ショートアニメ戯言

個人作家系オリジナルアニメーションについての私見的戯言。

駄コラム

09夏コミ行ってきた

コミケ76行ってきました。
先週は体調不良でしたけど、なんとか乗り切りましたね。
ということで、暫くは戦利品(コミケでの調達物をこう表現するらしい?)を
観てみた感想や連想したことなど書こうかと思います。

で、再三エントリで書いてきた映画「センコロール」関連では
スターターブックというのが企業ブースのほうで販売されてて。
螳・惠~1
欲しいものはほぼ入手したのに、このスタートブックだけ
3日間とも間に合わなくて完売。手に入らず(汗)
いろんな意味で注目されてる作品なんだなぁと改めて思います。
シカタナイネ。

01

あと、BOOK的なものは取りあえず置いといて
「鋼鉄のヴァンデッタ AUDIO PICTURE」「自主制作アニメ『眼鏡』」や
森井ケンシロウさんの「ストレス」など、比較的映像メディアでの戦利品を優先して
何か書こうと思います。
レビューというのはオコガマシイので、まぁ感想文的な何かを
それぞれ別エントリで、後日。

続きを読む

渋谷TSUTAYA

一昨日の15日、珍しく渋谷駅前のTSUTAYAへ。
護法少女ソワカちゃんDVDが15日に発売され
その関連でtwitterで
渋谷TSUTAYAの地下1階コミック売り場近辺に
ポップ付きの販売コーナーがあると聞いたので
ちょっと用事で出かけたついでに足を延ばしてみました。

思ったより、整然と陳列されてるDVD。

01x

コミック売り場に隣り合わせてましたが
DVDなども売ってるフロアで
POP棚もDVDのラック(棚)の側面を利用した感じで
ラックごとに、それぞれいろいろなDVDが宣伝されてました。
でも、すごく目立つ位置でしたし
POPどころかモニター付きで
ソワカちゃんオープニングの歌も動画も流れてます。

そこそこ近くによると聴こえます。
こうした街中で聴くソワカちゃん、なんだか不思議な感じ。

一番下の段には、初音ミク関連のCDも一緒に並んでますね。
一般的には初音さんというDTMソフト自体が
どれだけ浸透してるかどうか微妙なところでもあります。
そうしたDTM、ニコ動状況を知らない人には
初音ミクを飛び越えてソワカちゃんというのも
ハードル的に高いかも知れないので…
ある意味これは賢明な処置かも知れないとも思ったりします。


また、地下1階に下りるエスカレータの
降りてすぐ正面の棚には
「ウサビッチ シーズン3」DVDも。
こちらも同日(15日)が発売日。
やはり、ソワカちゃんよりは良い位置に棚がありますね。

でも何故か「新作お笑いDVD」ということで
ダウンタウン松っちゃんのDVDと同じ棚です…(汗)

02x

まぁ、だいたい合ってます。

続きを読む

「つみきのいえ」徒然2

先日「考察」カテゴリで『「つみきのいえ」徒然』というエントリを書きましたが
また、ふと思ったことがあったので書いてみます。
まぁ文章が下手なので、いろいろ誤解のないようにとか
加えて、自分で自分の思ったことをちゃんと伝えられてるのかという
自信もないので、しつこくてスミマセン(汗)

例えばですが、「つみきのいえ」のシナリオを
別のアニメーション作家の方が作ったらどういった雰囲気になるのかな
とか思ってしまいます。

シナリオを読んだわけではないので
「つみきのいえ」にどれだけ加藤監督独自の解釈が
(シナリオから離れて)含まれていたのかを確認しているわけではないので
そうした意味では間違った感想でもありますし
プロデューサーとの兼ね合いみたいなものも含まれると思うので
一概には監督だけに向けられた感想ではないとも思いますが。

自分が感じた”物足りなさ感”は
多分、あの(どこか賞狙いに適したような)完成度のシナリオであれば
日本国内で活動している、キャリアのあるアニメーション作家さんが
作品化した場合でも、どれも非常に完成度の高いムービーが
出来る確率が高いのではないかと言う印象を持ってしまった…
と言う言い方が分かりやすいかなと…。
極論で申し訳ないです。

