2007年04月24日

東京大気汚染訴訟、国が一部費用負担も

東京大気汚染訴訟、国が一部費用負担も

環境相「健康相談なら」方針転換
 自動車の排ガスで健康被害を受けたとして、東京都内のぜんそく患者らが国や都、自動車メーカーなどに損害賠償を求めている東京大気汚染訴訟の控訴審について、若林環境相は20日の閣議後の記者会見で、「具体的に被害を感じている人々から健康相談のニーズが出ている。健康相談なら国の費用負担を伴うものであっても検討しうる」と述べた。

 費用負担には一切応じないとしてきた国の姿勢を転換したものといえ、大詰めを迎えている和解協議に影響を与えそうだ。

 若林環境相は、健康相談の具体的中身については言及しなかったが、「総理も和解で決着を図りたいという意向を示しており、誠意を持って幅広く検討したい。具体的に話をして、前進しなくてはいけない」として、解決に向けた強い意欲を示した。

 同訴訟の和解協議で原告側は、国に主要道路の車線規制やディーゼル車などから排出される直径2・5マイクロ・メートル以下の微小粒子状物質(PM2・5)に対する環境基準の策定など新たな公害防止策のほか、医療費補助を求めてきた。公害防止策について、環境省は、排ガス汚染が特に深刻な都市部の交差点対策を大幅に強化した自動車NOx・PM法の改正案を今国会に提出したほか、「PM2・5」が健康に与える影響を総合的に評価する検討会も近く設置する。若林環境相は、「これも一歩踏み出した考え方であり、そういうことを原告団に説明していきたい」と述べた。

 一方、医療費補助などの費用負担について同省は、これまで「大気汚染とぜんそくの因果関係が明らかではない」として、否定的な姿勢を示していた。このため、原告団は19日に首相官邸を訪れ、国の医療費補助を改めて要請。安倍首相は同夜、記者団に「誠意を持って対応していかなければいけない」と話していた。

(2007年4月20日 読売新聞)




2007年04月13日

微小粒子状物質PM2.5規制へ 排ガスなどから発生

微小粒子状物質PM2.5規制へ 排ガスなどから発生
2007年04月13日16時10分 朝日新聞

ディーゼル車の排ガスなどから発生し、肺がんやぜんそくの主な原因として疑われる微小粒子状物質「PM2.5」について、環境省は13日、これを規制の対象とするため、環境基準の設定に乗り出す方針を固めた。PM2.5の規制は、東京都内のぜんそく患者らが国や自動車メーカーなどを訴えた東京大気汚染公害訴訟の和解協議のなかで原告側が強く求めており、大詰めを迎えている和解協議をさらに後押しすることになりそうだ。

 環境省は00年からPM2.5と健康被害の因果関係を調べるため、動物実験や疫学調査を続けてきた。近くPM2.5の健康への影響を評価する検討会を設置。これまでの調査結果や海外での規制の動向などを踏まえ、学識経験者らが基準設定に向けた作業に入る。

 この日午前の衆院環境委員会で、江田康幸議員(公明)への答弁のなかで環境省水・大気環境局の竹本和彦局長が「(基準設定に向け)積極的に取り組んでいきたい」と明らかにした。

 環境基本法にもとづく浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準は、大きさが10マイクロメートル以下(PM10)が対象。二酸化窒素(NO2)や二酸化硫黄(SO2などとともに設定されている。これらの規制物質は全国の測定局で汚染状況が常時観測され、大都市圏では「自動車NO2・PM法」でディーゼル車からの排出が一段と規制されている。

 2.5マイクロメートル以下のPM2.5は、毒性が強く肺の奥まで入るため、PM10よりも高い危険性が指摘されてきた。01年に参院でNO2・PM法改正案が可決された際には「できるだけ早期に環境基準を設定すること」との付帯決議があった。しかし「人体への影響がはっきりしない」として先送りされてきた。

 東京大気汚染公害訴訟の和解協議で原告側は、交差点など特に大気汚染がひどい場所への対策やPM2.5の規制などを国に要求。局地汚染対策は、今国会に提出されている自動車NO2・PM法改正案に盛り込まれた。このため、残るPM2.5の基準設定や常時観測体制の整備を「和解成立のための重要な要素」と位置づけている。

 和解協議では自動車メーカー7社も一時金(解決金)の支払いを検討するなどしており、協議は最終段階に入っている。

 〈PM2.5〉 大気中を漂う大きさ2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリ)以下の粒子状物質。2.5〜10マイクロメートルの粒子は自然のちりやほこりなどが多いのに対し、PM2.5はディーゼル車の排ガスや工場のばい煙など人工的な物質が多く、毒性が強いとされる。気管などで止まらずに肺の奥まで達するため、肺がんやアレルギー性ぜんそくなどを引き起こすとみられている。米国は97年に環境基準を設定。欧州連合も規制に動いている。




