カテゴリ：仕事

2014 7月 31 07:26:05

便利さだけを優先すると危険が一杯、それでもやっぱり使えるスマホ。

カテゴリ:: 仕事; 想うこと

奇をてらわない、素朴で、小さくて、可愛らしい家。派手さはないけど、住まうほどに愛着の湧く、豊かな家。そんな住まいがいいと思います。住宅専門の建築家古市伸一郎です。

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スマホの現場進出は進んでいます。現在進行中の住宅新築現場でもそれは変わりません。その取り組みはいろいろな企業が実践しているようで、特にフランチャイズ系の企業が先頭を走っているのではないでしょうか。

うちはそんなフランチャイズ系でもないし、小さな小さな事務所ですので多くの経費をかける訳にもいきません。なので、基本的に無料アプリを使わせて頂いています。今使っているのは、LINEとDropbox。

dropboxは事務所で書いた図面をpdf保存し、そのままアップしています。そのアップ先であるフォルダを現場の関係者（大工さんが主）と共有しています。そこでスマホがあると、ぼくが現地に行くことなく写真のようにその図面を見ることが出来ます。拡大縮小も自由自在ですね。もちろん、基本はまだまだフェイスtoフェイス＋紙なのですが、移動の時間が稼げます。

現場から、「この部分はどんな風に納めれば？」という質問にも、こんな共有手段があるとタイムリーに指示が出せます。うちみたいな小さな少人数（実質１人）の事務所にはものすごく助かりるツールです。とはいえ、基本は先に書いたフェイスtoフェイス、現場にも足しげく通っています。そんな中でこれらのツールはそんな現場管理をスムーズにし、より密度の濃い調整を可能とするサポートツールだと感じています。一方的な経費減だけを狙った使い方では、先々いろいろ支障が出てくるでしょう。

支障というと、先日書いた記事「うまく付き合えば、やっぱLINEはいい。」で登場し、今の現場でもグループ機能で現場関係者とのコミュニケーションを計っているLINE。僕のところにもやってきました乗っ取りメッセージ。

「iTunesカードをコンビニで買って。」ニュースでみた通りの内容に、「そのまんまじゃん」と突っ込みを入れながらしばらく付き合ってみました。日本語もちょっと変です。こちらのボケにも突っ込んでくれません。手元にあった使用済みのカード写真もスルーされ、「ちゃんと見てよ！」と少しの寂しさを感じました（笑）。しばらくやり取りしたのですが、埒が明かないのでしばらく放置していたらIDが消えてました。これもニュース通り、これに引っかかることあるのかなぁと思いましたが、乗っ取られた相手次第なのかも知れません。ビジネスの取引が始まったばかりのクライアントだったら、電話でどうしたんですか？と聞くのも聞きづらいし、少しならいいかとやっちゃうかもしれませんね。

スマホの普及、便利アプリの氾濫、それを使う側の人間が着いて行っていないのが現状でしょう。現場では時折スマホのなんちゃって使い方講座みたいなものもやってます。ますますこれから利用の機会が増えるスマホやアプリ。ネット接続でまわりと繋がれる便利さや楽しさ、その裏っかわにある不正や危険も意識しながら、プライベートでもビジネスでもうまく付き合っていければと思います。

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2014 5月 2 15:31:07

平成26年度長期優良住宅化リフォーム推進事業公募開始

カテゴリ:: 家づくり; 仕事

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タイトルの通りです。昨年度末に始まった長期優良住宅化リフォーム推進事業の、今年度版が始まりました。工事をする前に公募に応募しておく必要があるため、当該サイトよりいろいろ情報を集めています。前回はタイミングを逃し、応募できてませんでしたが、今回はなんとか応募しておければと思います。応募開始が先月25日、締め切りは5月30日の18：00まで。あまり余裕はありません。

公募要項をダウンロードしてみましたが、なんと62ページもありました。読むのもうんざりなボリュームですが、これをやらない限り参加資格がえられません。日々の仕事の合間に書類を準備して、なんとか締め切りに間に合わせようと思います。

