おとぎの国のガーデナー

イギリス在住の日本人ガーデナー。ガーデナー歴15年。 カナダでガーデンデザインコース修了後、イギリスでガーデニングを学ぶ。 クイーンのガーデン、ウインザー グレート パークでの2年間は、まるでおとぎの国に いるようでした。現在は、オックスフォードシャーの7.5エーカーの貴族のガーデンで ヘッドガーデナーのイギリス人の夫とともに働く。イングリッシュガーデニングライフをみなさんにシェアーしたいと思っています。

2015年07月

腰が壊れるボックスヘッジ



今年もパルテールのボックスヘッジ(ツゲの垣根)の

プルーニング(剪定)が始まりました。


今週末、コピッドホールでウエディングがあるので、

綺麗にヘアカットしました。


剪定前は、新芽が不ぞろいでぼこぼこしています。

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こちらが右側

ヘッジカッターで剪定します。




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こちらが左側


ホリデー前に片付けたい仕事がたくさんあるので

超スピードで芝に面した外側だけカットしました。


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芝に面した外側を切っただけで、ずいぶんすっきりします。

その日は、芝刈りの日だったので、

飛び散った葉っぱは、掃除機のように芝刈り機で吸い取ってもらい

片付ける時間が省けて、助かりました。


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でも、あんまり急いでやったので、腰が・・・・・。

トップは、ひざを着いて剪定するのですが、

側面は、腰を曲げてしないとうまく切れないので、

重い(たぶん、10kgくらいある)ヘッジカッターをもっての

無理な姿勢で、全身、特に腰から下が痛くて痛くて。


男性のガーデナーは、皆背が高いので、

この仕事、私よりもっと姿勢がきついと思います。

彼らは、高いヘッジをもっと重くて長いヘッジカッターを使って剪定します。


次の日は、同じ仕事をしたら、歩けなくなりそうだったので

立ってできるビバーナムボールの剪定をしました。


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カットされるの待ってました!ぼさぼさですねえ。


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とりあえず、手前のだけ終わった写真です。

手前のボールのてっぺんの飛び出たところは、

イタリアンサイプレスの頭です。



そして、再びパルテールのヘッジに戻り、終了。

足腰がボロボロです。年のせいか筋肉痛が3日後にやってきます。

スースーする筋肉痛のバームを塗ってサバイブします。


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キューカメロンの収穫



イギリスは、先週からお天気も気温も下り坂です。

先週大雨が降ってから、時々晴れ間はあるものの、

いつもの曇ったイギリスに戻ってしまいました。


気温も、最低気温が10度前後、最高気温が15-17度くらいと

もう、夏は終わってしまったのかしらという涼しさです。


今年は、ベジタブルのカタログに初めて登場した

キューカメロン Cucamelon  という

不思議な野菜を育てることにしました。


メキシコ産のこの野菜は、メキシカンガーキン(ガーキンは、ピクルスの小さなきゅうり)

と呼ばれていて、メキシコではピクルスにして食べるようです。


日本には、入っているのでしょうか?

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大きさは、マスカットなどの大粒のブドウサイズ。

そのまま食べられますが、こちらのカタログの説明では、

ライムの味がするきゅうりということでした。



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ツルなので、竹の棒を支柱に育てました。


食べてみると、なんだか熟しすぎたきゅうりのような味でした。


塩漬けにしたり、ピクルスにしたり、サラダに入れたりとできるようですが、

好き嫌いが分かれそうです。


同僚は、一口食べて捨てていました・・・・・


こんなにたくさん収穫できたんですが、

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どのように料理されたかは、?です。



グラスハウスでは、他にトマト数種、

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トマトベリー


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アリカンテ

他に、チョコレートチェリー、ルシオラなど。


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スイートペッパー


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チリ


きゅうりなどを育てています。


グラスハウスが、一年草の苗やポット用のプランツでいっぱいだったので、

4月に入ってから育てはじめたので、7月の終りから収穫が始まりました。


ベジタブルガーデンでも野菜の収穫がすすんでいます。



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ロンドンに浮く人出現!



先日、用事があってロンドンに久しぶりに行ってきました。

私は、カントリーガールなので、都会はあまり得意ではありません。



リージェントストリートを歩いていると、アレー?

浮いている人がいます!


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ヨーダが、浮いてる!


ここには、死神が!

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だめだめ、話しかけちゃ!


コベントガーデン方面には、


ゴールドのおじさんが、ビール片手に片足で座ってました。


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これこそ、空気椅子!



シルバーのスペード片手に浮いてる人は、

もっとすごかったです。


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時々、足が上がって、水平になるんです。

ごめんなさい。その写真がありません。


えー、どうやったらそんなことができるの?


