2007年01月28日

SF小説「軌道離脱」の紹介

昨日、書店で買いましてさっき読み終えました。先に言うと、地球とその周回軌道の話なので、そこまでSFという感じではないです。でも面白かった!
あらすじをいうと、「抽選で民間宇宙船による軌道旅行が当たった男、キップ・ドーソンは家族の反対も押し切って宇宙へ出てゆく。しかし、突然の事故によりパイロットが死亡、通信は途絶し帰還する方法もわからず。ただわかってるのは4,5日後には二酸化炭素の濃度が上がり自分は死ぬということ。どうにもならずに地球を眺める彼は手元にあったラップトップコンピュータ(ノートパソコンの英語名)に自らの回想録を書いてゆくが、それは彼の知らないうちに地球へ送信され世界中の人間が読むことに。様々な思惑を持ちながら救出を考える企業、米国、NASA、そして他の先進国。そんなことを知らぬキップは自分の半生、不満、父との死別、自分のいる薬品メーカーの不正、思想などを数十年後の発見者のために書いてゆく。死を前にした男の真面目な文章に世界の人々は目が離せなくなり・・・」
というわけで、SF版電車男?実況してるという点だけですが。死を前にした本音を知らぬうちに世界に発信されてる、という羞恥プレイの極地みたいな状態ですが、いやあ、こういうシチュエーションもあったんですね。SF作家の多くが「やられた!」と思ったはず。通信ができないのに発信だけできるという設定は素人の私には「そんなのあり?」という感じですが、面白いので良し。映画化も決定してるようです。


軌道離脱


fairypot at 00:27│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by m   2007年02月19日 00:23
面白そうですね!
SFはあまり読んだことはありませんが
紹介文を読んで興味が湧きました。
2. Posted by     2008年07月25日 19:55
たまには過去ログを漁ろうかと見てみたらすぐこの記事にゆきあたりました。へえ〜こんな面白い本が出ていたんですね。

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