でも、実際、いろいろなアニメーション作家、アニメーター、映像作家の方などの
作品を見ていると、ふと「この人が作った”つみきのいえ”を観てみたい」と
非常にストレートに感じてる自分が居ることに気がついて
「ああ、なるほど、そーいうことかもしれないなぁ」と思った次第です。
とくに、パペット系のコマ撮りアニメーションなど
逆に従来のアートアニメーションの流れだと
あたりまえ風になってしまうかもしれないけど、観てみたいなぁとか。
もっともっとシンプルな線画で描写した「つみきのいえ」というのも
成立しそうかも…とか。

と言いつつ、こうした感覚に陥るということ自体が実は
加藤監督の「つみきのいえ」の「凄さ」なのかもしれないとも
思ったりもしますが、そこは恥ずかしながら判断付かないです。

僕は多分個人的好みとして
作家さんのパーソナリティが前面に色濃く出てるような
アニメーション作品が好きだし
そうした嗜好をもとに語っているだけなので
まぁ、こうした感想は間違ってる(一概には言えない)とも思っています。
ただ、加藤監督オリジナルのショートアニメの新作
ということへの期待を込めて
きっとあえて、ですが、何度もぐだぐだ書いてるんですね。

でも書いてみると
また、ちゃんと言いたいことが言えてるのか
判断できない自分が居ます(汗)

(ふと思い立って書いたので、あとで「追記」「修正」するかも…)


[関連サイト]
KUNIO KATO OFFICIAL WEB SITE
http://kiteretsu.robot.co.jp/kunio/index.html
ROBOT>>つみきのいえ
http://www.robot.co.jp/tsumiki/

[当ブログ内関連エントリ]
・「つみきのいえ」徒然
http://blog.livedoor.jp/f_2nd2005/archives/1366597.html
La Maison en Petits Cubes
http://blog.livedoor.jp/f_2nd2005/archives/1366536.html

ブログ1周年

今日3月17日は昨年、当ブログの最初のエントリから数えて
ちょうど1年ということになるようです。
つまり「ショートアニメ戯言」1周年。
ということで…何か書こうかなと思ったんだけど
気の利いたことは何も書けません。

当初、なんとなく始めたブログなので
いつ更新が途絶えてても不思議はなかったのですが
時々、コメントを頂いたり
紹介させて頂いたクリエイターさん、作家さんのブログでも
取り上げて頂いたり、多分ブックマークしてくれてる読者の方の存在も
目には具体的に見えないけど、感じてて
そうしたことがモチベーションになってたかなと思います。

一大決心をすると続かないことが多いので
”なんとなく”という感覚が自分に合ってる気もします。

丸1年で、投稿数は(今書いてるこのエントリを含めて)440件。
開始当初の頃は、いっぱい間が空いてしまってますが
少なくとも単純にこの数字を割っても
1日1件以上のエントリを更新してる計算にはなるようです。

全部のエントリに動画を貼ってるわけではないのですが
一件のエントリに複数の動画を貼ったりもしてるので
1年間で紹介した動画は400作品以上は有るんだと思います。
ぼちぼち観てもきっと数か月は掛る量ですね。

いつか時間のある時、ジャンルとか整理して
後から当ブログを知った人などに
動画を観易いようにまとめたい気もしますが…
なかなか難しいですね。
(今のところはサイドバーにある「過去エントリー一覧」と
「Categories」を参考にして観てください)
ホント、いつか気が向いたらします。
ということで、またダラダラ長くなりそうなので、この辺で…。
1周年のご挨拶に代えさせて頂きます。

1年間観てくれた方、途中から観てくれた方
ふらりと検索などで立ち寄ってくださった方も
ありがとうございます。
またぼちぼち更新して行きますので
宜しくお願いします。

よかったら眠れない日の時間つぶしにでも
また遊びに来てください。

【個人Webアニメ】その配信手段の変化と定着【2008】

2008年ももう終わりなので『2008年に感じたこと』シリーズ。
『オリジナルアニメーションの配信手段が変わりつつあったけど
それは今年どう変化して、またそれはどう定着したのか』みたいなことについて
考察を書いてみたいと思います。
まとめ的な感じもあるので、一部の方にとっては毎度「今更」な感じもありつつ。

【追記:12/25】
読み返したら、少し読み難い気もしたので
若干リライトをしてみました。
あんまり変わらないかも知れないけど(汗)


