2010年11月

2010年11月30日

中国スレ「いつになったら中国アニメーションはアメリカや日本に追いつくのか」

・日本の質の高いアニメも中国の美術スタッフが多く参加してるんだから能力的には不足してないと思う。あとは国がアニメや漫画の事業を重視してくれる事が必要なのかも。他にも資金や「芸術は理解してるが技術を理解してない」という考え方にも問題がありそう。

・中国のアニメーションは教育向けでしょ。日本は商業向けでほとんどは少年向けだ。

・良いアニメもあるだろうけど、今の体制じゃ作っても発禁になる運命から逃れられない。

・国産アニメには二つの欠点があると思う。キャラが美しくない。筋書きがあまりに幼稚。一部にはキャラも美しくて筋書きも良い作品はあるけど、まだ動きに改善の余地がある。

・40年前は可能だったけど、今は無理だろう。外国人は「大闹天宫」や「ナーザ海を騒がす」(中国で最初のワイドスクリーンアニメ)が中国で最高のアニメーションだと思ってる。



・中国のアニメーションは子供が見るけど、外国の作品はどの年齢も見られるからなー。

・無理!中国アニメーションは子供を教育するって思想で作るから視聴した子供は想像力が枯渇してる。しかも封建的だから今の子供はそれも受け入れない。

・広電(国家広播電影電視総局。映画やテレビを統括する中国政府の最高機関)が地方を管理してる限り、永遠に来ない。

・発展の差が一世紀くらいあるわけで。

・根本的に、中国アニメーションは青少年の求める要素を満たしてない。

・文化の舞台で経済を演じる。この思想がないんだよね。

・私が生きてる間に追いつくかと言えば、否。

・政策が支持しないものは全て妄想。

・香港は見込みがある。内陸はあと十数年必要だ。

・中国の作品には愛がない。あいつらが欲しいのは金だけだ。

・他の都市は知らないけど、長沙市(中国湖南省)の展覧会に行った時は湖南人に絶望した。

・今の政府は検閲ソフトウェアをいじってる最中だ。アニメや漫画を作りたかったらもう金を貯めて国を出るしかない。


以上。
下地が凄いんだから本気を出せば凄い作品を作れそうなんですけどね。面白いならいつでも歓迎ですよー。

中国いかがですか? (創美社コミックス)
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fairypot at 16:35|PermalinkComments(182)

2010年11月25日

海外アニメファンの疑問「〜でゲソってどう翻訳するの?」

・「de geso」これは英語でどうすればいいの?

・どうにもできない。gesoは単に「〜です」をイカ化(squidfy)したものだから翻訳しようがない。

・↑gesoは烏賊の足という意味もあるだろ。「〜ika」というダジャレと同じく面白い。

・彼女はいつも「です」を「de-geso」に置き換えるんだよね。あのダジャレは翻訳できない。

・日本語はキャラクターによって語尾が変わるからね。〜です。〜だ。〜でございます。〜でござる。〜ですわ。〜でゲソ。イカ娘の場合はより特徴的だけど、全部意味は同じ。

・↑そんなに語尾が多いのか。

・De-geso!!

・de-gesoはそのまま残したらいいんじゃない?その方が楽しいでゲソ(It's more fun de-geso)

・gesoは実際に聞こえるから良いけど、「〜ika」は無理に英語のダジャレにしなくていいよ。「ピカチュウ」を無理やり「sparky」に変えるみたいなもんだ。

・私はgesoもいらないと思う。文章を無理やりゲソ化(gesofy)しないで。

・私もgeso不要派。

・面白いって気持ちもわかるけど、英語で残すと混乱する。私は本来のイカ娘はそう言ってるんだと脳内で処理するから要らない。ダジャレがなくてもこのアニメの面白さは変わらないはずだ。


以上。
「〜でゲソ」と「〜イカ」を言わないイカ娘……。やばい。北米版でのイカ娘のアイデンティティがやばい。
ちなみにディスガイア2に出てくる忍者、雪丸の「〜でござる」はアメリカ版だと語尾に「zam」という謎の言葉をつける事でなんとか雰囲気を出そうとしてます。こればかりは翻訳の限界ですね(それを超えるのが翻訳の目標だけど)

zam


魔界戦記ディスガイア2(通常版)Disgaea 2: Cursed Memories
↑日米でカバーアートが違う

fairypot at 11:13|PermalinkComments(115)

2010年11月24日

海外ゲーマーが語る「日本RPGにおける状態異常魔法の成功率の低さは異常」

・FF4をプレイした時期からずっと思ってることだが、どうしてスリープ系の魔法は77%くらいの確率で外れるか、もしくは敵に耐性があるんだ?FF7ではもう使うのをやめた。麻痺系もやめた。これらは時間とMPの無駄でしかないと悟った。今やってるロストオデッセイも4匹の違うタイプの敵にそれぞれスリープかけても全員外れる。やたらMP使うくせに全然当たらない無駄な魔法を作るのはやめてくれ、RPGメーカー!

