マーケティングに引っかかってやったぞ!
というわけで、私の感想。
何の宣伝もせずに読んでたら「おっ、マガジンもたまにこういうの載せるんだ」とか「まあ、なかなか良く描けてるんじゃない」と思ったけど、そんなに心に残らなかったはず。そりゃあ20歳超えた人間はこの世の不条理をだいたいフィクションか現実で見聞きしてますから(理解してるかは別)、「衝撃作」にはそうそう出会えません。「ラクガキされてたのは彼の机だった」にも全然驚きはしなかったです。
この漫画は大人が何も考えずに読めば「生徒と教師クズすぎww」という感想になりかねないし、考えすぎると「はいはい、障害者はみんな可愛くて天使ね」「あんな極端な善人と悪人がいるかよ」だし、読んでる際の頭脳の加減が難しい漫画だと思います。そういう意味ではやはり「少年誌」に相応しいかも。
視聴者が大人だけなら映画「ダンサーインザダーク」みたく救いようのないバッドエンドでインパクトを与えるという手もありますが、少年誌なら道徳の教科書みたく「ハッピーエンド」かこの漫画みたく「いちおうハッピーエンド・・・か?」みたいな展開しかないでしょう。
では社会問題の提起としてこの漫画がどうだったかといえば、「一つの漫画で社会問題が前進するわけないじゃん!」に尽きます。24時間テレビと同じく、この漫画も誰かにとっては感動作、誰かにとっては茶番。だからいろんな漫画を載せていけばいいと思います。
あのヒロインがメガネキャラみたく何の支障もなくクラスに馴染んだり、逆に邪悪ないじめっ子になったり、何一つ救われずに自殺したり、そういう漫画があってもよいと思うんです。最後は「誰得」と思うだろうけど、そういう漫画で「こんな世の中にしないよう頑張ろう」と思う人もいるわけで。もちろん「社会問題とか知らんがな」な漫画があっても良い。
ところで、最近ジャンプのニセコイで「メガネなくした」がギャグで使われたように、補聴器もギャグで使われる漫画があって良いと思うんです。「引くわー」と思うだろうけど、それがメガネくらい冗談で済む(イラっと来る人もいるけど、イラっと来るだけで済ませられる)世の中を目指すべきなんじゃないかな。
ちなみに、道徳といえば、「最強の道徳」はジャイナ教だと思います!不殺生のために餓死を目指す!これはすごすぎる。
というわけで、私の感想。
何の宣伝もせずに読んでたら「おっ、マガジンもたまにこういうの載せるんだ」とか「まあ、なかなか良く描けてるんじゃない」と思ったけど、そんなに心に残らなかったはず。そりゃあ20歳超えた人間はこの世の不条理をだいたいフィクションか現実で見聞きしてますから(理解してるかは別)、「衝撃作」にはそうそう出会えません。「ラクガキされてたのは彼の机だった」にも全然驚きはしなかったです。
この漫画は大人が何も考えずに読めば「生徒と教師クズすぎww」という感想になりかねないし、考えすぎると「はいはい、障害者はみんな可愛くて天使ね」「あんな極端な善人と悪人がいるかよ」だし、読んでる際の頭脳の加減が難しい漫画だと思います。そういう意味ではやはり「少年誌」に相応しいかも。
視聴者が大人だけなら映画「ダンサーインザダーク」みたく救いようのないバッドエンドでインパクトを与えるという手もありますが、少年誌なら道徳の教科書みたく「ハッピーエンド」かこの漫画みたく「いちおうハッピーエンド・・・か?」みたいな展開しかないでしょう。
では社会問題の提起としてこの漫画がどうだったかといえば、「一つの漫画で社会問題が前進するわけないじゃん!」に尽きます。24時間テレビと同じく、この漫画も誰かにとっては感動作、誰かにとっては茶番。だからいろんな漫画を載せていけばいいと思います。
あのヒロインがメガネキャラみたく何の支障もなくクラスに馴染んだり、逆に邪悪ないじめっ子になったり、何一つ救われずに自殺したり、そういう漫画があってもよいと思うんです。最後は「誰得」と思うだろうけど、そういう漫画で「こんな世の中にしないよう頑張ろう」と思う人もいるわけで。もちろん「社会問題とか知らんがな」な漫画があっても良い。
ところで、最近ジャンプのニセコイで「メガネなくした」がギャグで使われたように、補聴器もギャグで使われる漫画があって良いと思うんです。「引くわー」と思うだろうけど、それがメガネくらい冗談で済む(イラっと来る人もいるけど、イラっと来るだけで済ませられる)世の中を目指すべきなんじゃないかな。
ちなみに、道徳といえば、「最強の道徳」はジャイナ教だと思います!不殺生のために餓死を目指す!これはすごすぎる。