+++

今年の5月初頭に、オリジナルアニメーションの配信手段についての
動画共有サイトというメディア」という考察を「animeflash」に書いたが
そこで書いていた
『自作品を公開する手段として、イベントを含めた各映像コンペ投稿や自サイトでの
配信の他に、Youtubeやニコ動に代表されるような「動画共有サイト」も
メディアとして当たり前になりつつある』といった傾向は
書いた時点でも既に(皆が「意識してる」「意識してない」に関わらず)
「当たり前になっている」との自覚を持っての執筆だったと思う。
ただ、公式な(?)見解として声を上げているのを見たことが無かったので
あえてそうした傾向を考察として文章にしてみたわけだった。

それに伴って、とくに最近感じるのは
「さらにそうした傾向は強くなりつつある」ということで
顕著な例としてYoutubeにもニコ動にも、個人の作品を配信する「チャンネル」を
持っている人が多くなったということ。
これは僕の勘違いかも知れないが、Youtubeのシステムの充実に
伴ってのことと思う。

例えば、クリエイターの青木純さんも(Youtube公式と言うことではないが)
同サイト内に「aokijyun.net」というチャンネルを「開設」しているし
他に、光川まぼろさんや、長尾武奈さんなども同様。
これは意味合い的には、個人サイトで配信するのと
そう変わらない感覚であるのと同時に(Youtubeなどは特に顕著だと思うが)
そうした「チャンネル」のページを持つことで
そこに動画のファンの方が「登録」できるシステムなため
いわゆるSNS的な側面を持っているということでもあると思われる。
大手SNSのmixiなども、自前の動画を自分のページにアップすることが出来るわけだが
つまり、こうしたサービスの「境界」が徐々になくなっているのが現状。
(mixiで自作品を公開してる人は一杯いるものの
実際はプライベート的な側面もあるので、ブログ等でリンクは貼り難いが)
こうした共通のシステムを備えたサービスには「MySpace」なども含まれると思うし
そうした動画配信とSNSの融合では「MySpace」は先駆者でもある。
ニコ動でも、今年「コミュニティ」という機能が付き
そのことで意味合いとしてはSNSと似たようなシステムになっていると思うので
(二コ動のコミュ二ティはまだそれほど機能していない印象もあるが)
こうなると、自作品を配信したいクリエイターさん
更にそのファンの人とコミュニケーションを取りたいクリエイターさん達にとって
機能的にはほとんど「動画共有サイト」も「SNS」も
差がなくなっているようにも感じる。
他に、従来のクリエイター支援型サイトの老舗、TBSデジコン6のサイトには
(多分リニューアル後から)コミュニティという機能が付き
投稿作品のファンの人たちがコミュニケート出来るようになっていて
同様な流れかと思うので注目したい。
二コ動にも「チャンネル」機能があるが、これはほとんど「公式」なもので
Youtubeの「チャンネル」機能に相当するのが、ニコ動の場合は
各ユーザーの「公開マイリスト」機能なのだと思う。
例えばニコ動に「幻想宝箱」というタイトルの付いた
かえるんさんという方の「公開マイリスト」があるが
これは自作の動画ではないものの”幻想系のショートアニメ”を集めた
Youtubeに於ける「チャンネル」のような形で公開されてるのも
個人の公開マイリストが、配信サイトの機能を果たしているようで面白い。
当ブログでは更新ごとの埋め込み動画の恒例になっている、kihirohitoさんの
「ソワカちゃん」などの作品公開も、この「公開マイリスト」を使っていることは
周知の事実であり、かなり定着していると言えるだろう。
また、同様にニコ動「自主制作アニメ」タグに観られるような
オリジナルアニメの中には、更新サイクルを決めて配信される動画や
不定期配信(更新)も含めて、ひとつの連載のような形式のアニメーション
鋼鉄のヴァンデッタ」や「自主制作アニメ 眼鏡」のような作品も
幾つか見らるようになって来たのも今年からの傾向と言える。
(この辺の話は、また別エントリで纏めて書きます)

さらに言えば、PIXIV、ピアプロなども同様。
PIXIV、ピアプロには実際サイトに「動画」を貼ることは出来ないが
同サイトに登録したクリエイターさんや、そのファンの人たちが
自分の制作した動画や自分の好きな動画にリンクを張っているのは
日常茶飯事のことでもある。
(「活動漫画館」のすさんはPIXIVのページで自作GIFの詳細を公開されてたりします)
これは、動画配信を自サイトで行う場合にほとんどと言って良いほど
「動画」や「アニメーション」のページの他に
「イラスト」と言ったページを設けているのと同様で
(日記のページはブログへのリンクに移行したように)
それぞれに特化したSNS系サイト、動画配信系サイトに仕事を任せているような
傾向が顕著であるということなのだろうと思う。
PIXIVやピアプロなどは一見、クリエイターさんが自分の作品を発表するために
登録するもののように感じるが
実際は多くの「見るだけ」の人が登録しているという事実があるらしい。