・↑紅の森のボスみたくスリープが役立つ場合も少数あるぞ。

・まあ、実際私も状態異常の魔法は使わずクリアしたな。アサウルスは別として。

・成功率95%くらいの魔法だったら大好きになるだろうな。なんで普通に防御不可能の魔法を作らないんだ?

・敵がああいう魔法を使うと100%かかるよな!

・特定の敵から受けるダメージを最小限にしたい。そのための魔法が存在する。しかしちっとも成功しないから戦略に組み込めない。これはどういう事だ。

・これは完全に同意する。状態異常の魔法は数年前から使うのをやめた。なんでこっちの魔法は90%失敗するのに敵の魔法は80%以上の確率で成功するんだよ。酷い。

・JRPGにおいて状態魔法ほどの時間の無駄はないぞ。ランダムに出逢う敵の多くは効果を待たずに倒せるし、ボスはたいてい無効化する。もっと成功率上げてくれたら戦略に組み込めるのに。

・ベイグラントストーリーは補助魔法を上手く戦闘に利用できたし、ボス戦でも重要になった。JRPGで他にうまく使ってる作品はメガテンくらいかな。

・ベイグラントストーリーは神。なんで続編出ないの?

・↑ターン制じゃないから人気がないんだろう。

・確率じゃなくて統計で状態魔法の成功率が決まる素晴らしいゲームがあるんだけど、このスレの住人は嫌ってるだろうからタイトルは言わない。

・スリープはJRPGの主成分の一つだ。確かに使わないし、MPの無駄でしかないのは同意するが、あの魔法が存在するだけで責める気はない。敵もそんなに使ってこないし。

・私は即死魔法がちっとも成功しない方が腹立つ。

・昔、緑のドラゴンから姫を助け出して城に届けるゲームでスリープ魔法を使った記憶がある。1989年頃だったか。スリープを使った最後の思い出だ。


以上。
まあ、確かに使う機会は少ないですね。でも、便利すぎたらつまらないし、バランスが難しいところ。よし、状態魔法の成功率を上げる魔法を作ろう!

ベイグラントストーリー
ベイグラントストーリー

fairypot at 00:30|PermalinkComments(118)

2010年11月23日

海外ゲーマーが語る「デストロイオールヒューマンズ!の日本版カバーアートは少しダーク?」

Destroy All Humansデストロイ オール ヒューマンズ!

・エイリアンと闘うゲームは多いが、THQが出したこのゲームでは私達がそのエイリアンとなって人間と闘う。このカバーアートは日米で違っており、アメリカ版は瓦礫をバックにエイリアンがしかめっ面をする絵だが、日本版ではホワイトハ……ではなくアメリカ連邦議会議事堂をバックに帽子をかぶったエイリアンがおどけてポーズをとっている。アメリカ版は戦争の幕開け、日本版はあたかも戦争勝利の記念写真のようだ。日本版が何を表現してるかは不明だが、「エイリアンになって撃ちまくるぞ!」というアメリカ版のカバーよりもダークな雰囲気があると思う。君の感想は?

・日本版のカバーはいつもユニークで芸術家ぶる傾向があるね。アメリカ製ゲームでも態度が変わらないのには驚いたけど。背景の建物は「インデペンデンスデイ」みたいな映画の影響かも。

・日本版は最初に見た時は可愛い(衝動買いする人はそう感じるだろう)。でも二度目からダークな感じに思えてくる。アメリカ版はたいてい暴力的なカバーアートでお客の目を誘うけど、日本版は可愛い系で攻めるよね。これは日米のカービィと同じかも。
カービィのエアライドKirby Air Ride

・日本版がかぶってる帽子はfedora(フェルト製の中折帽)かな。50年代にアメリカで流行ったやつ。舞台もそんな時代だから似合ってる。Vサインは日本の女性が写真を取る時に意味もなくやるんだっけ?どっちのカバーも「バブルガンで人間を捕まえるぞ!」という雰囲気はあるけど、日本版の方が古い時代って感じ。

・それぞれ面白いカバーだと思う。

・アメリカ版の方が好き。

・日本版はラチェット&クランクの時みたく大きな眉毛をつけなかった事に驚いた。


・日本版はチラ見すると無邪気でコミカルだけど、ずっと見ているとダークな感じになってくる。私がアメリカ人だからかな?仮にエイリアンが日本を襲うカバーだったら私はどう感じたんだろう。

・そんなにダークかな?あんなふざけた帽子をかぶって笑顔でVサインしててコミカルでしょ。


以上。
深く考えなければコミカルな絵ですけど、敵が多いと自覚してるアメリカ人にとって不安をかきたてる絵なのかも?

