2010年10月

2010 F.B.I. フローターマスターズクラッシック 山中湖

F.B.I. FLOATERMASTERS CLASSICは、フローターマスターに並ぶF.B.I.の2大タイトルの1つであり、今年度の各トーナメントの優勝者及び前年度のフローターマスター/クラシック優勝者、並びに今年度の年間ランキングから左記有資格者を除いた上位5名のみに参加権が与えられる栄誉ある大会。
賞品はなく、皆が狙うは優勝のみ。
純粋にFLOATERMASTERS CLASSICチャンピオンの栄冠のみを競う秋の祭典です。

2010年度のFLOATERMASTERS CLASSICは、2010年10月24日、山梨県山中湖にて開催されました。

山中湖での開催は、2008年の最終戦以来2度目の開催です。
今年度の過酷な出場権争いを勝ち抜いた以下の10名の精鋭たちにより争われました。

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<ノンオール艇:6:30 Start~14:30 weight in>

細貝浩一(年間ランキング7位:繰上げ2位)
宮崎幸治(年間ランキング10位:繰上げ5位)

<オール艇:7:30 Start~14:30 weight in>

長谷川和雄(年間ランキング1位:2010フローターマスター、第2戦霞ヶ浦(小野川)優勝、第5戦真野ダム優勝)
藤井将之(年間ランキング2位:2009クラシック優勝、第3戦桧原湖優勝)
保坂政博(年間ランキング3位:第6戦霞ヶ浦(東浦)優勝)
菊地昭彦(年間ランキング4位:第1戦牛久沼優勝)
川村俊明(年間ランキング5位:2009フローターマスター、第4戦三春ダム優勝)
土野究(年間ランキング6位:繰上げ1位)
富永裕一(年間ランキング8位:繰上げ3位)
城川晃邦(年間ランキング9位:繰上げ4位)

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山中湖の水位は2008年の開催時より数十センチ高く、ほぼ満水状態。
水温は16~18℃で、水色も良くターンオーバーの影響はないようでした。

2008年の大会では開催直前にバスの放流があったため非常にキャッチ率の高い大会となりましたが、今回は放流があった10月6日から2~3週間ほど経過しており、釣果が計算しやすい放流バスもすでに放流ポイント周辺から散ってしまっているとのこと。5名の選手が前日プラに入りましたが、キッカーとなるネイティブどころか、3本の放流バスがキャッチされたのみであり、放流バスもイージーには釣れない難しい状況でした。
【前日プラ】

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スタートエリア前を釣る藤井氏。

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土曜日は晴れ渡り、富士山が良く見えた。

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前日の夜は2~3℃まで冷え込み、湖からは湯気が立ち昇っていた。


【大会当日】

大会当日は曇りで、気温はそれほど低くないものの時折小雨が混じり肌寒く感じられました。

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朝焼けに染まる山中湖。

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手前はBuck’sBag’s社のリバーゴースト(土野艇)。
細い径のチューブ2本からなる2気室タイプのポンツーンを使用。水の抵抗を増すことで、その名のとおり河川のような流れのあるところに強く、風の影響も受けにくい。
奥はBuck’sBag’s社のピンキーカップ(嘘)。

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準備に余念がない宮崎氏。
ターゲットはネイティブか、放流バスか・・・。

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手前から、土野氏、城川氏、富永氏。

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ノンオール艇のスタート直前。
細貝氏(左)と宮崎氏(右)、ともにJOYCRAFTのフローター。



6時30分 、ノンオール艇の細貝氏と宮崎氏がスタートし、その1時間後の7時30分 、オール艇の8名がスタート。

プラで明確な手ごたえを感じている選手はおらず、選手全員に優勝のチャンスがある。
シャローのウィードに付いているであろう放流バスを狙っていくのか、又は4~6mレンジのワカサギの泳層付近の水深や、よりディープのワカサギに付くネイティブを狙っていくのか・・・選手たちは思い思いの作戦を胸に秘め、秋の難解な山中湖に挑みました。

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金色に輝く湖面に浮かぶ細貝氏。

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静まり返る湖面に浮かぶ。

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オール艇のスタート直前。

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スタートの合図のため岸で皆を見守る藤井氏。
今年1年、ご苦労さまでした。

