2011年11月30日

F1復帰が決まったライコネン

以下は、F1 technical.net記事のまとめです。

raikkonen2007年にワールドチャンピオンの栄冠に輝いた実績を持つキミ・ライコネンが、2012年シーズンにロータス・ルノーGPからF1復帰すると発表された。2009年を最後にF1を去り、この3年間はWRCNASCARに参戦していたライコネンだが、F1復帰を決めた今の心境を語っている。

QF1復帰を決めた理由は?

KR:大きな理由は、F1への情熱を今でも持っているということだよ。今年NASCARに参戦している時に、ドライバー同士の激しい競り合いがないことに改めて気づいたんだ。ラリーのレースはドライバーと争うというよりも、時計を相手にしてタイムを競っているような感じだからね。ちょうどそんなタイミングで、F1から声がかかったんだ。それで、いろいろ検討した結果、ロータス・ルノーGPといい話ができて、話がまとまったというわけさ。今は本当に嬉しい。

QF1復帰に当たって、ロータス・ルノーGPを選んだ理由は?

KR:他にウィリアムズとも話をしていたけど、最終的にロータス・ルノーGPとの条件が噛み合ったから、そこを選んだというのが理由だ。

Q:今シーズンのルノーのパフォーマンスはチェックしているか?

KR:昨年は全くF1を観ていなかった。今年は昨年よりはチェックしているけど、具体的なチームはどこも詳しくチェックしてはいないよ。最終戦のブラジルの最後の20周だけは観たけどね。ルノーからF1復帰することになると思っていたから、ルノーの戦いぶりを注意して観ていた。でも、今回の決定が下される前は、先のことは全くわからなかったし、来シーズンからF1復帰することになるとも思っていなかったから、漠然とF1を見ていたという程度だったよ。ほんの数戦だけチェックしたけど、特別なことは何もしていなかった。

Q:今シーズンからDRSが導入されたり、新たにピレリが参戦したりという展開があるが、以前と比べてこれからF1は大きく変わっていくと思うか?

KR2009年と来シーズンを比べた場合、最大の違いはタイヤだと思う。マシン自体には大きな違いはないと思う。DRSは新しいデバイスだけど、基本的には以前と似たりよったりだ。以前フロントウィング用に使用していたボタンがなくなって、その代わりに今はリアウィング用のボタンになっている。やっぱり、大きな違いはタイヤだろうね。

Q2009年と今とでは、ドライバーとして何か目立った違いはあるか?

KR:わからない。この2年間はF1マシンに乗っていないからね。今のマシンに乗ってみたいという気持ちはある。あれから2歳年をとっているけど、それ以外は何も変わっていないと思う。この2年間ラリーを学んで、いい経験をした。つらい時もあった。昨年よりも今年の方が楽にレースできるようになっているけど、でもやっぱり難しいカテゴリーだね。F1に復帰するのが本当に楽しみだよ。少なくともF1は過去に何年間もいた場所だし、よく知っている世界だからね。それに比べたら、ラリーは参戦前の段階で事情がよくわからない世界だった。また、NASCARにも参戦したけど、どんな世界なのか知るための手掛かりもなかった。そういう意味では、F1復帰の方がずっと無難な選択だよ。

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2011年11月29日

ハミルトン、マクラーレンとの契約延長に前向き

以下は、The F1 Times記事のまとめです。

マクラーレンのルイス・ハミルトンは、2012年で失効する現行の契約を更新する考えのようだ。ハミルトンの今年1年は厳しいものだった。そういう状況の中で、新たなチームに移籍して心機一転を図るのではないかという噂があった。

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しかし、ハミルトンはチーム代表のマーティン・ウィットマーシュとの間で話し合いを行ったことを明らかにしており、少なくとも2014年まで契約を延長したチームメイトのジェンソン・バトンと同じ期間まで契約を延長する可能性が高い。

