7世代に入って初記事になります。
今回は第5回東海シングルフェスタにお邪魔してきました。
7世代に入って初めて対戦オフに参加するので頑張りたかったのですが
結果からいうと5-4で一次予選落ちしてしまいました。
以下はパーティとその解説になります。






リザードン @リザードナイトX
カバルドン @サイコシード
カプ・テテフ@カプZ
パルシェン @きあいのタスキ
ボルトロス霊@こだわりスカーフ
フェローチェ@いのちのたま
●個別解説
●リザードン@リザードナイトX 陽気
今回は第5回東海シングルフェスタにお邪魔してきました。
7世代に入って初めて対戦オフに参加するので頑張りたかったのですが
結果からいうと5-4で一次予選落ちしてしまいました。
以下はパーティとその解説になります。






リザードン @リザードナイトX
カバルドン @サイコシード
カプ・テテフ@カプZ
パルシェン @きあいのタスキ
ボルトロス霊@こだわりスカーフ
フェローチェ@いのちのたま
●個別解説
●リザードン@リザードナイトX 陽気
※メガ前 155(12)-133(228)-132(4)-x-107(12)-167(252)
※メガ後 155(12)-179(228)-132(4)-x-107(12)-167(252)
げきりん、フレアドライブ、ニトロチャージ、つるぎのまい
・C182カプ・テテフのサイコフィールド下サイコキネシス耐え [ダメージ:130~154(82.8%~98.1%)]
・最速ミミッキュ抜き(162+3)
・S+1で実数S122のS+2パルシェン抜き。
パーティのメイン。S2から強力な炎タイプのポケモンが解禁され
メガシンカの中でも前世代から基本的な弱体化を受けず、組み合わせの幅が広がったリザードンを主軸にパーティを決めようと考えた。
個人的にはXの方が使ってて楽しいのでまずXから考える事に。
6世代に比べて7世代で苦手なポケモンはそこまで増えず、またリザードンと適した組み合わせの幅が広がった。
今回はカプ・テテフと組み合わせた形をまず最初に考えていく。
リザードンの形は今の環境がサイコメイカー等で先制技をカットされ、
Sが取れていた方が有利に働きやすい環境であることから、自身が殴りながらSを上げられるニトロチャージ型の採用からはじめた。
リザードンのSに関しては6世代後期と比べて相変わらずであり、
今はリザードンYとのSミラーやウルガモス、ランドロス、また7世代で新しく出て来たミミッキュ、カプ・テテフ等を考えると補正あり最速は今回は必須クラスに感じる。
配分は上記の通り。スカーフ持ちカプ・テテフとの11交換も見据えてH.Dに少し割いた配分にしている。
攻撃技はこれで間違いない。げきりんはドラゴンクローと迷った事もあったが
回復技を持たない形でのドラゴンクローは遂行速度が遅く、結果もっと体力を減らしてしまうどころか仕事ができない事もあるので
この構成以外は動かせない。変えられるとすればつるぎのまいの枠だが、決定力を上げられないリザードンXはそれだけでイージーウィンを逃してしまったり
またパーティ上カプ・レヒレに負担をかける目的で積んで攻撃したりするのでこちらもこのパーティの形では外すことのできない技である。
フェアリーが多くなった中でげきりんの採用は当然デメリットもあるが、それを差し引いてもこの形では必要性を感じる技である。
●カプ・テテフ@カプZ 控えめ
161(132)-?-95-182(124)-135-147(252)
サイコキネシス、ムーンフォース、ちょうはつ、しぜんのいかり
・183-105ガブリアスをムーンフォースで確定。
・Zしぜんのいかり+フィールドサイコキネシスで167-171ギルガルドを確定。
リザードンと組み合わせるポケモンその1。6世代にあったリザードン+サーナイトの枠がカプ・テテフになった感じのイメージ。
特性サイコメイカーでフィールドを作り出し、先制攻撃技をカットできリザードンの抜き体制のサポートが可能になる。
ただ良く使われるポケモンなのででマークされており対面不利になる事が多い。特にテテフには鋼を後出しされやすく
リザードンが今回は回復技を持たない事からある程度自分で処理する力が必要になる。
そこでZしぜんのいかりで苦手な鋼に対して割合ダメージを打ち込みつつ次のサイコキネシスで倒せるようにCを分配。
ガブリアスをムーンフォースで確定1、Sは最速マンムーやカイリューに負けたくなかったので準速にし残りをHPに振った。
また技はクレセリア、ポリゴン2等、リザードンやパルシェン、フェローチェを通していく上で障害になる高耐久ポケモンや、パルシェン等に対面で起点にならないように
ちょうはつを採用。
実際の所はZしぜんのいかり+サイコキネシスを相手のギルガルドに耐えられたり(※おだやかだと耐えられる)
メガガルーラのS事情を把握していなかったりで雑な扱いになってしまっていた。
ここの煮詰めが甘すぎたのがイマイチ勝てなかった原因だと思う。
●カバルドン@サイコシード 腕白
215(252)-132-173(156)-x-105(100)-67
じしん、がんせきふうじ、のろい、なまける
・C182カプ・テテフのサイコフィールド下サイコキネシスをD+1の状態で2耐え。
・C190カプ・テテフのサイコフィールド下Zサイコキネシス耐え
リザードンと組み合わせるポケモンその2.6世代で物理ポケモンに交代で受けながらあくび、ステロといった絡めてを使い、リザードンをサポートするのが一般的だったが
