先週末の3月14日(日)、2010年度F.B.I. フローターマスターズトーナメントの第1戦が茨城県牛久沼にて開催されました。
F.B.I. フローターマスターズトーナメントも十数年目を向かえたこともあり、限られたトーナメントフィールドでのマンネリ化を避けるため、今年度はかなりリスクの高い時期やフィールドでの大会が予定されています。

この初戦も例外ではなく、去年の開催時期(4月5日)では少し遅かったことも踏まえたスポーニング絡みのデカバスラッシュの第一陣を狙ったリスキーな大会。
この選択が吉と出たのか凶と出たのか・・・以下の大会レポートをご覧下さい。
牛久沼は開催日直前の寒波で水温が下がっているらしく、水温は10℃前後。また、田植えの準備前のため牛久沼の水位はかなり低く、
さらに前日プラの時点からも10~20cm水位が落ちるといった難しい状況でした。
水温低下と減水でシャローに上がってくるバスは少ないと容易に予想できるが、水深変化の乏しい牛久沼はシャローに上がる前のステージングポイントや越冬場所などを絞り込むのが非常に難解なフィールド。
今回は誰がこの難解な牛久沼を攻略し、年間ポイントランキングにスタートダッシュをかけるのか・・・開幕戦の幕が切って落とされました。
大会のスタートエリアは西谷田川の細見橋付近。
ノンオール艇が6名、オール艇が19名の計25名のエントリーがありました。
大会当日の朝方は冷え込んだものの昼間は気温も上がり、「もしかすると・・・」と期待が持たれましたが、蓋を開けてみるとやはり激シブだったようです・・・。
去年と同じく魚をキャッチできたのはお立ち台に登った3名のみで、ウェイインされた魚も3本のみでした。
3位は、細見広場内のパラアシをテキサスリグで攻め、見事バスをキャッチした城川氏。ウェイトは1本で800g。大会当日はスピナーベイトを引きまくったがノーバイト・・・あきらめかけてふとした拍子に投げたテキサスリグに食ってきた待望の一本。自ら「ごっつぁんフィッシュ」と謙遜していたが、この時期の牛久沼はルアーを通す場所にシビアだ。点の釣りのテキサスリグで食わせたのはバスのポジションが見えている証拠。偶然でも何でもない、実力で勝ち獲った一匹だ。
2位は、細見広場内のパラアシをスピナーベイトで攻め、見事グッドサイズをキャッチした長谷川(和)氏。ウェイトは1本で1150g。牛久沼で釣りをしているボーターの誰もがクリスタルSを使っていることに目をつけ、ジャッカルのイラプションを改造したオリジナルのスピナーベイトを使用し、クリスタルSに飽きたバスに見事口を使わせた。毎年、得意の巻き物が活躍するシーズン中盤~後半に順位を上げるマスター争いの常連の長谷川氏だが、今年は苦手な初戦を2位という好順位でスタートすることができた。現在のF.B.I.において、トーナメンターとして最も「強い」長谷川氏。2度目のマスター獲得に向けもう迷いはない。
そして優勝は、今大会のビッグフィッシュとなった45cm、1220gを持ち込んだ菊池氏。伝家の宝刀「センコーノーシンカー」を武器にいつも牛久戦で無類の強さを発揮する菊池氏だが、天神下のアシで今回の価値あるビッグフィッシュをキャッチしたのもやはりセンコーだった。センコーに関してはゲーリー・ヤマモトを完全に超えていると思う(笑)年間ランキング上位の超常連でありながら、これまでビッグフィッシュ賞の+10ポイントの壁に阻まれてマスターを獲得できなかった菊池氏だが、これで準備は整った。まだ初戦を終えたばかりだが、今年は菊池氏がフローターマスター最有力候補であることに疑う余地はない。

<成績表>
ビッグフィッシュ賞:1220g(菊池昭彦)
1位:菊池昭彦  1220g/1本
2位:長谷川和雄 1150g/1本
3位:城川晃邦  800g/1本
以下、22名ノーフィッシュ。


風もなく静まり返る牛久沼。朝は霜が降りるほど冷え込んだ。
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受付中
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ノンオール艇のスタート前
左から、鈴木(悟)氏、宮崎氏、土野氏、小熊氏
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左:鈴木(悟)氏、右:今井氏
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左:河田氏、右:藤井氏
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左:影山氏、右:山岸氏
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鈴木(智)氏
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内藤氏
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ウェイイン中。貴重な一匹に皆の視線が集まる。
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左:3位の城川氏、右:2位の長谷川氏
相変わらずこの2人はよく釣ります・・。
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優勝した菊池氏。
釣った魚は明らかに他とは違う魚だった。
センコーで食い気のないバスに無理やり口を使わせたそのテクニックに、皆からは「このケダモノ!」などど非難(祝福?)の声が浴びせられた。
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左:お立ち台3人。
右:参加された皆さん、お疲れ様でした!
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次回は4月25日、茨城県 霞ヶ浦 小野川エリアで開催されます。
小野川エリアは2003年以来7年振りの開催。スポーニングの進行が早い小野川エリアで、この時期にどのような魚がキャッチされ、誰が勝つのか・・・今後のフローターマスターズも目が離せません。
是非とも多くの方のご参加をお待ちしております。

なお、エントリーの詳細につきましては、後日F.B.I.ホームページ(http://www.floaters.jp/)
にアップされる大会案内をご覧下さい。

(レポート:川村)