ハミルトンは契約問題について、次のように語っている。

「マーティンからは既に再契約の話を持ち掛けられているし、それに関してはまた話し合いをすることになるだろう」

また、チームに残留するつもりかどうかという質問に対して、ハミルトンは次のように答えている。

「そのつもりだよ。新しい契約に慌ててサインする必要はないし、僕自身のチームに対する貢献に何の問題もないと思っている。だから、急いでどうこうするつもりはないよ」

Source: The F1 Times

  
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2011年11月28日

F1ブラジルGPのレースレポート

以下は、英国BBC記事のまとめです。

インテルラゴス・サーキットで行われた2011年のF1最終戦ブラジルGP決勝で、レッドブのマーク・ウェバーが今シーズンの初勝利を飾った。チームメイトのセバスチャン・ベッテルはスタートからレースをリードしていたが、途中でギアボックスに問題が発生し、ウェバーにポジションを譲り、完走して2位を確保する作戦に切り替えた。

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マクラーレンのジェンソン・バトンとフェラーリのフェルナンド・アロンソは3位をかけてバトルを展開したが、残り10周でバトンが競り勝った。バトンのチームメイトであるルイス・ハミルトンはギアボックストラブルでリタイアに終わった。

バトン(270点)はドライバーズ・チャンピオンシップで2位を決め、ウェバー(258点)もこのレースの優勝で、わずか1ポイントの差でアロンソ(257点)を抜き3位に躍り出た。

チームメイトのベッテルが11勝と1シーズン15回のポール記録樹立という圧倒的な成績を収める一方で、ウェバーが1勝もできていない状況が続いていただけに、最終戦での勝利でウェバー自身安心したに違いない。

ウェバーは今回の1勝について、次のように語っている。

2「本当に嬉しい。このグランプリは週末を通して最高だった。セバスチャンもポール獲得の新記録を樹立したしね。レースを通してセバスチャンと競り合うことができていたら、もっとよかっただろうけど、あいにく彼はギアボックスに問題が発生してしまった。でも、そういうトラブルはモータースポーツには付き物だ。今日の1勝は、最高のシーズンを締めくくるために、チームにとっても僕にとっても大きな意味のある1勝だ」

ベッテルはリードを維持して快調な走りを見せていたが、エンジニアからギアボックスに大きな問題が発生したという知らせが入り、完走を果たすためにはエンジンの回転数を抑えたショートシフトが必要だという警告を受けた。その時、チームメイトのウェバーがすぐ後ろに迫ってきており、ベッテルは30周目のはじめにウェバーにポジションを譲ったのだった。

ギアボックスにトラブルを抱え、エンジニアから何度も警告を受けたが、ベッテルはウェバーとほぼ同じペースを保ち、ウェバーにトップを譲るつもりはないかのような走りを見せていた。周回数が4分の1に近づいた時、2人ともファステストを記録したが、ここでエンジニアからベッテルに対して再び警告が出され、アロンソとの差を保つために、なんとしてもギアを労わる必要があると伝えられた。この時点で、ベッテルはようやく気持ちを緩めて、アロンソとの差がどのくらいあるのかをチームラジオで確認し始めた。

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2011年11月27日

ベッテルのポール記録樹立

以下は、F1ジャーナリストであるジェームズ・アレン氏の記事のまとめです。

インテルラゴス・サーキットで行われた2011年のF1最終戦ブラジルGP予選で、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、年間最多記録となる今シーズン15回目のポールポジションを獲得した。これは、20年近く破られていなかったナイジェル・マンセルの記録を更新する新記録であり、ベッテルにとってF1参戦から81戦で30回目のポールとなる。

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ベッテルのポールラップは、チームメイトのマーク・ウェバーとわずか0.1秒差という際どいものだったが、この1ラップに今シーズンのベッテルの全てが集約された完璧な走りだったと言える。レッドブル勢がマクラーレン勢を上回った大きな要因は、セクター2での速さだった。ジェンソン・バトンがチームメイトのルイス・ハミルトンを上回るパフォーマンスを見せ、ハミルトンの前で3番手に入った。ベッテルはQ3の最初の数周でペースをつかみ、チームメイトのウェバーに対して0.3秒、バトンに対して0.4秒の差をつけていた。2回目のアタックで完璧な走りを見せ、111秒台を記録した。

