売却相談 partt1

毎年、毎年、色んな相談を受けます。

その中で、高齢者がご自宅を売却される相談があります。

この場合、売却理由は、ご主人が病気になってしまったというケースがあります。

この病気の中で一番困るのが、認知に問題が出てしまったケースです。

もうずいぶん前から、売却時の本人確認制度が実施されています。

我々業者だけでなく、不動産の登記を担当する司法書士も、所有者本人が売却の意思があるかどうかを対面して会って確認しなければなりません。

この意思表示は、認知症の疑いがある方の場合は司法書士は認めることが出来ません。

すなわち、不動産の売買が出来なくなってしまうのです。

御夫婦が2人で施設に入りたいと思い、ご相談に見えたら、所有者のご主人に認知に問題が有ったというケースもあります。

当然、奥様は悲嘆にくれてしまいます。

何か方法はないのでしょうか?

成年後見人を立てる制度があります。

しかし、この制度にも問題があります。

売却したお金は基本的に所有者個人の為に使わなければなりません。

そして、年に1回は収支報告をしなければならないのです。

日本人の資産は、金融資産よりも不動産で持っている資産の方が多いといわれています。

いざという時に不動産を金融資産に変えられないと困ってしまいます。

長生きする時代になり、認知症になる高齢者は増える一方です。

大変な時代になりましたね。

測量 part2

確定測量をすると、境界の位置のずれに驚かされます。

道路部分は道路管理者と立ち会うことになりますが、通常は国、県、市町村になることが多いです。

道路管理者は、いろいろな資料を基に道路幅員を要求してきます。

普通、皆さまは道路に側溝がある場合は、側溝と敷地の境が境界だと思ってますよね?

だいたいはそのあたりになるのですが、下の写真のようになることも有ります。

IMG_6566

これは側溝の中に官民境界が来てしまった例です。
10センチ〜15センチは側溝が敷地の中に入ってしまった事になります。

この場合、どんな時に問題が起こるのか?

それは、道路管理者が側溝の入れ替えをする時です。

側溝を取り外すと、境界杭は一緒に取れてしまいます。

せっかく官民境界が確定しているのですから、側溝はその通りに綺麗に入れ替えして欲しいじゃないですか。

ところが、全ての官民境界が確定しているわけではないので、工事を行う会社もそこまで把握していないことがあります。

ですから、道路工事の予定が有った場合は、土地所有者の方から境界が確定している旨を工事の担当者に言った方が良いです。

側溝が新しくなった時に杭が無くなるのは多々ありますから。

測量 part1

昨日掲載したブログがやたらと閲覧数が多くてびっくりしました。

誰が見てくださったのでしょう?

今日も測量に関する出来事を書いてみたいと思います。

法務局には、土地の地番が表示された地図(公図)があります。

この地図に載っていない土地は現地には存在しないのが普通です。











この地図の49番の土地の測量を依頼しました。

下側には何も有りませんよね?隣の土地があるだけです。
これが現地です。地図の左側から右側に向かって撮影しました。

何やら道路のように見えませんか?
測量士の作成した仮測量図です。

この中に記載したように、法務局が地図から道路を消してしまったのでは?と測量士は判断しています。

現在、法務局と打ち合わせ中です。

仮に道路があるとすると、その幅はどれだけあるのか?どこまであるのか?誰が現在の所有者なのか?

様々な問題が発生してしまいます。

このまま測量地まで道路が有るとすると、物置の屋根は道路に越境していることになりますし、測量地の庭も削ることになります。

また、この道路が建築基準法上の道路になるのかどうか?で、この測量地の利用がずいぶん変わって来ます。

誰しも間違いはあることなので仕方ないと思うのですが、市役所や法務局はすぐに結論を出しません。

縦割り行政の最も駄目なところだと思います。

誰がいつ舗装したのかもわかりません。

このような管理者不明の土地が街中にもあるんです。
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