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シャローを攻める城川氏。
写真を撮っていても、正直、山中湖はあまり絵にならない・・・。

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長谷川氏。

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土野氏。

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砂の岬に野生の鹿が出現。
それにしてもえらく立派な鹿だ・・・こんなのが山中湖にもいるんですね。

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山中湖と言えばコレ。
観光船「プリンセス・オデット号」。

口を半開きにしたところに、製作者の非凡なセンスを感じる。


14時30分、ウェイイン。
結局、前日から魚の活性は変わらず、また、多くの観光ボートやウェイクボードの大会開催などマイナス要素も多く、参加者10名中4名が放流バスをウェイインしたのみの寂しい釣果に終わりました。

以下、上位4名のパターンです。
4位は、1本で515gを持ち込んだ土野氏。
スタート地点前のシャローで魚が跳ねているのを見てとっさにスピナーベイトを通し、一時的に活性の上がった魚をバジングでキャッチした。このところ大会ではコンスタントに魚をキャッチし、安定感が増している土野氏。この調子で必ず来年度も活躍してくれることでしょう。期待しております。

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カメラがちょっとプチトラブル中だったのでピント全然合ってなかったですね・・魚も曲がってるし。スイマセンでした。


3位は、1本で630gを持ち込んだゴルゴ宮崎氏。
デニーズ前のシャローのウィードをシャロークランク(イマカツ、ワイルドバッツ)で攻め、見事ターゲットを仕留めた。13時頃に釣れたとか、釣れた水深は1.3mとか、13投目で釣れたとか、色々な噂が聞こえてくるが真相は定かではない。

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ミッション終了。


2位は、2本で855gを持ち込んだ川村氏(私です)。
砂の岬水深4~5mに沈んだレイダウンの、ウィードの絡む根元付近を3/4ozジグヘッド+5インチフラグラブで攻めて1本キャッチ。30分ほど休ませ、同ポイントをスモラバでせめてもう一本追加。その後はネイティブを狙い、旭日丘からスタートエリアまでの水深5m前後をラバージグと巻物で広く探りましたがノーバイトに終わりました。

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ネイティブ・ヤマナカンが釣りたかった・・・。


そして今年度のCLASSICチャンピオンは、3本で1225gを持ち込んだ城川氏でした。
湖南西部の水深3.5m~4mレンジのウィードを、ラインのポンド数を調整して攻め分け、厳しい状況の中で見事リミットを揃えた。ルアーはショットダブルフルサイズ(ノリーズ)。巻物で中層を攻める強い釣りを得意とし、これまでの大会でも数々のビッグフィッシュを持ち込んできた城川氏であるが、ビッグタイトルの獲得は自身初。
本当におめでとうございました。

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この状況でリミット達成はお見事!

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念願のビッグタイトルに思わず顔がほころぶ。


多数の方から予想いただいたトトカルチョの結果ですが・・・予想を上回るローウェイト戦(笑)に、残念ながら該当者ナシでした。城川氏本人が賭けた1500gがニアピンでしたが・・・残念。

余談ですが、大会終了後にメンバーでほうとうを食べにいった際、城川氏は最後まで「結構量多いな・・もうお腹いっぱいだよ・・」「カボチャが・・」などと、チャンプらしからぬ弱音を吐き続けていた。来年度は、黙ってスープまで飲み干せるスケールの大きさを身に付けてきて欲しいと思います。


今回はクラシックということで、以下に参加選手全員のパターンなどを簡単に報告します。
長谷川氏:プラの結果から長池エリアを狙う予定だったが、ウェイクボードの大会開催により断念。なぎさ前にてディープクランクで放流バスを1本釣ったが、ネイティブしか眼中にないため再放流。その後、ベイトに付くネイティブらしきバスを掛けたが惜しくもバラしてしまった。

藤井氏:プラで湖北西シャローにバスを何本か見つけていた。当日は700gをキャッチしたが、原因不明のデッドフィッシュ。推定1500gのネイティブも見つけており何度も入り直して狙ったが、口を使わせることができなかった。

保坂氏:ディープのベイトを追いかけメタルジグ。シャクリまくって撃沈。

菊地氏:なぎさ前でスピナベのリフト&フォールで放流バスを1本キャッチしたが、負けず嫌いの菊地氏は、長谷川氏が釣った放流バスを逃がしたことを知り、対抗して再放流したらしい(笑)

細貝氏:山中湖に来る途中、中央道に乗り損ない首都高を一周した。この時点で今回はダメだと感じたとのことで、見事?予感が的中。ノーバイトに終わった。

富永氏:プラで長池方面のストラクチャーに付くバスを見つけていたが、大会当日いなくなっていた。ディープに浮いているバスを見つけたがバイトは得られず、その後もノーバイトに終わった。

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参加された皆さん、お疲れさまでした!


