2017/10/02

雨は降っている

私が樹であれば
深く吸い 染み入るだろうに

私が硝子であるがために
その滴はただ表面を伝うだけ

いつから私は硝子に
いつから皆は鳥の羽に
体を包んでしまったのか


滴の冷たさだけを感じて
悲しみは受け容れない

滴を流す人の心を感じながら
傍観して受け容れない


それでも雨は降っている




f_day
posted at 07:22

2017/09/30