とは言え、実際にはそれぞれに使い勝手や管理者の傾向
それまでのユーザーの使い方(利用の仕方)の癖みたいなものがあるので
同じような使われ方はされてはいない様にも思うが
これは多分、「そのサイトをどう使うか」という
ユーザー側の問題なんだと思う。

ただ、逆に、こうしたサイトの使い分けと言うのは
ネット事情に詳しい人なら簡単に対処できるが
一般視聴者に作品をアピールするには若干ハードルが高い気もする。
そういう意味では、動画投稿サイトなどが台頭することで
例えば自主制作アニメーション系の個人サイトが
今後減っていってしまうということは無いと思うし
そうあるべきではないとも思う。
(「動画共有サイト」の画質の向上への努力などがあるので
個人サイトが消えないまでも、実質そうしたサイトへのリンクを貼る
ということも今後増えるとは思います)

こうした各サイトへの細分化した動きも、今後、もっと増えていくように感じるし
そうなるとまた、そうした細分化したサイトのポータル的な役割を持った
サイトなどが出来るとありがたいなぁと個人的には思うが
これは多分、すごく面倒な作業なので一般企業の仕事としては割に合わないし
細分化してゆくサイトを、それぞれユーザー個人個人が探し出すという
ネットの新たな楽しみも生まれるのかも知れないとも思う。

というか…ネット環境が便利になって洗練された分、また細分化が進むことで
視聴者が、求める作品に出会うためには
いわゆるネットサーフィン(死語?)という名称にに代表されるような
基本的なリンクや検索などの仕組みは、結局ほとんど変わらない気もする。
これまた非常にマイナーな、というか
非常にアンダーグラウンド系なサブカル系なシーンでの話かも知れないが
通常、視聴者の視点で作品を語るのが当ブログの姿勢ではあるが
これは逆に、いかに作品を多くの人に見て貰うかという
クリエイターさん側にとって重要な流れの話かも、とも思う。

あえて蛇足的に付け加えれば
せっかくのこうした流れが、クリエイターさん側からの
一方通行になってしまったら、あまり意味がないわけで
そうした意味では、視聴者側にもこうしたシステムの流れを
うまく使いこなす意識が必要なのかも知れないし
そうは言っても、要は多くの視聴者がハマるような「作品」自体が
見当たらないことには
こうしたインフラ的システムばかりが充実しても
あまり意味のないことになってしまう。
まぁそう言ってしまうと身も蓋もない、或いは卵と鶏的な話になってしまうが
少なくとも、今回書いてきたような状況の変化(進化)によって
絵を描きたい、音楽を作りたい、アニメーションを作りたいと思う人の
作品発表に対する敷居は、数年前とは言わず去年(2007年)辺りと比べてみても
驚異的に低くなっていることだけは事実である。


※注意:今更ですが…文中の各リンクには
登録をしないと観れないサイト等もあります。

海防夜話

海防夜話海防夜話

一昨日の金曜日から今日(日曜)まで夏コミですが、イラストレータでありFlash作家の丸山薫さんが前回に続いて2冊目の自主制作本を出してらっしゃいます(コミケ・コミティアにて販売)。
ショートアニメではありませんが、自主制作アニメ作品の漫画版ということで書こうと思います。

丸山さんの新刊のはなし

冒頭に恐縮ですが…実は僕はmixi丸山コミュ管理人もやってるんですが、あまり積極的に活動していないし、メンバーも何故か地味なので(汗) コミュでも告知とか何もしてないです。 丸プロサイトに告知が詳しいので、みなさんそれで足りてるのかと。

■MARU PRODUCTION>>海防夜話のページ
http://maruproduction.com/yawa.html

で、本の話。今回も前回同様ファンには涙ものの内容。時間の関係もあるかも知れないけど、またFlash作品「海防点景(ハイフォンてんけい)」の漫画版が巻頭に掲載されてた。しかもカラー。前回の「西域奇譚集」巻頭の「二二九」漫画版も嬉しかったし(これはモノクロだった)。 丸山さんのFlash作品が漫画で読めるのは格別だ。

