おとぎの国のガーデナー

イギリス在住の日本人ガーデナー。ガーデナー歴15年。 カナダでガーデンデザインコース修了後、イギリスでガーデニングを学ぶ。 クイーンのガーデン、ウインザー グレート パークでの2年間は、まるでおとぎの国に いるようでした。現在は、オックスフォードシャーの7.5エーカーの貴族のガーデンで ヘッドガーデナーのイギリス人の夫とともに働く。イングリッシュガーデニングライフをみなさんにシェアーしたいと思っています。

ガーデンビジット

スノードロップのカーペット2020



イギリスは先先週、先週末と2週連続

で暴風雨に見舞われました。

先週末のストーム'デニス'は、

雨がすごく、1か月分の雨が

1日で降った所もあり、

各地に洪水をもたらしました。

これも温暖化のせいなのか、

毎年どこかで洪水が起きています。

天災なのか、人災なのか、

これから地球はどうなるのでしょう?

私達は何ができるのか?

イギリスは、2035年までに

ガソリンやハイブリッドカーを

禁止すると言っています。


今年のスノードロップのカーペット、

先週末がピークでした。

早いかと思いましたが、

スノードロップは例年と

同じくらいの時期にピークでした。


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見る高さや角度によって

密集度が違います。

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反対側から

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もうすでに終わりかけたのや

虫に食べられたものも。

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今年は、もうクロッカスも咲いて

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スイセンも咲いて、よーく見ると

真っ白じゃないカーペット!

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前代未聞のスノードロップの

カーペットです。



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久しぶりの王立園芸協会のウィズリーガーデン




10日ほど前にたまたま王立園芸協会RHSの

ウィズリーガーデン(日本ではウィズレーといっているようです)

の近くを通ったのでランチを食べがてら、

ちょっと立ち寄ってみました。




ウィズリーガーデンに

最後に行ったのは、たぶん、2、3年前。

その頃、植えたてだったウォールガーデンの

エバーグリーン(常緑)の

フォーマルパルテールがいい感じに育っていました。


ボックスブライトやモス(蛾)などで心配な

ボックス(ツゲ)に代わる垣根用の低木ディスプレイ。


外枠は、イチイ。

イチイは、大きくなりますが、剪定して

小さく育てることもできます。

ピトスポラム、バーベリス(メギ)、ロニセラ、

ポドカーパス(マキの仲間)などをラティス状に

植栽したパルテール。

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スクロールダウンするとパルテールの写真。

2016年に植栽されたそうです。



こんもりとまたは山のように高さを変えて剪定したり、

細長く薄く切ったかまぼこのような剪定もありました。

おもしろいし、1年中楽しめるガーデンです。

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この写真を撮った数日後に

RHS The Garden マガジンが届き、このフォーマルパルテールの

写真がちょうど紹介されていました。(2019年12月号、P12)




グラス(草)を使った宿根草のナチュラルな植栽で

有名なオランダ人デザイナーの

ピエット オウドルフのボーダーが 

どんな感じかなあとわくわくしていってみると、


サインには、グラスハウスボーダーと書いてありました。

働いているガーデナーの方に聞いてみると、

以前は、ピエット オウドルフ ボーダーと呼ばれていたけれど、

そう呼んでほしくないとピエット オウドルフ氏に言われたとか。

おそらく、2001年にデザインしてから年数が経ち、

こぼれ種で植物が育ち、ボーダーが元のデザインとは

かなり違うものになってしまったからでしょう。


グラスハウスボーダーの写真(ウィズリーガーデンのサイトへ。

たぶん、Rivers of Plants と書かれた写真は、

ピエット オウドルフ ボーダーと呼んでいい頃の写真)



また、ピエット オウドルフ氏がデザインしなおすと言う話も

あるといっていました。

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このボーダーは入り口のところにチェーンがかかっていて、

近づいてみることができませんでした。

以前は、ボーダーがもっと長かったような気がしましたが、

ここがもとピエット オウドルフのボーダーでした。

9月ごろにくればよかったー。

みんな茶色でした。

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反対側は、グラスハウス

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ロックガーデンにニョロニョロした

食虫植物、サラセニアがありましたよ。

Sarracenia

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びっくりしたのは、11月半ばですでにスノードロップが咲いていたこと!

