウに終わる。」のではなかろうか。レンゲソウも「飽きの来ない花」の一つである。 

トキワハゼ(常盤爆)

トキワハゼ (1)
ゴマノハグサ科・サギゴケ属
学名:Mazus japonicus
分布:日本全土
性状:1年草
花色:上唇は紫色、下唇は紫色を帯びた白色。
花期:4〜10月
花冠:10〜12
茎:5〜15
撮影:4/5
・日本名のトキワは年中花のあることから。ハゼは実が「爆ぜる」ことから生まれたという。
・ムラサキサギゴケに似ているがやや小さい。
・ムラサキサギゴケは多年草。ランナーを伸ばす。トキワハゼは1年草でランナーを出さない。
▲何時の頃からか庭の芝生の中から芽を出し、花を咲かせている。「草」ではあるが名前を憶えてからは、可愛くて、芝生にも影響がないのでそのまま咲かせている。写真はウォーキングの途中、シロツメクサの間から顔を出したトキワハゼ。上から撮った。唇弁の模様が見て取れる。桜の花のように艶やかではないが、なぜか可憐で飽きない野草である。
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