■海防点景(Flash)
http://maruproduction.com/flash/haiphong.html

ちなみに別窓で「予告編」も観れます。
海防点景は2005に電撃hp(メディアワークス)集中連載されたイラストノベルで、それにラストエピソードを加えて後にFlash化されたもの。 今回の新刊では、動画とクロスオーバーした丸山漫画の世界観の構築がだんだん固まって行くように感じられて、すごく、いろんな意味で、新鮮だった。
収録作「黒曜街幻鏡譚」でのエピソードは、ほんの16ページの物語だけど主人公リンカを取り巻く作品世界の隅々までの描写が 集約されているようで唸った。
この話を読んだだけで、通常の漫画単行本の5〜6巻分くらいは平気で想像できてしまう。それくらいの期待感も感じた。

そういう意味では、もう一本の収録作「ロクロク」も同様と言えるかもしれない。
こちらはリンカとロクロクの出会いの話。
今回のロクロクの設定などは、多分Flashnほうでは出てきてないような…。
この感動はきっと「萌え」というのかも。とか思った。

ロクロク萌え。
漫画のロクロク、漢(おとこ)前です。

公開されるイラストやFlashアニメは作品自体、いつも丁寧な作りだと感じるので、きっと頭の中に渦巻いている世界観とか設定とか、もちろん、そうしたキャラの物語などはいっぱいあるんだろうけど、なかなか形にするのが難しいんだろうなぁと思う。 でも、そうした丸山ワールドみたいな…丸山浪漫みたいな…ものが、少しづつ読めるのが今は嬉しい。

そういう意味でも、きっと無理から丸山さんは自分で「コミケ」という締め切りを設定して「形」に残す作業を自分自身に課してるんだと思う。すごいなぁ。
たしかに前作を含め、こうしたイメージを全てFlash化(アニメ化)するのは個人の力では相当むずかしいだろうと想像できる。それは、多分時間的な問題で。
だから、漫画という選択はアリだったのかも。それでも充分大変なんだけどね。


ちょっと意外(?)なソワカちゃんイベントとの関連

ちょっと思い出話。丸山さんのサイトや作品は2002年ごろから友人の紹介で観るようになってファンになったんだけど、ミクシでコミュを作ったのは、あれば入りたかったけど無かったから。それで作ったわけで、まさかご本人がミクシに居るとは思わなかった。
と言うか、自主制作系のクリエイターさんが、こんなにミクシに居るとは、「ウェブアニメが好き」コミュを作るまで考えもしなかった(想定してら多分、怖くて作れなかったと思う)。

で、丸山さんがミクシに居るらしいという噂も耳にしてたけど本人アカウントがあるだけで、ほとんどアクセスしていないらしいみたいな話も聞くので、それはそれでいいやと思ってた。でも、一応コミュを立てた報告だけは丸プロBBSでお伝えしておいた。それも丸山コミュを作ってしばらく経ってからだった。
ちなみに丸山コミュはウェブアニメコミュより数時間くらい(?)早く立てたコミュ。多分同じ日だったような。

そして、そのまま、かな〜り長い時間がたって、つい最近…といっても3月か4月頃かもしれない。先日イベントをやった「護法少女ソワカちゃん」コミュで丸山さんを発見(汗)

書き込みではなくて、参加者一覧を「ずいぶんメンバーが増えたなぁ」と思って覗いてて、その中に見慣れた「丸山キャラ」のプロフ画像があったので「???」と思って訪ねてみたらご本人だったのです(笑)
丸山さんは、上映イベントや東京国際アニメフェアでは実際に何度かお会いしてたんだけど、ソワカちゃんコミュつながりで迷わずマイミク申請させていただきました(笑)
丸山さんがソワカちゃんファンであることは確かサイトのBBSでも、ご本人が時々ちらっと書いてたし、訪ねたmixi日記でも書いてました。

それで、実は「ソワカちゃん」特設サイトを作る時も個人的に「何か寄稿をお願いできないか」聞いたりしました。
最初、「できれば支援Flashを作りたい」って言ってたんだけど、もう丸山さんは仕事と新刊制作作業で、本当に超忙しくなってしまって残念ながらそれは叶わなかった。
だけど、本当に忙しい中(クライアントに知れたら不味いかも??だけど)先日の上映イベントには来てくれたのでした。kihirohitoさんにも以前、丸山さんの話はしてたので、せっかくなら本人に会って行かれたらどうですか??と誘ったのだけど、とても謙虚な方で、「いえ」と笑顔で言ってお客さんと一緒に帰られてしまいました。
帰ってまだ、仕事が残っているらしかったです。あと、他のお客さんに申し訳ないので…みたいな理由からだったと思う。