2007年02月24日

自動車NOx・PM法改正案

車増やす集客施設を規制
3大都市圏の交差点対象 大気汚染対策で環境省2007年2月8日(木) 京都新聞

 東京、名古屋、大阪の3大都市圏の自動車排ガスによる大気汚染防止策として、環境省が今国会に提出する自動車窒素酸化物(NOX)・粒子状物質(PM)法改正案の概要が7日、明らかになった。
 東京、愛知、大阪などの8都府県知事が、排ガスに含まれるぜんそくの原因物質のNOX、PMによる汚染が深刻な交差点周辺などを「重点対策地区」に指定。知事が交差点の立体化などの環境対策の計画を策定するほか、車の通行量の増加につながる百貨店など一定規模以上の集客施設の建設を知事への届け出制にするなど対策を強化。罰金などの罰則も設けた。

 ぜんそく患者らが国や東京都、自動車メーカーに損害賠償などを求めた東京大気汚染訴訟の控訴審の和解協議に向けて、国が原告側に示す大気汚染対策の柱となる。

 現行法では、8都府県の約250市区町村を対策地域に指定。対策地域に拠点がある運送業者や運輸業者が運行するトラックやバスのほか、ディーゼル乗用車にNOXとPMの排出基準を定めている。(共同通信)
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一定規模以上の集客施設の届出制というのが大店立地法とどう違うのかチョット分かりませんが、非常に興味がある法改正です。



2006年11月08日

欧州環境閣僚理事会 新大気質指令について合意

2006.10.20 EICネットの海外ニュースより

フィンランドが議長国を務める最初の環境閣僚理事会が、10月23日ルクセンブルグで開催された。
 今回の閣僚理事会では、大気質及び大気浄化に関する新指令について、政治的合意に達した。この指令は、大気質枠組み指令など5つの指令等を1つにまとめるとともに、微粒子(PM2.5)に関する大気質基準を導入するものである。
 また、自然資源の持続可能な利用に関する分野別戦略、11月に開催される気候変動枠組み条約締約国会議・京都議定書締約国会合(COP12、COP/MOP2)、バーゼル条約締約国会議におけるEUの交渉ポジションに関する結論も採択された。
 この他、海洋環境保護に関する分野別戦略などについても議論が行われた。【欧州閣僚理事会】【欧州委員会環境総局】

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=14473&oversea=1

EUのプレスリリース
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/06/389&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en



欧州環境閣僚理事会 議事録(2006年10月23日)
http://www.consilium.europa.eu/ueDocs/cms_Data/docs/pressData/en/envir/91391.pdf

EUでもPM2.5の大気質基準を定めるそうで。
それにしても毎年35万人の早死に寄与ってプレスリリースですごいこと書いてるな。



2006年05月22日

究極の車

1c698fd5.jpgエコカーワールド2006(低公害車フェア)が横浜の赤レンガパークで開催されます。
開催期間は平成18年6月3日(土)、4日(日)。
昔想像されていた21世紀の車は映画「ブレードランナー」に出てくるような空飛ぶ車ですが、このペースだと21世紀中は実現しそうも無いですね。
自分的に究極のエコカーは「どこでもドア」なのですが(車で無いとの指摘はスルー)、その次はやはり燃料電池自動車ですね。水素と酸素の化学反応で動く燃料電池車。排出される水を路面に流してヒートアイランド対策で一石二鳥。
電気自動車も魅力的ですね。今回のエコカーワールド2006には慶応大学の8輪自動車「Elica」も出品されるというのでぜひ見てみたいです。時速370kmで走り、5時間の充電で300km走れるというのだから凄い。なによりもエコカーの枠を飛び出した遊び心が憎い。
環境問題を取り扱うと、どうしても硬めな発想になりがちなので、こういう遊び心は常に忘れずにいたいものです。
なにはともあれこのエコカーワールド2006。子供の試乗体験コーナーなどもあり、子供連れでも十分に楽しめそうです。



2006年05月14日

アスベスト国家賠償提訴へ

<アスベスト>大阪・泉南地域で被害の8人、国家賠償提訴へ

アスベスト(石綿)を取り扱っていた大阪府南部・泉南地域の工場の元従業員や周辺住民ら8人が国の石綿対策が不十分なために健康被害を受けたとして、1人2000万〜3000万円、総額約2億円の国家賠償請求訴訟を26日に大阪地裁に起こすことを決め、14日、原告団を結成した。石綿被害による国への集団提訴は初めて。
原告は石綿肺などの患者5人と、死亡した患者の遺族3人。1950年代から90年代初めにかけて石綿紡績工場などで働き、石綿を吸い込んだ。3月施行の石綿救済新法は、対象を中皮腫と肺がんに限定しており、石綿肺は対象外。
 原告を支援する「大阪じん肺アスベスト弁護団」(芝原明夫団長)によると、泉南地域は100年にわたって石綿産業が集まり、その多くは数人規模の業者。国は戦前に被害調査し、それを担当した医師から法規制の必要性が指摘されていた。このため原告側は「国が対策を取ることは可能だった」と主張する。弁護団の村松昭夫副団長は「国は石綿被害を『知っていた。(対策を)できた。やらなかった』と言える。1審判決が出た段階で、新法見直しなど被害者救済策を求める」と話している。