ベッテルは今回のポール記録について、次のように語っている。

「『この記録はF1の歴史に永遠に残るものだ』、そう自分に言い聞かせて予選に臨んだよ。そのために、マシンの最大限のポテンシャルを引き出す必要があった。1ラップのアタックに持てる力の全てを込める心境だった。幸い今週の土曜日にはすばらしい結果を出すことができて、本当に特別な気分だよ」

バトンが予選でハミルトンを上回るタイムを出したのは、今シーズン7度目であり、ハミルトン自身ペースが劣っていたことを認めている。

「ジェンソンの今日の速さはすごかった。予選を終えてみると約0.2秒の差だった。もう少し頑張れたかもしれないけど、実際、ベストラップでも全くミスをしていなかったわけで、今日はジェンソンにはかなわなかった」(ルイス・ハミルトン)

雨が予想されていたが、実際に予選が始まると、コース上はドライで、気温にも恵まれた。ただ、風が強いのが不安材料だった。そこで、天候の行方が予想しづらいため、各マシンがタイムを確保しようと早目に出走した。

母国グランプリを迎えたウィリアムズのベテランであるルーベンス・バリチェロはQ2でチームメイトのパストール・マルドナドを0.5秒上回るすばらしい走りを見せた。ロータスのヘイキ・コバライネンは新しいリアウィングの効果が発揮されたおかげで、ウィリアムズとのタイム差がわずか0.4秒というところまで追い上げた。チームがQ2で下位に終わるだろうと予想していた中で、バリチェロは予選12番手というすばらしい結果を残した。この結果についてバリチェロは、ファンの応援が力になって後押ししてくれたと語っている。

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2011年11月26日

BBCの2012年のF1放送計画

以下は、英国BBC記事のまとめです。

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BBC2012年のF1放送計画を発表した。この計画では、全レースのうち半分に当たる10戦をBBC Oneで生放送し、残りの10戦は、開催地の事情に合わせて、1時間30分か2時間の拡大版のハイライト番組をBBC Oneで組むことになっている。

英国の現地時間で午前中に行われたレースは午後2時から2時間のハイライト番組がBBC Oneで放送され、午後に当たるヨーロッパ時間のレースは午後530分から1時間30分の番組として放送される。BBCの生放送はこれまでと変わらず幅広いパターンを継続することになっており、レース以外の場面も含めてテレビ、ラジオ、ウェブサイト、レッドボタン(デジタル放送)、モバイルからアクセスできる。

予選と決勝の全生放送が、BBC OneBBC One HDBBC Sportウェブサイトで放送され、さらにBBC ThreeBBC HDで夕方1時間のハイライト番組も放送される予定だ。また、フリープラクティスの全セッションの生中継もレッドボタンとウェブサイトで見ることができる。番組終了後にF1フォーラムで約1時間行われるコメントと分析もレッドボタンで引き続き見ることができる。

F1放送班は、BBC TVで生放送されないレースも含めて全レースの現場に行くことになっているが、放送チームの詳細については、後日発表される。

コース上での全セッションの模様を生で伝える実況や音声解説、ニュース、インタビュー、写真、ハイライトを含めた、レースウィークの全記録もBBC Sportのウェブサイトからアクセスすることができ、ラジオでは予選と決勝の生中継を聴くことができる。また、BBC Radio 5 LiveBBC Radio 5 Live Sports Extraでは、年間全20戦の模様が生中継される。さらに、BBC Sportのウェブサイトとレッドボタンでは、BBC Oneで生放送される全10戦のコース上での模様を生中継し、残りの10戦もハイライトとして伝える。

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2011年11月25日

インテルラゴス・サーキットの各種データ

以下は、シーズン最終戦ブラジルGPの舞台となるインテルラゴス・サーキットに関するRacecar Engineering記事のまとめです。

今シーズンのF1もついに最終戦ブラジルを残すのみとなり、今週末インテルラゴス・サーキットを舞台に最後の戦いが繰り広げられる。今年のチャンピオンシップは既にレッドブルのセバスチャン・ベッテルが決めているが、2位はまだ決定しておらず、マクラーレンのジェンソン・バトンが最も近い位置にいる。

