2018年09月18日

母校

大学は祝日も授業があるので
昨日は朝一で登校していた。

午後は2コマ分空き時間があるのだが
その空き時間に、比較的近くにある、中退した母校の文化祭(に当たるもの)に行ってきたそうだ。
それを聞いて私の方がドキドキしてしまった。

学校の教育理念そのままにまい進していた日々の中で発症、
週1学校へ足を運ぶのもやっと
しかも通学で力尽きて教室へも入れず
まったく勉強が手につかなくなった娘を
戸惑いながらも在籍させ続けてくれた学校
望めば1日中でもいさせてくれた保健室
在籍していられる期限のことやらすべてをうちは理解していたので
ベスト対応(すなわちそっとしておくこと)をしてくださった。

学校を去った頃の娘の弱々しい姿を覚えている何名かの先生は
その後、機会を得てお会いしたとき
彼女なりに大学で頑張っていることをとても喜んでくださった。

友だちとはずっとつながっている。

しかし、学校に足を踏み入れたのは
退学して以来5年半ぶりである。

私はまだ感傷的な気持ちを捨てきれなくて
学校へ続く道を思い出しただけで切なくなるけれど
彼女は淡々とやってのけたのね。

当たり前だけど子どもと親ってまったく別人格だなあ。
「なんでそんなことを気にする?」ということがよくあるけれど
「あれ、あなたはそれ平気なんだ」ということもある。

そして
そして

不調の真っただ中でもがいているときにも
確かに心は成長している。






f3orest at 17:00|PermalinkComments(0)

2018年09月14日

新学期

8月下旬から卒論ゼミで頻繁に登校していたけれど
今日からが正式な新学期。

昨夜、日付が変わる直前にあの子は旅立った。
文鳥はプライドが高い鳥だと言うけれど
1日中潰れた形で昏睡したあとで
しゃんと立ち上がろうとして
そのまま水入れにもたれかかるようにして息絶えた。
毅然とした最後だった。
その瞬間を見たのは私だけだったので
すぐに娘を呼んだ。
見開いていた目が、娘が来るまでに閉じた。

娘は静かに涙を流し「ありがとう」と言った。
昨夜は眠れたかな?

後期のスタートだからその話題には触れなかったけれど
「あの子が苦しんでいると思うと辛いから昨夜のうちでよかった」と言って出かけて行った。


一人になってから思い切り泣いた。
こんなに涙が止まらないのは何年ぶりだろう。
最重症だった娘のOD生活の中でとうに枯れてしまったと思われた涙。

そのOD生活の中では何名かの身内を見送ったけれど
正直、泣いたのは初めて。

たぶんあの子が一番身近で見守って
無言の癒しや励ましを与えてくれたから。

あの子の空への旅立ちと
娘の新学期の健闘を祈って
少し朝飲みした。
午後から今日は忙しい。頑張ろう。








f3orest at 10:08|PermalinkComments(2)

2018年09月13日

その日が来たみたい…

9月1日のブログに書いた文鳥が今、危篤状態にある。
ここ数日、常に餌箱のそばにいたから
長くはない予感はしていた。
移動がつらくなってきた証拠だから。

明け方 止まり木から落ちると癲癇の発作を起こし(年を取るとよくあることだが)
長いことのたうち回り
キーキーと聞いたこともないような苦し気な声を上げ
今は昏睡状態の中でときどき痙攣する。
そんな時、コツコツとくちばしがケージを叩く音がする。

早朝、夫がケージから出して私の手のひらに乗せた。
この子は私にベタ馴れだったので私の手の中で永遠の眠りにつきたいだろう、って。

しばらくおとなしくしていたがやがてもがいて手の中から出たがった。
「こうして欲しいだろう」なんて人間の思い込みを押し付けられて迷惑だったよね。

ずっと見ているわけには行かないので
短時間で用をすませてはケージのそばにいる。

何も受け付けなくなったのでもう長くはないようだ。

11年前、この子をお迎えしたときから覚悟していた瞬間。
淋しいけれど
今 思うのは早く楽になって欲しい、っていうことだけ。

ペットも獣医学の発達で長生きするようになったが
必ずしもそれが幸せとは限らない。

この子も、先にお星さまになった子も
平均寿命までは何かというと鳥の専門病院へ連れて行ったが
平均寿命をはるかに超えてQOLが著しく低下してからは延命は止めて自然に任せていた。

コミニュケーションが取れないのがもどかしいよ。
今、どうしてほしいか知りたいのに。

ひたすらありがとう、を繰り返すだけ。
ありがとう。うちに来てくれて。
ありがとう。ありがとう。






f3orest at 16:04|PermalinkComments(0)