石綿肺は「肺が線維化してしまう肺線維症(じん肺)という病気の一つ。肺の線維化を起こすものとしては石綿のほか、粉じん、薬品等多くの原因があげられるが、石綿のばく露によっておきた肺線維症を特に石綿肺とよんで区別している。職業上アスベスト粉塵を10年以上吸入した労働者に起こるといわれている。」というものだそうですが、なぜ石綿救済新法の対象外になっているのでしょう?
あの当時の国が石綿被害を知っていたのは事実だと思いますが、実際のところはこんなに大問題になるとは思わなかったという感じなのでしょう。それは国だけでなく、石綿を利用していた民間企業や社会全体がそういう認識だったのだと思います。
しかし、今の流れから言えば石綿による被害からの救済漏れを極力減らすよう原告勝訴が妥当な線でしょうね。
今回のアスベスト禍は被害が出るまでに20年以上のタイムラグが出るという点で本当に難しいものとなりました。今現在利用しているもので第二のアスベストになるようなものはあるのか。この問題を教訓に常に意識して情報をみつめる必要があります。




2006年05月13日

もったいないふろしきでカズでも連れてけば?

924f60f0.jpegFIFAワールドカップ日本代表に「もったいないふろしき」等によるごみ減量活動の実践等の協力を依頼

環境省では、物を大切にする日本の文化の象徴として、小池環境大臣がプロデュースした「もったいないふろしき」等をFIFAワールドカップ日本代表に渡し、ごみ減量活動を実践していただくとともに、FIFAワールドカップという国際的祭典を機に「ふろしき」文化を世界に広げ、循環型社会を考えるきっかけづくりへの協力をお願いします。

今日はW杯前の日本代表ホーム最終戦。予想通りのしょっぱい試合でW杯に出ないスコットランド相手に引き分けました。中一日の相手に・・。正直ヤバイです。
どうせグループリーグ敗退するならカズでも連れて行って日本中を盛り上げた方がいいような気がする。ドイツのピッチにカズが立ったら号泣する人は多いはず。最後のブラジル代表との試合でグループリーグ敗退が決まったときの最後10分でも使ったら世間はそれで満足です。

Yahoo!のアンケート『発表の時が迫る「サッカー日本代表」W杯登録メンバー。選出してほしいFWは?』では5月13日現在でカズが1位で16%、2位が平山で15%、ついで巻、佐藤という順。こういうアンケートは基本的にまだ試されていない選手が上位に来るものですが、それにしてもドイツでおそらくピッチに立つであろう選手が上位4選手に選ばれていないというのはちょっと・・・。それだけ今の日本代表FWにみんなストレスを感じているんでしょう。

サプライズ人事が好きな小泉首相だったらここでカズを選ぶでしょうね。カズをもったいないふろしきにでも入れて連れて行ってW杯を盛り上げてください。

ところで日比野克彦氏のF組UROSHIKI楽しげなデザインですね。




本日は世界フェアトレード・デー

9606ebfc.jpeg5月第2土曜日は世界フェアトレード・デーということで、以前のエントリにも書きましたが、世界中でイベントやキャンペーンが同時開催されます。

世界フェアトレード・デー2006公式ページ

公式ページではTシャツアイロンプリント用のPDFが利用できるようになっており、自分用のオリジナルTシャツを作ることができます。

フェアトレードのサイトを色々見てつくづく思うのが、やっぱり男が欲しくなるような商品があまり無いなぁということ。オーガニック・コットンの服にチョコレートやコーヒー。フェアトレード・デーの今年のテーマは「今こそフェアトレードを!」ということですが、興味のない商品を無理やり買うわけにもいかないし続かない。
まだ男性は顧客のターゲットとして設定していないということなんでしょうね。
なんて思っていたら強烈に惹かれる商品が株式会社イミオ(旧有限会社グローバルトレーディング)さんのサイトで見つかった。またフットサルボールなんですけど^^
以前購入したボールは綺麗なデザインでかっこよかったのですが、今度のはメチャクチャ可愛い!欲しい!でもそんなにボールあってもしょうがないし・・・。
久しぶりに物欲を掻き立てられました。




2006年05月10日

吸わない人は歯が丈夫?〜たばこと歯の関係〜

c92c27e9.gif吸わない人は歯が丈夫 たばことの関係を初調査
中国新聞 5月8日19時14分

40歳以上の男性で喫煙しない人は、習慣的に喫煙している人と比べ、自分の歯が20本以上ある人の割合が高い−。厚生労働省が8日公表した国民健康・栄養調査では、喫煙習慣と歯の状況の関係を初めて調べた。
 それによると、喫煙者の場合、歯が20本以上の人は40代で90・7%いるが、50代は71・5%と減少。70歳以上は22・2%しかいない。
 一方、非喫煙者は40代92・6%、50代88・1%と減少幅が小さく、70歳以上も32・3%は歯が20本以上あった。
 過去に喫煙習慣があったがやめた場合は、50代、60代、70歳以上の各年代とも、歯が20本以上ある人の割合が喫煙者より高く、非喫煙者より低かった。

