厚生労働省は23日、兵庫県西宮市と鳥取県内で、抗インフルエンザ薬タミフルに耐性を持つ新型インフルエンザへの感染が報告されたと発表した。いずれも9歳の男児でタミフルを服用しておらず、耐性ウイルスが人から人に感染した疑いがあるという。
 耐性ウイルスはこれまでに全国で52例が報告されている。このうち人から人に感染した可能性があるのは、今回を合わせて6例。周辺への耐性ウイルスの感染拡大は確認されていない。
 西宮市の男児は昨年12月9日、鳥取県の男児は同月17日に発熱し、いずれも別の抗ウイルス薬リレンザを処方された。鳥取県の男児は同時期に弟と妹も感染してタミフルを服用しており、弟か妹の体内でウイルスが変異して耐性株になった可能性もあるという。 

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