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fairypot at 13:48|PermalinkComments(48)

2010年11月16日

海外ゲーマーが語る「日本RPGにありがちなセリフ」

本当は「JRPGでうんざりするほど繰り返されるから禁止にしたいセリフ」なんだけどオブラートに包んだよ!

・「なんでもないよ!」
明らかに何かを隠してるのに他の仲間はこの言葉をすんなり信じてしまう。

(変な用語を持ちだして)「これは**の仕業だな」「**?」
聞き手がその用語に興味を示し、説明が始まる。

「キャラクターの名前」
会話のほとんどを埋めつくさんばかりに誰かの名前を叫ぶ。「シオン!」「アルベドー!」「ジュニアー!」のように。

「ここまでやるとは思わなかったぞ」
敵キャラが戦闘前後に意味もなく使うセリフ。

・キャラ名はほんとによく叫ぶよなー。あれにはうんざりする。

・テイルズも「クレアーー!」とか「ステラーーー!」とかうるさい。

・「お前は選ばれたのだ」とか「これがお前の運命だ」。村をモンスターを襲われて、図らずも伝説の剣や不思議なエネルギーで撃退した主人公が言われる。女性キャラの「あなたが私のヒーローよ」ボスキャラの「この手で大勢の人間を葬ってきた」

・「仲間のためにもやらなきゃいけないんだ!」

・私が真っ先に思いつくのはやはり「なんでもないよ!」だな。必ずこのセリフを言うから頭がおかしくなりそうだ。

・「これが人間の力だ」このセリフはちっとも決まらない。Lunarは別として。

・Grandia IIIは今まで出たセリフが全部あるんじゃない?

・「(今度は)逃げるもんか!」若い主人公にありがち。もう正義感の強い少年はいらないだろ?

・セリフじゃないけどボスの側近が罪滅ぼしや幕引きのため主人公達にわざと倒される。

・「兄さんの彼女かい?」「違います!」「(悲しげに)ああ……違うよ」

・「…………」喋らないならフキダシ出すな!

・「約束だ!」「もう逃げられんぞ」

・こういうセリフが広まったのはFF4がきっかけ?

・「時が来ればわかる」

・「お前を殺す事はわけもないが、今はやめておこう」悪役のくせにドラマ性を意識するな。

・「お前には無理だ!」または「俺には無理だ……」

・「終わり?これはほんの始まりにすぎない」死に際の悪役のセリフだが、こいつは別に生き返らない。

・「私の真の力を見るがいい」はい、ボスの変身が入りまーす。

・「黙れ、人間ども!」

・ゼノサーガ3に多かったけど「**だな」「**?」という単語の繰り返しは本当にうざい。会話で時間稼ぎするな。

・「もう一度説明してほしいか?」これの困ったところはこっちが本当に理解できない時に全く同じ説明文を喋ることだ。もっとわかりやすく言え。そして「はい」がデフォルトだから聞く気がなくてもうっかり押してしまう。

・「僕が君を守るよ」これは英語の"I love you"に近いのかも。「俺は守りたいものがあっただけなんだ!」「守るためなら全てが許されると思うな!」とか「俺はお前と同じだ。守ってるものが違うだけだ」いう哲学的会話もよくあるね。

・「もう後戻りは出来ない」いつでもダンジョンから出られるから重みがない。

・「これがライフストリームだ」「ライフストリーム?」「これがマテリアだ」「マテリア?」「私の父は召喚士だった」「召喚士?」なぜいちいち繰り返す?