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インテルラゴスは1周が4.309kmで、レースの周回は71周で争われる。路面が極めてバンピーであることで知られており、タイヤのトラクションが効きにくく、ドライバーの肉体的な負担も大きい。高速コーナーから低速コーナーまでスピード差が大きいコーナーを擁し、起伏が激しく、高度も海抜750メートルの場所に位置するコースである。そのため、適切な空力のセットアップを行うのが非常に難しく、上手く調整する必要がある。最終的なラップタイムの結果に大きな影響を与えるのが最後のセクターであるため、マシンのセットアップを行う上で、この点を最優先の課題として考える傾向が強くなる。

●サーキットデータ

コース全長:4.309km

ラップ数:71

レース距離:306km

縁石:緩やか

ピットレーン:385m(ロスタイム20秒)

高度:750m

最高速度:時速312キロ

最低速度:時速65キロ

平均速度:時速208キロ

平均コーナリング速度:時速120キロ

ダウンフォースレベル:高レベル

エアロ効率比:高レベル

エンジン全開率:64

最長区間エンジン全開時間:16

エンジン負荷:中レベル

パワーロス:-13

フューエル・エフェクト:0.2/10kg

燃料消費量:1ラップ2.0kg

主なブレーキングセクション:6(そのうち3つはヘビーブレーキング)

ブレーキ摩耗:中/高レベル

ラップ毎のギアチェンジ:40

ギアボックス負荷:高レベル

使用するコンパウンド:ソフトおよびミディアム

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インテルラゴス・サーキットのコースレイアウト

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2011年11月24日

母国グランプリを控えたバリチェロ

以下は、F1 technical.net記事のまとめです。

barrichello_11991年に当時のアイルトン・セナがワールドチャンピオンになって以来、ブラジルからチャンピオンが久しく誕生していないが、ブラジルのファンのF1熱は冷めていない。ブラジルGPの舞台となるインテルラゴス・サーキットはいつもエキサイティングな雰囲気に包まれ、ウィリアムズのベテランであるルーベンス・バリチェロは母国のファンから熱烈な声援を浴びることだろう。

インテルラゴスはドライバーにとって、肉体的にきついコースだ。反時計周りのコースは首の筋肉に大きな負担をかけ、バンピーなことで知られる路面の粗いサーキットであるため、背中全体の筋肉に激しい衝撃がかかる。しかし、ドライバーにとっては、それもやり甲斐だ。

バリチェロはこのサーキットについて、次のように語っている。

「特に長いコースというわけではないが、面白いコースであることは確かだ。コースのところどころがとてもツイスティだけど、長いストレートもあって、レースでポジションを維持するためには、ストレートスピードが重要だ」

海抜800メートルに位置するインテルラゴスは、F1で最も高地にあるサーキットであり、高度の高さがエンジンにいくつかの問題を引き起こす原因になる。低い気圧によってエンジンのパワーが10%低減してしまい、これは80馬力に相当する数値である。

・チーフ・オペレーションズ・エンジニアであるマーク・ギランのコメント

チームとしては、アブダビのテストとブラジルでの最終戦のスケジュール管理を迅速に行う必要がある。今回のレースでは、気温20度の半ば、路面温度が30度の半ばくらいになると予想されている。雨の可能性もあり、その場合、激しい雨になる傾向が強い。インテルラゴスは1つのレイアウトの中に2つのコースが混在しているようなデザインだ。マシンのセッティングは常にターン12からスタート/フィニッシュラインまでの長い上り区間と、セクター2の中低速コーナーの両方を考慮して調整することになっている。フューエル・エフェクトと燃料消費量は両方とも、ブラジルの71周のレースでは低く、そのため他の大部分のサーキットに比べて、スタート時の燃料質量は低い。ブラジルでは、タイヤは前戦のアブダビと同様、ソフトとミディアムを使用することになる。また、金曜日のフリープラクティスでは、開発用のドライタイヤも2セット使用する。

・ルーベンス・バリチェロのコメント

僕にとって、母国ブラジルでの最終戦は今シーズンの中で最高に嬉しいレースだ。この週末はいつもあっと言う間に過ぎていってしまうけど、全ての瞬間を存分に楽しもうとしているよ。インテルラゴスは、特にエイペックスが連続しているラランジーニャコーナー(Laranjinha)が大好きだ。インテルラゴスは毎年、オーバーテイクに最適のコースで、今年も例年通りのオーバーテイクショーが期待できる。速いラップタイムを叩き出すためには、ブレーキとトラクションとエンジンパワーの全てが噛み合う必要がある。ポイントを獲得して、いい形でシーズンを終了したいね。

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2011年11月23日

2011年のDRSデータ(後編)

以下は、The F1 Times記事のまとめです。

Q:通常のオーバーテイクとDRS使用の比率は?