私が不思議がっていると、夫がからくりを説明してくれました。

んー、でもすごい。


夫が言うには、彼らはルーマニアから来ているそうです。


楽しませてくれて、ありがとうございます。



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シシングハーストのホワイトガーデン



6月20日に訪れたシシングハーストの続きです。


この前は、シシングハーストのバラに惚れ惚れ でした。


シシングハーストで、感嘆するのは、色のコンビネーション。

ヴィタは、植栽を決めるとき、植えるプランツの枝をもって、

ガーデンの中を歩いて、既存の植物の隣において、

色を組み合わせていたそうです。


コテージガーデンの嫌味のないホットカラーの組み合わせ。

パープルボーダー。そして、一番有名なのは、

ホワイトガーデン。


まずは、そのホワイトガーデンの歴史から。


シシングハーストで働くガーデナーさんのブログを

見つけて、そこからたくさん情報をいただきました。

https://sissinghurstcastle.wordpress.com/



ホワイトガーデンは、ヴィタ サックヴィル-ウエスト のアイディアで

シシングハーストの最初のガーデンルームでした。


当初は、ペルシャ風のデザインで(十字のパスウェイでポットが置かれた)

中心には、Erectheum と呼ばれるギリシャの神殿のようなものが造られ

そこで食事ができるようになっていたようです。


はじめは、白とピンクのローズガーデンだったそうです。

ツゲの低い垣根で枠を作り、

アーモンドの並木があって、そこにはクライミングローズが

からんでいたそうです。


バラのほかには、ツゲのスクエアーの中には、

ヴィタが好きだった白のデルフィニウムだけが垂直に高く、

塔に呼応するようにたくさん咲いていたそうです。


その後、バラ好きのヴィタは、もっとバラが植えたくて、

ローズガーデンは、現在の広いローズガーデンに移されました。


そして、戦後の1950年代初めに白、グレー、グリーンの

ホワイトガーデンが造られました。


夫ハロルド ニコルソンがホワイトガーデンの

ツゲの垣根のパターンとパスを考案しました。


わたしは、いつも思うのですが、シシングハーストがすばらしいのは、

ハロルド ニコルソンの構築的なデザインなくしては、語れないと思います。


1960年代にアーモンドの木は、重たいバラで痛み、

撤去され、バラのサポートが造られました。


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タワーからのホワイトガーデンの眺め


センターのローズ ムリガニーはまだ咲いていませんでした。

ムリガニーは、シングルのホワイトローズです。

とても勢いのいいランブラーです。

ムリガニーは、あまりいい状態ではないらしく、もしかしたら他のバラを

植えるかも知れないとシシングハーストのガーデナーさんが

ブログに書いていました。


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メタルのサポートに誘引されたローズ ムリガニー。

ローズの下には、ポットがたくさん。

もちろん、白い花ばかり。


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シルバーの葉のペアー Pyrus salicifolia の木の下には、

グレーのヴァージン像

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ホワイトガーデンは、白だけでなく、グレー、グリーンの

コンビネーション。葉の形、花の形は、様々。



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手前はゲラニウム


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ギレニアとエピロビウム


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アリウムのシードヘッドとジキタリスの絶妙なコンビネーション


ブリックウォールのバラは、

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Rosa laevigata Cooperi

こちらもシングルのローズ



他にもブリックウォールに

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先日、シシングハーストのバラでもアップした

マダム アルフレッド キャリエール

何度見てもうっとりしちゃいます。


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スイートピーの周りには、ヴィタが好きだったデルフィニウム。


イチイの垣根沿いにグリーンのベンチがあります。

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座れるかどうかは?


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ホワイトガーデンの隣には、どなたが住んでいるんでしょう?

うらやましい限りです。


ホワイトガーデンの全てのプランツが、ヴィタの頃と同じでは

ありませんが、ヴィタの思いがずっとこのガーデンに生き続けています。

まさに伝説のガーデンです。


転送量に影響があるので、最近写真の数を抑えていましたが、

今回は、けずれませんでした。


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アナベルがわんさかわんさか!



コピッドホールのポンドの端のブリッジの両側に

アナベルがわんさかわんさか咲いてます。

年々増殖しているようです。


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ブリッジから見たアナベルの大群


いくつ花が咲いているんでしょう?

数えたことはないけれど、200ぐらいはあるかしら?


イギリスでは、、9月の中頃まで綺麗に咲き続けてくれます。

ほとんど他の花が終わった頃にまだ咲いているので、

切り花としても活躍してくれます。



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芝の方から見ると片側だけで、このボリュームです。



去年は、アナベルのリースに挑戦しました。


アナベルのリース、私もつくってみました。


作ってしばらくは、グリーンだったのですが、

残念ながら、茶色くなってしまったので、

今年も挑戦しようと思います。


ポンドの反対側のバルコニーからの眺めは、こちらです。

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ピンクの花は、フィリペンデュラ。



そして、こちらは6月に植えたうちの庭のアナベル。

3リットルポットが、もうこんなに大きくなりました。

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来年は、倍ぐらいの大きさに育ってもらいたいです。

アナベルは、いくつ咲いてもうれしいですね。


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