それで、そのときに新刊「海防夜話」を頂きました。

不意打ちでした。

なんか、全然、頂けるなんて思ってもみなかったので、一瞬目頭が熱くなって下を向いたまま何も喋れなかった。ヤバかった(汗)イベントが終わった直後というのもあったかも。
5秒で気を取り直してご挨拶したつもりだったけど、ちゃんとお礼を言えてたのか、全く不安(本当にありがとうございました)。

コミケは行けそうもないので…同様にブースを出してらっしゃるらしい、今度の日曜の「コミティア」は行く予定でいます。
※一応今回のお話は、丸山さんに許可を頂いて書いてます。

■MARU PRODUCTION
http://maruproduction.com/index.html
■MARU PRODUCTION>>Flash
http://maruproduction.com/flash/index.html
丸山薫作品未見の方には「二二九」「十一月」「吉野の姫」などがオススメです。

[追記]
ニコ動に「十一月」と「吉野の姫」が上がってるので貼ります。コメントは必ず初見の場合は非表示にしることをお勧めします。





ウェブアニメ探訪

インディーズ系アニメ情報サイトの「animeflash(アニメフラシュ)」さんが
リニューアルしまして、サイト内検索で過去の僕が書いた
「ウェブアニメ探訪」という駄コラムが全部表示されるようになってるので
リンクしてみます。
初回は2006年5月頃でしたが、途中ちょくちょく休んだり(汗)
サイト自体が諸事情でお休みしてたりしたので、それほど多くはありません。
よかったら、お時間があるときにでも読んでみてください。
Web上で見つけた、オリジナルなアニメーションで
僕がおもしろいなぁと思った作品についてなど
レビューのような、感想や考察のようなことを書いてます。
たまにインタビューもしてます。ちなみに現在も鋭意連載中です。

■animeflash>>ウェブアニメ探訪
http://www.animeflash.jp/mmt/mt-search.cgi?IncludeBlogs=2&search=%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E6%8E%A2%E8%A8%AA

Talking Book / まゆ・まりこ・ひさの・りか
http://talkingbook.info/
White Room/Niwa Asami
http://www.watchme.tv/v/?mid=72d5065b689d9e7bd75c71a62f1d5d55
「初恋〜天」「一握の砂」の2作品/Fruit.Lab
http://fruit-lab.com/html/index.html
風の街/佐藤 直
http://www.naosato.com/
Fruit Lab./佐藤直・和田誠司
http://fruit-lab.com/html/index.html
かたつむりと雨傘の街/TAKORASU
http://takorasu.com/tako_steam/tk_flash_017.htm
TAKORANTIS/TAKORASU
http://takorasu.com/
・アワーズスタジオ>>アニメチャンネル>>だめぺん/硯 九介
http://www.toysrus.co.jp/ours-studio/anime_ch.html
アトリエ・キュービー/硯 九介
http://www5e.biglobe.ne.jp/~CUBIE/top.html
紙兎ブログ/ウチヤマユウジ
http://kamiusagi.exblog.jp/6546914/
ウサワカメ/キリコミック
http://anime.livedoor.com/movie_ranking/434/
チョータ式/アカツキチョータ
http://www.chotashiki.com/
・[a-i-r]Artist PickUP! Vol.10>>私説鳥類考/深瀬沙哉
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0037420/
センイチ/Sia
http://www.geocities.jp/wannyan_82000/06-1001_1.html
CATMAN/青池良輔
http://www.fujitv.co.jp/game/catman/
ナマゴミン 第一話 旅の始まり/J.OGAWA
http://animation.poshme.jp/?action=vote&image_id=6985
怪盗プリン/蛯沢良介
http://www.kaitopurin.com/
・ニコニコ動画:公開マイリスト>>護法少女ソワカちゃん/kihirohito
http://www.nicovideo.jp/mylist/3633617
MARU PRODUCTION /丸山薫
http://maruproduction.com/

