今回は5月5日に行われた「第11回 キツネの社mf 」に参加してきました。
大会参加人数は256名で行われるスイスドロー9回戦+決勝トーナメント5回戦。
非常に大規模な人数のオフになりました。

結果は7-2で全体16位で予選突破して、決勝でれいちぇるさんに敗れて準優勝しました。

以下は使用パーティとポケモンの個別解説



メガリザードンクレセリアガブリアス


メガハッサムニンフィアゲッコウガ



リザードン@リザードナイトX 
げきりん、フレアドライブ、じしん、りゅうのまい

クレセリア@ゴツゴツメット 
サイコキネシス、ムーンフォース、みかづきのまい、トリックルーム

ガブリアス@いのちのたま  
げきりん、じしん、ほのおのキバ、つるぎのまい

ハッサム @ハッサムナイト 
 とんぼがえり、バレットパンチ、はたきおとす、はねやすめ

ニンフィア@こだわりメガネ 
ハイパーボイス、サイコショック、シャドーボール、ねごと

ゲッコウガ@こだわりスカーフ
ハイドロポンプ、れいとうビーム、くさむすび、どくどく



●個別解説
・リザードン

メガリザードン

メガシンカ前 153-149(252)-99(4)-×-105-152(252) 性格・いじっぱり
メガシンカ後 153-200(252)-132(4)-×-105-152(252)

げきりん、フレアドライブ、じしん、りゅうのまい @リザードナイトX


前回に引き続きパーティのエース。今回はハッサムとニンフィアを採用した事によってヒードランが寄ってくる可能性が高まり、ヒードランに解決できる技が欲しくなった為じしんを採用。
みがわりを切った事で状態異常に弱くなり、ふいうち等もスカせなくなったデメリットがあるがそれを差し置いても対ヒードランに有効な技が欲しかった。
ギルガルドのキングシールド等の択にも不利にならず、フレアドライブのような反動が無く、げきりんのように行動が固定されないので普通に使い勝手が良かった。
配分は攻撃も減らしたくなく、Sも100族準速と同速対決できるようにASで使った。


選出機会11/14

パーティの名に恥じず、数多く選出した。
実際に炎/ドラゴンというタイプの組み合わせとゴリ押しできる火力があるので選出しやすい。


・クレセリア

クレセリア

225(236)-×-174(148)-110(120)-151(4)-105 性格・ずぶとい

サイコキネシス、ムーンフォース、トリックルーム、みかづきのまい@ゴツゴツメット


採用理由はリザードンに出てくるガブリアス、ガルーラ等への物理クッション。
ニンフィア、リザードンが疲弊した時にみかづきのまいによる蘇生等。


前回のクレセリアからめざ炎が無くなり、ムーンフォースを採用。
理由はギャラドスがパーティ全体的に思い為、ちょうはつ等を受けて機能停止にならないように。
ある程度抵抗できるようにした。
Cは181-120ガルーラのみがわりを確定で破壊でき
205-121ガルーラのみがわりを70%程度で破壊できるぐらいのCを振っている。

※配分はめざ炎の固体の流用なので実数値を1損しています。


選出機会10/14


リザードンかニンフィアとのセットで組ませるため選出も多め。


・ガブリアス

ガブリアス

183-182(252)-116(4)-×-105-169(252) 性格・ようき

げきりん、じしん、ほのおのキバ、つるぎのまい@いのちのたま


採用理由はガルーラに対する圧力、特性さめはだによる削り、珠剣舞による超耐久のポケモンへの突破等

前回と技がどくどくからほのおのキバに変更。
ニンフィアにした事で対鋼は磐石にしたいのとレートでやどりぎのタネ+まもるとかいう糞ナットレイに対する回答。
持ち物はいのちのたまで少し削れたポリゴン2、クレセリア等をつるぎのまい+げきりん射程に入れる為。


選出機会6/14

キリキザンやガルーラが相手のパーティに居た場合は出している。
また受けループ等突破しずらそうな高耐久が並ぶパーティにも選出している。


・ハッサム

メガハッサム


メガシンカ前177(252)-198(236)-120-×-100-88(20) 性格・いじっぱり
メガシンカ後177(252)-220(236)-160-×-120-98(20)

とんぼがえり、バレットパンチ、はたきおとす、はねやすめ@ハッサムナイト

採用理由は相手のフェアリーに対抗する枠。
具体的にはスカーフトゲキッス等に先制技を入れれたり、フェアリーに対して1回交換で出せるように。
最初はバレットパンチ、はたきおとす、でんこうせっか、つるぎのまいで使用していたが
ステロ込みのダメージ計算で成立する構成なのでこのパーティには合わないと思ったのと
ヒードランを誘いやすい構築であり、ヒードランがいる場合にハッサムを選出しないといけない状況になった
時に機能しない構成だっため、今の技構成に落ち着いた。
このメガシンカ枠は周りの耐久低めの高火力ポケモンを動かしていく為の潤滑油的な役割があり
技構成は有利対面を取りやすいとんぼがえりを中心として考えている。後はある程度使い回せるようにはねやすめ。
相手の輝石持ち等に有効なはたきおとす、先制攻撃技のバレットパンチ。



選出機会 2/14

ハッサムを出すということは全体的に物理決定力がかなり乏しくなることを意味している。
なのでできる限りハッサムを出すプレイングはしたくなったのだが、この2回はユキノオー、スターミー等がパーティに入ってたり、バンギラスニンフィアみたいなパーティで後ろもリザードンを展開しにくいパーティだったので入れている。

