2012年11月

2012 F.B.I. フローターマスターズ 第6戦 【外浪逆浦】 大会結果

2012年10月21日(日)、2012年度F.B.I. フローターマスターズトーナメントの最終戦が茨城県 外浪逆浦にて開催されました。

最終戦を前に、今年度のフローターマスター候補は4人。

ランキングトップを走るのは2010年、2011年度のフローターマスター、長谷川氏。
3年連続のマスターを狙う最強王者の現在のポイントは195ポイント。

ランキング2位は、タフコンディションが続く2012年度のトーナメントにおいて、全てのフィールドで魚をキャッチして抜群の安定感を見せている城川氏。ポイントは168ポイント。

ランキング3位は、山中湖戦と牛久沼戦で見事優勝&ビッグフィッシュを獲得し、一躍マスター争いに名乗りを挙げた真下氏。ポイントは160ポイント。

ランキング4位は、フローターマスター争いの超超超常連、F.B.I.代表の藤井氏。ポイントは143ポイント。

近年稀にみる混戦を制して誰が今年度のフローターマスターに輝くのか・・・運命の1戦の幕が上がりました。

大会の2週間前にはJBトップ50、1週間前にはWBSのクラシック戦、そして当日も様々な他団体の大会が開催されており、かなりのフィッシングプレッシャーがかかっている状況。それらプロ戦の結果を見ても決してイージーな状況ではなく、また、大会直前の台風や朝晩の冷え込みによるターンオーバーの影響など、最終戦もタフコンディションの大会になることが予想されました。

今大会はノンオール艇が6名、オール艇が29名の計35名がエントリー。スタートエリアは通称「ナサチン」で、ノンオール艇が5時半、オール艇が6時半のスタート。ウェイインは13時半。大会当日の朝は冷え込みましたが、日中は風も弱く、秋晴れの汗ばむ陽気となりました。

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受付は4時30分。まだ真っ暗だ。




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空が白み始める。準備を進める選手達。






ノンオール艇のスタート時刻は5時30分。
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村田氏。
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宮崎氏。
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宮崎氏(左)と村田氏(右)




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鈴木氏(左)と伊藤氏(右)。




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空模様が気になる細貝氏。




オール艇のスタートは6時30分。
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初参加の岡本氏。




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土野氏。




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菊池氏。




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アシを攻める長澤氏。




結果、参加者35人中,魚をキャッチできたのは14名で、リミットメイクは2名のみと予想通りのタフコンディションでした。

リミットを揃えた選手は現在ポイントランキング2位の城川氏と3位の真下氏。
両選手のさすがの結果に、誰もがどちらかが優勝してマスターを獲得するものと思われましたが、蓋を開けてみると朝の活性の高い時間帯にビッグフィッシュのフィーディングするエリアを攻め、見事キロアップの魚を含む2本の魚をキャッチした選手がお立ち台を独占する結果となりました。


ウェイイン風景
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浅沼氏(左)と内藤氏(右)
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荒木氏(左)と長澤氏(右)
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栗本氏(左)と今井氏(右)
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長谷川氏(左)と山岸氏(右)
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岡本氏。




リミットを揃えた真下氏(左)と城川氏(右)。
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それでは、上位3名の発表です。

3位は、F.B.I.の元祖「霞の帝王」伊藤洋治氏。ウェイトは2本で2250g
前日プラで、朝の活性の高い時間帯に与田浦水門のワンドのシャローでビッグフィッシュが反応することを見極め、大会当日はスタート時間が1時間早いノンオール艇を選択。
ルアーは伝家の宝刀オリジナルザラスプークで、ベイトを意識した白、クローム系のカラーで見事2本のキロフィッシュをキャッチした。
5バイトで2キャッチ。湖は簡単な状況ではなかったにも関わらずトップウォータープラグでこのバイト数は、この釣りが極めてストロングなパターンであったことを物語る結果だ。
今年度で19年目を迎えるF.B.I.のフロータートーナメントにおいて1994年の第1回大会から参加している大ベテランの伊藤氏。
過去2度のフローターマスターを獲得したF.B.I.最強のトップウォータープラッガーは今も健在だ。