昨年11月にリフォームフェアにNPO法人として参加しました。リフォームを考えているけどどんな手順をふめばいいのか、どんなリフォームを考えればいいのか、費用はどのくらいかかるのか、だれに相談すればいいのか・・・。そんな新築とは違う戸惑いをお持ちの多くの方に出会いました。

暑さ寒さをなんとかしたいけど、どうすればいいの？耐震性も気になるし、いったいどこから手を付ければいいものか。そんな不安を口にされる方が多かったです。我々にとってみれば、リフォームには多くの可能性があり、ある程度のことはどんなことでもできることは当たり前なのに、一般の方にはまだまだ分からないことだらけのようです。

うちでは、これまでにいくつものリフォームを計画してきましたが、国や地方自治体などもそこに力を入れてきました。既存住宅の流通促進や、耐震性の強化、省エネルギー性の向上、それらを補助金を創設して促進していこうというのが、この長期優良住宅化リフォーム事業です。一定水準のリフォームに対して事業費の1/3を補助（上限100万円）、またそれ以上の特別仕様に対しては上限200万円までの補助がもうけられています。
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※前面リフォーム（用途の変更を伴うリノベーション）事例、構造・省エネの補強を実施。

耐震性や省エネ性、ほかにも要件はありますが、100万円あればかなりの助けになります。使い勝手やデザインの更新はもちろんこれまで通りですが、住宅の基本性能のバージョンアップにこの補助金は役立ちます。

応募までは少々手間取りそうですが、そんなこの事業に参加できるよう、準備を進めていこうと思います。

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2014 4月 16 19:09:29

iMacが届くもBootCamp+Windows8のインストールで躓く。そんなあなたに捧げるブログ。

カテゴリ:: 趣味; 仕事

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4月12日土曜日、やっと注文していたiMacが届きました。早速箱を開け、セッティング開始です。セッティングとは言うものの、これまでのWindows XPとは違い、マウスとキーボードそれにDVDのUSBを本体に差し込めばほぼ完了という超簡単なセッティングでした。

ただ、メインPCをMacに切り替えた訳ですが、CADはWindowsで動くJWCADです。ほかのソフトはMacで動くものに切り替えたのですが、本業のCADだけはWinが必要です。Windows8が発売された頃から、XPのサポート切れは意識していたので、Win8はそのときに購入していました。Macへのインストールを考えてのことです。 1年以上Win8だけ持っていたことになりますが（笑）。

MacでWindowsを使う方法はいくつかあるようですが、もっとも一般的なブートキャンプを使います。以前から使っているMacbookAirでは既にこれを使い、Windows8をインストールし快適に使っているので、今回もブートキャンプ+Windows8はさっさと片付くと思っていました。ところが、ここから辛いインストール作業が待っていたのです。

Macの設定が一通り終わって、セキュリティソフトのインストールまで完了させ、まずはインターネット接続まで安心してできるようにしました。念のため、ブートキャンプの最新版が更新されているかの確認と、Windows8との対応がうまくいっているかをサポートサイトで確認してみます。Airにインストールした時はまだ正式にWindows8はMac側ではサポートしていなかったのですが、最新のブートキャンプは正式サポートになっていました。インストールが楽になった、大丈夫かな、ちゃんと動くかななどの心労から解放されたわけです。

でも、実際は違った。このブログでは、うまくインストールができず、数日間を悶々と過ごしながらも、現在はインストールもうまくいき快適に仕事ができている、そんな僕の経験を書いておこうと思います。同じことで苦しむ人が一人でも少なくなればいいなと思いながら。記憶を辿ってなので、あやふやなところもありますが、本筋の原因とその対処法については間違ってないので、参考になると思います。まずは、作業に取りかかる前に以下のことに注意しておきましょう。

①ブートキャンプを最新版に更新
これは、ブートキャンプに限らずネットに接続した段階で、勝手にMacがチェックしてくれるので基本的に必要ない作業ですが、念のためサポートサイトで最新版をダウンロード・更新をしておきます。

②事前に準備が必要なものをそろえておく
・Windows8のインストールディスク
・上記を作動させるためのDVDなどのドライブ
・8GB以上のUSBメモリ（Win/Mac両方で認識できるFATでフォーマット）

