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前回の「共感覚」、そんなびっくりな感覚を持ってる人が
私の周りにいたんです。
知人のお嬢さん(中学生)が、ある日なにげなくお母さんに
「数字には色があるでしょ」と言った。
そんな感覚はまるで持っていない母がポカーンとしていると、
「じゃあ、3が青なのは簡単だからわかるでしょ?」と言われ
ますます「???」になってしまった。

私もまったくわからない感覚なんだけど、
色といえば・・・と、友人のカラーアナリストに早速話してみました。
以下私たちのやりとり。

「知人のお嬢さんは、数字には色があるというんだけど、アナタもある?」
「え?あるでしょ?」(とーぜん、という顔)
「そのお嬢さんから初めてそれを聞いたお母さんが???になっていると、
 ”じゃあ、3が青なのは簡単だからわかるでしょ?”と言われて
 ますます???になったらしいのよ。」

そしたら彼女、間髪いれずに
「ええ〜、3はピンクよぉ、青じゃないわよー。青は5よー!」
って叫ぶの。で、私にむかって
「それはわかるでしょ?」と。

これにはびっくり仰天。
同意を求められてもねえ、わたしゃ全然わからん、と言うと
こんどは反対に驚かれました。

ちなみに彼女の色はこんなかんじだそうです。
1:オフホワイト、2:黄色、3:ピンク、4:チャコールグレー、5:青、6:ライトブラウン、7:黄緑、8:緑、9:紫
0:無色透明。

彼女の中でも時として微妙なものもあるらしいのですが、
3、5、7、8は確定しているらしく、
「8が緑なのはわかるでしょ?
 8に比べて7はシャープだから黄緑なのわかるでしょ?」
・・・全然わかりません。

さらに驚いたのが、
彼女にとって、それぞれの数字は色だけでなく、
シャープ=男性的か、丸みをおびてソフト=女性的、といった形のイメージもあるそうで。
「3はさあ、なんか女の子っぽくて、女子高生がブリブリしてる感じしない?」ですと。

今度は彼女が飲んでた青島ビールのきれいな緑のビンを指して
「これが86なのはわかるでしょ?」
・・・だからわからないんだってばあ。(泣)

8は上下にマルが2つで安定している→緑や木など自然のイメージ、
それに加えて数字の形自体が丸みをおびているので、優しいイメージ。
6は丸いけど、若干シャープさも加わる。
なので、このビンは86。
・・・なんじゃそりゃ?

彼女にとって1や7や9はシャープなイメージ。
2と6は柔らかだが曲線具合が少なめなので、3ほどラブリーではないそうです。

続けて、テーブルにあった白いレンゲは18、
シャープなデザインながら若干曲線のあるステンレスの灰皿は19、
紙ナプキンは11だと。
彼女、いたってマジメです。

彼女も今までこんな話をしたことがなく、
当然誰でも数字にイメージは持っているものと思っていたそう。
子供の頃から数字に関しては「共感覚」があったようで、
数列、たとえば電話番号とか銀行の通帳番号とかを見ては
「いいかんじ♪」とか「だっさーい」とか思うんですって。
通帳や会社の電話番号など、自分の意志で選べない番号が
彼女的にダサイ番号だったりすると、すごくイヤなんだって。(笑)

私が逆に、入ってくる情報、とくに音楽の音程については
数字処理に近いことをやってるのだ、と話したら
今度は彼女がびっくり。
音楽をきいて情景が浮かばないなんて、信じられないらしい。
うかばないよ〜。小学校の音楽の授業で「この曲を聴いて思い浮かぶことを書きなさい」なんて
ものすごい苦痛だったもん。

私にとっては数字は情報処理の手段で、
彼女には数字が新たな画像イメージを与えてる。
脳の動きが全く逆方向なんですね。不思議。


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