http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005061001000138より転載

巨大洋上風力で水素社会を 国立環境研が将来構想

 地球温暖化を招かないエネルギー供給のため、日本周辺の洋上に巨大な風力発電所を浮かべて海水から水素を作り、陸に運んで燃料電池向けに使う—。こんなアイデアを国立環境研究所の植弘崇嗣(うえひろ・たかし)上席研究官らのチームがまとめた。東京で開かれる同研究所のシンポジウムで12日発表する。
 船の航行や漁業への影響が少ない沖合の海を有効利用し、枯渇が避けられない化石燃料への依存から脱却するのが狙い。試算では、建設などに要するエネルギーの7倍のエネルギーを、水素の形で得られるという。
 構想の風力発電所は、長さ1キロ、幅500メートルの超大型浮体構造物(メガフロート)。潜水艦のような細長い浮きで支えた、いかだ状の骨組みに、5000キロワット級の発電能力を持つ大型風車を数基から10数基並べる。

--転載ここまで--

「水素社会」という言葉、まだ一般の人には耳馴れない言葉かもしれません。エネルギーの未来のこと、特に環境に優しい未来のエネルギーを考えている人には、決して新しい言葉ではないんですが。
メガフロート上で風力発電または太陽光発電、熱帯の砂漠で太陽光発電して、水を電気分解して水素を作り、水素をエネルギー消費地まで運んで、燃料電池で発電、熱も利用する。二酸化炭素が一切排出されない、持続可能なエネルギーシステムです。
その水素社会の実現のためには、燃料電池が実用的になるなど、克服しなければならない点がたくさんあるんですけどね。

[たる]