イギリスの6月は、バラはもちろん、宿根草が次々花を開く美しい季節。

コピッドホールのカッティングボーダーは、所狭しと、まるで競争するように

花が開き始めました。


51

スイートウイリアムとニゲラ(ナイジェラはイギリス発音) ダマセナ ’ミス ジキル ブルー’
Dianthus barbatus    Nigella damascena 'Miss Jekyell Blue'


03

ホワイトピオニー


42

ニゲラ ダマセーナ ’ミス ジキル’ ホワイト
Nigella damascena 'Miss Jekyell Alba'

ブルーもいいけれど、白もいいですよねえ。


14

カンパニュラ パーシシフォーリア アルバ
Campanula persicifolia alba


カッティングボーダーの花がほとんど終わってしまったときに、

フラワーアレンジメントで活躍するのが、ダリア。

6月終わりから10月か11月に霜が降りるまで

ダリアの花を楽しめます。


6月のはじめにダリアを移植しました。イギリスでは、ダリアの根茎は越冬できないので、

10月か11月、霜が降りる前に、茎を20-30cm残して切り、株上げして、

凍結しない乾燥したところに逆さにして、水分を出すように保管しておきます。


3月中旬から4月にかけて、温かくなってきたら、根茎を土で覆います。

そして、霜にやられないコールドフレームで成長させます。


本当は、5月半ば過ぎに移植をしたかったのですが、時間がなくて

6月のはじめにずれ込んでしまいました。

かなり茎が長くなっています。


17

ダリアボーダー。

テニスコート沿いのホーンビーム(Carpinus betulus) の垣根の前。

ダッチクレート(黒いプラスチック)に新聞紙を敷いて、薄く敷いたコンポストの上に

ダリアの根茎を置き、さらにコンポストで覆い、コールドフレームで育てました。


ダリアボーダーにボーンミールを加え、耕運機で土をほぐして、準備完了。


ダリアの種類は、

Dahlia ダリア

’ビショップ オブ ランダフ’ ' Bishop of Llandaff '  レッド  ダークパープルの葉

’アラビアン ナイト’ ' Arabian Night '   ダークレッド

’ケルビン フラッド ライト ' Kelvin Flood Light '  イエロー 直径30cmくらいの大きな花

ビショップ オブ ヨーク ' Bishop of Yok '  イエローシングル

サマー ナイト ’Summer Night’ (syn. ' Nuit d'ete ')  ダークレッド 細長くとがった花びら

など。


51

植えた後、ヘーゼルの枝でサポートします。


02

小さい品種は、サポートなしで大丈夫。


6月終わりから、最初の霜が降りるまでカラフルなダリアを楽しめます。