たばこの成分がどのように歯に影響を与えているのか分かりませんが、そもそもタバコを吸う人は健康などに対して無頓着なため、結果的に体のどの部分と関係を調べても悪い形での相関関係があるということにはならないでしょうか?
先日の厚労省調査結果でも「喫煙と肥満と運動不足そろうと医療費4割増」という結果が出ており、喫煙の有無や肥満度などによる応分の保険料負担の導入を提言した報告書を厚労省に提出したということです。この辺の結果責任の考え方は今の日本人には受け入れられやすいでしょう。

以前は私もタバコを吸っていた時期がありましたが、子供が生まれるときにやめました。先日、何年かぶりにタバコのパッケージを見て仰天。表面の1/3くらいのスペースを使ってタバコの有害性を記載してあるではないですか。これを見てなおタバコを吸おうというのだから大したものだなと逆に感心してしまいます。まぁ、喫煙者の方にとって、見慣れた今となってはただのデザインとしてしか映ってないでしょうが。
そのうち肺がん末期の辛い症状や厳しい治療などが記載されるかもしれませんね。

<参照>
フィリップ モリス インターナショナル
MARLBORO



2006年05月08日

ファセオラミンでダイエット失敗?

livedoor ニュース


[ダイエット]視聴者から下痢など苦情相次ぐ TBSの番組
 TBSは8日、6日に放送した健康番組「ぴーかんバディ!」で取り上げたダイエット方法を試した視聴者三十数人から、下痢やおう吐を訴える苦情が寄せられたと発表した。TBSは、このダイエットを控えるか、医師らの意見を求めたうえで慎重に対応するよう呼びかけている。
 TBSによると、問題のダイエットは約3分間いった白インゲンの粉末をご飯にまぶして食べるというもの。番組では、インゲンに含まれる成分が、炭水化物の吸収を抑えると説明していた。放送翌日から、電話やメールで「激しいおう吐や下痢症状を起こした」とする苦情が相次ぎ、病院で治療を受けたと訴える視聴者もいたという。
 放送前、スタッフらが試したが、問題なかったとしている。さらに番組内で「豆は生で食べると腹をこわす恐れがある」「糖尿病の人は医師の相談を受けて」などと、注意喚起していた。
 TBSは「食べ合わせや調理方法、豆アレルギーなどが原因の可能性がある」としているが、さらに調査を進めている


ファセオラミンとは、白インゲン豆に含まれる成分で、ダイエット効果があるとして近年注目されているそうです。ファセオラミンは消化酵素α-アミラーゼと結合しデンプン質が体内で糖になるのを防ぐ働きをします。1gのファセオラミンで、炭水化物2250kcal分の吸収をブロックさせるという報告もあるそうです。(ソースは追っていないので「あぁ、そうですかとしか言えませんが」)
今回の「激しい嘔吐」や「急激な下痢」等の症状を訴える苦情が出たことでちょっと安易に手を出す気持ちは萎えたものの、それを踏まえたうえでも試してみたくなるような効果がTVでは紹介されていました。医学・健康情報サイト「J-Medical」では「ファセオラミンを1ヶ月摂取した場合、平均2.9kgの体重減少、筋肉の減少なしに10.45%の体脂肪率の減少、ヒップサイズ1.39%、太もも1.44%、ウエスト3.44%のサイズダウン」という効果を報告しています。イタリアで年齢20 −45 歳、5 −15kg の体重オーバーの健常者男女60 人を対象に行われたテストで、偽薬を用いたグループとフェーズ2服用の2 つのグループに分け、栄養士の指導の下、30日間で効果を調べるという調査方法をとったそうです。
ダイエットは苦しい割になかなか効果が見えず、挫折してしまうもの。これだけの効果を短期間に実現できるのはやはり魅力的です。逆に劇的な効果が見られる分、本当に体に害がないのか心配になってしまいますが。
とりあえずは様子見。というよりは現時点では情報が少なすぎて危険な香りが・・。

参照サイト
お得ネット
J-Medical
メイプロインダストリーズ株式会社




2006年05月01日

アジアの環境と私たち−もう無関心ではいられない−

国立環境研究所公開シンポジウム2006が開催されます。
メインテーマは「アジアの環境と私たち−もう無関心ではいられない−」

日時・場所
2006 年6 月4 日(日)12:00〜17:00
京都産業会館8 階「 京都シルクホール」 (京都会場:定員700 名)
2006 年6 月18 日(日)12:00〜17:00
東京・芝公園・「メルパルクホール」(東京会場:定員1,200 名)

自然と社会経済活動を通したアジア地域とわが国の間の相互作用についてこれまでの国立環境研究所の研究成果をもとにわかりやすく紹介してくれるそうです。
昨年も出席しましたが、一般市民向けに分かりやすく説明をしてくれて大変勉強になります。昨年は学生さんがたくさん居たような記憶があります。
今回の講演では「アジアを巡る私たちのごみ」と「国境を越える対流圏オゾン」に興味あり。
また、講演だけでなく、ポスターセッションも研究者の方に直接質問ができるので面白いです。自分的に一番興味があるのが「化学物質の環境リスク評価」ですね。「中国東北部における都市大気汚染の現状と健康への影響」というのも公害問題が深刻化している中国の現状を知るために要チェックです。