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皆の前でザラのドッグウォークを披露。
無駄のないアクション・・美しい。
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2位は、今大会のビッグフィッシュ賞となる1585gのナイスフィッシュをキャッチした鈴木康晴氏。ウェイトは2本で2360g。
参戦4戦目にして見事、お立ち台に初入賞した鈴木氏。
狙ったエリアは3位の伊藤氏と同エリアで、使用したルアーはドライブクロー3インチのテキサスリグ。アシのシェード狙いで、引っかかりが外れた直後のリアクションバイトを誘い、風が吹くタイミングでビッグフィッシュに口を使わせた。
普段はボートからリザーバー系のフィールドでの釣りが多い印象の鈴木氏ですが、ノンオールフローターでのシャローマッディレイクという真逆の環境でも結果を残すところに確かな実力を感じます。今大会を機にフローター用の大型のスカリを新調したとのこと・・来年度のご活躍にも期待しています!


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そして優勝は・・もう、さすがとしか言いようがない、KFG(カスミ・フィッシング・ガイド)の松村寛プロ。ウェイトは2本で2375g
昨年度の霞ヶ浦戦(土浦)では初出場で2位、そして参戦2戦目の今回は優勝と、慣れないフローターでの釣りにも関わらずプロの名に恥じない見事な結果でした。
直前の遠征先である八郎潟と現在の霞の状況を重ね合わせ、ターンオーバー、朝一の大規模ハードボトム狙いといった条件から導きだしたエリアはスタート地点南の沈みテトラ。ブリッツをテトラに当て、リアクションで口を使わせた魚は2本共40アップのナイスフィッシュ、さらに大会中にオカッパリの人にパターンを教え、目の前でナイスサイズの魚を立て続けに釣らせるという敏腕ガイドぶりも見せたようです(笑)
その時の湖の状況から、高いポテンシャルを持ったポイントと釣り方を導き出すその理論、経験、そして臨機応変な対応力。
今回も色々なことを学ばせていただきました。プロガイド以外にも色々な活動をされている多忙な松村プロですが、来年度もぜひ参戦していただきたいと思います。負けず嫌いなF.B.I.メンバー達がリベンジしたくてウズウズしていますので(笑)


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<最終戦結果>

ビッグフィッシュ賞: 鈴木康晴 1585g

1位 松村寛  2375g/2本
2位 鈴木康晴  2360g/2本
3位 伊藤洋治  2250g/2本
4位 真下桂一  2140g/3本
5位 城川晃邦  2105g/3本
6位 岡本隆義  1915g/2本
7位 山岸準  1220g/2本
8位 内藤臣  1045g/1本
9位 荒木洋忠  980g/1本
10位 栗本雅博  955g/1本
11位 長澤哲也  675g/1本
12位 長谷川和雄  660g/1本
13位 今井一行  450g/1本
14位 浅沼直哉  275g/1本
以下、21名ノーフィッシュ


<小田氏撮影の大会写真>



そして今年度のフローターマスター候補4人の結果は、真下氏が4位、城川氏が5位、長谷川氏が12位、藤井氏がNF。この結果から、長谷川氏と真下氏が最終ポイントで共に195ポイントで並びましたが、F.B.I.ルール

「年間得点の合計点がタイになった場合、より高い順位をより早く獲得した者を上位とする。」

にのっとり、3戦目で最高順位1位を獲得した真下氏が2012年度のフローターマスターの栄冠に輝きました(長谷川氏は4戦目に1位を獲得)。

真下氏と長谷川氏は、F.B.I.設立当初の高校生時代から友人として大会に出ていた2人。
それから20年近くが経過した今、そんな2人がフローターマスター争いをしていることに非常に感慨深いものを感じます。大混戦のシーズンを制して見事フローターマスターの栄冠に輝いた真下氏、本当におめでとうございました。


藤井代表とガッチリ握手。おめでとうございました!
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今年度のフローターマスターズクラシックは2012年11月11日、真下氏により決定された山中湖を舞台に開催されました。大会結果は後日アップされるレポートをご覧下さい。

来年度の大会スケジュールはオフシーズン中に開催される総会により決定し、来年2月頃にはご案内できる予定です。来年度はどのようなドラマが繰り広げられるのか、今から楽しみでなりません。

今年度は本当に多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
来年度も多くの方のご参加を心よりお待ちしております。


<2012年最終年間ランキング>

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Report & Photo:T.Kawamura

2012フローターマスターズクラシック案内&トトカルチョ開催!!


