ブログも移転して初日記、XYの初記事ですがこちらでもよろしくお願いします。

九尾杯を7-0で1位通過して 決勝トーナメントでベスト8になったパーティです。

メガリザードンクレセリアガブリアス



メガガルーラギルガルドゲッコウガ


今回はリザードンXを主軸にしたパーティを考えました。
元々第5世代でも積み技をよく使っていたので、今回も積めるポケモンから考えたいと思った結果
リザードンXの構築から手をつけることにしました。

●個別解説

メガリザードン
リザードン@リザードナイトX いじっぱり
実数値(メガシンカ前) 153-149(252)-99(4)-×-105-152(252)
     (メガシンカ後) 153-200(252)-131(4)-×-105-152(252)

技構成 げきりん、フレアドライブ、りゅうのまい、みがわり


メガシンカ枠で今回のメインポケモン。
りゅうのまいによる決定力強化、特性「かたいツメ」による直接攻撃の威力の上昇を加え
1舞するだけでも大抵のポケモンに大ダメージを与えられる。
色々リザードンXに関する記事を漁っていくと、つるぎのまいでA2段階上昇とステロを併せることで例えマリルリだろうがステルスロック+フレアドライブ、ヒードランでもステルスロック+げきりんでぶっとばせるだけの火力を出すことができるのでつるぎのまいを搭載したリザードンXを最初使っていたが、使っているうちにメガストーンを持つ為状態異常を回避することができず、それが負けにつながる試合も多かった為、状態異常で解決しようとする相手に強いみがわりを採用するにいたった。

性格は最初ようきも考えたが、1舞した時の威力を確保したかった為いじっぱりに。
スカーフサザンドラと対面した時に少し困る程度なのでそこまでSにこだわらなくてよいと思った。

この状態でA194メガガルーラの親ねこだましをみがわりが9割で耐えるぐらいなので
もう少しBに振って確定で耐えるようにしておいたほうがいいかもしれない。
ねこだましのセイで負けた試合がレートで2試合あった。

クレセリア
クレセリア@ゴツゴツメット ずぶとい
実数値 225-×-173-110-151-105

技構成 サイコキネシス、どくどく、トリックルーム、みかづきのまい

リザードンXが苦手なガブリアス、対面でリザードンXを動かしづらいメガガルーラ等強力な物理ポケモンに対してクッションとして後ろから出せる枠を探していたところクレセリアが適任ではないかと考えた。
またリザードンXはフレアドライブ等消耗も激しい為、みかづきのまいによる蘇生でもう一度機能させれると考えた結月光乱舞型のクレセリアを採用した。攻撃技は一つしかないものの、Cに割く事でH195のガルーラのみがわりを破壊できるぐらいを確保し、H-Bに分配。パーティ的にも相手のクレセリア、ポリゴン2を呼びやすい構築の為ミラーになりやすい状況を考えてでんじはよりもどくどくを採用。トリルは自分で積極的に使う訳ではなく、相手のトリックルームからの展開に対応したい為にその対策として採用。
ただこの構成は鋼にかなり隙を見せてしまう為にどくどくはめざ炎との併用がかなり強そうだなあと感じた。
ただそれ以上に他の技の採用理由が重要だった為このような型になった。
まだここは考える余地がありそうな場所である。


ガブリアス
ガブリアス@いのちのたま ようき
実数値 183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)
技構成 じしん、げきりん、ストーンエッジ、つるぎのまい

相手のメガガルーラやギルガルド、ヒードランに対して圧力をかけられるガブリアスを採用。
対面ではギルガルドを倒すことは怪しいが、鉢巻が環境的にも多い現在ではギルガルド側が居座ることが少ないだろうと判断したのと、リザードンXが元々小回りが利かない事もあり、ガブリアスをこだわらせたくないという理由から持ち物はいのちのたまに。つるぎのまいは毒との併用でつるぎのまい+げきりんでクレセリアを射程にいれたりと考えたが、実際はそこまでうまく立ち回れなかった。クレセリアやポリゴン2が寄りやすいのも考えるとどくどくを入れるのが強いかもしれない。ストーンエッジも打つ局面がバルジーナ等限定的でヒードラン+クレセリアの並びに打つのもかなり微妙なので、対ニンフィアが重い為思い切ってアイアンテールで殺害するのもワンチャンありか。どくづきは対エルフーンに強くなるが、ニンフィアを倒せない点からアイアンテールを推したい。

ギルガルド
ギルガルド@じゃくてんほけん
実数値 167(252)-112(252)-171(4)-×-170-58(S0固体)
技構成 アイアンヘッド、かげうち、つるぎのまい、キングシールド

