交際していた女性に嫌がらせのメールを送ったなどとしてストーカー規制法違反と脅迫罪に問われた大手化粧品会社「ノエビア」=神戸市=元副社長、大倉尚被告(43)の初公判が19日、神戸地裁(三宅康弘裁判官)であった。大倉被告側は「起訴状ではメールを送った目的が明確にされていない」として認否を留保した。

 起訴状などでは、大倉被告は交際していた20歳代女性から別れを告げられたことに立腹。女性が結婚後の昨年10月2~5日ごろ、女性に「あんたの悪事を暴くよ」などのメール約50通を送ったほか、昨年10~11月、女性の夫にも嫌がらせのメール約60通を送ったとしている。

 大倉被告は同社副社長のほか、子会社の常盤薬品工業(大阪市)の社長を務めていたが、今年2月逮捕され、辞任した。【重石岳史】

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