キョーリンの子会社の杏林製薬と小野薬品工業は1月7日、2007年6月に発売した過活動膀胱(OAB)治療薬ウリトス錠(杏林製薬)、ステーブラ錠(小野薬品工業)(一般名=イミダフェナシン)の追加剤形として、口腔内崩壊錠を昨年12月24日に厚生労働省に承認申請したと発表した。

 水なしでも服用できる新剤形について、両社では、高齢者や飲み込む力が低下した患者、水分の摂取を控えている患者への有用性を指摘し、服薬時の選択肢の増加や継続的な服薬による治療につながるとしている。

 イミダフェナシンは杏林製薬が創製し、小野薬品工業と共同開発した抗コリン剤。朝晩の2回投与で、就寝前の服用により夜間頻尿への効果が期待できるのが特長。また、口内乾燥の副作用が少ないという。08年度の売り上げはウリトスが20億円、ステーブラが22億円だった。

 国内のOAB治療薬としては、アステラス製薬のベシケア錠やファイザーのデトルシトールカプセル、大鵬薬品のバップフォー錠/細粒などがあり、杏林製薬では、国内のOAB治療薬の市場規模は薬価ベースで540億円と推計している。現在、国内でOAB治療薬の口腔内崩壊錠はないが、OAB治療薬でトップシェア(190億円)のアステラス製薬も昨年12月22日、ベシケア錠の新剤形として承認申請を行っている。


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