③インストール中にネット接続ができる環境
もしもトラブったときにググれるように、スマホでもいいし、可能ならほかのPCがあると安心ですね。僕は両方準備してました。おかげで救われたところもあります。あと、エラーメッセージなどは写真が撮れるようにしておくのもいいです。今回は2枚撮るタイミングがありました。これも解決のヒントになりました。

④最後に
余裕を持った作業スケジュールを作っておくこと。昼休みにとか、一日の終わりにとかでやってしまうと、もしもトラブったときに本業に支障をきたしたり、徹夜をするはめになります。なんでも集中して時間を取った方がいいですね。僕の場合は、到着が土曜日だったので、土曜日を終日このPC入れ替えの時間としてスケジューリングしていました。んがー、結局土曜日の終日と、月曜日の２時間を使ってしまいました。本業への影響は月曜日の２時間、まぁこれくらいですんでよかったです。

上のことをふまえた上で、実作業にかかりました。まずは、ブートキャンプの更新です。問題なく最新版に更新できました。次に、準備物であるUSBメモリのフォーマット、これも何回もやってることなので問題なく終了。いよいよブートキャンプです、USBメモリをPCに差し込み、Windows8の入ったインストールディスクをDVDドライブに挿入します。その上で、ブートキャンプを起動させます。

ドックにある「Launchpad」を開き、その中にある「その他」、その中にある「bootcampアシスト」をクリック。すると、ブートキャンプが起動して、あとは中に書かれているメッセージに従っていけばいいだけ。

最初の方で、３つのチェックボックスが現れ、この部分だけこちらで選択しなければいけないところがありますが、どれを選択しておけばいいかはこちらのサイトから確認してみてください。ちなみにボクは下二つだけを選択するやり方でいきました。
BootCampサポートページhttps://www.apple.com/jp/support/bootcamp/

先に書いた通り、準備万端順調にブートキャンプは進んでいき、いよいよWindows8のインストルが始まりました。おなじみのWinの◆４つマークが現れ、スムーズなインストール画面を眺めていました。

そして、Winのインストールも終盤、「あと少しです」みたいなメッセージが現れ、今度はディスプレイやマウス・キーボードなどの設定のためのメッセージが流れ始めます。これも何か手を出すこともなくスムーズな動きです。ここまで１時間もかかっていなかったと思います。そんな楽チン状態だったのですが、突然この画面が現れたのでした。
写真 2014-04-14 21 21 33

思いっきりなエラー画面です。救いはこのエラーについての情報がネットで調べられそうってこと。エラーは出ましたが、インストール作業は進んでいるようで、画像の数字が100％になると次の画面に移り、結局Windows8のホーム画面が現れました。まるで、何事もなかったかのように。
※エラーメッセージは　DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL(storahci.sys)

でも、やっぱりエラーだったようです。そのホーム画面から次に移ろうとマウスを触ると今度はこんな画面が現れました。
写真 2014-04-14 17 28 25

エラーの報告をMacrosoftoに送ってちょうだいの画面です。エラー内容はここではよくわかりません。最初の方の３行がおかしいとしても、それをどうこうするというのはぼくには無理です。一応、送信ボタンを押します。すると、また何事もなかったかのように、Windowsは先に進み結局ホーム画面から、ディスクトップ画面まで進め、ほかの機能も問題ないような状態でインストールは完了。

えっ、これでいいのかな？と思うほどです。途中のエラーメッセージは気にしなくてもいいのかなと、ちょっとほっとしたのもつかの間でした。WinからMacへ起動を変更するためのブートキャンプアイコンが所定の場所に出ていません。WinからMacに戻れない状態でした。やっぱり、うまくいってなかったってことです。仕方ないので、Winを終了・再起動させてみます。すると、Winが立ち上がります。Macから起動するだろうと思っていたのに、これはちょっとショックでした。

さて、どうしようかとなりますよね。でまたググってみます。「iMac　起動ディスク　切り替え」みたいなキーワードだったと思います。するとちゃんとありました、Winの場合はF８とかでブートメニューを使ってましたが、Macはもっと簡単です。

