こんにちは。Farm Rootsの嫁のほうです。
最近写真の整理をしていたら、かれこれ5年前のアフリカ・ジンバブエに行った時の写真を見つけて、「ああそうだ、農業しに行ったんだっけ」と思い出しまして、今日は私たちの農業を始める原点ともなった、アフリカでのワークキャンプのことをシェアしたいと思います。
もしかしたらワークキャンプにこれから行きたい、という方も読まれるかもしれませんので、お役立ち情報も載せちゃいます!

【なぜアフリカにワークキャンプに行こうと思ったのか】 

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ジンバブエの位置 ココ!

それまで登山用品店に勤めていた私たちですが、自然が好きなことと、嫁の実家が兼業農家(米を作るくらい)なのも関係して、2人でいつか農業をしたい、という思いがありました。

それに加えて嫁はアフリカ好きでした。アフリカにはそれまで2度一人旅をしたことがあったのです。
というのも途上国に農業技術を教えたりするNGOなどに興味があり、そのために農業技術を磨きたい!というのが夢でありました。その夢は現在進行形なのですが。

それで新婚旅行代わりに、アフリカに農業ボランティアをしにいきたい、と思い立ったのです。

このときは安全を考慮して日本のワークキャンプをあっせんするNPOのNICEさんにてワークキャンプの申し込みをしました。こちらでは代理店的なことをしていただけるので、ジンバブエへの申し込みはしてもらえました。南アフリカへの航空券と、ジンバブエへのバスチケットは自分たちで取りましたけれど。

【そもそもワークキャンプって何?】

国際ワークキャンプとは、国内・海外で世界の仲間や住民と一緒に、地域のために動く「合宿型のボランティア」のことです。日本を含め、世界約95か国、3000か所で開催されています。
森の手入れ、動植物の保護、有機農業の応援、子ども・お年寄り・障がい者・難民等のお手伝い、遺跡発掘や城・寺の修復、学校やトイレの建設、アートづくり、村祭りの運営など、地域や時代の特色を活かしたユニ-クな活動がたくさんあります。通常は1日6-7時間、週5日程度、働きます。

NICEさんのHPより抜粋

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銃のオモチャで悪ぶる私とこどもたち。

 私たちが行ったところはジンバブエの首都にあるTOSEという複合福祉施設で、失業者への支援や重度障害児の保育支援などを行っているところでした。
そこの菜園を手伝ったのです。

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 寝るところと、リーダー。

ジンバブエ人のワークキャンプリーダーと寝食を共にしつつ、朝から畑を耕したり、排水溝を掘ったり。 
トウモロコシ畑に肥料を撒いたり。キャンプリーダーとガチ喧嘩したり。許しあったり。
鶏の世話したり。子供と遊んだり。

そんな感じの 2週間半でした。

あっ、さらっと流しちゃったけどとってもつらかったんでした。

作業がつらいわけではなく、このリーダーとのコミュニケーションがつらくてつらくて。雇われリーダーなので、やる気もなく、もともと高学歴で、ハイパーインフレで失業した人だったのでプライドも高くて、思えばかわいそうな人なんですが、とにかくコミュニケーションが取りづらく・・・つらかった・・・!!!

(ちなみにジンバブエでは高学歴で外資系に勤めていた人なども失業して、その後、低賃金の労働者になっている方が多いのです。TOSEにもそんなインテリな作業員がけっこういました。)

でも週末には小旅行に行ったり、ジンバブエ人の友達もできたりして、今思えばいい思い出です。

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青の洞窟もびっくりの蒼さの謎の洞穴があります

【ジンバブエってヤバい国なんじゃなかったっけ】

ハイパーインフレや、高い失業率、治安の悪さ、独裁者の存在など悪評高いジンバブエ。

しかし、その中で識字率ほぼ100%を誇っていたり、もとは隣国群を食わせていた農業大国であったりと、ハイパーインフレさえなければ、とっても文化的程度が高い素晴らしい国だったようです。

その証拠にジンバブエ人はとっても勤勉で、腰も低くマナーがいいのですね。イギリスの植民地だったからか、なんだかみんな紳士的。

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親友ロイド。ふざけるけど真面目

若者はほとんどみんな英語をしゃべることができます。ちょっとハイクラスなジンバブエ人はきれ~いなイギリス英語をしゃべります。

私たちはワークキャンプ後ジンバブエから南アにわたり、さらにスワジランドと旅行をしたのですが、フレンドリーさや、旅行者に対するマナー、働く態度などはジンバブエがピカイチでした。

今後のジンバブエの動向が気になります。最近までのキューバみたいになっていくのかな?

