区画整理地の確定測量の杭の写真をお見せします。

この場所も市役所には換地図面は保管されています。

当時の図面cmまでの精度しかありません。

20m×11.6mの換地図面の杭の位置がどれだけずれているのでしょうか?

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緑っぽいのが当時の区画整理の杭と思われます。

その真ん中に錆びた釘があるのですが、この位置から、シルバーで新しく打った位置になりました。

数センチはズレがあることになります。

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この杭も区画整理の杭と思われます。

コンクリート杭です。

T字の公差した場所が境界になります。

この杭は動いていないというのが、測量士の判断でした。

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この杭は、プラスティックの杭なのですが、誰が設置したのか不明の杭でした。

杭はホームセンターでも売ってます。

『測量士』の資格がある人間が設置した証拠がある杭は信用できますが、それ以外の杭は判断が難しいです。

この杭にシルバーのビョウを打った場所が正しい境界の位置になります。

今回は大きなトラブルがなく立会いは完了しました。しかし、区画整理で整備された土地でも、これだけのズレが出てしまいました。換地図では20m×11.6mの土地が面積も寸法もズレました。もちろん、許容誤差範囲ですが。

精度の良いと言われる区画整理地の土地でもこんな感じになる可能性があります。

区画整理の工事の精度のせいなのか?実際に杭が経年で動いたのか?

測量士の説明を受けても、私でもわかりませーん。

大事なのは、隣地所有者とのトラブルを起こさないことです。

今回、数センチは境界位置が動いたのにトラブルがなかったのは、隣地所有者が作ったブロックの越境が無かったことが大きいです。

たまたま、隣地の皆様が境界位置から控えてブロックを作ってくれていたから助かりました。

昔は隣地境界線上に共有ブロックを作ることも多かったです。そのような現場では、確定測量の結果ブロックが全部どちらかの敷地に入ってしまうことがあります。

確定測量は将来の近隣間のトラブルを防止するためには非常に有効なのですが、下手をすると現在の人間関係をこじらせてしまう諸刃の剣です。

以下は、何十年もこの仕事をしてきた私の私見です。

一言でいえば、『もっと柔軟にできないの?』です。

だいたい、mmまで正確にする必要あるの?

隣地所有者同士がここでいい!って納得したなら、そこに決めれないの?

公図と違ってしまうから!とか法務局が納得しないから!とか、測量士はいろいろ言いますが、それはそちらの都合ではないですか?

と、声を大にして言いたい!

測量士が作成した図面を見て、説明を受けても、私でも本当に正しいのかなんて、わーかーりーまーせーん。

正直な意見を言うと、『辻褄合わせじゃないの?』です。

これを言っては元も子もありませんが、強く強くそう思うのです。

何故?って?古い街並みなんて設計図通りにmm単位まで正確にできている訳ないからです。当然、許容される誤差もありますし。

そんな街並みを測量するのですから、どう考えてもどっかで辻褄合わせをするしかないと思うのです。

こんな考えはおかしいでしょうか???