2006年03月07日

構造説明会資料最終ページ

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セメントの水をたくさん加えると、セメントが柔らかくなり施工が楽で工期も短くなり、コスト削減されます。これを、手抜き工事の代表格「シャブコン」と言うそうです。水が少ないと施工の手間は増えますが、硬いコンクリートが出来上がります。

The Tokyo Towersに「1m2あたりの耐荷重量が約3,000tのコンクリート(強度30N/mm2)を100年コンクリートといい、耐久性に優れたコンクリートとされています」とあります。またベイクレストタワーにあるように、階によって強度が異なり、一番弱い高層階でも30N/mm2以上の強度を有しているときに、100年コンクリートを使っている、と称している様です。近隣のタワーでも100年コンクリートですが、お隣のラクシアさんは300年コンクリートとのことでしたね。

  
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2006年03月06日

構造説明会資料6ページ目

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KOKUJI(L2)1,2,3というのが極めて稀に発生する模擬地震動で、このほかに近年の大地震の実測値として、EL CENTRO、TAFT、長周期波実測値としてHACHINOHEが使われます。実測値としてこれらが使われるのは、これしか無いからで、また地盤の強度が考慮されないという弱点があるそうです。つまり、TAFTで1952年に起きた地震と同じ地震が港南で発生したとしても、これと同じ揺れが建物にかかるわけではなく、TAFTに1952年にフェイバが建っていたなら、というシミュレーションにしかならないからです。関東大震災を参考に港南の地盤を考慮した地震波としてKANTO(KOUNAN)が使われています。

上段の表が入力した地震波で、これを小さくすると構造偽装になります。左下の図が、建物の硬さをあらわす最大応答層間変形角です。建物がいくら硬くとも脆ければ、必ずしも壊れにくいといことではないですが、まずは十分な強度があることが前提になります。

右下の図の加速度とは、速度の変化のことです。100Gal=1m/s2で、重力加速度は9.8m/s2です。時速250kmの新幹線の中でもお弁当は座って食べられますが、新幹線から飛び降りたら、きっと玉子焼きは弁当箱からころげ落ちるでしょう。何が言いたいかと言うと、速度の変化が揺れの強さを表しており、建物内部の人や家具の倒れやすさは、この揺れの強さに連動するということです。

昨日も申しましたが、建物は地面に固定されていますので、1階は地面の揺れと同じだけ揺れます。この図を見ると、26階あたりが一番揺れが少なくなっていることがわかります。

この図の詳しい見方は、キャピタル・マーク・タワー(免振構造供がわかりやすいです。私はこのキャピさんの図を見るまでは、上階で最大応答加速度が大きくなるのは、制振間柱が途中までしか無いためだと勝手に納得していました。どうやら、高層タワーでは、自然とこのような波形になるみたいです。そういえば、制振間柱は20階までですので、これが原因だとすると、図と合わないですね。

また、中層階以外はまさに、キャピさんの指摘のとおり「立っているのが困難な揺れ震度6弱380Gal」になります。ご近所の方々も含め、高層階と低層階の皆様、特にお気をつけ下さい

  
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2006年03月05日

構造説明会資料5ページ目

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まず、最初にお断り致しますが、私は素人です。以下に誤りがあれば訂正したいと思いますので、詳しい方の意見をお待ちしています。

建築基準法の規制は、高さが60mを超えると、高層建築用の厳しい基準をクリアしなければならず、国土交通省大臣の大臣認定が必要になる。

そのひとつは、阪神淡路大震災を参考に作られた告示波という仮想地震波を与えた場合、建物の最大応答層間変形角を1/100ラジアン以下に抑える構造設計にしなければならないというもの。

層間変形角というのは、ある階から見て、その1つ上の階がズレる角度のことで、各階の壁の傾きと考えれば良い。受験時代の記憶によると、2πラジアン=360度なので、1/100ラジアンは0.57度。フェイバの階高は3,215mmなので、我が家の関数電卓によると、3215mm×tan0.01(rad)=32.15107171mm。つまり、床に寝転がって天井が見たとき、その動いた幅は3.2cm以下でないといけない。

建物は地面に固定されていますから、地震の時には、1階は地面の揺れと同じだけ揺れます。建物が理想的に頑丈であれば、その1階揺れと2階以上の揺れが全く同じになり、柱は真っ直ぐに立っていて、建物へのダメージは無いわけです。その場合でも、室中に居る人や家具は、地面と同じだけ揺れるので、タンスは倒れますが、壁ははがれ落ちない、といったところでしょうか。実際の建物では、1階の揺れに2階、3階、4階・・・がついて行けずに、柱がしなることになります。強度不足の建物ではこのしなりが大きくなり、柔軟性の限界を超えたところでポキッと折れてしまいます。

ごちゃごちゃ書きましたが、この最大応答層間変形角が小さいほど、建物は硬いということになります。

(これで合ってますよね?合ってるとか、間違ってるとか、コメント下さいませ)

  
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2006年03月04日

構造説明会資料4ページ目

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フェイバは制振構造を採用しています。フェイバだけでなく、コスモポリス品川、ラクシア品川ポルトチッタ、パークタワー品川ベイワードワールドシティタワーズと制振構造です。

芝浦アイランドは耐震ですが、キャピタルマークタワーでは免震を採用しています。その他、天王洲のサンウッドや大崎のル・サンクは住居部分のみ免震と工夫しています。正直なところ、免震と聞くとちょっと羨ましいです。

  
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2006年03月03日

構造説明会資料3ページ目

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このページは、ご近所さんのHPの方が分かり易いです パークタワー品川(クオリティ) コスモポリス(構造) すなわち、

・地表2m程度は大正時代に埋め立てられたもので、軟弱な地盤です。2階〜3階建ての建物を建てるにも、深い杭を打たないといけない。

また、この地層は極めて稀に発生する地震で液状化の恐れがあるが、建物の真下は2.6mの深さまで基礎を掘っているので、建物が液状化によって倒れたり傾いたり、地盤から離れて浮いてしまうような恐れはないとのこと。

・地下14.9mという内陸部と比較しても浅いところに東京礫層という1万年前の地層があり、そのN値は50以上である。この支持層が比較的地表から浅いところに存在するという意味においては、湾岸だから地盤が軟弱というわけではない。

地盤としては、芝浦や勝鬨でもほぼ同様のようです。TTT58でもコスモポリスさん同様に直接基礎を採用していますね。フェイバはパークタワーさんとほぼ同様の杭で建物を支える基礎構造です。

  
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2006年03月02日

構造説明会資料2ページ目

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日本ERIの構造性能評価の審査に合格し、国土交通省の大臣認定を取得と書いてあります。また、当時は全く関心がありませんでしたが、主筋径D29〜41とあるのは、鉄筋の太さのミリメートルを示しており、SDというのは高強度鉄筋のことでした。

その他に柱の太さや、3階、14階、19階、28階と上階になるにつれて梁が細くなっていることが記載されています。

 

右下の図は、日本ERI(港南3丁目タワー計画)の方がわかり易いかも知れません。

  
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2006年03月01日

構造説明会資料表紙

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2004年10月に実施された構造説明会の資料です。開催時期が早かったので、購入者の中でも1/3程度の方は参加出来なかったのではないでしょうか。概要は、先日行われた現地見学会時の構造説明会と同じですが、この資料には、より詳しい図表も掲載されています。

お持ちで無い方は、ぜひ伊藤忠に依頼して取り寄せられることをお勧めします

 

  
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