Zワザによる数値受けの難易度が上昇し、従来の運用では難しそうだったので受け流すのではなく、自分からのろいを積み、相手の物理を無力化してしまおうと考えた。
持ち物のサイコシードはサイコフィールド下ならD+1段階上昇し、半端な特殊攻撃を打つ相手を起点にできてしまう。
この持ち物を持つ事で相手の物理、特殊ポケモンの両面で無理矢理積みに行くことが可能に。
相手の選出がガルーラ、ガブリアス、ミミッキュのようなパーティに対しては積極的に出していき、選出での特殊攻撃するポケモンを他2匹で倒しつつ
このポケモンで詰ませるように持っていく戦い方もできる。
ただ急所や追加効果を受ける確率も上昇したりするので不完全な詰ませ方なのはいうまでもない。もちろん使っていてそういうので何試合か落した試しもある。
発想自体は悪いものではないと思ったが、7世代はこういう耐久で粘るような後ろ向きなポケモンは6世代の時よりも使いづらく、事故りやすいなあと感じた。
またクレセリア、テッカグヤ等に対して遂行しづらく、どくどくややどりぎのタネといった居座り続けると不利になる技を撃たれやすく
選出段階で見えると選出しづらくなる。隙を見せやすい相手に対してのカバーが難しく一長一短なように感じた。
●パルシェン@きあいのタスキ 陽気
126(4)-147(252)-200-×-65-134(252)
つららばり、ロックブラスト、どくづき、からをやぶる
相手の地面やその他の範囲を見れつつ、自身のからをやぶるからの決定力、カプ・テテフによるサイコフィールドによる恩恵と
S1で猛威を奮ったポケモン。上記3匹でもガブリアスは厳しい為、採用に至った。
配分は相手の最速スカーフガブリアスを意識して陽気。これで殻を破られてもスカーフガブリアスが抜くことはできない。
技構成はパーティ上リザードンがXなのでカプ・レヒレが重い為どくづきのピンポイント対策を採用。
からをやぶって打った所でカプ・レヒレが落ちることはないが、リザードンXと無理矢理負荷をかける事でどちらかを通す事が出来る。
オフでは刺さる相手があんまりおらず、そんなに出さなかった。
●ボルトロス霊@こだわりスカーフ 臆病
171(132)-x-95(40)-175(76)-101(4)-168(252)
10まんボルト、ボルトチェンジ、めざめるパワー(氷)、サイコキネシス
サイコフィールド下で相手のパルシェンに破られた際に上から叩けるSを保持しつつ、相手の電気の一貫を切り
高耐久水やゲッコウガ等を高速処理できるボルトロスを採用した。
配分は200ガブリアスのげきりん耐えで残りをC、Sは最速。
それ以外での採用理由が薄くまた電気の拘り系である点の地面交換出され、特性トレースでの蓄電の悪用等
動きづらい面が結構目立つがこのパーティの初手に置かれそうな面倒な相手に対しては強め。
技は10まんボルト、ボルトチェンジ、相手の地面とボーマンダに打てるめざ氷、残り一つはバシャーモや同族電気に対して
一貫が取れるサイコキネシス。
●フェローチェ@いのちのたま 無邪気
146-189(252)-57-158(4)-51-223(252)
とびひざげり、むしのさざめき、どくづき、れいとうビーム
あとこのパーティで重いのは
・ボーマンダ絡みの軸(ボーマンダ+カプ・レヒレ+マンムーorジバコイル等)
・バンドリ+α
・ヒードラン絡みの軸(ガルーラ+クレセリア+ヒードラン等)
なので残り1枠はこれらをある程度相手にできつつ、攻撃範囲が広いポケモンであるフェローチェを採用する事にした。
持ち物はタスキをパルシェンに取られていることから、火力アイテムであるZクリスタルと命の珠で悩む。
考えた結果、ボーマンダの配分がフェローチェの無振りれいとうビームを耐える配分だと差し支えがでるので持ち物はいのちのたまに。
性格は無邪気にすることで、実数が223でありビーストブーストで1段階上がると335という驚異的なS数値を持つ化け物に変身。
Sを上げる恩恵は7世代では大きく、これだけの数値があればまず天候に抜かれる事は無く、S実数167が+2上昇しても追いつかない。
紙耐久なので死に出し前提ではあるが、最後に出すと掃除役としては非常に便利。
もしボーマンダの処理を他で少し削って射程に入れる動きをするなら断然カクトウZの採用が良い。
ヒードランやナットレイ等はまもるでとびひざを回避したり、バンギラス+ドリュウズに向かっても連続で打つことになるので
少しでも安定性を求めるならお勧めする。またバシャーモに対しては対面でZとびひざげりをまもるでダメージ軽減後1加速で最速でも
抜くことはできず、次のとびひざげりで沈められる為対面はタスキ以外のバシャーモであれば不利ではない。
オフではグループ内にサイクル系のパーティが多く、非常に活躍できた
またバンドリに対してもうまく立ち回れて勝つ事が出来た。
●総括
選出段階でブレが結構生じた為、安定して勝つことが難しかった。
基本選出はリザードン+カバルドン+カプ・テテフなのだが
カプ・テテフが仕事できなかった場合にはかなり苦しい戦いになってしまう。
先発でなるべく置きたいのだが、高火力ポケモンでテテフが落とされたりするので厳しい。
また積み技からのZ攻撃(特にウルガモス、バシャーモ)もシンプルにきつく、パーティとしては失敗作だったかなと感じた。
リザードン+カプ・テテフという組み合わせにはこだわって組んでいきたいので
もっと考えて組んでみようと思う。
- カテゴリ:
- パーティ