沖永良部島スケッチ紀行

鹿児島県の離島・沖永良部島に漂着したさすらいの旅人・未央(MIO)が、 気まぐれに描くスケッチと詩と短歌の徒然記。周囲56キロの小さな島は15000人ほどの 人々が住み、亜熱帯の気候の中豊かな暮らしを営んでいる。島は、美しい 自然と個性的な文化が育ち、風景も歴史も風俗も素晴らしい。

September 2014

黄昏の魅力はマジックアワーに尽きる・・・・・そんなことで田皆岬のマジックアワー

      海に入る夕陽の残り香漂いて
           東の空なにゆえ染まるか
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西の海を黄金色に染めて夕陽が沈んだ後、なぜに東の空は
ファンタジックな色彩を見せてくれるのだろうか。
灼熱の恋の余韻なのか、別れの悲しみなのか、田皆岬の
マジックアワーは感傷に浸るには最高かも知れない。

日本一のガジュマルを何故か描き続けている

    なぜかしら母に抱かれる思いして
        日本一なるガジュマルを描く
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何作目かの日本一のガジュマルである。
この島で最初に描いたのもこのガジュマルであった。
枝が樹頭からところどころ飛び出ているので、かなり
ローアングルで描かないとこの樹形にならない。
おのずと樹幹が長くなる。
実際はもう一回り大きいがキャンバスに入らない。
いっそMサイズを使おうかとも思うが、きょうはF6に
おさめた。
早速、額装して清武さんのもとに嫁いで行った。
次はF50にチャレンジすることにする。
完成したら、どなたか10万円で買ってください。

まだまだワンジョビーチの夏は終わらない

     楽しきはリーフの遊び親子して
           一時過ごすふれあいの時
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沖永良部島最大の海水浴場ワンジョビーチの週末は家族連れで
大賑わいである。
9月に入っても沖永良部島はまだまだ暑く、やっぱり海に入るのが
最高ということになるらしい。
夏休みが終わってもまだまだ賑わってるワンジョビーチとワンジョ
公園。毎朝ハマボウや軍配昼顔を採取に出かけながら浜辺を
歩くと、おびただしい数の足跡が砂浜に残っている。
泳げないので、少し怖いが膝まで海にはいってみると、賑やかな
海水浴の様子が目に浮かぶ。今朝も早朝から親子連れが来ていた。
いっぱいパパに遊んでもらいな。せめてものボランティアと思い
砂洗い場の砂をきれいに洗い流しておいた。
まだまだ、島の夏は続きそうです。

亡き父が母がそこにいる気がする。「フーチヤ人形サンゴ岩群」は忘れかけていた故郷さえ思い出させてくれる。

            人形のサンゴの岩に祈りつつ
               遠き故郷母を偲べり
001 (2)
















沖永良部島北東の《フーチャ》は、私にとって賽の河原である。
ここへ来ると、亡くなった父や母とあえる気がする。
忘れてしまったはず、いや忘れてしまいたいはずの故郷も
おぼろげながらに思い出してしまうのは何故だろう。

それにしても、久々にブログに向っている。
さて、次の更新はいつになるだろう

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