たまには「国立環境研究所施設公開」にも行ってみたいのですが、つくばまではなかなか行けませぬ。7月22日(土)に「夏の大公開」があるそうなので、次こそはなんとか行ってみようと思います。



2006年04月29日

ふろしきもなかなかお洒落

テレビの政府広報CMで「もったいないふろしき」を推進する内容のものが流れていました。通常の結び方だけでなく、バックとしての利用方法なども紹介されており、また、そのふろしきの綺麗さに「なかなかイイな」と思わされました。あまり柄がゴテゴテ書いてあるものよりシンプルだけど微妙な色合いが綺麗なものに惹かれます。
ふろしき研究会では綺麗な写真やふろしきを海外の人に紹介したい方用に英文解説りリーフレットを掲載していたりと充実したHPを作成しておりなかなか面白いです。また、群馬県の桐生市役所では「ふろしきの包み方あれこれ」というものを写真、イラスト付きで紹介しており、実際に使ってみようという方にとって便利なHPとなっています。
テレビの綺麗な映像で見せられるとふろしきは非常に魅力的に感じるし、それを利用する女性も「和」というイメージをほのかに匂わせて素敵に感じます。
嫁さんに「ふろしき使ったことある?」と聞くと無いと興味なさそうに即答されてしまいましたが(笑)
ただ、男がふろしきを使うイメージがまだできない・・・。
男性のファッションには女性のような遊び心が入り込むゆとりがないのでしょうか。
スーツにはさすがに無理だよな・・・。ユニクロみたいなシンプルな服ならかろうじてOKかな?




2006年04月27日

募金できる自動販売機

募金できる自動販売機、仙台に1号機
2006年04月27日19時52分 asahi.com

 自動販売機を「募金箱」に――。自販機を活用して募金の拡大につなげようという試みが、このほど仙台市内で始まった。客が自販機の募金ボタンを押すと、募金分を差し引いた釣り銭が戻る仕組み。売り上げの一部を寄付にまわす自販機はあったが、利用客がボタンを押して募金するのは全国でも初めてという。
一見、ごく普通の清涼飲料水の自販機だが、コインの投入口の上に「10円」と「100円」の2種類のボタンがあり、募金分を何度でも押せる。ジュースを買った後、押した金額が募金になり、その分を引いた釣り銭が戻る。ジュースを買わずに募金だけすることもできるし、募金なしでジュースだけ買うこともできる。募金は宮城県共同募金会に寄付され、社会福祉施設や災害支援事業などに配分される。

ありそうで無かったという商品ですね。非常に面白いアイデアだと思います。
ジュースの値段が130円と中途半端なことで、小銭がジャラジャラ出るくらいなら募金しちゃおうって感じになるのではないでしょうか。
+αで、それぞれの人の過去の募金合計みたいなものが記録として残るとリピーターを確保できそうな気がします。クリック募金で表示される過去のクリック数などもなんとなく楽しいものですしね。
宮城県でよい結果が得られたらぜひ全国展開して欲しいものです。



2006年04月26日

フェアトレードデー

アースデーが終わったと思ったら(参加してないけど)、次はフェアトレードデーというのがあるそうで。今まで知りませんでしたが、毎年5月第二土曜日は世界各国でフェアトレードをアピールするイベントが同時開催されるそうです。
世界フェアトレードデー2006

東京ではこんなイベントがあるそうです。
興味深い内容ですね。今までフェアトレードといえばフットサルボールを購入したぐらいなのですが、こういうイベントの中で「これ欲しい!」と思えるような物にめぐり合えたら楽しいです。基本的に物欲がないから色んな商品を見ても食指が動かないんですよね。

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イベント名: 世界フェアトレード・デー
主催者団体: グローバル・ヴィレッジ
後 援: 外務省、インド大使館(申請中)、バングラデシュ大使館(申請中)
開催場所: 東京ウィメンズプラザ
開催場所住所: 東京都渋谷区神宮前5-53-67
開催日時: 2006年5月13日(土)
イベント内容:
 生産者を招いてのセミナーやワークショップ、ファッションショーなどを開催。
フェアトレード・マーケットやワークショップなど企画も盛りだくさん!入場料は500円です。
プログラム (ホール):
12:00 開会式
  開会スピーチ、ビデオ・メッセージ上映
12:45 フェアトレード・セミナー「フェアトレードの現場から」
  インドのフェアトレード団体「アシャ」代表のルーカス氏とバングラデシュのフェアトレード団体「スワローズ」代表ライハン氏を迎えてフェアトレードの挑戦について語る
14:00 質疑応答
14:45 ピープル・ツリーファッションショー
15:15 エコメッセージ&デザイン・コンペ表彰式
 「オーガニック・コットンで育つ」をテーマにしたベビーウェアのデザインを募集。その入賞作品を発表!
16:15 ライブ
17:00 フェアトレード・セミナーII 「ロハスとフェアトレード」
  昨年来のロハスブームの広がりと、環境や自分の健康のみならず、社会の持続性を実現する活動「フェアトレード」とのつながりを考えます。
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6月になったら次は環境月間。日本では「環境基本法」(平5法91)第10条で、6月5日を環境の日と定めています。
春からイベントがいっぱいですね。