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2011フローターマスターズクラシック案内&賞品が当たるトトカルチョ!!
2012年のトーナメントトレイルは大混戦のなか、真下氏が初のフローターマスター獲得。そして年に一度、今年活躍した選手のみが招待される栄誉ある大会、フローターマスターズクラシックが11/11(日)、2012フローターマスターの真下氏の指定により山中湖にて開催されます。




~開催概要~
開催日 :2012年11月11日(日)
開催場所:山梨県 山中湖
参加費 :※招待選手のみ
受 付 :AM5:30
スタート時間:ノンオール艇:AM6:30、 オール艇:AM7:30
帰着時間:PM 14:30
参加予定の選手の皆様、今年最後のイベントを楽しみましょう。



・・・さて、一部の人にだけ人気ある(笑)
アレを今年もやりましょうか。。。


優勝者を予想し、豪華賞品をゲットしよう!!
優勝者・優勝ウェイトの両方を見事に的中させた方には、協賛品を。
今年はクラシック出場者から一人一個、ルアーを没収し賞品にします!
出場者の皆様、没収ルアーの準備をお願いします。
予想するのは、「優勝者」と「優勝ウェイト500g単位」で。
ウエイトは端数切捨てで読んでください。
 
例)トータル2200gの場合、2000g。
  トータル2920gの場合、2500g。


■応募方法:このブログのコメント欄に、賭けた人が分かるように記入ください。
     優勝者名はフルネームで、応募はお一人様3口まで
■締め切り:大会前日11/10まで
■発表:試合後にこのブログでお知らせします。
■応募条件:過去にFBIの大会に参加したことがある方、もしくは来年参加しようと思っている方々。
■参加費:無料

自分で自分を予想するのはOK。上位の選手に手堅く票を入れるのもヨシ、賭けていく状況を見ながら投票してもヨシ・・・ですが、賞品の山分け優先権は賭けた先着順となります。出場する選手は人気投票ではないのでご心配なく(笑)。

さて、今年のクラシック出場者をご紹介いたします。


2011フローターマスター 長谷川和雄
2011クラシックチャンプ 細貝浩一
ルーキーオブザイヤー  滝本進
 
第1戦 霞ヶ浦優勝   藤井将之
第2戦 秋元湖優勝   城川晃邦
第3戦 山中湖優勝   真下桂一
第4戦 桧原湖優勝   長谷川和雄
第5戦 牛久沼優勝   真下桂一
第6戦 外浪逆浦優勝  松村寛
 
年間ランキング対象(以下5名)
5位   110pt 栗本雅博
6位   107pt 保坂政博
7位   103pt 山岸準
8位    85pt 富永裕一
9位    84pt 菊地昭彦



~選手紹介~


■年間ランキング1位、2012フローターマスター
真下桂一
2012主な戦績:第3戦 山中湖優勝、第5戦 牛久沼優勝
愛艇:ブロンコエクストリーム9feet(Backs Bag's)改 グレー

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FBI創設期(1994年)の頃から大会に参加(当時は高校生)していた真下氏。豊富な経験はさることながら、人一倍熱心なプラクティスが今期は効奏し、狙い通りのビッグフィッシュを仕留め年間2勝を挙げた。今季最終戦、彼にとって師匠でもある長谷川氏と激戦を繰り広げ、なんと年間ポイントが同スコアながら、FBI規定によりマスターを獲得。FBIで最も波に乗っていた男をさらなる高い波で押し返した。
そんな彼が選んだクラシックの舞台は、今期第2戦でプラクティスから連日ビッグフィッシュをキャッチし、本番でも優勝に結びつけた山中湖。今期の勢いから見れば、マスター&クラシックのダブルタイトルも現実味を帯びているが、そんな「空気が読めない」結果になれば、初冬の高地、山中湖での『寒中ドボン』を真下氏が行うことを私が約束する、いや、参加者全員で約束する。「強制寒中ドボン」を見るのも悪くない。
今年の勢いそのままに、空気を読まずに走ってください。