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この土日は本当に激シブだったようで、JBのTOP50プロの山中湖ガイドでも2日間で2バイト、チビを1本キャッチしたのみだったようです。

これで2010年度のF.B.I. FLOATERMASTERSトーナメントが全て終了しました。運営に携わった皆さん、出場された皆さん、本当にお疲れ様でした。

また来年も「楽しく」そして「真剣に」フロータートーナメントを開催していきます。
皆さんのご参加をお待ちしています!




20010 F.B.I. フローターマスターズ 第6戦 霞ヶ浦(東浦)

2010年10月3日(日)、茨城県霞ヶ浦にて2010 F.B.I. FLOATERMASTERSトーナメント第6戦が開催されました。

今年度のトーナメントトレイルも最終戦を迎え、年間タイトルが決定する大事な一戦。
ポイントランキング首位の長谷川氏と、7ポイント差で追いかける藤井氏(私)、そして僅かながら逆転の可能性がある菊地氏の3名。1位と2位のポイント差は7ptながら、ここまで既に1、2、2、3位のポイントが加算された藤井氏はBF賞か2位以上の順位が逆転の必須条件。対する長谷川氏は、3位以上となればマスター獲得はほぼ確定という状況。プラクティスの情報では互いにビッグフィッシュ狙いに的を絞っており、長谷川氏が2400g、1700g、藤井氏が1400gフィッシュとキーパーパターンを掴み、互いに一歩も引かない状況。
そして他の選手もクラシック出場権を賭けた大事な一戦で、ボーダーライン上にいる選手たちも事前のプラクティスを十分に積んでおり、僅差の対決が注目されました。

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晴れわたる秋の空

当日の天候はさわやかな秋晴れ、無風から昼前に弱い北東風。水温は20~22℃。
数日前の大雨の影響で、増水から減水に反転する時期。また、川は水流が発生しており水質は恋瀬川がクリア、本湖はステイン。一見、絶好の釣り日和で釣れそうな雰囲気ながら、前日や前週と異なり水面で跳ねるベイトが全くいないという不思議な状況。選手の中では大雨の影響でPh値が下がっているのが原因では?との声もあり、厳しい大会になることが予想されました。

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大会前夜の来客

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大会当日。まだ暗い中、受付が始まる

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朝のミーティング

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AM5:30 ノンオール艇のスタート

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初参加の齊藤氏

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ノンオール艇のスタートを見守る

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スタート前、ポイントを見つめる菅谷氏

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フィンを装着する城川氏。モデルポーズではありません。

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スタートを待つ内藤氏と保坂氏

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準備を進める初参加の佐藤氏

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富永氏

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河田氏

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影山氏

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ホシシ氏

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談笑する長谷川氏、井上氏、真下氏

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これでも朝6:30。暑くなりそうだ。

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スタート直前

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スタート!横並びの3選手。移動速度も釣果を左右する。

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マスター候補の長谷川氏。なんと、ここから6.5km先のポイントを目指した。

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静かな湖面に漕ぎ出す川村氏

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キャストの確認?伊藤氏

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スタート直後。アシ際を攻める城川氏



結果は、26名中7名のウェイインという何とも寂しい釣果になりました。
その中で、フローターマスター争いを繰り広げる3選手が、あろうことか揃ってノーフィッシュ・・・。何とも冴えない幕切れで、本年度のフローターマスターは長谷川氏に決定しました。