2006年04月25日

情報は様々な視点から

情報は様々な視点からのものを収集し、それぞれの意見の中から自分なりに判断する。一応、そういう考え方で情報収集を行ってきました。
しかし、自分の専門分野から完全にかけ離れている「国際関係」の情報については一般的に本やネット上で論じられていることを「片方の視点」からのみ収集していることに気付きました。
これに気付かせてくれたのが「サステナ・ラボ」というブログの中の「先進国のエゴ?」というエントリ。
この中で、『熱帯林を伐採したり、プランテーションを開発するのは、環境負荷が大きいので止めましょう。こう主張したときに必ず出て来る反論は、「それは現地の人の生活を考えない先進国の人間のエゴだ」というもの』と書かれています。仰るとおりで恐らく自分も本やネット上から仕入れたであろうこの考え方を特に違和感無く受け入れていました。しかし、実際に現地の方の意見ではそういう声はほとんど無く、「自分たちの住む森がなくなって困る」という意見の方が多いようです。もちろんサステナ・ラボのブロガーである環境アナリスト足立氏が収集した現地の声も多くの人々の中の一部の声であり、いわゆる途上国の方々の総意ではないでしょうが非常に貴重な意見であるといえます。
情報は発信者の立場や媒体であるマスコミのフィルターなど様々な要因により一つの事例も色々な見方ができます。また、情報を受け取る側についても、持論に凝り固まっていると、どんな情報を得ても自分に都合のよい解釈をしてしまいます。今までの持論をいつでも捨てる覚悟で情報に向き合う。自分の目で確認することのできない情報が氾濫する時代だからこそ情報を収集するリテラシーが重要といえます。

ちなみに先ほど紹介した「先進国のエゴ?」のエントリの中では「現場に十分な配慮がなされていない調達については、むしろ私たちはNoと言うべきだと考えます。より良い管理がなされるようにならなければ、私たちの消費が、現地の経済や生活を向上させることにはならないのです。」と論じています。
環境負荷の大きい製品については「NO!」と言いたいところなのですが、現実的にはこれらの情報は一般的にはほとんど流通していません。私たちの身の回りには「中国製品」が非常に多く存在しています。一方で、中国における環境汚染の深刻な状況は皆さんご存知の通りです。では、私の持っている靴や子供のおもちゃなどの中国製品は環境に大きな負荷を与えながら製造されたものなのでしょうか?それとも中国の中では珍しく?環境に配慮した企業で製造されたものなのでしょうか?日本の商品については「グリーン購入」などから情報を収集することもできますが、海外への負荷となるとなかなか・・・。
まだまだ環境に関する本当に必要な情報というのは流通していないというのが現状かもしれません。



2006年04月21日

アスベスト禍の今後

「アスベスト禍-国家的不作為のツケ」という本。著者がアスベストの専門家ではなくジャーナリストであることや、安井先生の「市民のための環境学ガイド」の中の「アスベスト最終回」という記事の中で酷評されていたことからあまり期待しないで読み始めました。いえいえとんでもない、かなり内容が充実した良書です。アスベスト関連の問題は被害者が広範囲の業種に渡っていることから、これだけの取材をするのは大変だったのではないかと思います。

安井先生のこの本への批判として「行政とは、その時点における国民全体意向である。」、要するに当時は国民も経済を優先するために多少危険でもアスベストくらい使ってもいいだろという民意があったということなんでしょうが、実際そうだったでしょうか?自分が学生時代にアスベストの問題が大きく取りざたされた時期がありました。著書の中で「87年の学校アスベストパニック」として紹介されている時です。その時のアスベストに対する知識としては「体に有害なもの」というくらいでした。そして、アスベストのことがその後語られなくなり、アスベストの問題は解決したと認識していました。他の人達も同じような感じだったのではないでしょうか。

・20年以上の潜伏期間がある
・65年に英国でアスベスト工場周辺住民に中皮腫などの被害が出ていることが論文で発表されていること
・アスベスト規制法案が議論をされることも無く廃案になったこと

こんなことは知識として全くありませんでした。情報を提供しない状態で「民意」と言われても納得できるものではありません。

また、保険業界がアスベスト被害の危険性を事前にキャッチし、アスベスト被害を免責事由とすることを企業向けの損害賠償保険の契約に盛り込んでおり、国がそれを認可しているというのには悪意すら感じます。米国などのアスベスト訴訟の状況を把握しており、日本も同じ状況になると認識していたのでしょう。
米国では02年までに払われた補償金、裁判費用の総額は700億ドルにも達すると言われています。
先日のクボタの対応(周辺住民への救済金の支払い)には拍手を送りますが、クボタのように体力のある会社は多くありません。日本で今後被害が増加していく中で泣き寝入りをしなければならない人を作らぬよう、制度を作っていく必要があります。