A:通常のオーバーテイクに対してDRS使用の比率が最も高く、その効果が大きかったのは、アブダビ89%、バレンシア81%、インドの78%、トルコの59%、バルセロナ57%という順だ。逆に、最も比率が低かったのが、モナコの13%、ハンガリー20%、カナダの22%、日本26%、イギリス27%という順だ。ここで注意すべきは、この5戦のうち3戦はウェット・コンディションまたはドライとウェットの両方であり、カナダとイギリスではレースの一部でDRSの使用が制限されていたということである。これまでの18戦中8戦で、DRS使用のオーバーテイクが通常のオーバーテイクを上回っている。

Q:シーズン中にDRS使用によるオーバーテイクの比率に変化はあるか?

A:前半の9戦で、1つのレースで平均21回のDRS使用によるオーバーテイクが記録され、その数字は平均してクリーンなオーバーテイクの45%を占めていた。後半の9戦でもDRSの効果は安定している。1つのレースで平均20回のDRS使用によるオーバーテイクが行われ、平均してクリーンなオーバーテイクの46%を占めている。

Q:今シーズン、オーバーテイクの回数が最も多いドライバーは誰なのか?

A:以下の数字は先行マシンのリタイアを考慮して修正を加え、その結果として獲得したポジションのみを考慮したものである。セバスチャン・ブエミが合計112回でトップにおり、続いてミハエル・シューマッハが111回、小林可夢偉が95回、ハイメ・アルグエルスアリが90回、セルジオ・ペレスが89回という順だ。この合計回数は、スタートからセクター1までの間のオーバーテイク、オープニングラップのオーバーテイク、オープニングラップを除いたレース全体のオーバーテイクの内訳を合計した数値である。

Q:今シーズン、最も良いスタートを記録しているドライバーは誰なのか?

A:最も良いスタートを記録しているのはミハエル・シューマッハで、合計で34もポジションを上げている。これに続いてセバスチャン・ブエミが29、ヘイキ・コバライネンが28、ヴィタントニオ・リウッツィが20、小林可夢偉が19という順だ。逆に、セクター1でポジションを上げた記録が最も悪いのがセバスチャン・ベッテルで、シーズンを通してたった1つしかポジションを上げていない。この結果は、1シーズンで合計14回のポール獲得を含めて、18戦中予選でフロントローを逃したのがわずか1回だけという圧倒的な予選の成績を反映している。

Q:今シーズン、オープニングラップで最もポジションを上げているドライバーは誰なのか?

A:ここでもミハエル、ブエミ、コバライネンがそれぞれ403026という数字を残して他のドライバーをリードしている。セクター1でのジャンプアップを除いた数字を見た場合、ジェローム・ダンブロシオがトップで、セクター1を過ぎたところからオープニングラップ終了までの間に8グリッド分のジャンプアップを果たしている。

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2011年のDRSデータ(前編)

以下は、The F1 Times記事のまとめです。

今シーズンはDRSの導入やピレリF1参戦という新しい状況が生まれた中で、オーバーテイクが話題の中心になっている。全体的なオーバーテイクの回数は、間違いなくこれまでのF1シーズンと比べて記録的なレベルに達している。ここまでの18戦中で約1,500回のオーバーテイクが生まれている。ただし、オーバーテイクに関する標準的な定義は存在していない。

以下のQ&Aに記述されている数値は、ビデオやタイミングデータ、GPSによる計測に基づいて、カテゴリー別に分析されたものだ。オーバーテイクは、通常、DRS使用、遅いマシン(HRTロータスヴァージン)、チームメイト同士の譲り合い、ダメージ、オープニングラップに分類される。

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Q:今シーズンのこれまで18戦で記録されたオーバーテイクの合計は?