相手のバンギラスやニンフィアが重いので対面で戦えそうなギルガルドを採用。
本当はアイアンヘッドとシャドーボールを併用したギルガルドを使いたかったが、PPを振っていて技構成を変えるのを躊躇ってしまった為つるぎのまいギルガルドを使用した。九尾杯では決勝トーナメントでこの型のギルガルドが刺さって勝利できたが、パーティの補完して考えた場合は圧倒的にシャドーボールの方が強い。

ニンフィア入りのパーティにには全て選出してどちらにも勝利できた。
またパーティ的にスカーフラティオス等も重いのでラティオスがいたら選出するようにしていた。

最近のギルガルドはS0固体よりもSを調整してる個体の方が強そうだったので今度はそちらも試したい。

メガガルーラ
メガガルーラ@ガルーラナイト
実数値 (メガシンカ前) 181(4)-161(252)-100-×-100-142(252)
      (メガシンカ後) 181(4)-194(252)-100-×-100-152(252)

技構成 ねこだまし、すてみタックル、じしん、ふいうち

メガシンカ枠がリザードンXだけだと相手に選出時点でわかりやすくなってしまう為、もう1匹メガシンカ枠が欲しいと考え、リザードンXの苦手なマリルリや低耐久のフェアリーに対して上から圧力をかけられるガルーラを採用。攻撃もねこだまし+すてみタックルでメガガルーラの考えうる最大の攻撃範囲を用意した。
配分はすてみタックルにより消耗も激しそうだったので耐久に振らずAS。いじっぱりにした事で色々Sが足りない時もあるがその場合はクレセリアのトリックルーム等を併用してなんとかしていく。
Sが足りないのでねこだまし+ふいうちとダブルみたいな構成になっているが、ふいうちの枠はクレセが重い鋼を考えるとほのおのパンチが強そうだと感じた為そちらでもいいかもしれない。
リザードンXを入れてもアドバンテージを稼げなさそうな時は選出する。

九尾杯ではあらかじめリザードンXの選出で行こうと決めていたため選出する事はなかったが、マリルリ入りと2回当たってどちらも選出されなかった為ガルーラは選出段階でかなりの仕事をしてくれたかなあと思いました。


ゲッコウガ
ゲッコウガ@きあいのタスキ
実数値 147-116(4)-87-155(252)-81-191(252)
技構成 ハイドロポンプ、れいとうビーム、くさむすび、みずしゅりけん

ガルーラやリザードン等、初手にガブリアスやランドロスといったポケモンを呼びやすい為対面で強いゲッコウガを採用。色々な範囲に打ち合え、つるぎのまいを切っているリザードンの射程を広げるのも兼ねる。
また上記の呼びやすい2体はステルスロックを撒く可能性が高く、撒いた場合は無償で倒せるようにSがある程度早いポケモンがコイツだった。この枠はマリルリでも可能だが、相手に先手を取られダメージを負う点とじゃれつくの命中を考慮した場合安定性に欠ける。

またパーティがギャラドスも重い為、くさむすびを採用し打点を確保。みずしゅりけんはファイアローにワンチャンもてるように。実際九尾杯ではファイアローに対してみずしゅりけん5回を引くという奇跡を起こして勝ってしまったのでこの技のおかげで勝てた試合もあった。

●総括
パーティを煮詰める途中で、久々に実戦を行う為軽い気持ちで九尾杯に参加したが自身でもそうそうないほどの好成績を予選で収めることができびっくりした。。
まだ穴も多く、サザンドラをはじめとするドラゴンの一貫が良いためフェアリーポケモンをパーティに追加しようとかなと思っており、ニンフィアを使おうとしていたのだが、一生懸命ポケパルレで戯れて進化されると特性がメロメロボディになりそれまで築きあげてきたニンフィアとの友情と時間は最終的にボックスの外にリリースすることで終わりを告げました。
ニンフィアの枠はガルーラとチェンジで入れて回してみる予定でした。

●九尾杯での選出回数
選出回数(全9試合)
リザードン 9/9
クレセリア 8/9
ガブリアス 4/9
ギルガルド 4/9
ガルーラ  0/9
ゲッコウガ 2/9

まだ発展途上なのでリザードンXの構築を考える際のヒントになればと思います。


またこのパーティを考える際に参考にしたブログを最後にご紹介しておきます。
http://d.hatena.ne.jp/zehurosu27/20140309/1394376997(ゼフロスさんのブログ)
http://d.hatena.ne.jp/coolg-nittan/20131214/1386968901(くーるじーさんのブログ)※カロスシングル時代の記事です。