■年間ランキング2位
長谷川和雄
主なタイトル:2007,2010,2011フローターマスター、2007,2008クラシック優勝
2012主な戦績:第4戦 桧原湖優勝、第2戦秋元湖3位、第5戦牛久沼3位
愛艇:ブロンコエクストリーム9feet(Backs Bag's)改 ブルー
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「天才とは1%の運と99%の努力」
彼を表現する場合、この言葉はピッタリだ。名実ともに『FBI史上最強』として今なおFBIでトップを走り続ける『フローター界のケビン・バンダム』こと長谷川氏。輝かしい成績を残しているのは、誰よりも努力し、誰よりもバス釣りを愛した結果だ。
特に今期印象的だったのは初夏の桧原湖。通常、彼の選択肢からは考えられない釣り方(グラブのヘビーダウンショットによる水深2.5mのサイトフィッシング)で規格外のスモールをキャッチし優勝。時には自分のスタイルに合わない釣りでも、結果のためには敢行する柔軟さを合わせ持つ。
今期も『最強』の名を欲しいままにし、最終戦を迎えるまで首位を独走。自身4度目、さらに「マスター3連覇」というおそらく今後塗り替えられることのない大偉業を成しえることを周囲は疑わなかった。しかし、そんな彼に意外な伏兵が出現。彼を師匠と呼ぶ真下氏が明らかに「何かをモッテイル」強さで年間2勝を挙げ、最終戦で同ポイントで並びながらもFBI規定により涙をのんだ。
そして舞台は単日のクラシック。もちろん優勝候補に違いないが、個性豊かなFBIメンバーの潜在能力は高く、一発を狙った勝負であればどう転ぶかわからない。
すでに念入りなプラクティスを積んでいるに違いないが、「平日は釣りしてないで仕事しなさい」と言いたい。。。




 

■年間ランキング3位
城川晃邦
主なタイトル:2010クラシック優勝
2012主な戦績:第2戦 秋元湖優勝、第1戦霞ヶ浦3位
愛艇:ブロンコ・エクストリーム9feet(Backs Bag's)改 ライトグレー
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巻物を中心としたストロングパターンは今年も健在。第1戦霞ヶ浦でクランキングでの3位入賞、第2戦秋元湖のジャークパターンでの優勝。毎回ビッグフィッシュを持ち込むイメージの城川氏だが、今期は全般的にタフなトレイルだったが全戦でウェイイン。今期FBI唯一のウェイイン率100%と抜群の安定感を見せた。
ハードベイトを軸にした釣りで、回遊エリアとその周囲でレンジやスピード、ウェイトなどの調整を加え魚と出会う確率を上げてゆく。通常クランキングやジャーキングと言うと攻撃的なイメージではあるが、城川氏の場合「どうぞ食べてください」といった柔らかさがある。
「もしよろしければ一回だけで良いので口にしてみませんか?」というむしろ受身のお願いに対し、魚のほうも「ウム、、、よかろう。ならば少しだけ・・・」みたいな感じで『上から目線のバス』が釣られているように思う。
そんな彼が今回のクラシックで最有力候補と言えるだろう。2年前、今回と同じ秋の山中湖で行われたクラシックにおいて、ウィードエリアのクランキングで優勝している。このときはルアーに絡みつくウィードをやさしく、ほぐしながら引いてくるというパターンで、沈黙の山中湖で一人炸裂した。
このときの彼の優勝コメント「ウィードをホグホグ」。今回も「いっぱいに生い茂るアレを激しく動くコレでホグホグする」に違いない。 