変ったのは「職人」か「客」か

第20回CGアニメコンテスト上映会に想う

支離滅裂なことを思っている。
支離滅裂な思いなので、ちゃんと文章化できるのか自信がない。
でも一応書きとめて置きます。

最近、「ソワカちゃん」の夏の上映イベント関連で
作者のkihirohito氏とコミュニケートを取ることが度々あって。
本人が考えているコトの1億分の1も僕は分かってないとは思うが、
時々この人はいわゆる「職人」だなぁと思うときがある。
「職人」といっても一般的ないわゆる「職人」ではなくて、
ネット上でいろいろ面白いことを見せてくれる技を持った人のことを
「○○職人」と呼ぶことがあるが、その「職人」。
「Flash職人」と言う人が2chで、いわゆる「ネラー」の人たちから脚光を浴びていた頃、
多分僕の興味は湖にニジマスやブラックバスを釣りに行くことだった時期なので、
そういった状況を原体験として知らない。
最近ではニコ動で、初音ミク関連の楽曲動画を観ているときに、
コメント機能をを使って「歌詞」を歌にあわせて表示させたり、
中には、AAアニメよろしく、棒人間がダンスする「ニコ動コメントAAアニメ」とでも呼べそうな
テクニックを駆使して、ニコ動ユーザーを盛り上げている人たち(多分複数居そう)も、
「歌詞職人」とか「棒人間職人」とか呼ばれている。
そうしたネットの「職人」に一様に言えるのは、
ちょっとやそっとでは真似できない技術を駆使して、Flash板なりニコ動なりを
無償で盛り上げる姿勢であり、その姿勢と素晴らしい作品(表現)にユーザーも
皆、敬意を表しているのだろうと思う。
2chのFlash板は知らないが、ニコ動でのそうした技は
実際僕も観ていて楽しいので好きなほうだ。

一方で、ネットの掲示板や個人ブログなどで、そんな「職人」の中でも
「Flash職人」と呼ばれる人やその作品に対して、
しばしば「終わった」「Flashは衰退した」などという話を耳にする。
大きな話題の流れではないが、なんとなく時々そういった話題が
ネットに上がり、沈み、また上がる、と言った印象。
ネット故、何処の誰が書いているのか分からないこともあるが、
どうもこうした「言い方」「捉え方」に疑問を感じることが多い。
僕は2ch動画板の盛り上がりを知らないからだと言われれば、それまでだし、
その通りなのかもしれないが、その多くは多分、一部で「黒フラ」とか呼ばれる、
風刺的なFlashだったり、あからさまに著作権を侵害して作られた作品、
既成のエンタメ作品などをおちょくったような作品のことを指して、
そうしたアプローチのFlashアニメが減っているコトなどから、
最近「Flash」は衰退したというような話につながっている気もしないでもない。

それは、その他の力のある「Flash職人」と呼ばれた人たちの多くが、
プロの個人アニメーターや会社組織になって行き、
そうした素人相手の収入に結びつかないような作品へのアプローチをしなくなっていたり、
したとしても本当にたまにだったりするからというのもあるかも知れないが、
そういった人たちの中でも本当に実力や世界観を持って、
現在も活動を続けている人たちは存在するわけで、
何故そうした人たちに背を向けて、安易に「衰退」という話にしてしまうのか。
そこが疑問で仕方ないのだ。

先日、第20回CGアニメコンテストの上映会があったので行って来た。
入選者の中にぴろぴと氏が居た。
僕はぴろぴと氏の作品は個人サイトやスラッシュアップなどの出品作品しか
観た事が無かったし、ぴろぴと氏がどんな人なのかも知らなかったので、
表彰式やその後のステージ上での座談会は興味深かった。
作品の雰囲気から言って、なんか痩せてて神経質そうな人なのかなぁとか
勝手に想像してたが、実際はとても温和そうな、
それでいて何ともいえない個性的な雰囲気の人だった。
まぁ見た目は普通。図書館の受付とか、中小企業の税理士のような感じもあり、
ちょっとふくよかで可愛い感じもある印象だった。背も高かった。
その作品評が面白かった。
そして座談会でのDoGAかまた氏との、その作品評を受けてのやりとりが
また振るっていて面白かった。
まさに我が道を行くという感じで、あの、ぴろぴと氏の作風を彷彿とさせると言うか、
納得のキャラクターだった。