A:全カテゴリー合計で1,436回のオーバーテイクが記録されている。オープニングラップとダメージを除いたカテゴリー合計では、1,180回のオーバーテイクが計測されている。クリーンなオーバーテイクと考えられている通常とDRS使用の合計は、804回である。この数値は、1回のレースで平均45回の通常およびDRS使用のオーバーテイクが行われている計算になる。

Q:通常とDRS使用の内訳は?

A:通常が441回(55%)で、DRS使用が363回(45%)。前記の3チームに対するオーバーテイクが300回記録されており、チームメイト同士が76回だった。

Q:オーバーテイクが最も多かったレースと最も少なかったレースは?

A:クリーンなオーバーテイクが最も多かったのは、トルコ85回、カナダ79回、中国67回という順だ。一方、最も少なかったのは、モナコ16回、オーストラリア17回、インド18回という順だ。クリーンなオーバーテイクが50回未満だったレースが9戦あり、50回以上だったレースが8戦という状況だ。1回のレースで平均45回のクリーンなオーバーテイクが記録されており、その内訳は通常が25回、DRS使用が20回となっている。

Source: The F1 Times

  
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2011年11月22日

デ・ラ・ロサが来シーズンからヒスパニアに加入

以下は、Grandprix.com記事のまとめです。

delarosa1-lgヒスパニア・レーシングは、マクラーレンのテスト兼リザーブ・ドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサが来シーズンからレギュラードライバーとしてチームに加入することを発表した。

現在40歳のベテランのデ・ラ・ロサはヒスパニアと2年契約を結び、レギュラードライバーとしてF1に戻ってくることになった。デ・ラ・ロサは1999年に当時のアロウズからデビューし、その後、ジャガー、マクラーレン、ザウバーと複数のチームを渡り歩き、通算88戦の経験がある。最も直近の例では、今年の第7カナダGPに負傷したザウバーのセルジオ・ペレスの代役として急遽出走したのは記憶に新しいところだ。

・ペドロ・デ・ラ・ロサのコメント

今回のヒスパニアへの加入は僕のレース人生の中でとても重要な位置づけにあり、これまで経験した中で最も熟慮した選択の1つに入る。今の僕は成熟した段階にあり、新しいチームでの活動に入る準備はできている。モーチベーションも高い。今回の決断を下すに当たって、3つの重要な要素があった。F1のコースに戻りたいという僕自身の願望、ヒスパニアが母国であるスペインのチームだということ、そして、プロジェクトを指揮するメンバーにルイス・ペレス・サラがいること。この3つだ。今のチーム状況を謙虚に受けとめながら、2年間の目標を常に念頭に置いて仕事に取り組んでいきたいと思っている。これまでに何年間もかけて世界のトップレベルのチームで培ってきたもの全てを実際に形にする絶好のチャンスであり、チーム全体として成長していきたい。スペインにF1チームがあることを誇りに思うし、僕自身がそのチームに加入できることも誇りだ。僕の力を信頼してくれたヒスパニアに感謝するだけだ。また、ヒスパニアへの移籍を認めてくれたマクラーレンにも感謝したい。マクラーレンで過ごした8年間に僕はドライバーとしても人間としても成長することができて、とても嬉しく思っている。マクラーレン時代がなかったら、今の僕はない。

・ヒスパニアのコリン・コレス代表のコメント

チームの目標は常に変わることはなく、財政、技術、レース成績などあらゆる側面でチームを強化することだ。今回のペドロ・デ・ラ・ロサの加入は、我々のプロジェクトをさらに押し進めていくために必要な土台になることは間違いない。ヒスパニア・レーシングはまだ若いチームであり、これから進化を続ける必要がある。デ・ラ・ロサの加入がまさにそのために必要だ。彼は人間的にすばらしい人物であるだけでなく、F1における豊富な経験と立場を築いている熟練のドライバーでもある。彼のチーム加入を心から歓迎したい。彼が抜群のチームワークを発揮して、チームとして良い結果を残せることを確信している。

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