一応この出した2回どちらにも勝っていて、それなりの活躍をしてるので問題はなかった。


・ニンフィア
ニンフィア
191(164)-×-94(68)-176(236)-151(4)-85(36) 性格・ひかえめ

ハイパーボイス、シャドーボール、サイコショック、ねごと@こだわりメガネ

今回の裏エース。
眼鏡ハイパーボイスによる脅威の破壊力、フェアリータイプが受けづらい事も相まって強力な勝ち筋を作ってくれるポケモン。
元々リザードンのパーティは相手のガブリアス等ドラゴンを呼びやすい為げきりんの一貫性を造らせない役割もある。

ニンフィアを使う上で邪魔な鋼タイプをパーティ全体でものすごい圧力をかけて、ニンフィアの攻撃を無理矢理通す。
表向きはリザードンのパーティではあるのだが裏はニンフィアのパーティでもあり、リザードン+ニンフィアという2大高火力とクレセリアという選出もできる。


技構成はハイパーボイス、対ゴースト等にシャドーボール、対毒にサイコショック、最後の枠は対ビビヨンに強くする為ねごととした。


選出機会5/14

リザードンと同時選出できたり、メガ枠を選出しなくても圧倒的な破壊力を持つこのポケモンで相手をゴリ押すことができ、選出に柔軟性を持たせてくれた。



・ゲッコウガ
ゲッコウガ
148(4)-×-87(4)-169(248)-92(4)-173(248) 性格・ひかえめ(めざ炎固体)


ハイドロポンプ、れいとうビーム、くさむすび、どくどく@こだわりスカーフ

今回の変り種。元々早いこのポケモンにこだわりスカーフを持たせるという奇襲策を採用することに。

理由はパーティ全体が霊獣ランドロスに重いことがあり、特にスカーフランドロスにはとんぼがえりから対面不利に合わせられ、こちらも後手後手な動きになるのがしんどくて何かないかと探していたところ、レートで当たったスカーフゲッコウガを見てこれなら対面でランドロスに仕事をさせる事無く退場してもらえるなーと思い半信半疑で採用してみた所、面白いように刺さったのでこれはオフでも十分に通用するという自信が持てたのと、自分のパーティに霊獣ランドロスが必ず寄ってくるという絶対的な自信から採用することに。
ゲッコウガミラーにも相手がスカーフで無い限りはへんげんじざいによりくさむすびで草タイプになり、相手のくさむすびを半減で受けれて一方的に勝つことも理論上可能ではある。一応1舞されたバンギラス、ギャラドス等も抜ける為相手の積みサイクル的なパーティにも少しプレイングに余裕を持たせられる。

技はゲッコウガでよく採用されるハイドロポンプ、れいとうビーム、くさむすびは確定で、残りはゲッコウガに寄りやすいポリゴン2、ラッキー等にどくどくを採用。
ちいさくなるスターミーやピクシー(※マジックガードは除く)に対してへんげんじざいで毒タイプになる事により必中で毒を当てれる為ワンチャン残せるように。
配分はCS配分でしかもひかえめ固体がめざ炎の固体しか持っていなくてこれを使った。ここは少し配分を耐久に回してタスキ霊獣ランドロスやタスキガブリアスのじしん等を耐えれるように調整した方がいいかもしれない。


めざ炎固体しかひかえめをもっていなかったので流用した。

選出機会 8/14

補完としてかなり綺麗に入り、役割も明確な為選出しやすかった。
ゲッコウガを選出した試合は決勝戦以外全て勝つことができた。


●基本選出
・ニンフィア+クレセリア+リザードン

高火力エース+クッション、エースの補助、蘇生を担う形。月光乱舞と呼ばれるパーティの基本の形


・ゲッコウガ+クレセリア+リザードン

初手でステルスロックを撒いて展開するような相手にスカーフゲッコウガが刺さりやすい。
相手の積みポケによってはクレセリア、リザードンの枠が変わることもある。


・ニンフィア+ハッサム+α
リザードンが出しづらいような時はこの選出。ポリゴン2のイカサマ、クレセリア等のでんじは等リザードンが突破しづらい場合もこの選出になる。
ニンフィア+ハッサムだと相手のヒードラン等が重い為+αはゲッコウガ、ガブリアスである事が多い。


・ガブリアス、クレセリア+α
相手のガルーラとその取り巻きでガルーラに対する圧力をかけたい時の選出。
+αはガルーラクレセの時はニンフィアだったり、それ以外はリザードンだったり。


●総括
ニンフィアがともかく異常に強い。
選出段階でも相手に相当な圧力をかけれており、相手は鋼を仕方なく入れないといけないというような選出になりがちになってしまいかねない。
それぐらい強い。相手にはパーティ全体で相当なプレッシャーを与えれたと思う。
パーティの問題点はフシギバナ、キリキザン、ピクシーが重い所や、クレセリアの体力管理、周りポケモンの体力管理等プレイングがかなり難しい所があり難しいパーティだなぁと思いました。
レートでは1950ぐらいまでやっといけた程度です。

決勝での立ち回りに関しては圧倒的に押していけてたんですが、自分のミスで勝てそうな試合を負けにしてしまいました。

第38回委員会オフではスタッフのねおんさんにこのパーティを貸して参加していただき
結果は奮わなかったみたいでしたが本人からは使いやすいというお言葉をいただきました。。

ちょっと強気に立ち回らないといけない局面があったりして難しい部分もあるかもしれませんが
自分には結構合ってるパーティができたなーと思ってます。

しかし参加人数が多い大きなオフで準優勝になれたという事はとても嬉しいです!

応援してくれた皆様、そして主催のキツネさん並びにスタッフの皆様ありがとうございました!そしてお疲れ様でした!