・「急いで脱出しよう!」ああ、脱出しなきゃいけないな。でも時間制限があるわけじゃないし、宝箱の取り忘れがないかチェックしよう。

・もうボスの前で長々とスピーチするのは禁止な。


以上。
こういうテンプレにほっとする時もあるんよー。

人生で大切なことはみんなRPGから教わった
人生で大切なことはみんなRPGから教わった

fairypot at 16:58|PermalinkComments(102)

2010年11月15日

アメリカのラノベ&漫画出版社Yen Pressのインタビュー記事

あの「狼と香辛料」や「ソウルイーター」をアメリカで出版してるYen Pressのインタビュー記事で、2009年の10月ごろのものです。
答えてるのはYen Press創設者の一人、Kurt Hasslerさん。翻訳にちょっと意訳が入ってるけど気にしちゃ駄目。


インタビュアー「2007年のComic Conでもお会いしましたけど、あの時はHachette Book Groupという名の知れた企業の系列として漫画出版社ができたという事で先が楽しみでした。あれから2年、自分達の企業がここまで成長した事には驚いてますか?来年はどうなってるでしょう?」

H氏「ぬしとまた話が出来てわっちゃあ嬉しいでありんす!あれから2年も経ったのかや……。時の流れは早いものじゃ。会社がここまで成長した事には別に驚いておりはせん。最初の計画では3年後に今の出版数に到達するつもりだったんじゃが、思いのほか早く軌道に乗って、他の企業との連携も強まった事には満足しておる。特に日本や韓国のライセンサーと連携がなければ今の出版タイトルの質は保てなかったからの。来年もこの調子で続く事を期待しておる。あと1年続けばこの市場でわっちらの選んできた作品は正しかったと自信を持って言えそうじゃ」

インタビュアー「作品のライセンスを取る上で基準はあるんですか?シリーズの長さ、アニメとのタイアップ、ジャンル、あるいは感覚的なもの?」

H氏「はっきりした基準はありんせん。シリーズの長さにはあまり注意を払っておらぬし、アニメ化の有無は考慮するかもしれんが、ライセンスの決め手ではないんじゃ。やはり感覚的なものが大きいかの。これは良い本なのか、わっちらに共鳴するものがあるか、読者を惹きつける輝きがあるか、ここの市場で正しい客層にわっちらは届けられるか。そういう疑問が鍵になっておる。ぬしらも見てわかる通り、わっちらの会社の作品は多様じゃろ?これが理由の一つじゃ」

インタビュアー「アニメのタイアップで思い出しましたけど、「黒神」はアニメ化されて漫画の売り上げに変化がありましたか?個人的に好きな作品なんですけど」

H氏「わかりんせん。プラスにはなったじゃろうが、それ以外に説明がつかぬほど売り上げが激増しない限り、効果は判断できぬ。黒神は作品自体が素晴らしいものじゃし、アニメが放送された時期は漫画もちょうど話が盛り上がっておったから、口コミの効果も除外できんじゃろ」

インタビュアー「最近は景気が低迷してますが、それ以前から漫画の売り上げは降下し始めていたという意見があります。降下というより市場が飽和したのだという意見もありますが、どう思います?」

H氏「景気の悪化が原因なのかは議論するまでもないじゃろ?数字の上では明らかに景気の悪化前から売り上げは落ちておった。市場が飽和しておるか?(飽和という言い方は好きではありんせんが)イエスでもノーでもありんす。厳密にはどんな地域でも出版物は飽和するのが普通じゃないかや?ある本が売れれば、他の企業はそれの類似品を売る。そして市場は一気に飽和するわけじゃ。しかし、その飽和した中で売り上げを伸ばす良い本もありんす。ここが近年の漫画出版社が挑まねばならぬ壁じゃな。とはいえ、ここで漫画の市場が生まれてから10年も経っておらぬ。新しい客を引っ張る方法はたくさんありんす。そこは肝に銘じるべきじゃないかや」

インタビュアー「ICEkunion(韓国漫画をアメリカで出版する企業)との合併はあちらの出版社のファンにとっては良い知らせでした。韓国の漫画のライセンス状況はどんな感じですか?」

H氏「ICEにもすばらしい作品がいくつかあって、メジャーな作品は来年に出す予定じゃの。他の企業についてもEメールや手紙で絶えず連絡をとっておる。すでに出版した作品もあって、Jack FrostやPig Brideなんかは好評じゃ。12月にはTime and Againも出すからチェケラ(check it out)でありんす」

インタビュアー「中国や韓国のグラフィックノベルも日本の漫画と同じくアメリカでは好評ですよね。これはアメリカの出版社にとって予想外でしたか?Yen Pressでは中国や韓国の作品を出版するのは一般的になりました?」

H氏「日本の漫画やアニメと違って、あちらの作品はアメリカで認知してるファンが少ない事が課題じゃ。こういうものを市場に送り込むのは容易ではありんせん。わっちらの会社は日本の作品と中国や韓国の作品を並べて連載させたがるのはぬしにもわかるじゃろうが、それが理由じゃ。読者に読む機会がない事には面白いか判断できぬじゃろう?韓国でも同じやり方でやっておる」