電源をオンしたあと、もしくは再起動後に流れる起動音（ボゥォーン）の直後に電源ボタンをちょっと長押し。すると、パーティション分けした二つの起動ディスクが現れ、対象の方でエンター押せばそちらでの起動ができます。無事OSXが立ち上げられたので、ブートキャンプに再チャレンジです。一度の失敗なんて気にしません。

考えられる原因、よくあるのは使っているハードウェアの相性とか不良。今回使っているものの中でApple純正以外はUSBメモリだけ。こいつを別のもに取り替えて再チャレンジしました。最初と同じくすこぶる順調です。んが、やっぱり同じところで同じメッセージです。

すでに夜遅くなってましたが、土曜はこのPC作業に当てていましたので、なんとか解決できればと三度目のトライです。今回はもうちょっとググって更なる情報収集をしてみます。すると、こんなページにたどり着きます。

Boot Camp：DVD メディアを使って Windows 8 をインストールしているときに "press any key" というメッセージが表示される

おぉー、確かにこのメッセージが出ていたなー。ただ、Windowsのインストールではよくある内容で、しかもエラーではなく、キーボードの種類を判断するためのもの。これがエラーの原因だったのかと、MacとWinの違いに感心しながらも、ここにある対処法を使い意気揚々と三度目のチャレンジです。三度目の正直とはよくいったものだななどとにやけていると・・・出ちゃいました。

同じエラー画面です。あまりのショックにボクの心もぼっきりと折れ、おなかもすいてきたので日付が変わるくらいに作業終了。その日はAppleサポートの電話予約だけ入れてかえりました。

月曜日の午前10時、サポート予約をいれていた時間に電話がかかってきました。状況を説明し、アドバイスをもらいますが、どれも既に試してみたものばかり、それでも途中のちょっとした手抜きが原因の可能性もあるのでサポートのいわれるようにPC操作をしてみます。が、やっぱりだめということで一旦電話を切り、再度のサポートの電話を待ってみることに。15分後くらいに電話が鳴り、ほかの方法を試すもやっぱりだめ。どうも結論としては、エラーの内容から考えられるのはWin側の問題のよう。１年以上ほったらかしにしていたインストールディスクにエラーがあるのかと、イヤーな心持ちになりました。

仕方ないのでappleサポートはこれでおしまいです。すでに、月曜日もお昼前になっています。本業に戻るわけにもいかず、悶々としながらWindowsのサポート連絡先を探していました。ほんとに憂鬱な時間でした。そんな時です、ふと机のPC周りを眺めているとあることにキーボードを叩く手が止まりました。

すっきりするはずのMacPCのはずなのに、ケーブルがいっぱいになっています。プリンターや外付けのHDD、もちろんですがマウスやキーボードなどのケーブルもあります。ひょっとして・・・。

インストールで使うUSBメモリもそのケーブルが差されているUSBハブに突っ込んでます。こいつらを一旦最小分だけにしてインストールしてみたら。まず、USBハブを取り除きiMacに搭載されているUSBポートにマウスとキーボード、そしてインストール用のUSB、外付けのDVDドライブ。この４つで再調挑戦してみました。

月曜日の12時5分前、なんともあっけなくインストールに成功。ほんとにあっけなくです。土曜日の一日と、月曜日の2時間は何だったんだと。結局基本的なところでした。サポートの人もさすがにそこまでは気づかなかった。でも、なんとかお昼前には使えるようになり、本日に至ります。

今回の原因と解決については以下の通り。
・USBハブ接続によるハードウェア(USBメモリ)の誤認識。
・インストールの際は必要最小限のハードウェア接続におさえる。

解決してしまえば何でもないことでしたが、きっと同じトラブルに見舞われ、サポートでも解決できない人がいるはずです。そんな将来のかわいそうなあなたにこのブログを捧げます。無事の解決を祈っています。