■年間ランキング4位
藤井将之
主なタイトル:2005フローターマスター、2004,2009クラシック優勝
2012主な戦績:第1戦霞ヶ浦優勝、第5戦牛久沼2位
愛艇:ヘンリーズフォーク10feet(Backs Bag's)改 シルバー


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私です。
今年も最終戦までマスター争いを演じたものの、、、ってそろそろ書き飽きました。
なんかもう、すっかり負け慣れましたしね。

・・・まあ、これでいいんですよ。
みんなが楽しんでくれれば。
っていうか、代表が一番取ったら「空気読めない奴」ってなるでしょ。
それをわかってあえて盛り上げ役に徹しているわけで、、、

ん?・・・・誰だ! 
「ノンキーパーをウェイインした。やることがセコイ。」と言っている奴は!
盛り上げようとしてあえてやっていることに何故気づかない!
『あ・え・て』 ですよ。 あ!え!て!!

ワタシは参加者が笑っているのを見ると満足なんですよ。。。
まあ、ウェイイン後に水辺で汚れた秤を黙々と洗う背中が泣いている時は優しい言葉の一つでもかけてください。。。
あと試合中に『代表、このポイントが良く釣れるので、どうぞ譲りますよ。』という言葉も大歓迎です。



■年間ランキング5位
栗本雅博
2012主な戦績:第4戦桧原湖2位
愛艇:outcast Discovery 9-IR
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昨年からFBIに参戦し、参加1、2年目の選手を対象に最も上位にランクした選手に送られる「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。昨年の活躍に続き今期も見事クラシック出場を果たした。
参戦歴が浅いながら上位陣と十分渡り合っているのは、最新の情報を収集し、自分の釣りに固執しないことにあるのだろう。バスボート、アルミボート、車でのおかっぱりランガンなど状況に応じた広範囲のプラクティスや、フローターにサイドビューイメージを搭載するなど、結果を導くまでに妥協はない姿勢は見習うべきところである。
海外から自分でポンツーンを輸入し、独自の改造を加えていくというのはかつて多くのメンバーが行っていたことではあるが、その熱意はベテラン勢となんら変わらない。
バス釣りに限らず、熱意は結果に比例する。それは今期、仮にルーキーオブザイヤーが一度獲得した者でも獲得対象となるのなら、2年連続のルーキーオブザイヤーとなっていたという事実からも伺える。ビッグタイトルもすぐ近く、手に届く位置にある。









■年間ランキング6位
保坂政博
2012主な戦績: 第1戦霞ヶ浦2位
愛艇:JW Outfitters Renegade

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スタート後、周囲の動きを見ながら人のいないエリアを周り、同じエリアでもタイミングを外して人と違うことで結果を生み出す戦略、「裏道釣り師」としてすっかり定着した保坂氏。安定した成績に加え、タフコンディション下の強さもあり、それでいてリザーバーでのビッグフィッシュ捕獲率が高い。
それは保坂氏ならではの釣りの幅広さ、引き出しの数が多いからに他ならない。
ちなみに引き出しの数は多いのに、大会当日はその引き出しを一個しか持ってこない(※小さなプラスチックケースにクランク2,3個など)。
それでいて実績を残せるのはFBI七不思議の一つである。。。
なお、今では保坂氏のスタイルのようにゆっくりスタートする選手も増えたが、エリアバッティングが多く、かつ限られた機動力から何度もスポットに入りなおすランガン戦略が取りにくいフロータートーナメントでは実に合理的と言える。
バス釣りにおいては確信あるポイントでのファーストインパクトは間違いなく有利だが、時間帯や風、人のプレッシャーなどの諸条件が合えば、ファーストインパクト以上の結果が出せる証明なのかもしれない。特に人のプレッシャー要因は現在のトーナメントにおいて大きなウエイトがあることは間違いない。
・・・ただ、ワタシにとって彼が20年以上の友人だから言う。たしかに人のプレッシャー要因は大きい。
でも、私が釣りに入った翌日に同じダムに入って、バイトがないことを「あいつが叩いたからだ。」と人のせいにするのはどうかと思う。。。



