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「ネバーランド」を観ました。
「大人になっても子供の心を忘れるな」「想像力を働かせろ」・・・この類のメッセージを最初から最後まで見せられるのだったら正直辛いんだよなぁ、と思っていました。
それは確かに正論で、それは大切な事。
でも大人になったからこそ得られる素晴らしい感情や感動も確かにあって、それを私は両方共に失いたくないと大人になった今は思っています、まぁ欲張りなだけなんだけどね。失いたくなかったのに大人になったら忘れてしまうこと(それを「純粋さ」と言うのならそうかもしれないけど)は無くしたんじゃなくて、ほんとにちょっと忘れていただけなんです。
上手く言えないなぁ・・・子供のまんまでいることと子供の頃の気持ちを大切にするのって同じようで微妙に意味合いが違うよね?
この映画の素晴らしい所はそういう欲張りな気持ちを肯定してくれてるように感じられたからなんです。バリは何でもかんでもネバーランド的な場所に駆け込んじゃえばいいとは言ってないですよね。何て言うか・・・大人になるっていう事は否定していない。
長男が「30秒で大人になる」シーンは本当に素敵で、この映画の私にとってのハイライトなんですがね(涙貯水ダムが決壊しましたもん・笑)あの時少年は初めて大人の心の中にまで踏み込んで慮った発言をする。あの思慮深さは大人になったからこそ、の言動だった気がする。
大人、そして子供、それは決して切り離せるものではなく自分の中で共存させられるもののはず。ネバーランドだって、逃げ込む場所ではなくて現実社会をより良く生きてゆくために一人一人の心の中に自分で作ってゆくもののはず。
あぁ・・・いつも以上に支離滅裂すぎる・・・すみません、実は発熱中なんでお許しを(笑)あまり寝てばっかりいると余計ダルくなりそうだったんで。
ジョニー・デップは何やってもジョニー・デップだなぁ、と改めて思いました。この人そんなに器用じゃないと思うんだけど、こんなに観ていて期待させてくれる人もそうそういない。自然に憑依できてしまう体質なんでしょうか、どんな役をやってもとても自然体に見えるんですよね。