原産地をチェックするとシシリーやバルカン地方でした。

暖かい国では、イギリスの秋はすでに冬の気温。

早く咲き始めるわけです。


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Galanthus reginae-olgae



エントランスに植物や果物で作った

フィリップ ハース氏 Phillip Haas のアートが飾られていました。

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左は2010-11年冬、右が2010-11年春




左が201-11年夏、右が2010-11年秋

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4点ともアーティストから借りているようです。



急ぎ足で1時間くらいしかいなかったので、

じっくり見られませんでした。

また今度違う季節にゆっくりいきたいと思います。


新しいエントランスは、ソメイヨシノの桜並木になっていました。

まだ若い木ですが、これから

春が楽しみなRHSウィズリーガーデンです。




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シシングハーストの魅力




シシングハーストキャッスルで

わたしが一番好きな

ナッタリー

ヘーゼルナッツの木がアーチのように植えられていて、

その向こうにギリシャのワインの神様

ディオニソスの彫像


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もっと、ヘーゼルの葉が繁って、

マテウシア(シダ)の葉が大きくなると

妖精がたくさん飛び交っていそうな

神秘的な雰囲気になります。


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シシングハーストのガーデナーによるブログ


によると、

シシングハーストキャッスルのガーデンを

創造したヴィタとハロルドは、

このナッタリーとキャッスルが気にいって

シシングハーストを購入したそうです。

もっとたくさんのヘーゼルの木があり、

暗くて乾燥していたそうです。

はじめは、赤、黄、白のポリアンサスを植えていたそうですが、

土壌病でポリアンサスが次々と減っていったそうです。


後々のヘッドガーデナーが、

ヘーゼルの数を減らして、

こんなすがすがしい美しさに

変えていったらしいです。

マテウシア(ピーコックファーン)、ユーフォルビア、

トリリウム(エンレイソウ)、

ウッドアネモネ、オンファロデス、

スマイラシーナ、プリムローズ、

ホワイトスパニッシュブルーベル

などなど、白、ライムグリーン、ブルーが基調です。



ヘーゼル並木の終りには、

エピメディウム(イカリソウ)の海

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シシングハーストのタワー

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モートウォークには、

ローマ神話の酒の神様、バッカス

ヴィタとハロルドは、お酒が好きだったのでしょうね。

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シンプルなプランティング

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フォーカルポイントにラチェンスのチェアー

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コテージガーデンは、サンセットガーデンと呼ばれていたようです。

ホットカラーは、サンセットカラーからきていたんですね。


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ハロルドがタワーからサンセットを見られるように

ヴィタが考えたそうです。



春は、エリシマムが大活躍

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ダークレッドのエリシマム

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ハーブガーデンのポットには

多肉植物

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シアターを見つけました。

ムスカリ、スイセン、オーリキュラのポットが並んでいます。

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ホワイトガーデンのポット

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まだまだギャップがありましたが、

素敵なガーデンは、いろいろな季節に

訪ねるべきと実感しました。



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シシングハーストの薔薇の誘引テクニック



令和元年、新天皇陛下がご即位され、

新しい時代のはじまりですね。

日本は盛り上がっているようですね。

イギリスでも、そのニュースが報じられましたが、

海外にいると日本の熱気が肌で感じられないので、

ビデオを見て盛り上がりました。

新天皇のご立派なお姿と新皇后陛下のにこやかな笑顔を

見て、私もこの新緑の5月新たな気持ちで

スタートしたいと思います。


とわいえ、娘が熱でここ3日ほど学校を休んでおり、

仕事が思うようできませんが、

合間をぬって

家の庭仕事が、少しずつですが進んでいます。



先日訪れたシシングハーストで

薔薇の誘引をチェックしてきました。

まだ葉が少ないので、誘引状態がよくわかります。


シシングハーストは、クライミングローズを

雲のように誘引しています。


薔薇の名前をチェックする時間がありませんでしたが、

こちらは、背が高めのシュラッブローズだと思います。

3本の支柱を使って、

メインの枝から横に出た枝をすべて誘引。

まんべんなく花がつきます。

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垂直にたてた支柱と孤を描いた支柱に

こんもりとなるように孤を書いたような

誘引の仕方。

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3つの孤の支柱で、できるだけ長く枝をキープして、

孤を描くように支柱に誘引。

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背の低いローズは、1本立てた支柱で

込み合った枝を違う方角に育つように誘引しています。

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クライマー(つる薔薇)の枝で孤を描いて、雲のように誘引。

そうすることで、枝をできるだけ長く残せます。

部分的に重なっています。

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ランブラーは、まんべんなくブリックウォールを

覆っていました。 

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美しい誘引。薔薇の花が咲いたときに

また行って見たいです。

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今年は、うちの庭のシュラッブローズの枝を

長めに残したので、雲のような誘引テクニックを

挑戦してみようと思います。








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シシングハーストキャッスルの春




先日、ウィペットの子犬に

会いにいったところは、

なんと、シシングハーストキャッスル

ガーデンのすぐそば。


ちょうどお昼時だったので、

シシングハーストでランチをしました。

そして、シシングハーストの春のガーデンを

のぞいてみました。

春のシシングハーストに行くのは

初めてでした。


エントランスは、ユーフォルビア、ローズマリー、

そして、スイセンのポット。

イエローとブルーのコンビネーション。

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花の色が変化するエリシマム 

たぶん、Erysimum mutabile

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原種のチューリップ サクサティリス

Tulipa saxatilis

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ポットのチューリップ

色が変わるチューリップなのか、

3種類植えたのかは不明

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このチューリップも原種のようです。

原種のチューリップの特徴は、背が小さくて

シングルの花で、葉は細いです。

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カラフルな春のボーダー

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赤紫のメギをバックに紫のチューリップと

スミレ、ウッドアネモネ

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サリックスの下にウッドアネモネ

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ライムウォークのポット

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ライムウォーク(菩提樹並木)の両脇には、

春の球根がぎっしり!

昔、ボランティアで草取りしたことがあります。

花が咲いているときに来たいと思っていました。


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チューリップ、アネモネ、フリティラリア、スイセン、

エリスロニウム、ムスカリ、シラー、チオノドクサ、

スノーフレークなどが

植えられています。


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下の低木ははじめて見ました。

プルヌス テネラ 'ファイヤーヒル’

Prunus tenella ‘Fire Hill’

高さ1-1.5mの低木で、コモンネームは、ロシアンアーモンド

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オレンジ、パープル、ホワイトのコンビネーション

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ライムウォークのチューリップは、オレンジ系が

中心のようです。

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まだまだたくさん写真があるので、

シシングハーストの続きを書きます。




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