インタビュアー「Yen Plusという雑誌を発行して1年以上経ちますね。日本で単行本化される前の作品も連載されますが、内容や売り方について詳細を伺えます?あれは月刊なんですか?」

H氏「あれは2008年からやっているマーケティングの一つでありんす。日本漫画、韓国漫画、Maximum RideやNightschoolみたいなわっちらの会社が独自に出版した漫画を混ぜた400ページ近い雑誌じゃ。ソウルイーターや黒執事みたいな漫画も載せておるが、「狼と香辛料」みたいなラノベの予告を載せる事もありんす。ここ数カ月は発行の時期が乱れておるが、もうじき解決される……とわっちゃあ願っておる。ちなみに、編集のアシスタントをやっておるAbby氏は毎月4コマ漫画を連載しておる。これで本の中身とわっちらの会社の中が垣間見れたかや?」

インタビュアー「その4コマ漫画について伺いたんですが、日本では4コマもポピュラーな漫画形式ですよね。アメリカ市場での4コマ漫画の今後をどう考えています?「教艦ASTRO」の2巻はいつ出るんでしょう?」

H氏「あずまんが大王の廉価版を12月に出すんじゃが、他にも7シリーズくらい出す予定がありんす。他のジャンルと比べてまだ「新入り」じゃから例外もあるじゃろうが、市場に可能性がある限り、そこまで扱い方は変わらんじゃろ。「あずまんが大王」は確かに大ヒットしたが、最初の出版から長い時間が経ってからじゃ。有名な作品を使ってあのヒットの真似をしてもうまくはいかんじゃろうな。わっちも4コマが好きで「棺担ぎのクロ」がお気に入りじゃ。教艦ASTROは時期がわかったらぬしに知らせよう」

インタビュアー「ADVが「あずまんが大王」と「よつばと」の発売を中止した後、Yen Pressがそれらのライセンスを移して救出したのは最近でしたね。「よつばと」は翻訳を最初からやり直してますが、「あずまんが大王」も同じですか?他にも救出予定の作品はあります?」

H氏「あずまんが大王も最初から翻訳し直しているんじゃが、わっちゃあADV版を読んでないから違いは不明じゃな。しかし、カラーページは残すつもりじゃ。他の救出について確かな事は言えんのじゃ。わっちらが海から水を抜いて失われたライセンス島の残りを浮上させる事まで期待されると弱ってしまいんす」

インタビュアー「カラーページといえば、他の企業がコストカットのために白黒に戻す中でYen Pressはカラーを残す習慣を続けていますが、今後も変える予定はないのですか?」

H氏「変えると思うかや?作品の質をオリジナルのままに保つのがわっちらの誇りで、会社としての強みだと思いんす」

インタビュアー「電子出版についてどう考えています?日本では出版社が携帯やゲーム機を通じて漫画を販売してる所も増えていますが、アメリカではまだ多くありませんよね?」

H氏「電子出版についてはわっちらも意識しておる。出版界は首まで紙に埋もれて電子機器の事などわかっておらんと思う者が多いじゃろうが、そう簡単な話ではないんじゃ。普通の者はpdfファイルをウェブに上げるだけと思うじゃろうが、現実には出版界の電子化はいろんなハードルがありんす。幸い、わっちらの親会社は優秀なデジタルチームがおって、一緒に戦略を立てておる。準備が整えば自信を持ってむこうのエリアに進めると思いんす」

インタビュアー「12月に発売するライトノベル「狼と香辛料」についてですが、第1巻の表紙をオリジナルからアメリカンファンタジー風に変えましたね。賢い判断だと思いますが、どういう流れで決まったのか、今後も続けていく予定なのかを聞かせて頂けます?」

狼と香辛料 (電撃文庫)Spice and Wolf, Vol. 1

H氏「あのカバーの事かや!?あれはクラフト・ロレンスも頭を抱える大問題じゃった。わっちゃあ本の行商人として話したいんじゃが、今この国のラノベ市場はかなり貧乏なんじゃ。Rock bottom(どん底)と言ってもよい。ファンは大事にしておるが、今のファンだけで商売が成立するほど大きな市場ではありんせん。しかし、ファンタジー小説の市場なら活気があふれておるし、わっちらが扱っておる商品は包装が違えどファンタジー小説じゃろ?今までのファンにファンタジー小説を取ってもらうか、その逆を試みるか。方法は一つしかなかったんじゃ」