ウェイインする選手たち

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ノンオール艇の小熊氏

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菅谷氏

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クラシック出場なるか?土野氏

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こちらもクラシック出場なるか?宮崎氏


上位3選手を紹介します。

3位は,FBIの重鎮、ベテランの吉川氏。
ウェイトは2本で970g。恋瀬川に入り、前日プラで主要なポイントを釣るも反応なく、当日はプラとは逆の発想でまったくプレッシャーが掛かっていないあろう川の上流部のスーパーシャローをバイブレーションと1/2ozのスピナーベイトで流してキャッチ。人気の恋瀬川、季節は秋、ベイトは少なく泥底でスーパーシャロー、クリアウオーター・・・条件は明らかに悪いと考えがちだが、ベテランならではの引き出しの多さで対応。「魚はどこにでもいるはず。」という言葉が印象的でした。
クラシック出場のボーダーラインにいた吉川氏。今回の入賞で出場なるのか集計が待たれます。
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2位は、霞ヶ浦戦ではBF賞の常連で、頻繁に見せ場を作ってくれる伊藤氏。
ウェイトは2本ながら2250g。近日の増水で、普段は手を付けない浅いアシに着目。朝、東浦北岸のアシに向かいヤマセンコーでキロフィッシュをキャッチ。対岸に移動し、ジャカゴのインサイドの浅いアシで、今大会のビッグフィッシュ賞となったキロフィッシュを再びキャッチ。2本のキロフィッシュを持ち込み貧果(笑)の会場を盛り上げました。
普段はトーナメントでもザラスプークなどのトップウオーターを駆使してビッグバスを狙う伊藤氏。「この微妙な時期はトップに反応が悪い」との判断ながら「もう少し季節が進めばトップの反応は良くなる」との話。フィネス全盛期以前からひたむきにトップウオーターに磨きをかけてきた伊藤氏のみが感じるフィーリングかもしれません。

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注目の検量。

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体が大きい伊藤氏が持つと魚が小さく見える(笑)

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伊藤氏らしくBF賞を獲得
 
そして優勝は、昨年秋の外浪逆浦戦に続き、秋の霞水系2連覇となった保坂氏。
今回も例に違わずスタート直後に周囲の動きを確認してから、人の少ない場所を目指す通称「裏道釣り師」ぶりを発揮。人のいない八木干拓にあるテトラを釣り、3本2385gを揃えた。ルアーは、テトラと網の間を4’パワーホグのテキサスで、水没したテトラ周辺をスピナーベイトで2本キャッチ。当日はテトラの沖を釣るとキャットフィッシュが多く、インサイドを釣るとバスの反応があった様子。
大会前から優勝候補に挙げられていたが、どのような状況でも安定した釣果を生む保坂氏らしさが出た大会になりました。

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ライブウェルから魚を抜き上げる

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表彰式の様子
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発表を待つ参加者

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ブービー賞は菅谷氏。なんだか不満そう。。。

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初参加の佐藤氏と斉藤氏に協賛品が贈られた。

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U型フローターで脅威のキック力を披露した斉藤氏

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初参加の佐藤氏。ポンツーンボートでは今回が初浮き。水上の気持ち良さを実感していたようです。

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協賛賞品はじゃんけん大会で。

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2010年度フローターマスターにトロフィー授与。
マスター争いを繰り広げた相手に握手を求める(右)が、長谷川氏の眼中にない(笑)

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2度目のフローターマスター、おめでとうございます


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上位3名
 
ビッグフィッシュ賞:43.5cm 1115g(伊東洋治)

優勝  保坂政博  3本  2385g
2位  伊藤洋治  2本  2250g
3位  吉川博文  2本  970g
4位  小熊一弥  1本  715g
5位  土野究  1本  675g
6位  菅谷武志  1本  625g
7位  宮崎幸治  1本  575g

以下、19名ノーフィッシュ。


2010年度のフローターマスターズトーナメントは今回で終了いたしました。遠征の多いトレイルですが参加された選手の皆様、今年一年、大変お疲れ様でした。私自身、素晴らしいメンバーたちと共に充実したトーナメントライフを過ごせたことを感謝いたします。

さて、今年活躍した選手の皆様は、今年一年の締めくくりとなるビッグイベント「フローターマスターズクラシック」が10月24日(日)に山中湖で開催されます。
招待選手の皆様、最後のお祭りを楽しみましょう。
近日、大会の開催概要と招待選手紹介、「豪華賞品が当たるトトカルチョ」の発表を本部ログ上で行いますのでお楽しみに。

Report&Photo :M.Fujii & T.Kawamura



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