【で、かんじんの農業はどうだったのか】

このワークキャンプ、本来はいろんな国からいろんな人が集まって開催されるんですが、ジンバブエという場所柄か、受け入れ側の都合か、私たち以外に参加者がいなかったのです!
そういうわけで農業といってもできることも少なくて、本当にお手伝いがすこーし出来ただけでした。

この作業、ほんとにわたしたち必要かな?と思えることも多々あって、モヤモヤしたのも事実。

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サツマイモ植えました


それと、大事なことがわかりました。
「機械の偉大さ」です。

ジンバブエは独裁国家で国際政治から経済封鎖を受けていて、中国以外から外貨が入ってきません。
実際流通しているお金は小銭は「南アランド」、札は「アメリカドル」で、むちゃくちゃな方法です。
そんなことから、農業機械だけでなく、ほかの機械類・・・質の良いエンジン類や電化製品はほとんど入ってきません。中国製のすぐ壊れるものばかり。

ですのでジンバブエではイギリス人や国が経営している大農場以外は農作業はほとんど手作業が多いようです。
草を刈るときも、草刈り機はなく、刃先を少し鋭利にしただけの棒で草をたたき切る。
ドリルもないので、土は手で掘る。
もちろん耕すのはクワ。

私たちが行ったTOSEは外国から支援を受けていてお金はたくさんあるはず(車いすやベッドなどは立派)なのに、農業機械はありませんでした。

「この作業、機械でやったら1時間で終わるのに、3人がかりで3日かけてやってるよ・・・」
ということもザラで、それならこのワークキャンプ費用分寄付したらいい機械買えるやん!と思ったことも。

(本来ワークキャンプはたくさんの人数でやるものなので、できることが限られていたのもあります。)

でも手作業でやることにも意義はあって、人間の限界を知る、という気づきが得られました。
この気づきって大きいと思います。
人間にできることって少ないんだと知ることで、謙虚に機械に向きあうことができますから。
そんなわけで機械って偉大だなあ、と改めて感じたワークキャンプでありました。

いまだにジンバブエの友人とはFacebook上で連絡を取り合っています。
絶対また行くぞ!p(^^)q
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人間は小さく、自然は大きい!でも人間の知恵が作り出したものも偉大だ!と悟った農場長

【ワークキャンプに役立ったサイトと、持ち物まとめ】
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トラベルコちゃん
 http://www.tour.ne.jp/w_air/
格安航空券さがしに。

Skyscanner http://www.skyscanner.jp/
こちらも格安航空券さがしに。

グレイハウンド南ア https://www.greyhound.co.za/
ヨハネスブルクからジンバブエ行は、安心のグレイハウンドで。24時間でジンバブエのハラレに着きます。バスの途中でみられる砂漠の星空が最高!イミグレーション・陸路越えは強気で攻めて。

NICE http://www.nice1.gr.jp/
ワークキャンプにはこちらであっせんしてもらいました。

〇持ち物〇

あってよかったもの 

テント・・・週末旅行の宿泊費節約に。テントサイトは豊富にありますよ~。
寝袋・・・必須
マルコメみそ個包装タイプ・・・ジンバブエ人も味噌汁を喜んでくれました。
地下足袋・・・結構使えたかも。
腹巻型貴重品入れ・・・これはあると安心。あっても襲われるときは襲われるけど、ないよりマシ。
ヘッドライト・・・停電が毎晩のように起こったので、ヘッドライトは助かりました。

もっていって使わなかったもの

作務衣・・・ 着るときなかった・・・
調理用ストーブ ・・・キッチン付きのゲストハウスを選べば必要ない。

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ちなみに
こちらに、私の体験談が載っています!よかったら見てみてください。
NICE 私の履歴書 http://www.nice1.gr.jp/topics_detail23/id=2981


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