インタビュアー「アメリカ版の表紙を上側のカバーにつけて、オリジナルを下側に描く、なんて事は将来起きたりします?」

H氏「それもわっちらが何度か考えた方法の一つなんじゃ。今のカバーがたくさん売れて商業的に成功すれば、それも可能になるじゃろ。というわけで、この作品をサポートしたい者は不買運動するよりも今のカバーを買ってくりゃれ」

インタビュアー「出版物の中で廉価版を出す予定のものはあります?」

H氏「小売商にもよく頼まれるんじゃが、わっちらも考えておる。過去の市場を見ながらどれの廉価版を出すか考えるわけじゃなく、未来の市場を見ながら廉価版を出す意味がありそうな作品を選んでおるんじゃ。「Darker Than Black」と「RomeoxJuliet」をそれぞれ一巻でまとめて出す予定じゃから期待してくりゃれ。絵を綺麗に写すために韓国版より多少オーバーサイズになりそうじゃが、値段は18.99ドルで済むと思いんす」


以上でありんす。
結局、アメリカ版ラノベ「狼と香辛料」は2巻から日本版カバーと同じになったそうです。何があったのかや?
(コメ欄で指摘されたけど、2巻はジャケットカバーをアメリカ版、その下に日本版を描く上記の方法が採用されたそうです。なぜかamazonとかは日本版の絵を掲載しててややこしいぜ)

教艦ASTRO 1 (まんがタイムKRコミックス)

fairypot at 16:47|PermalinkComments(53)

2010年11月13日

「なぜ日本RPGは銃が嫌いか」への日本ゲーマーの反応への海外ゲーマーの反応

リアクションが来るの早すぎ!

日本側のまとめ
「剣と魔法の世界だから」
「日本は銃社会じゃないから」
「でかい剣はかっけーだろ。エクスカリバーみたいな名前も興奮する。AK47と聞いて興奮するか?」
「銃で戦うのはうるさいしつまらん。動きもない」
「銃は殺しの道具。刀は武士道」
「リアリティなど知るか。外人ゲーマーは夢がない」
「銃で死なないのは自動回復するFPSも同じだろ」
「JPRGはレベル制。銃だと強さが変わらない」
「銃は罠をしかけたり人質をとるみたいにセコイ。ケンシロウとジャギみたいなもん」
「ハリーポッターが銃を持たないのと同じ」


・西洋ゲーマーがみんなそこに疑問を持ってるわけじゃないぞ。私は普通に受け入れてる。

・剣を振るのはかっこいいかもしれないが、銃でハチの巣にされた剣士はかっこ良くないだろう。

・2chの書き込みのくせに今回ばかりは100%同意だわー。

・銃はダメージが固定されるからな。スペツナズだろうがソマリのイスラム兵だろうがAKを撃ったダメージは同じ。剣は使い手の年齢とかによって変わる(ロリな殺し屋は別)

・JRPGはどうせカットシーン以外で死なないじゃん。

・>「AK47と聞いて興奮するか?」
興奮するじゃん。あの発射音を想像するとたまんないね。

・銃を撃つのもすごく苦労するんだぞ。エアガンでもペイントボールでも実物でもいいから現実にやってみろ。コールオブデューティやカウンターストライクみたいに楽に撃てるか!

・銃は弾切れがウザイのは確か。

・↑剣も振った後は体勢を戻さなきゃいかんだろ。JRPGは慣性の法則がないのか?

・「見聞色の覇気」とか習得したら銃なんて旧式になるよな。

・JRPGのキャラは弾をよけたり跳ね返したり、変なフィールド使ったりするからな。ジェダイの騎士みたいなもんか。

・ジェダイの騎士だってせいぜい20人くらいしかレーザーを捌けないだろ。

・サムライだって弓矢を使ったのを日本人は忘れたのか?両方持っていいんだから両方持てよ。

・そりゃ「剣はかっけー」だろうけどさ、開けた戦場で戦うんだぞ?銃は遠くから攻撃できるんだぞ?

・ゲームやっててリアリズムを気にしたら負け。ここは2chに同意。

・まあ、「フェイブル3(Fable 3)」は銃より剣と魔法で戦う方が楽しかったな。

・銃だってかっけーだろ。剣なんてそこらの主婦が野菜切る時に使わせろ。

・銃のかっこよさもわかってくれよ(涙)

・リアリズムがあったら駄目なのかよー。私らだって何を食べたり着たりするか考えるだろ?キャラが武器を選ぶ時にも少しの考慮があっていいだろ。

・ゲームは学校で銃を乱射する時のシミュレーションと考えるな。

・接近戦を楽しくしたいならチェーンソーがあるのに。

・↑マスターオブソードはチェーンソーなんかに負けない。

・↑マスターオブチェーンソーならどうかな?