■年間ランキング7位
山岸準
主なタイトル:2002クラシック優勝
愛艇:JW Outfitters Renegade
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近年活発な東北メンバーの代表的存在とも言える「東北番長」こと山岸氏。顎の上下ひとつで自身のボートを運ばせて、にらみひとつで一級ポイントが空く(※そういう事実はありません)。今期、最終戦の外浪逆浦では福島機場というポイントには「福島県民か福島健しかはいってはダメ」という個人ルールを制定し、上位入賞し東北メンバーの最上位ランクでクラシック出場を決めた。(※そういうルールもありません)。
登山や渓流釣り、わかさぎ釣りにも傾倒し、見た目のワイルドさも相まって日本の山がよく似合っているが、今年はFBIメンバーとタイのシャドーフィッシングを行ったことでより釣りに幅を広がったのではないだろうか。日本男児の東南アジア化が心配である。
かつて千葉県夷隅川で行われたクラシックでの優勝経験があり、今回のクラシックも期待せずにはいられないが、山中湖という場所が不利に働くことも否めない。
プラで釣れなかった場合、大会当日は富士山に登りに行ってしまうのではないか、、、こちらも心配である。
クラシック参加者にお願いがある。ポンツーンの上でマウスのようなものを持って小刻みに上下していたら、それはワカサギ釣りをしている証拠となる。
ただちに本部に連絡を!






■年間ランキング8位
富永裕一
愛艇:Northfork outdoors skykomish sunrise 9
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FBIブログ『ポンツーン魂』では、「魔境通信」というタイトルで東北のホットな情報を提供してくれている「軍曹」こと富永氏。今年はフル参戦こそならなかったが、例年通りクラシックの座はきっちりと仕留めた。岬やブレイクなどを巡り、ミドルからディープレンジの変化に対するライトリグの釣りによる安定した釣果には定評がある。天候が変わりやすい秋の山中湖において、十分なプラが出来ていればこの釣りで外す可能性は低く、また、グッドコンディションが混ざる可能性も高い。
FBIブログでも紹介している通り、頻繁に魚をキャッチしているので釣感も十分。今大会をかき回す存在となるだろう。
ところでそのブログ中、「オフセットワッキーをOW」、「デスアダー8インチをデス8」、、、など女子高生顔負けの略語と独特の言い回しは、ただでさえわかりにくいバス釣り用語をよりわかりにくくしている(笑)。今後はぜひ表彰台でのコメントもブログのように「デスOWを4mでアピってサンパチリミット揃えたあと40うP入れ替え」みたいな宇宙語を期待している。




■年間ランキング9位
菊地昭彦
2012主な戦績:第2戦秋元湖2位
愛艇:JW Outfitters Scout
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カバー奥に避難してすっかり食い気がなくなって痩せ細ったバスにも口を使わせ、『このケダモノ!』と揶揄される菊地氏。魚を釣ったとき「何で釣った?」と聞けば「気合い」と答える。
実際のところは、回遊の魚はシャッドを中心としたレンジの釣りと、小さな変化をに気づいて釣って行くカバーの釣りがベースになっているが、そのレベルが非常に高い。今期のトレイルはなぜか大減水が多く、彼にとっては片翼を取られた形にもなったが得意とする「ザッカー」で好成績を残している。彼はFBIでこのルアーのブームを引き起こした張本人でもあり、あるショップでは「FBIの人が店に来ると、なんでみんなザッカー買ってくの?」と聞かれたほどだ。ただ、間違ってはいけない。同じ場所でザッカーを使えば釣れるというほど単純ではないこと。
今年の秋元湖で入賞した際、「水深は?」「(ジャークは)どんなリズムか?」の問いに「んー、適当」の答え。
・・・いや、やっぱ単純かもしれない。。。
話は変わるがFBI常連メンバーには開拓者的な資質を持った、良い意味での「変わり者」が多い。マニュアルに反し、自分のスタイルを持っている人、、、そういうスタイルにはロジカルに語れないマジカルを必ず持っている。