また、労災が認定されても、給付額が被災前三ヶ月の賃金を暦上の日数で割った額が給付額の基準となるというのもアスベスト被害のように潜伏期間が長い症状に対して杓子定規に同じ対応をするのも問題です。50歳で発症して10代の頃の賃金で対応されるのはあまりに理不尽。ケースバイケースでの柔軟な対応が望まれます。

アスベスト問題について安井先生は行政を攻めるだけでは対応できないと述べられてますが、以前書いたエントリ「行政官の覚悟」の中で紹介した元環境庁の橋本氏の言葉「環境省には、もっと自分たちが叩かれるように仕組んで行政を進めていくという戦法が足りな過ぎる。もちろん叩かれるのは大変だが、それ以外に進む道はないと私はそう考えてやってきた。役人は不正を働かない限り身分は保障されている。そのことを最大限生かすべきだ。」という考え方を今こそ持っていただきたいと思います。



アスベスト禍―国家的不作為のツケ




2006年04月20日

スギ間伐材を二酸化窒素削減に利用

花粉対策のスギ間伐材、排ガス浄化に活用…都が実験へ
(2006年4月18日3時0分 読売新聞)

自動車の排ガスに含まれる二酸化窒素(NO2)の削減対策として、東京都は今月から、浄化にスギの間伐材を活用した実験に取り組む。
 都内ではディーゼル車規制の結果、発がん性が指摘される浮遊粒子状物質(SPM)は減少したが、ぜんそくの原因になるNO2汚染は改善されていない。都では花粉症対策で伐採されるスギ材の活用と排ガス浄化の“一石二鳥”を狙っている。
 奈良・東大寺の正倉院では、スギで作られた「唐櫃(からびつ)」が、中に収納した宝物を1200年以上も守り続けてきた。大阪府環境情報センターの調査では、唐櫃内のNO2などの大気汚染物質の濃度は外気よりも77〜89%も低く、スギのNO2除去率はヒノキの約3・5倍に上ったという。
 都の実験場所は、首都高速道路の東京港トンネル(品川区)。点検用通路にスギのおがくずをフィルターとして利用する測定機器を取り付け、トンネル内の空気を通して、浄化効果を検証する。浄化能力はスギの産地によって差があるとのデータもあり、多摩地区の6市町村で伐採されたスギを試すという。

面白い実験ですね。仮に杉が二酸化窒素除去に効果的という結果が出たとして、どのように利用すれば幹線道路沿線での二酸化窒素削減を促すことができるのでしょう。
花粉症対策も考えていると言うことは、普通に杉を植えるわけではないですよね。
杉の木材を使った低層遮音壁の設置?それとも道路沿道の住居では杉の木材を利用した家具を利用するなどを推奨するとかでしょうか。ユーモアのある利用方法が考えられると楽しいですね。
自動車排ガス測定局において達成率H14年:83.5%、H15年:85.7%、H16年:89.2%と全国的には改善の傾向にある二酸化窒素による汚染状況。(資料は環境省HP
東京都だけが取り残されている状況なので、この実験でいい結果が出るといいですね。



2006年04月19日

食品アレルギーって増えてるの?

筑紫哲也のNews23で今週扱っている特集は「食」について。
今日は「食品アレルギー」についてでした。
自分自身や家族などにアレルギーを持つ者がいないため、ほとんど知識がない状態でした。放送の中で、「年配者から理解されない」というアレルギー患者を持つ家族の方のコメントが出ていましたが、年配とはいえない自分もそんなに重い症状が出るということは認識していませんでした。

吉田芳真子さんという管理栄養士さんのHPに分かりやすく食品アレルギーの症状が記載されていたので転載させていただきました。
http://www2.neweb.ne.jp/wc/hooko/

--引用----------------------------------------------------------------------
・アナフィラキシー・ショック
舌にシビレを感じ 急速に血圧が下がり 顔面が蒼白になり 脈拍が早くなり胸が苦しくなり 冷や汗が出るなどの症状がでる。
(原因食品はソバが多い)

・食事依存性運動誘発アナフィラキシー
特定の食べ物を食べてから時間をおかずに運動を始めると アナフィラキシー・ショック症状をおこす。または 蕁麻疹・喘息をおこすこともある。
(原因食品はエビ・蟹などが多い)

・急性蕁麻疹
慢性の蕁麻疹は食事との関係が乏しいと言われるが 急性の蕁麻疹は食物が原因のものもある。(原因食品は青魚・鶏卵・エビ・蟹など広く見られる)

・アトピー性皮膚炎
乳幼児・幼児期早期には食物アレルギーと関わることが多い。
(多くは鶏卵が原因)

・気管支喘息・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎
アトピー性疾患との関わりでおこることが多い。
--引用終わり-----------------------------------------------------------------