ぴろぴと氏もかつてデビューは2ch動画板系での作品発表だと聞くので、
上映会に一緒に行ったアヨハタ氏に
「ぴろぴと氏のデビューの衝撃って凄かったんですか?」と聞くと
「それは凄かった」と言う。
それだけの情報なので、一概には言えないが、
多分、今ぴろぴと氏のサイトで公開されている過去の作品を想い起こしても、
多分そうだったに違いないと思えるし、
半ばそうした答えを予想して、僕はその質問をしたのかもしれないとも思う。
ぴろぴと氏は確か、何度かこのCGアニメコンテストに応募している。
今までは外伝作品だったが、今回初めて正式に賞を貰ったんだと思う。
確かそう言っていた。
思うに、ぴろぴと氏は、「職人」と呼ばれる範疇に居た頃と多分何も変っていない。
作り手としての姿勢はむしろ磨きが掛かっていて「衰退」どころの話ではないはずだ。
かといって、商業ベースに走っているわけでもない。
更に毒が増しているようにも感じる。
当時の2chを懐かしむ人たちや今のFlashシーンを嘆くような人たちは、
それでは、ぴろぴと氏のことをどう思っているのだろうか。

ぴろぴと氏は、ごく最近(昨年12月のスラッシュアップだったか)でも
ニコ動やYoutubeを想定した、ホラー動画作品を投稿していて記憶に新しい。
ああした作品は、2ch動画板を想定していないにしても、
同様にネットユーザーに向けられた、ごくプライベートなエンタメ作品である。
また、その一方で企業系動画サイトのコンペで賞を獲ったりもしてる。
そういう人に、どれだけの人が目を向けているのか。
「Flashは衰退した」。それだけの総括でいいのだろうか。
そうしたことを誰か検証し、
言及するような人は当時の2chユーザーにはいないのだろうか、と思う。

今現在を観てみると、多分似たような層のネットユーザーの注目はニコ動にあるだろう。
また、その中でも「初音ミク」の楽曲を含めた動画に注目が集まっている様に思う。
こうしたムーブメントも「そのうち衰退する」という意見なども、
けっこう前から目にしているが、それはそれで当然のこととしてあるだろうと、
確かに僕も思うが、そうした中の投稿する当事者たち、
いわゆる「P」と称される人たちに、かつての「Flash職人」を重ね合わせてしまう。
あと数年もすると、「VOCALOID」は「衰退した」と言われるようになり、
「わんかっぷP」や「デッドボールP」など、「初音ミク」界隈で名前を馳せた人は皆、
そんなユーザーたちの興味の対象から消えて去って行ってしまうのだろうか。

そうして考えると、それはけしてクリエイターたちが
本当の意味で消えてしまうわけではなく、
ユーザーの気持ちが変わってしまうだけのことなんだと思う。
CGアニメコンテスト上映会のぴろぴと氏を実際に見て、そんなことをぼんやり思った。

そして、僕はなんだか、最近親しくなったkihirohito氏とぴろぴと氏を重ねてしまう。
作風はまったく違うと言えばまったく違うのだが、
どこか主流を外し、我が道を行くという確固たる世界観と確固たる表現手段を持っている点。
商業ベースを横目に観て、淡々と自分の作品作りに熱中する姿勢。
その先には、実は心の底からネットユーザーに楽しんでもらいたいという想いが
確実に存在すること。
そうした姿勢を「○○職人」とネット上で呼ぶとするなら、
kihirohito氏もまた確実に「職人」だなぁと確信する。
僕は無意識に「ウェブアニメが好き」などを始め、現在も更新、運営しているが、
もしかしたら、そうしたクリエイターたちの普遍性みたいなものを、
もっと多くの人に感じて欲しいのかも知れない。とも思う。

資本主義の世の中にあって、商品を含めた、エンターテイメント自体が
使い捨てのように消費され、まるで、わずか数年前のそうした作品が
大昔の遺物のように扱われ語られるのは、
若い文化圏(学生などの間での流行り廃り)ではある程度仕方のないことかもしれないが、
本当にアートやエンタメを高い次元で意識し、
一生の自分の遊びのひとつのカテゴリーと認識できるなら、
それらを文化としてけして粗末にしてはいけないように思う。

多少大袈裟に言えば、全ては一瞬の奇跡であり、
更に大袈裟に言えば、その繋がりで世界というものは構築されているのだと、
多くの人に感じて欲しいように思う。
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
http://ping.blogmura.com/xmlrpc/31n1qlwjg4de
プロフィール

亜樹28号

Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
CATMAN
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