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2014 4月 11 12:08:02

落語に学ぶ仕事への取り組み方。涙まで流すことができるエンターテイメントはすごい。

カテゴリ:: 想うこと; 仕事

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移動中の車の中では、iPhoneを自作のスタンドにセットして、イヤホンをつないでYouTubeというのが多いです。もちろん、動画系はみれないのでもっぱら音楽などの音系です。自作のiPhoneスタンド画像はこちらです。

そんな音系で楽しんでいるものに落語があります。お気に入りは古今亭志ん朝と柳家さん喬の古典。落語は何度聴いても楽しめるので大好きです。テレビで見るお笑いとは全く違うおもしろさがあります。オチがわかっているのに楽しめる、わかっているからこそ楽しさが倍増する。初めて聴くときより回数を重ねた上で「よし笑うぞ」と一種の覚悟を持って聴く。今日そんな覚悟を持って選んだ演目はさん喬さんの「芝浜」、魚屋の勝五郎が酒ばかり呑んで、一向に仕事をしない。それでもおかみさんに無理矢理起こされて、心をいれかえて仕事をするとしぶしぶ魚河岸へ向かう。時間を間違えて早くつき過ぎ、魚河岸はまだ始まっていない。仕方ないので時間つぶしに浜へおりてみると、そこに古びた財布が落ちています。そこには５０両という大金が。心を入れ替えたはずの勝五郎でしたが、大金を手にしてまた大酒を呑み仕事をしない。そんな勝五郎が３年後には数人の丁稚を持つ大きな魚屋になっているというお話。

なぜ、そんな立派な魚屋になれたのか。それがこのお話のおもしろいところです。何度聴いてもおもしろい、回を重ねるごとに涙まで出そうになってきました。おかみさんもすごいんだけど、やっぱり勝五郎本人が立派だったということでしょう。そんな酔っぱらいで怠け者の勝のどこが立派なのか。

普段の僕らの仕事、といより生活にも必要な要素をこの勝五郎は持っていた。何を持っていたのか、それは素直さ。怠け者なんだけど、ものすごく素直だった。大金を手にし、怠けようとしていた勝におかみさんがでたらめな嘘をつきます。財布を拾ってきた翌朝「魚河岸にいっておくれよ、仕事しておくれ」といつものように勝を起こします。大金あるから仕事なんかしないと意気がる亭主に「うちにはそんなお金ないし、財布なんか拾ってないよ」と昨日の出来事を酔っぱらったあんたのただの夢だよと言ってのけます。

そんなことあるかと普通はなるのですが、勝五郎の素直さがここにありました。そうか、俺は酔っぱらってそんな夢を見てしまったのか、そんな夢見るようじゃなさけねーと猛反省します。そこからは心を入れ替え仕事をし、立派な店を持てるまでになった。この先にオチがあるのですが、それは皆さんで聴いてみてください。おすすめのお話です。

この勝五郎の成功には、本人の素直さが重要であったこと。それは現代の僕らにも必要なことだと思います。何をするにも、素直さ謙虚さをもって取り組んでみる。自分の知識や経験に溺れず、常に学び続け、周りのアドバイスや出来事に素直に心を開いてみる。

あたまではわかっていても、なかなか実行できないことではありますが、常に意識し素直でありたいと思います。自分をしっかり持つことと同時に、素直さや謙虚さをもち生きていく、仕事をしていく。実は、夕べJAMPの３人のメンバーと呑んでました。活動のこの先のこと、仕事のことなど先輩方に聴いていたのですが、そこでもこの勝五郎のような素直さや謙虚さ、仕事には愛が必要だ。など、じーんと心にしみる話ができました。

今日はこれから通風トレーニングなる勉強会に参加してきます。勝五郎のような素直な気持で話を聞き、愛のある設計ができるよう学んできます。結構呑んでいたようですが、二日酔いもありません。いい話をしながらだとアルコールの分解が早いようです（笑）。

tochijyouho

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2014 3月 28 14:46:40

暖かくなってきたんで花見もいいけど窓を考えてみました。

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晴天の週末、桜も満開のようでフェイスブックのタイムラインはお花見の写真がいっぱいです。気持ちよさそうだなぁ－と指をくわえつつ、今日もバリバリ図面書いてます。そんな作業の合間に書くこのブログは、いい気分転換になっています。ほんとは、お花見したいですけどね（笑）。