放送の中では「アレルギー患者が増えている」と伝えていましたが、数値を出していただけなかったのでどの程度増えているのかが理解出来ませんでした。で、ネットで検索してみても「増えている」という表現はよく見かけるのですが、グラフ等を見つけることが出来ません。唯一自分が見つけられたものが「(独)食品総合研究所」の中の「アレルギーと食べ物にはどういう関係があるのですか?」というQ&Aのページにあった数値。
ここでは、「愛知県で行われた調査によれば4-15歳児のアトピー性皮膚炎有症率は1981年から1992年の11年間で2倍以上増加していますが、その後、減少に転じています。」と述べています。アトピーの数値だから食品アレルギーの増減とは関係ないのですかね?
また、イギリスのほうの資料では「イングランドで重症アレルギーが急増」という記事がありました。(2003年11月の記事なので鮮度は微妙ですが)
ここでは、重症の食品アレルギーで収容された人数は11年間に5倍に増えたと述べています。アレルギーが増加している理由は解明されていないようですが、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの免疫薬理学教授のジョン・フォアマンは子供が土壌生物に触れなくなったことがアレルギーに罹りやすくしているというものだと語っているということです。
こう言われてしまうと「あぁ、そうなのかな」と思ってしまいますが、実際のところどうなんでしょうか。小さな子供は今も昔も砂遊びや土遊びが大好きで、極端に土や砂から遠ざかっているとは思えないというのが現在子育てをしている自分の実感です。
食品アレルギーは先進国で特に増加しているということですが、どの地域でも同じように増加しているのか、ある特定の文化の場所で急増しているのか。なんにせよデーータがなかなか見つからないな〜。



2006年04月17日

画期的な和解

<アスベスト>クボタが患者側と合意 早期の高額補償で決着
(毎日新聞) - 4月17日21時29分更新

「旧神崎工場周辺の石綿疾病患者並びにご家族の皆様に対する救済金支払い規程」
の骨子について


大手機械メーカー「クボタ」は17日、同社旧神崎工場(兵庫県尼崎市)の周辺でアスベスト(石綿)関連がんの中皮腫を発症した患者に対し、新たな補償として1人当たり2500万〜4600万円の救済金を支払うと発表しました。
公害問題で法廷での原因究明を経ずに企業と被害者側が合意するケースは極めて異例とのことで、今後の企業の対応としてのモデルケースとなりうる画期的な決断と言えるのではないでしょうか。

今回のクボタの対応により、「企業責任を問う」という流れの中でこれまでの経済主義一辺倒では結果的に大きな損失を発生することが明らかになりました。市民の側としても企業や行政とともにより良い社会を構築できるよう正しい知識を身につけ情報を収集していく必要があります。(祭りのようなパニック現象を起こしたり、対処不能なゼロリスクを求めるのは逆効果)

アスベストに関する情報をここにきて非常に多く流通していますが、「図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断」(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)は非常に分かりやすくてイイです。何がイイってカラー写真が非常に多く使われており、吹付けロックウールやアスベストが混入されている成形板など、文字で聞いただけではイメージが湧きにくい物を分かりやすく説明してあります。
本当に身の回りでアスベストの有無をチェックしたいと思ったときに利用できる実践的な本と言えます。お勧め!




図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断




2006年04月16日

不確かさと数値の読み取り方

家の掃除でいらないものを棚や引き出しから出していたら、色々な雑誌や本、かつて収集した資料が出てきました。むかし読んだこういうものを捨てるかどうか考えながら読み返すのは楽しいものです。
そのなかで、こんな資料も読んだなと目に留まったのが「不確かさの入門ガイド」(平成16年5月1日 (独)製品評価技術基盤機構認定センター)
自分は計量という仕事に関わっているため、測定値の不確かさというのは常に意識していなければいけません。
測定の不確かさとはどのような測定結果にも存在する「疑わしさ」であり、この疑わしさはどの程度のレベルなのかを意識する必要があります。測定値は必ずしも真値にギリギリまで近づいている必要は無く、状況に応じた許容範囲がありそれを満たしていればOKということですね。ここで紛らわしいのが「誤差」という言葉で、混同しないようにする必要があります。
・測定値の不確かさ:測定値の不確かさを数値で表したもの
・誤差      :測定された値と真の値の誤差
測定を行う上では測定の誤差も不確かさも存在を0にすることはできないため、その発生要因が何処にあるのかを理解し、不確かさの解析・評価を行うことが重要です。

ところで話は変わりますが先日「日本の平均」みたいなものを数値化しているバラエティ番組がありました。設問自体は面白いものもあったのですが、平均を設定するのに常に算術平均を使っているのはどうなのかな〜って思ってしまいました。
「夫の携帯電話の履歴をチェックするか」などでは平均値より最頻値を出すとか標準偏差などでばらつき具合を見せるとかした方がいいと思うんですけどね。



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ふぁるこん
GISやSNSなどに興味を持つ環境コンサルタント。
技術士(環境部門)
フットサルで脂肪を燃焼させることが趣味の2児の父です。
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