旅は徒然

あなたは僕の元気の素です。

2010年09月

『グッドデザイン賞』ご声援、ありがとうございました。

全国の皆様から多大なご声援いただきました『グッドデザイン賞』は、残念ながら…最終審査で落選いたしました。
※9月中旬に “不通過” の内示がありました。(正式発表は昨日)
あまりの残念さに「なぜですか?」「敗者復活戦はないのかぁ!」と、異議申し立てしたい気持ちですが…。(^^;)

しかし何よりも今回…お忙しい中「応援メッセージ」を投稿いただいた、全国の皆々様…本当にありがとうございました。読ませていただき、“ぐっと”きました、泣きたいほど感激しました。「“これ” で、こんなに多くの人が助かり、喜んでくださっている方々がおられるんだ!」と。
今回のことは、当初…僕(元気の素)と「高島屋スペースクリエイツ(株)」だけの “挑戦” でしたが、途中から(メッセージが殺到し始めてから)は、僕らのことはもう “二の次” となりました。
「“皆様のために” ぜひとも受賞したい!」と懇願するようになりました。
もし受賞できたら「この国の生活スタイルが変わる」「“老人・障がい観” が変わり、介護界全体が変わる」と思っていました。それだけに…応援してくださった方々には大変申し訳なく、残念でたまりません。

ちなみに、これは…あくまでも(信憑性の高い !? )噂ですが…(苦笑)
どうも「秋元 康 氏」の “煽り” を喰った (!?) ような…感じなのです。
今回、秋元氏が「AKB 48」を “出展” して「『GD賞』の“基準”はなんだ?」と、切り込んだそうです(氏は、以前から疑問に思っていたようで “敢えて” でしょう)。それが物議を醸したようで…舞台裏では、大もめだったそうで(審査員側も)「“考え方?”…“新発想?”…しかし“デザイン優先”??」と、審査員の人選も含め、加点の案分が例年とは大きく変わったそうです。
※もちろん、秋元氏には…何の関係もありません、誤解がありませんよう。
しかし、結果は結果。後日公表される「審査員評価」を冷静に読んでみようと思います。(納得できる内容だと良いのですが)

ただ、今回の挑戦は…また僕の中に内包されていたものが、確実に “インスパイヤー” されたことは、間違いありません。以前にも申し上げましたが、みなさまからの「メッセージ」が、最高の “賞” です。
本当に、ありがとうございました。m(_ _)m

P.S.…ということで、残念ではありますが…僕はもう “次” に行動を開始しています。(^^)/ 乞うご期待!(笑)

蝦夷富士

蝦夷富士
後志管内にて2日間仕事しています。
羊蹄山です。キレイでしょ、

でも翌日(24日)は、平年より8日早く初冠雪を観測。「雪化粧」したそうです…。

幸福の結末…

みなさまに、ご心配いただいた“千葉のにゃんこたち”は、5匹とも(淋しいけど)…5軒の家に、それぞれ“幸せの大使”となって、兄弟(姉妹)バラバラに新たな人生を始めたそうです。
※施設のスタッフから連絡をいただきました。

これ、一般的に「よかったね」という結末になった…ということです。
でも、もう一度…会いたかったなぁ。(T_T)

今は、それぞれが「目一杯…幸せになれよ!」と、心から祈るばかりです。

P.S.「よかった ≦ 淋しい」という…複雑な気持ちだなぁ…。(-_-)

小さな生命たち

「ミャ〜 ミャ〜 …」
朝、本日の指導施設(千葉県)に到着すると、出勤してきた女性スタッフが、大きな段ボール箱を抱えて玄関にやってきた。
「(駐車場の奥の) 森の中に置いてありました」と、ちょっと困った顔で…。
「ミャ〜 ミャ〜 …」(箱の中から“か細い声”がする)施設長さん始め一同、苦笑いで顔を見合わせながら蓋を開けると…そこにはナント!犬が(そんな訳はない…笑)“にゃんこ”がいた!!
しかも“子ねこ”…しかも!5匹も… (^^)/ 「可愛い!」
しかし怯えているのか、お腹が空いているのか…元気がない。「でも…やっぱり可愛い!」玄関先だったので、送迎車で到着したデイサービスのご利用者や、業者の方が次々と覗いて行かれ、一躍“アイドル並の人気”であった。
しかし、みんなが笑っていたのは、その数分間であった。その後は、一同…「どうしたものか…」と、ため息混じりで何度も顔を見合わせた(苦笑)。

箱の中には、皿 (餌用) と、トイレ用の“砂” (お菓子の缶箱) が入っていた。
「誰が捨てたんでしょうねぇ」とスタッフが言われたので、(箱の中の様子を見て)僕が「飼ってたんですよ。しかも、子どもたちが…夏休みの間…(苦笑)」と言うと、「そうかぁ…今日は9月2日。(餌の無くなった)皿の状態を見ると…昨日か一昨日…」と、一同納得して顔を見合わせた。
可愛い…しかし突然、しかも5匹も…と、戸惑う僕らに“小さな生命たち”は「ミャ〜! ミャ〜! …」と“猛アピール”を始めた。「元気が出てきたぞぉ〜!人間なら“熱中症”になっていただろうからネェ(笑)とりあえず…ミルクと“ご飯”(上野は“餌”とは言わない…笑)をあげましょう」。安心したのか“小さな生命たち”は、折り重なるように、ミルクを飲みご飯を食べた。
「良かったぁ」(^_^)v(“住まい”は施設で取り替えた: iPhone で撮影)
小さな生命小さな生命









でも…しかし…困った。(^_^;)
「施設だから“入居”させたら…」と、みなさんも思うでしょ?
僕も…そう思います。しかし、ここには“地域ねこ”(施設の中には入らないが周辺で暮らすネコ)が2匹。そして、この4月から“入居”した(4月生まれ)アイドル“子ねこ”が1匹…既に住んでいるのです(苦笑)。んー (^^;)

実は、ここの施設長さんは「ネコと話せる」と豪語するほどの“ねこ好き”なのです(僕も少し“共感”…笑)。ですから、個人的には「何とか…」と思っていらっしゃるに違いない。しかし「3+“一気に5”」では、さすがに「住まわす」とは言えないのであろう「誰か…良い“里親”を探します。見つかるまでは“ここ”で…」と、苦渋の表情でおっしゃった。

(僕も)心配だ…とても心配なので「(里親捜し)状況報告を、逐次…僕にも入れてくださいネェ」とお願いした。
この子たちの運命や…如何に。ここに居る間は安心だけど…。
「がんばれ!“小さな生命たち”」
僕も友人に当たってみよう!(みなさんにも、またご報告しま〜す)

※ちなみに…本日も“ちゃんと”仕事はしましたから…(笑)
プロフィール

遊びリテーションの第一人者。「ひと・もの・はこ」の総合プロデュースも多く手がける。介護総合研究所「元気の素」代表。