さて、今日書いていた図面は建具表と呼ばれるものです。その名の通り、その住宅で使われる建具を整理し、そのカタチや材質、そして必要数などをまとめたものです。うちの場合、この建具表がＡ３用紙で4枚くらいになります。一般的な住宅にしてはちょっと多い方かなと思います。
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建具の数が多いということになるのですが、決して窓や出入り口がいっぱいあるわけではありません。一つの穴（窓とか出入り口）に対して３枚の建具があることが多いため、結果的にそんな風に数が増えてしまいます。窓であれば、部屋内から障子戸→ガラス戸→網戸→雨戸（これは付けたり付けなかったり）という順番で構成され、必要に応じて開けたり閉めたり。引き戸を使っているので中途半端な位置で開けておくなど、一つの穴にも幾つかの役割を持たせることができます。

たとえば網戸なんかは最高にいいものになっています。一般的なアルミサッシの網戸は中骨が一本だけ、しかも非常に貧弱です。腰から上にある小さめの窓ならともかく、デッキやテラスに繋がるような所にある網戸は、ちょっとぶつかっても壊れないような丈夫さが必要だと思います。随分昔の話ですが、引き渡し直後のお宅へ遊びに行きました。その住宅の特等席はテラスです。そのテラスにリビングから出ようとすると、つま先にヘンな感触を感じました。ものの数秒のことだったので、体はそのままテラスへ向かっています。

すると、バタンという音と共に、背後から「えぇ－っ」という爆笑とも悲鳴とも分からぬ声が聞こえてきました。そう、網戸が閉まっていることに気付かず、そのまま突っ込んだ結果でした。アミが黒色だったこともあり、ぼくの目のピントは外の風景に合っていたのです。しっかり弁償させて頂きましたが、なんとも仕様もない出来事でした。

それがあったからというわけではありませんが、現在はテラスなどに繋がる窓には木製のしっかりした網戸を使っています。カギもかけられて、夏場にこの網戸だけでも就寝できるように。アルミの方が丈夫そうだったり、防犯上もいいように思われている方多いですが、絶対オリジナルの木製のものの方がいいと思います。多少隙間はありますが、実生活の中では気になることはないレベルです。

当然オリジナルなのでサイズやカタチも自由ですが、こんな風にヨコ格子とすることが多いです。これは、タテ格子よりも格子の長さが短く済み、同じ太さの格子でも折れにくいものになるから。それと、網戸を使うのは夏の時期です。タテ格子よりもヨコ格子の方が涼しく感じるから。なのですが、これは個人差があるかもしれませんね。ただ、タテにしろヨコにしろ、この写真のように影がクッキリ出ている窓辺とそうでない窓辺では、絶対感じ方が違うはずです。丈夫さでいえば、ものが飛んできたり、ぼくみたいな間抜けな人がいたとしても、多少のことでは壊れないでしょう。

そろそろ、暖かくなってきたんで窓を開ける機会も増えてくると思います。使って楽しい窓は暮らしに豊かさと快適さをもたらしてくれます。巷では、アルミとか樹脂による窓のプチリフォームが流行っているようですが、性能や数字だけの窓から、それらを合わせ持ったこんなぬくもりのある穴へのリフォームもいいと思います。工事費や工事期間は少々前者より掛かりますが、何十年と使うところなので思いきってもいいかもです。

そんな窓周りのリフォームデザインもやっていますので、ちょっとその話聞かせてよという方は、いつでもお問い合せください。穴（窓）の大きさ（タテ×ヨコ）と外壁の仕上げ、内壁の仕上げが分かればザックリ費用も算定できますので、ドシドシこちらまで。>>>問い合わせフォーム<<<

そんなつもり無かったのに、なんだか営業ブログになってしまいました。花見を楽しんでる方々、俺も日曜日には花見予定です、待ってろよぉ－ヨメイヨシノ。ただ、天気予報は雨のようです（涙）。

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