-- 有限会社大橋工業 --

2011年03月18日

2011年03月18日

地震 1

3月11日14時過ぎに携帯の緊急地震警報が鳴り出し
地震が来ると心の準備はしていたが、ゆるやかな横揺れが何分も続き
やがて電気が止まり事態は深刻と判断して、従業員を帰宅させた。

電気が止まり
テレビも視れないので車のラジオで津波が来る事を知った。

写真は原町
遠くに見えるのは原町火力発電所

2011年3月13日0001


























津波被害は深刻だ
津波とは、
波が動くのとは違って、水がとてつもないパワーで次々と押し寄せ
建物など木っ端微塵に破壊していく

写真は
自動車や建物が津波にもまれて御覧のように****。
2011年3月13日0000
























ダンプカーでさえこんな状態に、
今回の津波で弊社でも
社員が1名消防の非難広報中に津波の犠牲に・・・・・・・・・。
又、社員の妻が浜街道を帰宅途中津波に飲まれ
田圃の中の車の中で発見され昨日順番待ちで火葬に・・・。

比較的安全とされていた相馬の海
多くの人は津波が着たら二階に上がれば非難できると安易な考えで
直ぐ脇に高台が有っても非難せず災害に合った人が沢山いる。


2011年3月13日0002
























地震発生後
酪農家は悲痛な状態に陥っていた。
電気が来ないのでミルカー(搾乳機)が動かないので搾乳出来なく
オッパイがパンパンに張り、牛達はウメキのような叫びを声を発していた。
因みに、
一日このままの状態が続くと、乳房炎に掛かってしまい
乳房炎に掛かった牛は廃牛となって処分されてしまうので
時間との勝負で一刻も早く搾乳が急がれる。
事態は深刻でぎりぎりの状態で相談を受けた。
2011年3月13日0003
























弊社には、発電機が溶接用と発電用で三台あり、社員と二人で準備・配線・移動設置と
牛達の悲痛な叫び声にせかされ大急ぎで稼動させた。
同じ規模の酪農家が玉野地区には6軒あって
三台の発電機でローテーションを組んで深夜まで掛かって第一回目の搾乳を終え
大変感謝されたと思う・・・・・・・。

写真の発電機をトラックで移動させ、
電気が開通するまで、2日間管理ボランティアを会社上げて取り組みました。

2011年3月13日0004
























大橋工業が臨時の野外対策本部に・・・。
部落長等との今後の対策を相談。

2011年3月13日0005
























相馬市役所へ
区長と供に、酪農家の搾った牛乳は加工工場が震災で被害を受け引取りまで時間が掛かる為
搾った牛乳は捨ててしまうので、震災にあって非難された方々に届けられないかと
市の職員の方々にあらゆる方面に問い合わせて頂いたが
煮沸する鍋が無かったり器が足りないなどで断念せざるを得なかった。

一週間後の今も私が頂いて社員や知り合いなどに配って
大変喜んでいただいています。

まだ、まだ牛乳は有ります近所であれば配達します。

2011年3月13日0006























相馬市役所に寄せられた援助物資
地震直後なのでこれだけしか寄せられておらず、市内からの援助物資が多かった。
2011年3月13日0007
























月曜日電気開通と同時に玉野支所のガソリンスタンドを開店
区長等と治安を守る為立会い
やっぱりいたヤクザ風の世捨て人
幸い私は会社に帰宅中だったが断るに一苦労だったと******。

何処から聞きつけるのか、知らないよその人も多かったし
2000円分(13リットル)の給油に200台以上が並んで予定数量修了。


2011年3月13日0008
























近所の食肉加工所から
友情義援物資が届く・・。
ありがたい・有り難い。

2011年3月13日0009

























福島の西地区の豆腐屋さん
水道の給水が開始と同時に製造開始したが
配達するトラックの燃料が無く沢山出来たての豆腐を買い求め社員や知り合いに配った。

2011年3月13日0010
























115号線
原子炉の放射能漏れにより、非難地区をさけて115号線は
援助隊などのトラックや緊急車両でラッシュ状態。

今日、
原子炉に冷却水の注入が失敗すれば
玉野地区も放射脳汚染に・・・
自衛隊と東京消防庁の注水の成功を心より祈るだけ。


2011年3月13日0011

farm_an at 10:27|PermalinkComments(5)TrackBack(0)