・JRPGだけが剣を崇拝してるわけじゃない。「Dune」も核兵器とレーザーガンがある世界でなぜ剣やナイフを使って接近戦をするかの説明は放棄してる。

・「剣は神秘的な美貌の淑女。銃は扱いやすい安値の売春婦」という言葉を思い出した。

・↑銃は全然扱いやすくない。当て難いし、ものすごい反動がかかるビッチだぞ。

・JRPGは銃を使わないからクソだと言ってるんじゃない。なぜ使わないか理由を知りたいだけだ。

・日本は大昔に草薙の剣みたいな神話がある。アメリカは銃の時代から始まった歴史の浅い国だ。

・↑あー、それは確かに……。

・「ハリーポッターが銃を持たないのと同じ」に吹いた。

・ハリーを出されると反論できない。

・俺はハリーにも銃を持たせるぞ。

・日本でゲームを遊ぶ子供にとってリアリティは窓から投げ捨てるべきものなんだろうな。

・全てはガンカタで解決。

・↑F*** year! Gun Kata!


以上。
ガンカタは映画だから映えるけどゲームでやって面白いかな……。新しい戦闘法の開発が待たれます!

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fairypot at 18:26|PermalinkComments(138)

2010年11月12日

海外ゲーマーの疑問「なんで日本RPGは銃が嫌いなの?」

・私はFFが大好きだよ。でも銃やライフルやロケットランチャーがある世界でなんで剣を使わなきゃいけないの?そしてなぜ何百発も弾丸を受けて生きてるの?このロジックにはどんな理由が隠されてるの?

・銃はジャムるから。

・剣がかっけーから。

・弾丸が切れたら接近戦をするしかない。

・↑JRPGは弾切れしないじゃん。ワイルドアームズは別として。

・敵が銃で死なないくらい強いから。

・剣は力と勇気の象徴なんだよ。壁に剣をクロスさせて飾る事はあっても銃は同じように飾らないだろ?

・日本人は剣が大好き。個人的にはコンバットナイフかライトセーバーにしてほしいけど。

・自分の手にある金属が敵を切り裂いて、目の前で死ぬ。そこにパワーを感じるんだろう。

・剣の方が怖いから。真面目な話、銃は弾が入ってない場合やセーフティをかけてる場合があるし、少なくともアメリカではありふれてる。強盗やレイプの被害者は相手が銃を持ってる場合の方が刃物を持ってる場合より悲鳴をあげて助けを求める傾向がある。

・銃って結局は小さな金属片だしな。

・今でこそ確実に発射できるけど、昔の銃は全然信用できなかったんだぞ。

・RPGの世界はとにかく銃で死なないよな。アドベントチルドレンとか銃撃より刀で肩を刺される方がダメージ喰らってる。あれは少々イライラする。

・サムラーイは銃なんて不名誉な武器は使わない。

・銃だとコンボ技が出せないから。ベヨネッタは良いコンボがあったけど。

・剣で弾丸をそらすデビルメイクライ的な連中がいるから。

・↑全部バージルのせいだな。

・銃だと相手を真っ二つにできない。

・↑それはあると思う。

・悪魔とかは銃でちまちまダメージ与えてもすぐ回復しちゃうんだよ。剣で真っ二つにする方が倒しやすい。

・ファンタジーなら銃を無効化する魔法とかあるんでしょ。

・スターウォーズだとヴィブロブレードが防御壁を無効化するって言い訳があったな。

・銃を撃って、弾が切れたら剣を抜く。これじゃ駄目なの?

・科学より信仰の方が優先されるんだよ。お前らだってラストサムライ見て感動しただろ。


以上。
両方が銃だと「ガンカタ」するしかないもんね。

エンド オブ エタニティ 設定資料集
エンド オブ エタニティ 設定資料集 (ファミ通の攻略本)


fairypot at 17:37|PermalinkComments(98)

2010年11月08日

海外スレ「トイストーリーのウッディが変態的な顔をしたフィギュアが日本にある」


いやらしい顔のウッディがいろんなフィギュアと絡む写真がむこうにも伝わったわけです。

・私の少年時代の思い出がオーバーキルされた。

・やめろ、ウッディーーー!