■2011クラシック優勝
細貝浩一
主なタイトル:2011クラシック優勝
2012主な戦績:第3戦山中湖2位
愛艇:Zepherboat ZF148 
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昨年、秋の霞ヶ浦で見事クラシックの栄冠を勝ち取った細貝氏。この大会の優勝パターンはドロップショットを使ったフォールだったのだが、なんとマイクロクローラーにメタルブレードを装着するというオリジナリティあふれるリグで、ハイプレッシャー下の護岸で一人連発するという優勝で周囲の度肝を抜いた。
近年のトップカテゴリーでもライトリグを駆使した選手の台頭し、ポテンシャルの高いスポットでタイミングを待つという釣りが目立っているが、必然的にタックルを絞り込まなくてはならないフローターの釣りにおいて、廻れるスポットは少ないながらこの釣りは適している。ライトタックルに絞り込み、現場で創意工夫し、少ないタックルでも多種のタックルと同様の機能を発する方法。細貝氏のパッケージは、丸形フローターの一つの型と言えるだろう。
今期はトレードマークでもあった赤いフローターからオレンジのフローターにチェンジ。「赤いマーカーブイ」と呼ばれていた釣れる場所のバロメーターがよりマーカーブイらしい姿になった(失礼…)。クラシック連覇を目指して、山中湖にオレンジの大型マーカーブイが浮く。





■2011クラシック優勝
滝本進
主な戦績:第4戦桧原湖3位
愛艇:Outcast Fishcat 9IR
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近年、活発な動きを見せる東北メンバーに加わり、FBIブログ上で「Mrビーン」と命名され早くもメンバーに親しまれた滝本氏。釣が上手いとは聞いていたが早速、第3戦の檜原湖で2位入賞。そのパターン解説を聞いて彼の実力を確信した人は少なくないはずだ。勢いそのまま今期のルーキーオブザイヤーを獲得。今期は釣り経験が豊富なルーキーが多い中でこのタイトルを得た価値は大きい。
だからあえて言う。
FBIのトーナメントトレイルが始まり、クラシックの制度が始まってから今年で13回目。これまでにルーキーイヤーでクラシックタイトルを獲得した者はいない。逆に言えば、ルーキーがタイトルを穫ることは、FBI創設から22年の歴史を育ててきたメンバーにとって心中穏やかではない。
ルーキーオブザイヤー制度が始まって2年目。その獲得者がクラシック出場権を得ることから、近い将来に起こるであろう「ルーキーのクラシックタイトル獲得」をいう事件。
少なくとも彼はFBIの歴史に名を残す候補となっていて、その可能性を十分に秘めている。




■第6戦 外浪逆浦優勝
松村寛
2012主な戦績:外浪逆浦優勝

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既にご存知の方も多いだろう。かつてWBSプロトーナメント運営を推進し、自身もWBSプロとしてスーパー3デイズ優勝、2010には年間ランキング2位など、霞ヶ浦のエキスパートであることはもちろん、トーナメントプロとして、ガイドとして、ルアー開発者として活躍されている松村氏。現在、霞ヶ浦フィシングガイド(http://kasumigaura.sakura.ne.jp/)としガイド業を営む。FBIとの交流歴は長いながらなかなか参加できない状況であったが、昨年霞ヶ浦戦に初参戦し2位。今期最終の外浪逆浦戦で優勝。恐ろしい活躍を見せている。
ただ、これを聞くと「当たり前」と考える人もいるが、その考えはあまりに軽卒である。実際にガイドだから勝てるというほどトーナメントは甘くはない。フィールドを知っているが故の迷いや誤った判断が起こりやすいのもまたバスフィッシングである。自身「FBIに出ると100%の結果が出る」と話している通り、自身の得意な釣りスタイルがFBIの大会レギュレーションにフィットしているのかもしれない。
今回のクラシック当日、自身が力を入れている霞ヶ浦のゴミ拾いイベント『53pick up』と重なるため不参加となるのが残念だが、むしろ釣りに関わる環境活動に尽力されていることには大変頭が下がる。






さあ、今度の日曜日がクラシックです!
今回、クラシックに出場できる方も、そうでない方もトトカルチョにはぜひご参加を。

投票の締め切りは当日11/11のスタート時刻まで!!

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