・不気味だけど、なぜか承認したい。

・Holy Shit! 顔が変態すぎるぞ。

・これは……ユニーク。

・大爆笑!すごくハイな顔になってるな。

・この顔はピクサーが許可を出したの?詳細求む。

・これらの写真を全部集めてスクラップにしたいな。

・こんなものを作るなんて信じられない。日本人のばか!

・「トイストーリー」にいた少女の首にエイリアンの体をつくる改造フィギュアとかって私も昔やったわー。

・フィギュアサイトのあちこちにこの画像が出回ってるよ。

・レイトン教授も同じような画像に使われるよな。これほどダーティーではないけど。


以上。
国民的キャラクターだから叩かれるかと思ったら意外にウケてる?

ピクサー成功の魔法
ピクサー成功の魔法

fairypot at 12:47|PermalinkComments(47)

2010年11月05日

「クレヨンしんちゃん、中国で商標を争って海賊版に負ける」を中国人はどう思ってるか

中国スレから訳します。

・ひとまずは中国のパクリが勝ったわけか。orz

・偽物が本物に勝つとか……。

・言葉も出ないよ……。パクリ業者がますます強化されたわけじゃん。

・海賊業者は商標を独占してどうするんだ?原作より良い作品を描けるつもりか?

・↑正解。国内のマイケル・ジョーダン関連の商品を見てみろ。無茶苦茶だぞ。

・裁判はどっちか先に登録したかだけを見るからね。よくあること。

・96年に登録しておかなかったばかりに。この世界は残酷だ。

・海賊版が作られるの早すぎだろ……。

・残念だ。これで彼らも中国の違法商品の恐ろしさを知ったな。

・一足遅れて、日本人も海賊版の威力を知ったわけだ。

・これからは海賊版しか買ってはいけないのか?

・これを機に他の企業が商標保護を強めるんだろうか。まだ無料でアニメ見れるけど。

・明らかに海賊業者が悪いんだけど、こういう連中は世界中にいるからね。中国の企業も被害を受ける事は少なくない。

・私達はこういう問題を韓国から山ほど学習させられた。

・これは世界中で起きる事で、今回は彼らが授業料を払う番になっただけ。

・私達にだって法律の意識はあるんだよ。ただ、今回は先に登録したかどうかが問題だったんだ。

・繁体字で商標登録されてるんなら簡体字を使えば?
(中国語の漢字は2種類あるんよー>訳者)

・双葉社にいくらで商標を買い取るか聞いてみるか?

・このニュースは喜ぶべきか悲しむべきか(汗)

・海賊業者は本当にひどい。誰も奴らに法律を理解させる事はできない。

・こういう形で商標を取るって不快。こんな勝利はやめてほしい。

・これって中国市場が日本に全然重視されなかった結果でもあるんだよな。それでもやっぱり日本のが見たいんだよー。

・先に登録した業者は先見の明ありすぎ。

・この世は弱肉強食だ。以前は中国が授業料を払う側だった。この業者は先読みが良かったんだね。

・偽物の氾濫は中国で深刻な所まで来てる。

・こういう訴訟は汚職の問題もある。内陸の司法機関は風紀が悪くて、凶悪事件だったり徹底抗戦の覚悟がないと勝率は低い。

・私の身内もこういう裁判を内陸でやった事ある。2,3年くらい陳情したり手紙を書いたりして、最後は撤退した。

・中国でパクリ製品が作られるのは世界中で有名。双葉社は警戒しなかった自分を責めるしかない。

・法律上は問題ない。ナイキだってスペインでは先の登録があったから変更するしかなかったでしょ。

・↑法律上は問題なしでもこれは不公平と言いたくなる。私が理想主義なんだろうけど、他人の労働力の成果を略奪するのはわけもなく殺人をするのと同じく悪い事だ。

・中国だって知的財産の国際条約には加盟して、国内法もそれを体現してる。あとは実行上の問題だ。

・ベルヌ条約には中国も加盟してるんだよ。

・どんな法律を作っても救えない人は出てくる。

・一つ言うけど、こういう問題が起きたのは中国が世界初じゃないし、最後の一つでもないんだよ。

・判決文には「双葉社が自己の利益を保護する事を怠った」とあるけど、実際、今まで誰も双葉社に海賊商品を知らせなかったの?旅行者も含めて。そんな事がありうるのか?


以上。
これは法律を含めたシステムの問題もあるけど、消費者の意識の問題もあって、後者は日本もマジコン騒動とか見ると他人事じゃないですね。


ジェット・リーの名前がまだリー・リンチェイだった時代!

fairypot at 17:58|PermalinkComments(97)
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